目標達成のためのリソース管理
おはようございます。ライフバランス×タスク管理コーチのしろうずあつしです。
この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
目標を立てた時に、すぐに、この目標に対して何をやったらいいんだろう?という質問を、自分に投げかける。
そういう問いを作る人は、すごく多いと思うんですけど、これ、なかなか注意しないといけないんじゃないかなと、いつも思うんです。
目標があって、それに対して、じゃあ何をやったらいいんだ?っていうふうに、その問いを立てた瞬間に、やるべきことばかりを考えるわけですよ。
何をやったらいいんだろう?って。あれをやったらいいかな?これをやったらいいかな?みたいな形になるんですけど、
でも、最初に考えないといけないのは、実は、その目標を自分の手持ちのリソース、資源、自分が持っているものの中でどう達成するかっていうことなんですよ。
よくあるのは、もっと時間があったらこんなことができるのになぁとか、もっとお金があったらこんなことができるのになぁとか、
もし自分が学歴だったら、こうしたのになぁとかいうふうなことってあると思うんですよ。
つまり、自分が持っているリソースによってやり方っていうのは、当然、規定されるわけです。
自分が持っているリソースによってやり方っていうのは制限されるわけですよ。
だから、その目標に対して自分の手持ちの資源の中でどう達成するのかっていう作戦を立てないと、やり方だけ考えてても上手くいかないわけですよ。
よくある失敗例とかね。
例えば、副業でコーチングを始めたいっていう人がいて、その人が発信を強化しようというふうに考えて、インスタを伸ばそうと思ったとしますよね。
そのインスタの先生に聞いてみると、1日3回投稿してくださいと言われたとします。
でも、あなたは副業でやっているというふうなことだから、1日3回投稿は無理ですよと。
1日1回しかできないですという先生にすると、先生は3回やらないとダメですと言ったとしますよね。
この3回やらないとダメだという先生の言うことが正しいとします。
あなたは1回しかできないというふうなことがあって、それで何とかいろんなことをやめて、そして何とか1日にせめて2回だけでもやろうというふうにやってみる。
3回は無理だけど2回だけでもやってみる。
これが努力しても成果が出ない一番の典型的な例なんですよ。
3回という先生のやり方が正しいとしたら、他の人、つまり教業とかは3回やっているわけですよ。
周りが3回やっていたとしたら、あなたと同じ能力だったり経験だったり知識だったりという人が3回やっていて、あなたが2回だったら確実に負けますよね。
もちろんあなた自身が圧倒的なセンスとか能力とかそういうのがあれば別なんですけど、そういうことって普通は設定しないんですよね。
自分は圧倒的に能力が高いからここでも勝てるはずだみたいなね。
そういう考えというのは普通はしないんですよね。
だから自分が有利な状況で戦わないといけないんですよ。
だけど自分は副業で時間がないっていうのに3回やらないといけないというところで1回しかできない。
だから何とか2回やるっていうふうなことを頑張ってしまうとですね。
不利なところで努力をし続けてしかもその努力が報われないっていうふうなね、そういう状況に陥ってしまうんですよ。
有利な環境での努力
これ本当に重要なんでもう一回言いますよ。
自分が不利な場所や状況で頑張るっていうのはこれは間違いです。
じゃあどうしたらいいのかっていうとまず自分の持ってるリソースっていうのをよくよく見直してみるっていうのは重要なんですよ。
時間とかね、自分が持ってる時間とか自分が持ってるお金だったりあるいは経験とかもっと言えば自分の見た目だったりあるいは自分の学歴だったり人脈だったり。
とにかく自分が使えるもの何でもかんでも。
で、それらが有利に働くような場所はないかあるいは有利に働くようなやり方はないか。
あるいはもっと言えばですよ。
目標とかも自分が持っているものに有利な形に変えることができないかみたいなね。
そういうふうにちょっと考えるっていうことですね。
だから自分の持っているリソースでこれだったらかなり有利に戦えるぞっていうところを探すべきなんですよ。
総合的に見てね。
その有利な場所で努力すればね、強いですよね。
当たり前ですよね。
だからすごくうまくいきやすくなるわけですよ。
つまりね、やり方が何かっていうことをパッと考えるのではなくて、
目標があって、そして自分が持っているものが最大限に活かされる場所とか、
最大限に活かされるやり方だったりとか、
最大限に活かされるようなフィールドっていうのはどういうものがあるかっていうふうなことを考えないといけないわけです。
だからね、努力は報われるところでやらないとただただ虎狼に終わってしまいます。
だから目標に対して有利な資源を投入できる場所だったら勝てるっていうふうなこの視点を持っているとね、
例えば最初は有利だったけど後で強い強豪が入ってきて不利になった。
だったら方針変えようとかいうふうなことが柔軟にできるようになります。
必ず努力っていうのは報われるようにやりましょう。
これ本当に大事です。これぜひ覚えておいてください。
今日は努力が報われる方法って話でした。いかがだったでしょうか。
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お相手は白鶴敦史でした。では、いってらっしゃい。