無理を乗り越える方法
おはようございます。ライフバランス×タスク管理コーチのしろうずあつしです。この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、
仕事と生活、どちらも大切にしたいあなたへお届けする番組です。
はい、今週はですね、それでも無理をしないといけない時にっていうテーマで、4回シリーズでね、お話ししてきたんですけどね。
今日は最終回ですね。無理をする時の波ってあると思うんですけど、それをうまく乗り越える方法みたいなことにしてお話をしたいなと思うんですね。
最初にね、結論から言うと、波に乗るため、波に乗るためっていうかね、波を乗りこなすために一番大事なのは、やっぱり新しいやり方をね、やっていくっていうことなんですよね。
波っていうのは、今までの自分の動き方、やり方ではそのまま通用しない場面が来るっていうことなんですよ。
その時に、前と同じようにやってればなんとかなるっていう感覚でいると、必ずどこかで崩れます。
要はね、自然のままね、なんとなく、うまくいかなかった方法で新しい困難を乗り越えようというふうにしている可能性があるわけですよ。
必要なのは、今回はどう動けばうまくいくのかっていう視点で、自分のやり方を変える必要があるわけです。
ここで必ず必要になるのは記録なんですよ。
波をどう変えるべきかっていうのを考えるには、まず自分の傾向を知っておく必要があるわけです。
そのために、僕がやってるのは、毎日メモを取るんですけど、日記みたいなものですね。日記っていうよりは日誌みたいなものですよね。日誌って言うほどたくさん書いてないですよ。
もしかしたら、来年に見返すと役立つかもしれないと思うことを、いくつか書いてるんです。
本当にね、3行4行ぐらいですかね。時間にして、たぶん3分もかかってないと思うんですけどね。
例えば、どんなこと書いてあるかというと、14時集中力切れるとかですね。
10日前に準備開始とか、スーツ採寸注文とかね。
この辺にやっておかないと冬に間に合わないとかね。そういうふうなことなんですけど。
そうすると、去年の今頃何やってたかみたいなのが、自分でもね、「ああ、そういえばこの時こんなのやったなー。」みたいなのがすぐ思い出せるんですよ。
これ残しておくと、去年の今頃自分がどんな状況だったかっていうのは、今みたいに見えてくるんです。
今5月ですけど、例えば去年の4月、5月、6月っていう3ヶ月ぐらいを見直すわけです。
そうすると6月にしんどいことがあると。
6月にしんどいことがあった原因って何だろうっていうのを去年の記録から見てみると、
ああ、これ7月ぐらいに原因があったかもしれない。もしくは3月ぐらいかもしれないですよ。
そうすると、今5月ですけど、まだ4月に手を打ってなければ、5月中に手を打たないと、6月って確実にこれはしんどいことになると、みたいなことがわかってくるんです。
結構ね、同じ時期に同じようなことって起きがちなんですよ。
だから少なくとも注意したりとか、ある程度の準備することはできると思うんです。
これができてると、例えば早めに予約が取れたりとか、あらかじめ安く買っておけたりとかね、そういうふうなこともあります。
こういう細かいことって結構上手く波に乗るのに重要だと僕は思ってますよ。
だから、波に上手く乗るには偶然とか勘に任せるのではなく、記録を見ながらね、自分でやり方を変えていくっていうことが重要だと思います。
だからね、結構ね、無理しないといけない時って言うんだけど、その後は上手くそれを乗りこなすというか、上手く乗り切っていかないといけないわけですけど、
新しいやり方への挑戦
それは偶然とか勘に任せちゃダメなんです。
ちょっとね、ある意味不自然にやり方を変えていく必要があるんですよ。
だからそうするとね、ちょっとネックになることがあって、それはやっぱりね、しっくりこないんです、自分でね。これでいいのかなって思うんですよ。
それはそうです。新しいやり方ってね、最初はほぼ確実にしっくりこないんですよ。
なんかね、どっか動きにくかったりとか、無駄なような気がする。無駄があるような気がする。時間がかかったりとか、疲れるとかね。
当たり前なんですよ。これね、心理学の言葉で言うと、いわゆる人質的不協和ということで、自分が今まで持ってた感覚とね、それに合わない新しい行動との間に不快感が生まれるみたいなね、そういうふうな現象なんですけど。
大抵の人はね、この時にね、多くの人はね、やっぱり前のやり方に戻した方がいいかなって思って戻しちゃうんですよ。
ホメオスタシスっていうね、要は元に戻ろうとする性質があるわけですけど、ここで戻ってしまえば、また同じ波に生まれてね、同じ失敗を繰り返してしまうって思った方がいいというふうに僕は思います。
だからギクシャクしても、とりあえず続けてみるとかね、そういうことではなくてね、断固として続ける。成果が出るまで続ける。あるいはね、出るようになるまで試行錯誤する。
つまりね、前に戻れば楽なんですけど、結局成果出ないっていうふうに、自分で自分に唱えるんですよ。戻っちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。みたいなね。
でもね、本当にね、そうやらないと、いつの間にかね、世の中から1年遅れて、2年遅れて、気がつくと10年遅れてってね、全く相手にされなくなるっていうふうなケースってね。
僕ね、そういう人ってね、めちゃくちゃたくさん見てきました。本人気づいてないんですよ。昔の自分を取り戻したいとか。
もうむちゃくちゃ古臭いこと言ってるんですけど、そんなものね、今時もう誰もね、欲しいと思わないんですね。
だからね、去年うまくいってなかったみたいなものを見てね、やっぱり断固として今この形で進んでみる。自分で決めてやってみる。
そうするとね、ある時からこの感じでいけそうだなっていう手応えが出てくるんです。
だからそこからね、波に乗れるようになると思います。
やっぱね、無理しないといけない時ってちょっとやっぱり、自分の型で乗り越えようとするんですけど、あえてね、ちょっと違うやり方を考えてやってみる。
なんかね、新しい動き方に慣れるっていうんじゃなくてね、自分で変えていくっていうね、そういう感じです。
その調整のために記録っていうのが必要になると思います。だからね、記録って重要なんですよ。
ちなみに僕はね、見開きでパッと見れるようにアナログのノートに書いてます。
本当にチープなノートなんですけどね。
そこにね、予定、カレンダーみたいな予定を書くところに予定を書くんじゃなくて、やったこと。
やったことというか、来年もしかしたらこれが役に立つかなっていうものですね。書いてます。
ちょっと脱線しまったけど、簡単にまとめますね。
無理しないといけない時でもね、うまくね、波乗りしていくには自然に任せるんじゃなくて、断固としてやり方を変えましょう。
そのためにはね、過去の記録を材料にしましょう。
新しいやり方はね、最初はうまくいかないんで、なんか不快感が出るのは普通ですよと。
認知的不協和を超えていくには、まず続けてみましょう。変わるまでは時間はかかるということを、ちゃんとね、分かっておきましょうということです。
はい、今日の問いかけです。何をきっかけにやり方を変えて波に乗っていきますか。
何をきっかけにやり方を変えて波に乗っていきますか。去年の記憶を元にね、自分で変化してみましょう。
その時のね、しっくりこなさはね、必要な通過点かもしれません。
はい、今日はですね、うまく波を乗り越えるポイントって話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手はシローズ・アツジでした。では、いってらっしゃい。