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おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、厚瀬です。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、
さらにプロコーチや講師として、独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
はい。9月に入ってね、9月に入る前からも、
このとこね、ずっとお話ししているプレ着手なんですけどね。
今日はね、プレ着手のコストについてお話をしたいなというふうに思います。
プレ着手とは何か、簡単におさらいをしておくと、
その日にやりたいタスクを朝に洗い出して、
1つ5分から10分ずつぐらい、ひととり1時間ぐらいかけてですね、
手をつけてしまうと、そういうものです。
ポイントは3つあって、1つは朝か、もしくは1日の中で早い時間にリストアップをすること。
2つ目は、1つのタスクは5分から15分くらいにすること。
3つ目は、トータルで30分から1時間半ぐらい、
だいたい1時間ぐらいにするといいんじゃないかなっていう、この3つです。
プレ着手のコストについてなんですけど、
このプレ着手のコストって、僕は3つあると思って、
1つは時間的コスト、2つ目がスイッチングコスト、
そして3つ目が学習コスト。
この3つがあるんじゃないかなっていうふうに思っています。
まずですね、最初のプレ着手の時間的コストについてなんですけど、
時間的コストっていうのはプレ着手をする時間が増えるよという意味ではなくて、
プレ着手の時間って、もともと本格的に着手する時間の一部分を切り出してるわけですから、
トータルでかかる時間は基本的には同じなんですよね。
だけど、切り替わっていくときにね、後ほどお話しますけど、
スイッチングコストはかかってると思うんですけど、
トータルでプレ着手の時間が増えてるようにというわけではない。
でもですね、プレ着手って手が付けやすいんですよ。
どんなタスクでも。5分ぐらいだから。
だからね、やらなくてもいいタスクにちょびっと手を付けて、
それで何時間かしばらく手を付けてやったんだけど、
やっていくうちに、これは今やる必要ないなとかね、
これはちょっとやめようかなっていうふうな、
こういうことが起こりやすいんですよ。
つまり、タスクを本格的にやるかどうかっていう、
リサーチする意味もあるので、
このリサーチで手を付けたタスクっていうのが、
結局やらないというふうなことが分かっちまって、
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このコストがかかる。この時間的コストがかかるっていう話ですね。
これね、結構な割合で起こります。
少なくとも僕の場合はね。やっぱりやるのやめようとかね。
これやっぱり今じゃないなっていうのはよく起こります。
ただね、そういうものってね、やるかやらないか悩んでいるよりも、
とりあえず手を付けてしまおうっていうふうな意味合いが大きいので、
それにかかる悩んでいる時間とかストレスとかを考えると、
手を付けてやらないっていう判断ができたということは、
それはそれでいいんじゃないかと。
だから本当の意味でね、
必要なコストっていうふうな考えもできるんじゃないかなというふうに思います。
2つ目のスイッチングコストっていうのはですね、
基本的にプレ着手って5分から15分くらいで強制終了なんで、
また次のタスクに向かうときにですね、
あれ、次はどういうことやるんだっけ?なんだっけ?
って思うとね、
それをやってる間に5分くらいかかるときあるんですよ。
とかね、一応ね、前回どの辺ぐらいまでやってて、
どうやるんだ?みたいなことはメモはしてあるんですけれども、
あれ、何だったっけこれ?っていうふうに思い出したりとかね、
そのタスクの頭になるのに5分くらいかかって、
で時間オーバー、タイムオーバーみたいな感じになることはあります。
ただね、これ慣れてくるとプレ着手するタスクの数がね、
だいたい自分としてはこれぐらいの数が適正だなっていうのが分かってくるんですよ。
それを超えてタスクをセットするのは、
例えばプレ着手でね、20も30もやっぱりやるのは意味がないっていう、
分かってくるんですよ。
もちろんこれね、個人差とかタスクの種類とかにもよるんですけど、
だいたい5個から10個ぐらいの間だと思います。
5個から10個ね。
そうすると、プレ着手とはいえ、
それでどんどんタスクの種類がね、変わっていってもですね、
進行状況が変わっていっても、
進行状況を短期的に記憶することができるので、
それほどアイドリングに時間がかかるということはなくなってくるんじゃないかなというふうに思います。
3番目はですね、学習コストですね。
プレ着手ってそもそも何がいいのっていうのが分かるためにはですね、
やっぱりその人がね、タスク管理とかね、
タイムマネジメントとかをいろいろやってきて、
いろいろ失敗してきたみたいな経験があると、
プレ着手っていうふうなものがこういうものですよって紹介すると、
あ、これはいいかもとか、
あ、ちょっとやってみようかなっていうふうにね、
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そういうのがね直感的に分かるんですよ。
だけど、いろいろやってない人にいきなりプレ着手っていうのがあって、
こうやるといいですよっていうふうに言うと、
何でこれ2回に分けてタスクをやらなきゃいけないのか、みたいなことが分かりにくいっていうことがあるんです。
よくね、やりたいことはいっぱいあるんだけど、
なかなかやりないです、どうしたらいいですかっていう話で
よく聞いてるんですけど、
それね、あの…
やりたいことはいろいろありますよね、
それどうしてますかっていうと、なかなかやれないんですよねってみんな答えるんですよ。
で、私はね、
そりゃあ、
それどうしてますかって言うとなかなかやれないんですよねってみんな答えるんですよ でも本当によしなんとかやってみようと思って試行錯誤してきた人っていうのは
やっぱり プレ着手とかねいうふうな話を聞くとやっぱ身を乗り出してくるんですよ
それなんかいいんですかそれ効果あるんですかっていうふうなね反応が出てくるんですよ
でもねまあ そんなのがあるんですねなるほどねありがとうございますみたいな無粋反応の人ってですね
まあやらないです でおそらくね
あの永遠にねやりたいと思ってることには手をつけないんですよ あの別にプレ着手だけじゃなくてね別の方法であってもやらないんです
結局ねなんとかしたいなってね試行錯誤している人とかね なんかこう探している人とか勉強している人っていうのは
やっぱプレ着手ちょっとやってみようというふうに思うんですよ でそうでない人はねそもそもプレ着手にそこに行き着く前にですね
まだまだねいろいろやったりとかね考えたりとかしないと この意味がねよくわからないケースとか多いんですね
だからそういう意味でプレ着手にいきなり行く前にですね まだいろいろちょっと試行錯誤する学習コストっていうのがあるっていうことですね
はいプレ着手のコストについてお話をしてきました 一つは時間的コスト2つ目はスイッチングコスト
3つ目は学習コスト この3つがですね今の時点ではあるように思います
どんな方法でもねコストっていうのは必ずあるんでね 把握するっていうことが重要だと思うんですよね
こういうコストがあると知っておくっていうのがね あの重要なんじゃないかなっていうふうに思います
はい今日はですねプレ着手のコストの話でした いかがだったでしょうか
さて僕は週3日月水金配信のメルマガを書いています こちらではもっと深くて濃いけどわかりやすい話をしています
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では行ってらっしゃい