速さと上手さの関係
おはようございます。ライフバランス×タスク管理コーチのしろうずあつしです。この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
はい、連休明けの火曜日ですね。今日はですね、えっとね、第265回ということになりますね。はい。
で、今日のね、タイトルね、今日はね、うまい、はやいってね、話をしたいと思います。うまい、はやいって聞くとね、うまい、はやい、やすいのね、なんか吉野家の話みたいに聞こえるんですけど。
まあそうではなくてね、早くやりましょうっていう話なんですけど、まあそういうふうに早くやりましょうっていうふうに言うとね、あの、とにかく早くやれとかね、数をこなせみたいなね、話になりがちなんですけど。
まあそういうふうに言うとですね、仮にですよ、とにかく早くやりましょうとかいうふうに言うと、早くやるよりね、丁寧にいいものを届けたいとかね、慌てて失敗するのが嫌だからゆっくりやるとかね、そっちのほうがね、時間の使い方としていいんじゃないかみたいなこと言われたりするんですけど、僕が言いたい速さってね、そういうね、焦ってる感じのスピードではないんですよ。
例えばね、料理人って包丁さばきとかってすごく早いじゃないですか。他にも熟練のライターさんとかね、キーボードを叩くタイピングとかってめちゃくちゃ早い人が多いじゃないですか。でもあれは慌ててるから早いんじゃなくて、うまいから早いんですよね。
つまりね、速さっていうのは、上手さ、上手さの表れだと思うんですよ。逆に言えば、ゆっくりしかできないっていうのは、まだね、その作業に習熟してない、上手くなってないってことじゃないかなと思うんです。だからね、まだね、少なくともね、上手じゃないっていうふうに思ったほうがいいと思うんですよ。早くなければね。
以前ね、僕のクライアントさんでラーメンのチェーンを経営している社長さんがいらっしゃったんですね。新店舗を出すという話になったわけです。
普通はね、いろんなトラブルが起こりやすい新店っていうのは、ベテランの店長を起用するんですよ。だけどその時はね、社長がね、ちょっと考えがあって、若手をね、ちょっと抜擢したんですよ。
で、まあまあ準備して、そしてオープン前になって、ちょっと試食会をやってみようみたいな話になって、その若手の人がね、ラーメン作って出してくれたんですよ。
でね、それ食べた時ね、全然おいしくなかったんですよ。まあそれでね、試食会だからね、正直ね、ちょっとね、いまいちおいしくないんですねっていうふうに正直に伝えたらね、その若手の人がね、え、ちゃんとレシピ通り作ってるんですけどねっていうふうに言ったんですよ。
で、僕ちょっとね、思い当たることがあって、社長がね、いっぱい作ってもらえません?っていうふうに頼んだんですよ。社長はね、元々ね、現場でバリバリやってて、というかね、その時もね、普通に現場に入ってお店で作ってるような社長だったんで、あ、いいよって感じでホイホイって作ってくれたんですよ。
もう本当に物の何分かでね、サクサクと。で、食べたらね、そうしたらね、むちゃくちゃおいしいんですよ。同じ材料で同じレシピのはずなのに全然違うんですよ。これね、何が違ったのか。そう、あのね、答えはね、スピードなんですよ。
若手のね、あの店長はね、ちゃんとね、真面目にレシピ通りやってるんですけども、あんまり慣れてないんで、一つ一つの動作がね、ちょっとね、なんか何かをやって、ちょっと戻ったりとか。社長が一回で手数が済むのに、なんか二回三回とか、食材触ったりとかいうふうな感じだったりするんですね。
多分ほんの少しね、麺の湯切りが長すぎたりとか、で、例えばトッピングをね、乗せるときに時間かかってるから、なんかね、出すときにはね、もうトッピングがこう、スープにね、もう沈んでたりとかして、そのね、ほんのわずかなタイミングのズレの積み重ねがね、結果に大きくね、影響してたんですよ。
で、一方ね、社長が作るのはね、もう一連の流れはね、もうね、あの、何ていうのかな、見ただけで全然違うんですよ。無駄なくね、非常にスムーズでね、それでこう、出されたときのね、もう出されたときのビジュアルからもうすでにね、これ絶対おいしいなっていうふうな形で出されてるんですよ。
スピード向上のための練習
で、僕はね、あの、スピードってね、あの、おいしさとかではね、全然違うんですよ。だからね、僕が思う質が高いっていうのは、一定の品質を決められたスピードで安定して出せることだと思うんです。もう一回言いますよ。えっとね、僕が思うね、質が高いっていうのは、一定の品質を決められたスピードで安定して出せることだと思うんです。
だからね、安定して出せるってところがすごく重要で、スピードを手に入れるために、量とかね、継続っていうのが必要になると思うんですけど、よくね、まずは100回やろうとかね、とりあえず100日間継続しようとかね、よく言うんですけど、でもこれね、ただね、数をこなせばいいわけじゃないんですよ。
回数を重ねながら、無駄を減らしてね、タイミングを整えて、そして最短ルートをこう考えていく。そうやってね、早くなることを意識していくからね、熟達にね、繋がるっていう風にね、僕は思うんです。
だから、僕ね、2段階、量稽古ってあると思ってて、1つは、最初は品質ですよね。一定の合格点の品質が出せるように量をこなす。
で、これでできたっていう風に思うんじゃなくて、合格点の品質が出せるようになったら、今度はスピードが速くなるように量をこなす。
っていうね、この2段階のですね、量稽古がね、僕は必要だという風に思うんです。
要はスピードってね、手数が必要最小限、ミニマルってことなんですから、品質が担保できるようになったら、次はやることをどんどん減らして、手数を減らしていくんですけど、それで同じ品質でできるように、つまりスピードが出せるようにするってことね。
これは最初から視野に入れておく必要があると思うんです。そうでなければ、100回やろうが200回やろうが1000回やろうが、僕は意味がないという風に思います。
もしあなたがね、これはもう自分ではできるよっていう風に思うものでも、それがね、速くできなければ、スピードがね、今1つっていう風に、もし自分で思うとしたら、これね、まだまだね、上達する余地はあるってことだという風に思います。
なので、今度は速くできる、つまりスピードをちゃんと上げることができるっていうことを目標に、両傾向をね、やってみるといいんじゃないかなっていう風に思います。
今日はですね、上手い、速いって話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手は、スローズ厚次でした。
では、いってらっしゃい。