現実の現象が問題ではない
おはようございます。コーチングオフィスのしろうずあつしです。この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらに、プロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
はい。今日はね、ちょっと取り留めもない話になるかなと思ってるんですけどね。
どうなのかわかんないですけど、以前ね、研修で、理想と現実のギャップが問題と考えるとわかりやすいです、みたいな話をしたんですよ。
理想と現実のギャップが問題ですよ、と。だから、起こってる現象ね、そのまま問題とか考えると解決策がわかりにくいです。わかんなくなりますよ、みたいな話をしたんですよ。
そしたらね、参加者のお一人がね、「あ、そうか、現実が問題ではないんですね。」って言われたんですよ。
でも僕はね、現実が問題ではないとか言ってないんですよ。
だけど、角を渡すんでね。
そうですね、現実の現象が問題ではないってことですね。
やんわり修正したんです。
やんわりとね。
そしたらね、「そうそうです、現象である現実は問題じゃないってことですよね。よくわかりました。ありがとうございます。」
相変わらずね、現実は問題じゃないっていうことに、なぜか納得されて帰られたんですよ。
でね、僕は大筋で僕が伝えたかったことっていうのは大体あってるし、その方がね、何より非常に納得されてたんで、まあいいかなと思ったんですよ。
もう帰ったしね。
で、正直今もってね、その方が何に気づいたのかっていうのはね、何に納得されてたのかっていうのはね、ちょっと僕はよくわからないです。
まあでも何か良かったんだろうなっていう感じはすごく伝わってきたんで、それでいいのかなっていうふうに僕はあんまり気にしてないんですよ。
まあそもそもね、研修で講師が僕が言ったことを完全に理解してる人なんかいないんですよ。
だから極論を言えばね、間違って理解してもその人に役立てばそれでいいかなと。
まあ正しいことですね。その人の理解とか妥当性の方が重要なんじゃないかなってね、僕は思ってるんです。
今日のキーワードは正しさより妥当性です。
妥当性の重要性
妥当であることって、僕は一つのスキルっていうかトレーニングが必要なことなんじゃないかなって思ってるんですよ。
まあそう考えた方がいい気がするんです。
中学校2年生とかでね、中二でね、俺はビッグになってやるぜって考えるのは健全だと思うんですけど、
42歳でね、俺はビッグになってやるぜ、まだ俺は本気を出してないだけだみたいなのはね、まあまあまずいと思うんですよ。
これはね、40代になったらビッグになること諦めろっていうことじゃなくて、
40代とか制約された条件の中で、ある程度妥当なことをやりつつ、
でもまあまあ成果を出すスキルっていうふうなことは手に入れてないとまずいわけですよ。
なんとなくビッグになってやるぜっていう話じゃなくて、具体的にね、
妥当なことをやりつつまあまあ成果を出すスキルっていうのを持ってないと、
まあそれができることがね、僕は40代のビッグなんじゃないかなっていうふうに思うんですよ。
40代とかね、制約された条件の中で妥当なことをやりつつまあまあ成果を出す。
まあそれがね、重要だと思うんですよ。
まあこれってね、いろんなスキルの集積みたいのでできるようになるんですけどね。
まあそのためにはね、その人のいろんな経験から来る気づきみたいなものをね、
自分でいろいろ寄せ集めてこないと、40代の妥当なビッグにたどり着かないんですよ。
自分でね、いろんなスキルを集めてこないと、
だから研修でも勉強会でも、ただ単純にね、よくわからなかったとかね、
いまいちだったっていうふうに評価をね、自分でするより、
まあその中でもね、勝手にね、なるほどこういうことだったのねとかですね、
なんかを気づくほうが大事なんですよ。
まあそういうことをね、自分でやりつつ、
なるほどこういうことだったのねとかですね、なんかを気づくほうが大事なんですよ。
つまり内容を理解することよりも、間違っててもいいから、
自分のなんか気づきをね、得るほうがね、大事なんじゃないかなと思います。
本当はね、よくわからない、いまいちな研修だっていうことがね、正しいんだと思うんですよ。
でもね、そういう正しいことがわかってもね、別にあんまり意味がないんですよ。
だから正しいことより、なんか自分なりに気づいて、
自分なりにね、妥当な理解をするほうがいいんじゃないかなっていうふうに思うんです。
正しさより妥当性、そっちのほうがね、僕は重要なんで、
まああの時ね、現実は問題じゃないってことですよねってわかった人もね、
多分ね、なんか妥当なことがわかって、びっくりになってるんじゃないかなと勝手に思ってます。
今日はですね、現実の現象が問題ではないっていうね、そういうエピソードの話でした。
いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。
では、いってらっしゃい。