コーチングの重要性
おはようございます。ライフバランスGタスク管理コーチのしろうずあつしです。この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
土曜日なので、今週気づいたことを、思いつくままお話したいなと。緊急報告みたいな感じでお話したいなと思うんですけど。
コーチングとかでね、相談されて、それに答えるみたいなことはあるんですけど、最近はね、コーチのトレーニングというか、コーチを目指す人とか、コーチングを自分の中に取り入れたいみたいな人のトレーニングっていうのは、やることが今週多かったんですけど。
その中で、例えばね、わかりやすい例で言うと、朝早く起きれないんだけども、要は朝数をちゃんとやりたいと。だけどいつも起きれないんだと。どうしたらいいかっていう風な相談を受けてるんですけど、どうしたらいいでしょうかと。
要は、早起きしたいんだけれどという相談を受けたんだけど、自分がその人に早起きするためにはっていう風な形でコーチングしたんだけど、でもなかなかうまくいかないと。コーチングが早起きをするっていうことのコーチングがあまりうまくいかないんだけど、どういう風にコーチングをしたら早起きできない人ができるようになりますかっていう風な話だったんですよ。
これよくある話だなと思うんですね。よくある話っていうのは、まず前提条件っていうのがあって、基本的に人が努力で変えられる部分、どれぐらいは努力で変えることができるのかっていうと、
だいたい30%ぐらいが相場なんだと。もっと多い場合もあるしもっと少ない場合もあるんだけど、30%ぐらいが自分の努力で変えられるものだっていう風に考えるといいっていうのが前提条件として妥当なものではないかなと思うんです。
いろいろな研究結果があって、何とも言えないし、事象によってもいろいろ違うわけですよ。でも努力で変えられるものってそんなに割合が多くないんですね。
走るのが遅いんですけど、それを速くするにはどうしたらいいですかって言われた時に、言ったら周りつき、あんまり走るのが得意じゃない、運動が得意じゃない人っているわけじゃないですか。
それから、例えばマラソンでもね、30代ぐらいからマラソン始めたんだけど速くするにはどうしたらいいかって言われた時に、実は中学生ぐらいから陸上部で走ってて、そして高校も大学もずっと運動をやってたっていうそういう環境で過ごしてきた人と、
いきなり30代になってね、ちょっと太ってきたんでね、走ろうと思いますっていう人とでは、やってきた環境の影響ってむちゃくちゃ大きいわけですよ。
だから、仮にその2人が才能的に、つまり生まれつきの能力は同じであっても、そうやってやってきた環境っていうのが違う。
つまりずっと運動してきたっていう風なそういう環境にいた人と、全然運動してなかったっていう風な環境の人とでは、やっぱり全然ね、努力だけではなかなか難しいものがあると思うんですよ。
っていう風に考えるとね、今のは運動だったんで、なんとなくあなたもね、パッと確かにそうだよなっていう風に思うんだけど、だけど朝起きれないとか、あるいは何でもいいですよ、文章を書くとかね、
そういういわゆる運動以外のことに関しては、なぜか努力をすればね、誰でも全部のことができるようになるっていう風な思い込みっていうか、すり込みみたいなものに、なんかね、囚われすぎてるんじゃないかなっていう風にね、僕は思うんですね。
つまり、文章を書くにしても、あるいは話すことにしても、それから朝早く起きるとか、細かいことで言えば掃除が得意か不得意かとか、部屋が片付けられるか片付けられないかみたいなものっていうのも、大きな原因になっているのは、生まれつきそれができるかできないか。
それから育ってきた環境とか、現在いる環境とかっていうのが、それが少なくとも6割から8割ぐらいを占めている。それを努力とか、そういうもので自分の意思とかね、そういうもので変えようとするっていうものって、すごく少ない範囲なんだっていうことがまず最初にですよ。
競技を変える
まず最初にね、それがね、ある必要があると思うんです。
そうだとするとね、朝早起きできない、朝活がなかなかできないんですけどって言ってる場合に、朝活をやらないといけないのか、あるいは朝活をするっていうことを目標にする、どうしてもね、できないっていうことであれば、それを目標にするっていうこと自体が間違ってるんじゃないかっていう風に考えられると思うんです。
つまり、そもそも生まれつきね、運動があんまり得意じゃないとか、それからずっと運動する習慣がなかったみたいな人が、いきなりマラソンをやって、そして3時間で走るにはどうしたらいいかっていう風な目標を立ててるようなもんで。
それってちょっと難しくないですか。できないことはないかもしれないけど、目標としてあんまり適切じゃないよねっていう風なのは、そこだけ聞くとパッとわかるんだけど、でも朝活とかだったらね、なんかできることみたいに思えるじゃないですか。
努力したらできるみたいな。いやそれね、努力してもね、できないかもしれないですよと。だから目標を変えないといけないっていうことが、コーチングをする上でね、考えないといけない作戦だと思うんです。
つまりね、まず最初に前提に置くのが、ほとんど努力で変えられるものっていうのは少ない、割合が少ないっていう風に考えた時には、その目標なり目的なりを再解釈してね、もう一回ちょっと本当にそれが目標にしないといけないのか。
走ることが苦手で走ってきてない人が3時間以内で走るっていう風な目標を立てるというよりはそれが果たして適切なのかっていう風なことを考え直さないといけないってことですよね。
例えば朝方であることとか、朝活をやらないといけないっていう風なことっていうのは、もう一回よく考えてみると、集中して何かができるということの方が重要なんだっていう風に考えると、別に朝じゃなくてもいいわけですよ。
昼でも夜でもね、なんか家じゃできないっていうことであれば、じゃあ場所を変えてやってみたらどうですかっていうこともあるだろうし、それから毎日やらなくても2日に1回とか、あるいは週末にまとめてやるとかいう風な形で、そこで集中してやるっていう風な形にする。
さっき走るのが苦手な人っていうのが、でもやっぱりスポーツってちょっとやりたいみたいに思ってるんだったら、いやそれ走ることじゃなくて、じゃあそれ泳ぐことに変えましょうよとか、あるいは筋トレとかね、別に走ったり泳いだり湯さそうとする必要ないよ、筋トレでいいじゃないかみたいな、そういう競技を変えるわけですよ。
そうするとそっちの方が向いてるみたいなことがあるので、そのような目標とか目的を再解釈する、つまり競技を変えるっていうことをできるだけ考えた方がね、やっぱりいいんじゃないかなっていうね、今週すごく思いましたね。
なんかね、世間的に良いと思われてること、例えば走ることだったりとかね、朝活とかってすごい良いことじゃないですか。
だからそれをね、世間的に正しい言い方を追うっていうのは、やっぱり世の中からね、承認される可能性が高くなる、承認される機会がすごく多くなるわけですよ。
朝早く起きてますって言ったらいいよねとかね、走ってますって言ったらいい習慣だねっていうふうに思われがちなんで、だからそれが絶対に正しいものだみたいに思うんですけど、
やっぱり本当の目的みたいなものっていうのはね、誰かから正しいって言われることじゃなくてね、自分自身が成果を出して満足できることだと思うんですよね。
だからね、目的を再解釈する、つまり競技を変えるっていうことで、自分に合ったやり方が見つかっていくんじゃないかなと思います。
それをね、やっていくことが、結局ひるがえって努力を無駄にしないことに繋がっていくんじゃないかなっていうふうに思いますね。
そういうことをちょっと考えてということですね。
まとまりなく話しましたけど、話ちゃんと繋がってるかな。
今日はですね、競技を変えるって話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手は白渦厚志でした。では、いってらっしゃい。
ありがとうございました。