質量保存の法則を見つけたラヴォアジェさんについて、キャベンディッシュとの関係、ペリカン型フラスコによる実験、ギロチンの都市伝説について語りました。
オープニングトーク
中国からのおたよりについて
本日の主役
1743年 - 1794年
フランス王国パリ出身の化学者、貴族。
質量保存の法則を発見、酸素の命名、フロギストン説を打破したことから「近代化学の父」と称される。
・Ep20 寡黙で体当たりな天才大富豪 キャベンディッシュさん回
・ラボアジェの水実験 ペリカン型フラスコによる実験
・酸素の命名
・ギロチンの都市伝説
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使用BGM
騒音のない世界(beco) さんより
00:01
こんにちは、サイエントークです。
サイエントークは、科学マニアの研究者レンと国際交流に興味があるエマが自由に語るラジオ番組です。
こんばんは。
こんばんは。
今日は?
はい。
ちょっと待って、これ…
科学者紹介やりますっていう前に…
前に、今私たちが見ているものがあって、
レンの変顔の写真を目の前に置きながら収録しています。
どういう意味があるの?
これはテンション上げるため。
テンション上がるんだ、これ。
そう。
これちょっときついかもしれないけどね。
俺はちょっとね、イライラする。
いや、レンがめっちゃ私に変顔してくるんですよね、最近。
変顔しながら変なダンスを見せつけてくる。
いや、あんま覚えてないんですけどな。
その写真をね、今眺めながらちょっとテンション上がるかなって思って今収録しています。
どうですか?テンション上がってます?
うん、ちょっと上がってる。
お気に入りだ、この写真。
だいぶ気持ち悪い顔してるけどね、これ。
消してほしいけどな。
消さない。
いやー、ちょっと自粛しよっかな。
変顔を自粛していきたいな。
あとさ、この間の中国人インタビューの後に、中国人からコメントがあって、何個かあって、そのうちの一個は前回のコメントお返し会で取り上げたんだけど、
その後来たやつの翻訳がちょっとよくわからなくて、
あー、中国語ね。
そうそう、で、ちょっと放置してたんだけど、
せいちゃんに翻訳してもらったら結構面白かったので、紹介します。
その中国人の子は今中学3年生らしいんですけど、
進学予定の高校が2年生と3年生の恋愛で、2年生を退学処分。
3年生は入試が控えているから、なんとか退学処分せずに住んだ。
学校生活は1日4時間ぐらい学校で勉強しているとのことです。
1日4時間?
あ、ごめん、1日14時間。
やばくない?恋愛してさ、退学させられるのって。
え、この人がじゃないよね?
この人がじゃなくて、その高校のシステムとして、2年生と3年生が恋愛したら、2年生は退学させますよ。
やば。え、本当に退学になったのか、これ。
え、どうすんだ、これ。高校退学ってどうなっちゃう?中卒になっちゃう?
だよね。
え。
厳しい。
厳しいね。
なんか、恋愛しただけで割と人生棒に振る感はあるよね。
だよね。本当にじゃあ禁止なんだ。
03:00
うん。
きつ。
せいちゃんの世代よりも大変らしい。
厳しくなってんだ。
うん。
そうなんだ。
で、このお便りくれた人は中学3年生ってことは、怯えてんじゃん。
怯えてるね。
高校進学してこのまま大丈夫かなって感じになってそう。
いや、こんなんだったら、確かにもう恋愛する気なくなるかもな。いくら好きでも。
うーん、さすがにね。
だって相手にも迷惑かかっちゃう。
なりそう。2年生と3年生の学年またいだ恋愛に発展したストーリーを知りたい。
確かにな。でもこういう風になるんじゃないの?
いや、レアじゃない?同じ学年だったらまだ知んない。
うーん。
2年生と3年生の恋愛っていう。
確かに。それしか言ってないけど、逆に2年生と2年生の恋愛とか3年生と3年生の恋愛だとどうなるんだろうね。
それでも同じなのかもしんないけど。
ああ、確かに。2年生だと。
これで片方だけ退学処分でしょ。これドラマじゃん。
いやー、ドラマだな。
すごい。
1日14時間ってことは?残り10時間で睡眠時間削ったらもう。
だってお昼寝もするんでしょ。
ああ、お昼寝タイム入ってるの。
お昼寝タイムもあって。
で、8時間とかだったら2時間くらいしか空き時間ないけど。勉強以外の時間。
お風呂とかに使ってたらもうさ。
もうないよ。
もうないね。やば。
どうしてるの?
