速さと質の関係
おはようございます。ライフバランス×タスク管理コーチのしろうずあつしです。この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
はい、祝日があったんで、なんだかね、ちょっと久しぶりの配信になってると思うんですけど、はい。
えー、なんでね、今週っていうか、今日はちょっと話をして、次回は近況みたいなことになるんで、まあ単発の話なんですけど、何の話しようかなと思って、
最近っていうわけでもないけど、僕がずっとこだわってるのはね、早くやるっていうことなんですよ。仕事とかを早くするとか、何かをする場合でも早くやろうっていうことなんですけど、
そういうふうにね、仕事とかをね、とにかく早くやるべきだというふうな言い方をするとね、大抵の人は、それは良いと思いますよ、悪くないし、そうしてますというふうな人の話を聞くとね、なるほどっていうふうに思う人も多いんですよ。
ただ、だからそれやってみたらいいですよ、早くするっていうことを考えたらやったほうがいいですよっていうと、大抵の人はね、それ取り入れようって思わないんですよ。僕はね、仕事とか仕事以外でもね、早くやるべきだっていうふうに思ってるんです。
今日その話をしたいんですけども、速さを基準に仕事を進めていくべきだと。でも大抵の人はね、あまり賛同しないんですよ。それはなぜかというと、速さと質はトレードオフだというふうに思い込んでるからじゃないかなと思うんですよ。
でもね、僕はこれ逆だと思ってるんです。つまり早くやると、例えば質が下がったりとか、早くやると慌てて失敗したりするんじゃないかなというふうに思ってる人が大半だと思うんですね。
でもね、早くできないっていうことは、余計なことをしてるとか、無駄があるっていうふうに考えることができるんですよ。
質を高めようっていうふうに思った時には、大抵はあれも足そうとか、これも加えようっていうふうな形で複雑になりがちなんですよ。
でもね、速さを追求すると、必要最小限というのは何かっていうふうに問い直すことになると思うんですね。
その結果、自然にシンプルになると思うんです。
柄系とiPhoneみたいな、そういうふうなことが分かりやすいかもしれませんね。
柄系って、いろんな機能が付きすぎて、あれも必要、これも必要で、それを一生懸命ね、ちっちゃい中に押し込みようとしたらゴテゴテして、なんじゃこりゃっていうふうなことになったんですけど、
でも結果的にスマートなiPhoneの方が柄系を駆逐してしまったみたいなのがあると思うんですよ。
このね、必要最小限、シンプルっていう考え方ってむちゃくちゃ重要だと僕は思うんですね。
シンプルになるとやっぱり伝わりやすいし、当然その仕事とかプロジェクトとかでも再現性も高いんですよね。
まあ、工程が少ないからね、ミスも減るし、早くすることがね、結局ね、早くするというふうなことを考えれば、逆に質が上がるんですよ。
社内コミュニケーションとかでね、メールとかよりもスラックとかチャットワークとかがね、やっぱり使われてるのは、
これは挨拶文とかを省けるからだと思うんですよね。
お疲れ様ですとかね、いつもお世話になってますとか、そういうふうなの書かなくて、いきなり本題に入れる、前置きがなくてもね。
だから、すごい便利だと思う。使われるようになる。
LINEなんかがね、好まれるっていうのもそういう理由だと思うんですよ。
LINEとはね、スタンプ一つでいろんな意味が伝わりますからね。
これね、早く伝わるっていうことが、結果的に必要最小限になる。
だからシンプルになってるっていうふうにね、そういう構造になってると思うんです。
早くしましょうっていうふうなことを言うと、2つのことをね、言われるんですけど、
一つは、早くやったら質が落ちませんか?っていうことと、
あともう一つはね、早くやるとね、慌てるって嫌じゃないですか?っていうふうな、そういう話です。
これね、実はもう今までお話してきましたけど、同じ問題なんですよ。
本質的にシンプルにできてないから質が下がるし、慌ててしまうわけです。
逆に言えばね、速さを考えて無駄を削っていけば落ち着いていて、質の高い仕事にならざるを得ないんですよ。
言ってみたらね、熟練の職人がね、早いし仕上がりもいいのと同じで、
本質的に質が高いっていうことはね、早いっていうことと僕は同意だというふうに思ってるんです。
美しさの追求
ただシンプルにしようと思ったら、なかなかシンプルにするにはどうしたらいいかみたいなふうに考える。
質を上げるにはどうしたらいいかっていうと、質とはみたいなちょっと難しい考えになってしまうので、
どうしたら早くできるかっていうふうに問いかけて、早くすることを考えると、
必然的にシンプルに、そして質が高くっていうところに繋がっていくんじゃないかなって思うんです。
車のね、スポーツカーのね、フェラーリっていう、
車の創業者のエンゾフェラーリっていう人がね、
言ったとされてるっていう言葉なんですけど、
エンゾフェラーリが言ったとされる言葉がね、早い車は美しいっていうのがあるんですよ。
これね、美しい車を作れば早くなるっていう意味ではなくてね、
早さを突き詰めていくと無駄が消えてね、結果として美しくなってしまうっていうことじゃないかなと思うんですね。
早さっていう制約がね、結局無駄をどんどん削ぎ落としてって、
そしたら美しくなってしまったっていうふうなことだと思うんです。
それがね、結局ね、質の高さを生んでるんじゃないかなっていうふうに思うんですね。
この考え方をね、僕は取り入れたいなと思います。
僕もね、常にこの早くやる、それがシンプルになる、そして美しくなるっていうのをね、
いつも目指している最中なんですよね。
だからね、ぜひあなたも一緒にね、より早く、より美しさをね、追求していきましょう。
はい、今日はですね、早い車は美しいって話でした。
いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。
最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手は白渦敦史でした。
では、いってらっしゃい。