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おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、あつしです。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、
さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
順算思考の理解
今週はですね、逆算思考と順算思考についてお話をしています。
今日はですね、順算思考とですね、リスクの話をね、していこうかなというふうに思います。
この話ね、意外とみんな見落としがちなんですけど、めちゃくちゃ大事なことなんでね、ぜひ最後まで聞いていただきたいなと思います。
昨日はですね、順算思考ってどうすればうまくいくのかっていう話をしたんですけど、覚えます?
ポイントはですね、次の一手の質を上げるっていうふうなお話をしたと思います。
質ですね、クオリティ。早く決めるじゃなくて、いい手を選ぶっていう感じですね。それが大事だと。
これ、すごく重要な視点なんですね。
で、そのいい手、次の一手のね、選ぶときに、いい手を選ぶにはどうやって選んだらいいかっていう話になるんですけど、
今日のテーマはね、その中でもリスク。順算思考で考えるときには、このリスクをどう扱うのかっていうことにね、フォーカスしてお話をしていきたいというふうに思います。
改めてね、順算思考っていうのは、今この瞬間からスタートして一歩ずつ進めていく考え方です。
だから、未来からね、逆算するんじゃなくて、次に何をするかを考える。今ね、次に何をするか。
これが、順算思考です。
で、このとき大事なのがですね、最低限何ができていればOKかっていう基準を持っていくこと。
最低限の基準の設定
これね、もう一回言いますね。最低限何ができていればOKかっていう質問です。
これをね、最初にちゃんと決めておくことで、その後の一手がね、すごくね、選びやすくなるんですよ。
例えばね、企画書を作るとします。
このときね、なんかゴールがね、ふわっとしてて、何をすればいいのかっていうのが、よく分かんなくなることってあると思うんですけど、
いい企画書を作りたいとかね、ちゃんと伝わるものにしたいとか、そういうふうなことはふわっとね、思うわけですけど、
そうすると正直どこから手をつけていいか、迷ってしまうわけですよ。
でもここで最低限何ができていたら合格なのか、最低限何ができていたらいいのかっていうふうなことを考えてみると、
例えばクライアントがその場で、あ、これいいですねって意思決定できる内容がシンプルにまとまっている、
そういう状態が最低限だとしたら、じゃあそのために必要なことは何だろうって考えやすくなりますよね。
だから考えやすくするっていうふうなために、この最低限を決めるって本当に重要なんですよ。
で、こっからが今日のメインテーマ、リスクについてなんですけど、さっきの企画書の話の続きで言うと、
企画書を最低限、クライアントがね、あ、これいいですねって意思決定できる内容がシンプルにまとまっていると、
そういうふうなものを作るにはどうしたらいいか、最低限どうしたらいいかなっていうふうに考えていくと、
あ、これ論理構成ってね、ここがポイントなんだなっていうふうなことに気づくと思うわけです。
そういうふうにね、気づいたと。論理構成って大事なんだなって伝わるためにはね、
筋が分かりやすい、これがこうで、これがこうで、これがこうで、だからこうなんだみたいな、
そういう筋の通った構成が重要だっていうふうに気づいたとします。
じゃあそのね、論理構成ってどうやって組めばいいだろうっていうふうに考えたときですよ。
自分がその時に持っているものが、AはBである、BはCである、だからAはCであるっていうふうな話しか思いつかなかったとするじゃないですか。
で、これね、それしか思いつかなかったらそれをやってしまうんですけど、そうじゃなくて、そこでね、一回調べるんですよ。
調べてみたら、あ、プレップ法っていうのがあるなっていうのが分かるとします。
リスクの軽減方法
プレップ法って聞いたことあります?