っていうコメントの紹介でした。
すごいな。
じゃあ。
はい。
ちょっと待って。
自分の変顔に向かって喋る感じになるの本当に嫌なんだけど。
まあ、いっか。
変顔しなければいいじゃん。
ちょっと変顔やめるわ。
科学者紹介のコーナー。
これは今までもやってるけど、レンがお気に入りの科学者を紹介するコーナーです。
はい。お願いします。
今日紹介する人は、ラボアジェさんです。
ラボアジェ。聞いたことあるな。
マジ?
本名、アントワーヌ・ローランド・ラボアジェ。
かっこいい。
フランスっぽい名前してるね。
アントワーヌってフランスっぽいよね。
これ教科書に出てるかな?
なんかあった気がするな。科学の教科書に。
質量保存の法則。これを見つけた人。
多分それが教科書に載ってるかな。ラボアジェが見つけたってこと。
生きてる時代的には、1743年から1794年。
06:01
これはちょうど、前にキャベンディッシュさんを紹介したんだけど、
キャベンディッシュさんと本当に同じ時代に生きてた人。
第20回。科目で大当たりな天才大富豪、キャベンディッシュさんを紹介してるので、
よかったら聞いてください。宣伝を挟みつつ。
この人は貴族なんだけど、あとは化学、化系学をやってた人なんだけど、
あとやったこととしては、酸素を酸素って名付けてる人。
オキシジェンっていう名前をつけた人。
そういう基礎化学のところを発展させたっていうところで、近代化学の父っていう風に呼ばれてるから結構有名。
一番でっかい業績が質量保存の法則を発見したっていうことなんだけど、
1774年。
こうやって今だったら当たり前のようにわかるじゃん。質量保存。
日常会話で、これ質量保存の法則無視してねみたいな。
言うかな。
ないかな。
どういうとき?質量保存の法則無視してね。
漫画とかだったらよく無視してるじゃん。進撃の巨人とかで巨人がボワーってでかくなるのあれも質量保存の法則を無視してるとか。
急に巨大化するウルトラマンとかね。
ああいうのはもうこの法則を無視してるわけです。
質量一緒だったらいいんじゃない?
スッカスカだったらいいってことか。
スポンジみたいな。
だったら多分何もできないと。
発泡スチロールみたいなウルトラマンになっちゃうからあんまりそれならないけど。
要は何もないところからいきなりものが生まれてこないよねみたいなところもこういう質量保存の法則で、
例としてはCを燃やすとO2がくっついてCO2になります。
それぞれCとO2をこの量使いましたっていうのが分かってたらそこから出てくるCO2っていうのはそれを足し合わせた量ピッタリで出てくるっていう感じなんだけど。
当時っていうのは考え方の基礎がめっちゃ昔のアリストテレスっていう人が考えてたのが水から土に元素を転換できるよみたいな。
要は水とか土とかあとは火とかそういうものは行き来できるよっていう状態としてっていうのが考え方としてあって。
09:01
そのアリストテレスが考えてたのは水はめっちゃ加熱したら土に変わりますっていう考えがあったわけよ。
その時にその重さって土になるから変わるって考えられてたよね。
そのままキープされたりするとかそういうことはないみたいな。
水を加熱して?
