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おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、あつしです。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、
さらにプロコーチや講師として独立、企業をする人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
さて、今週はですね、僕が個人的に今年大発見と思っているですね、プレ着手についてお話ししていきたいなというふうに思います。
プレ着手の主な機能について4つあるというふうに、昨日お話ししたんですけど、
1つ目がネガティブ感情への対処、2つ目が全体像の把握、3つ目が思考と作業を分ける、4つ目がゆるい進行ですね、この4つです。
多分、主なところはこの4つだと思うんですけどね。
その中でも今日はね、一番最初のネガティブ感情への対応ですね、これについてお話をしたいなというふうに思います。
ネガティブ感情への対処はね、最終的に行動やタスクに不安がなくなり、これならできるというふうに思えるところまでやるというのがですね、プレ着手の終了目安になると思います。
なので、今日絶対終わらせないといけないタスクとかね、行動とかなんだけど、できれば一日の早い時間に手を付けておきたい。
だけどなんか後回ししてしまって、結構ね、一日の中でも遅い時間になってしまうみたいなことってね、誰しも経験あると思うんですよね。
そういうタスクに効くやり方なので、要はその日に終わらせないといけないことなので、プレ着手って言ってもですね、5分とか10分とかで終わらなくて、30分以上になることもあります。
どっちにしろね、今日終わらせないといけないもんなんで、多少時間かかってもね、大丈夫じゃないかなというふうに思いますね。
例えばね、どういうものが考えられるかというと、ものすごく近い例というとね、今僕が音声配信やってますけど、これの台本ですね、スクリプトとかですね、これちゃんと台本作ってるんですけど、
これの作成とかはですね、プレ着手とはいえ結構長くやることが多いんですね。
これ大体前日に録音してるんですけど、そうすると前日にですね、この台本は終わらせておかないといけないということになるわけです。
だから何にせよ終わらせないといけないと。
だからプレ着手でも本格着手でもどっちでもいいので、いずれは手をつけないといけないわけですよ。
で、そういう時にできればね、朝の早い段階でとりあえず手をつけて見通しを立てておきたいわけです。
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仮にね、僕が今日の音声配信の台本に手をつけるのがすごく気が重くて嫌だったとするじゃないですか。
全然気が重くて嫌なことはないんですけど、仮に気が重くて嫌だったとすると、プレ着手ではどういうことをやるかというとですね、
まず手をつけてみて、何が嫌なのか、何がめんどくさいなというふうに思っているのか、どの辺りなのかみたいなことを調査するというイメージです。
で、それを潰してしまうという感じですね。
だから、準備、プレ着手、本格着手という順番でタスクが構成されているとすると、準備、調査、本格着手というふうなね、そういう順番になる感じですね。
具体的に調査ってどうするかというとね、これは実はわりとシンプルで、とにかく先のことを考えずにずんずん手をつけていくんですよ。
とにかく、要はイメージとしたらね、草刈りをしていくような感じです。
草がボウボウに生えていると、そういうところをどんどんどんどん、とりあえず綺麗に刈っていくんじゃなくて適当に刈っていくんですよ。
そうすると、どこかに木が出てきたりとか、石が置かれていたりというのが見つかるわけですよ。
つまり、ここを全部草刈りしないといけないと。あまりよくわかんないから、とりあえずビヤーッと適当に目についたところから草を刈っていくと。
草刈りしていったら、必ずこれどこかで止まるところが出てくるはずだと。止まるところが出てきて、そこでどうするかというのを考える。そういう感じですね。
例えばね、この音声配信の台本を書いていて、結局結末が普通すぎるなぁとか、面白くないなぁとか思うステップまで来たりするわけです。とにかく手をつけていくとね。
それで初めてわかるんですよ。台本を書くのが奥だったのは、この調子で続けていくと結末がめちゃくちゃ普通な感じで終わるなぁみたいなことをなんとなく感じてるんですね。
だからね、途中でこれ結構いいこと言わないといけないとか、圧倒どろくね、意外なところで終わらせたい、そうしないといけないみたいに思い込んでるなぁと。
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だからなんかね、普通の結末しかどうもなりそうにないからね、気が重かったんだなぁとかね、そんなことがわかるわけですよ。
で、対処方法を考えるわけです。ずんずんずんずん進んでいくと、なんか普通のことになりそうだなと。
で、そうすると対処方法としてね、例えば別に結末がすごいものじゃなくてもいいんじゃないかと。
間に印象的なエピソードが入ると、それをメインにしてしまえば一応なりさせるんじゃないかななんて思いつくわけですよ。
で、どんなエピソードがいいかなと思うと、最近ね、自分に起こったあのことを入れてみると、あれなかなかね、面白いね、興味深いエピソードになったからなぁなんていうことを考えるわけです。
でね、この辺ぐらいまでできると、大体できたぞーみたいな感じがあるわけです。
あとはこれを綺麗にまとめていけばそれで終わりだと。これはここから先はできるなぁみたいな風に思ったら、この時点でプレ着手終了です。
さっきのね、雑草をね、草刈りをしているというイメージでいくと、パンパンパンパンと切っていって、
そして、そうすると大きな石が現れたと。で、この石ってどうやって動かしたらいいかなーって、ずっと動かしても自分じゃ動かないと。
で、しょうがないから紐でもつけて引っ張ってみたら、あ、紐で引っ張ったらこれ動くなぁと。
これだったら結構ここだけだから何とかなるんじゃないかって思ったところでやめるんですよ。
つまりね、できるかなーって思った時点までがプレ着手で、実際にやるのは本格着手っていう感じですね。
だからね、当然プレ着手としては時間がかかるんですけどね。でもね、時間かかってもどうせ今日やらないといけないことなんで、あまり問題ないんですよ。
だからね、実際もう気持ちはスッキリしてね、あとは引っかかる気持ちもなくなっています。
こういう風にね、なんか気が重いとかね、めんどくさいとかね、そういう気持ちだけをやっつける時間にするんです。
そうするとね、本格着手は手につきやすくなります。
これね、本当に気持ちよくて、今日終わらせないといけないのに朝から気になっててね、結局なんか手をつけるのが夜になってしまうみたいな。
そういうことっていうのはね、もう完全になくなります。
なのでね、効果絶大なんでね、ぜひ試してみてください。
はい、今日はですね、やりたくないことをプレ着手でやっつけるって話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。では、いってらっしゃい。