プレップ法ってね、結論、理由、具体例、再結論。
つまり結論をね、2回言うと、最初にこういう結論になりました、その理由を説明します。
こういうふうな具体例があるからです。
ということで、この結論をもう一回私は主張します、みたいなね。
これね、実は知ってる人はもう本当によくわかると思うんですけど、シンプルでわかりやすく、ビジネスの場とかでもよく使われるやり方なんですけど、
でもこれね、使ったことがない人は当然ハードルが高く感じるわけですよ。
プレップ法ってそういえば何かそういえば聞いたことあるけどね、よくは知らない。
聞いたことあるけど使ったことない。
だからもううまく使えるかどうか不安だみたいなね。
知らないものに対するリスクっていうのが出てくるわけです。
これ大事なポイントなんでちょっとお話しますよ。
さっき言ったのは、AイコールB、BイコールC、だからAイコールCだというやり方しか持ってないんだけども、調べたらプレップ法っていうのが出てきた。
だけどこれはよく知らないから、まあちょっといいかというふうに思ってしまう。
つまりね、知らないっていうだけでそれでリスクに見えてしまうんですよ。
だからね、それで選ばない。
だからそういうふうになってしまうんですね。
だから例えばそういう時にね、人に聞くわけですよ。
潤三志向的に。人にね、聞いてみる。潤三志向的にね。
で、そうやって聞いてみたらですよ。
プレップ法っていいんですかっていうふうに聞くと、あ、いいよいいよそれ。
最初の結論ってね、注意点としてね、当たり前のこと言わないようにするといいよと。
意外性があるね、最初の結論を言うとね。
すごくそれ引きつけられるから、これとってもね、使ったほうがいいよっていうふうに聞くじゃないですか。
聞くっていうか、まあそういうふうに答えてもらうじゃないですか。
そのアドバイスもらえると、最初はね、プレップ法ってよく知らないから、やめようというふうに思ってしまうんですけど、
でも実際にそうやって人に聞いたりしてると、あ、プレップ法ってこれいいかもしれないというふうに思い始めるわけでしょ。
そしたらね、最初は知らないからやめていたっていうことが、そうやってちょっと知ったら、あ、これは選べるかもしれないっていうふうに選択肢として上がってくるわけですよ。
つまり、知らないっていうことは、これね、実はリスクになってるように見えてるんですよ。
リスクがね、リスクというかね、リスクのように見えてるものがね、それが軽くなることでね、新しい選択肢が実際に取れるものに変わってくるということなんですよ。
ちょっとね、ここまでをまとめますね。
順三志向で前に進むときに大事なのはですね、最初に最低限どうしますかっていうゴールを決めて、そこに向かう次の一手を考える。
ここで分からないことがあったらね、ちょっとそこで調べるわけですよ。
実際に自分が分からないと思ってるから、あ、これはちょっと不安だな、リスクがあるなと思ってたんだけど、ちょっと調べてみる。
そしたらね、それね、調べてみたらそのリスクが軽くなるんで選択肢の中に入ってくる。
で、改めて選ぶ。そうするとね、いいわけですよ。
つまり、リスクがある選択肢を選べるようにする工夫っていうのがね、すごく重要になりますよっていうふうなことなんです。
順三志向ってね、今できることから始める考え方なんですけど、実はね、本当は選べたのに自分で排除してたっていうね、そういう選択肢って結構あるんですよ。
だからね、これは無理そうだなと思ってね、無意識に外してしまってる。でもそれをね、1回テーブルに戻してね、どうすれば選べるようになるかっていうふうに考えていく。
そのね、スタンスがね、新しい一手を生むきっかけになります。
最後にね、もう一度ね、ちょっと簡単にまとめておきますね。
選べないと思ってた選択肢を選べるようにする工夫。これがね、順三志向をうまく使うための鍵になります。
リスクを軽くする方法の一つがね、人に聞いてみるっていうのがあります。
知らないから聞く。聞くから選べるっていうね、この流れをね、ぜひ覚えておいていただきたいなというふうに思います。
はい、今日はですね、順三志向のリスクを考えるって話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。では、いってらっしゃい。