別なものになっちゃうよっていう考え方だから。
なるほどね。
だからそこの重さに関する情報っていうのは特に考えられてなかったわけよ。
本当は水を加熱して蒸発したらその水にちょっと入ってる砂とか入ってたら最後残るじゃん。
だから水は土になったって思ってたっていうこと。
だけど実際は違うわけじゃん。
ただただ水に含まれてカスが残っただけなん。
っていうのもあんまり分かってなかった時代。
それを否定するためにラボアジェさんは実験をやるんだけど。
密閉する瓶。
ペリカン型フラスコっていう名前のやつがあるんだけど。
要は普通の氷炭みたいなやつ。
瓶に水をぴったり量を測って入れて。
そこから蓋して101日間ずっと温め続けるの。
ぐつぐつ。
ぐつぐつずっと温めてたらこれまでの常識だったらその中のものって土になるって考えられてたんだけど。
101日間ずっと温め続けて。
そこから冷ましてもう一回重さ測ったらまず重さは全く変わってなかった。
密閉してるから。
中開けたらやっぱり土みたいなのができてきてるっていう感じに見えたんだけど。
実際はそれはその瓶の内側がちょっと削れたりしたカスが土みたいに見えてたっていうだけで。
その総量測ったら重さとしては全く変わってないっていうのが分かって。
あれだね。
11日間も温め続けてたら。
101日か。
蓋ぶっ飛んで爆発そうだけどそれはちゃんと圧力鍋みたいな感じでキープできてたんだ。
多分ね結構しっかりした瓶入れてたみたいな。
だから結論としてはそこの重さが変わって土になったり変換されるっていうことは基本はないよっていう。
12:04
実際にその内側に出ろ出ろ溶け出したやつの重さもちゃんと測って。
その重さと空っぽにした瓶。
加熱終わった後の瓶の重さを測って。
それを足し合わせると元の瓶の重さになってるっていうのもちゃんと確認して。
別に水から土になったりしてないねっていうのが分かった。
これが質量保存の法則の一番きっかけになっている実験になっている。
1770年代まで分からなかったのか。
そう。結構分かってなかったんだって覚えてる。
アリストトレス居たのって言ってたけどめっちゃ前だよね。
もう紀元前とかじゃない。
そこから1770年とか?
そうそうそう。
だいぶ全然分かってない。
アリストトレスは古代ギリシャだから、
生きてた年代、紀元前384年から322年とかだよ。
だから2000年くらいはずっと水から土になるって思われてたって結構すごくない?
すごいな。しかも割と単純な実験なのにね。
そう。これめっちゃ単純。
ただ密閉してしっかり重さを測ったっていう。
それやられてなかったんだって感じする。
っていうのを最初にやったよっていうのは当時はめっちゃ新しかったっていう感じかな。
じゃあちょっと生涯の話をしようかな。
この人はフランス王国の時代に生まれてるんだけど1743年。
過去何人か紹介してきたけどだいたい裕福な人なんだよね。
裕福な家庭だから実験する余裕があるみたいな感じなんだけど、
このラボアジェさんも裕福な家に生まれて、
父親が弁護士で結構お金いっぱい持ってた家。
最初は法律家を目指してた。
父親の職を継ごうと思って。
法学部まで進学してたね実際に大学も。
パリ大学法学。
だけど法学部入った後に色んな植物学とかそれこそ化学とか
いろんな自然科学系の教授の授業とか聞いたり色々学んでいって
法学部なんだよ。
法学部なんだけど科学にハマってそこから勝手に科学の授業めっちゃ聞きに行ったり
天文学の研究してみたり。
15:00
そういう風に自分の専門だけじゃなくて色々できる環境にあったっていうのがいいね。
そうそう。
そこは多分あんまり縛りがなかったというかやりたかったからできたんじゃないかな。
色んなところに興味を持って自分からアタックして。
相当頭良くなきゃ法律の勉強しながら空いた時間に他の勉強するってできない。
できない。
結局大学卒業した後法律科になってないんだよね。
科学にハマっちゃってそこから科学の師範になって。
色々やってるんだけど色んなところ旅行行って
その旅行したところの水の性質を調べたり
石膏の地方による成分の違いを調べてみたり。
色々やってるんだよね。
その時に前に紹介したキャベンディッシュさんが水素見つけたよみたいなタイミングがだいたいそれくらいのタイミングで
ほぼ同期期くらいな感じじゃないかな。
同じ時に競い合ってやってて。
キャベンディッシュさんが水素見つけた時のタイミングでさっきの水が土に変わることはないよっていう実験を実際に確かめたりして
質量保存の法則のきっかけをそこの時点で掴んでた。
キャベンディッシュとラボアジエさんは交流あったのかな?
交流はね、当時のフロギストーン説ってあるっていう話をしてて
火物が燃焼するっていうのは分解する反応だよっていう説が当時有力だったやつがあるんだけど
それを支持する?支持しない?っていうところで一応議論をしてたみたいな。
それを研究成果として発表したりっていうので
いろいろ当時情報が出回ったりした時にお互い交流もあったみたいで
酸素に名前を付けたのはこのラボアジエさんだっていう話をしたんだけど
これもラボアジエさんがこれが酸素だよっていう前に実はキャベンディッシュさんがもうすでに見つけてたんだよね。
酸素。水の成分が酸素と水素だよっていう。要はH2Oっていう形だよっていうのはもうキャベンディッシュさんがその時点で発見してた。
だけどキャベンディッシュさんがあまりにもめっちゃ変わってて人間嫌いっていう性格だったが故に
その後にラボアジエさんが発表したんだよね。同じ発表。水は酸素と水素からできてるっていう発表したんだけど
キャベンディッシュさんは関心が全くなくて優先権を主張しなかったからラボアジエさんの研究に優先権が発生した。
18:05
へーなるほど。それって原始としての酸素を見つけたってこと?分子としての酸素を見つけたってこと?
分子かな。どっちもかな。酸素の性質を見つけたっていう感じ。燃焼が分解っていうんじゃなくて本当は物と酸素が結合するっていう反応だよね。酸化されるっていう意味では。
それが結合しているのが酸素だっていうのを見つけたっていう感じ。原始としてものだし、結果としては分子としても。
分子としての酸素がくっついて一部原始としての酸素がくっついたH2Oになるってこと?
そうそう。っていう発見。多分この発見って結構細かいところまではまだ分かってないと思うけどね。酸素が実際にO2としてこういう形しててみたいな。そこまでは全然至ってない。
とりあえず酸素っていうものがあって燃焼するとHにくっつくんだよっていう。
そうそう。そこの概念を見つけたっていう感じ。なるほどね。
その後いろんな人がその機体の成分とかどういう性質を持ってるっていうのを細かいのをいろいろやって、今の酸素の形になってるっていう感じ。
ラボアジェさん。この質量保存の法則見つけたりした後ぐらいに。結婚してるんだけど。
ラボアジェさん当時28歳ぐらいのタイミングで14歳の人と結婚してる。めっちゃ年下。
倍差婚じゃん。
倍差婚。この奥さんめっちゃすごくて。マリーアンヌっていう人なんだけど、頑張ってラボアジェさんの役に立とうとして、英語とラテン語とイタリア語とめっちゃいろいろ学んで、
しかも科学も勉強して、絵の描き方も勉強して、で、もう翻訳とか論文の翻訳とか、あと実験のスケッチとかめっちゃやってたらしいよ、奥さんは。
すごいなぁ。結構すごいよね。
てか、28歳の時点ですでにそのすごい発見をしてるってすごいな。28歳よりも前でしょ。その後に結婚したって今言ったよね。
そう。結婚する2年前ぐらいに、さっきの101日間のピンの実験してる。
21:06
若っ。
若いよね。すごいよ。で、すごいお金持ちだったんだけど、その実験器具お金かかるたりするじゃん。
だけどそれは自分の持ってるお金からあんまり出さないで、ちょっとわからない。ケチだったらわからないかわからないけど、自分のお金は自分で持ってようっていうので、別な収入源として、
長税受け負いにっていう仕事があるんだけど、要は市民の人から税金を取り立てて、国の王に渡すっていうお仕事。税金取り立てみたいなお仕事をしてて、
で、そこで差額というか、税金をもらった額と国王にあげるっていう差額が儲けになるわけだけど、その儲けで自分の実験器具買ってたっていうのがあって、これが後々効いてくるんだよね。
要は市民から税金取り立ててくれる人なんて恨まれるじゃん。しかも当時めちゃくちゃな税金取ってて、王国が。すっごい高い税金取って、王様にあげて、しかもそれをやってるだけでめっちゃ自分たちは裕福な暮らしをしてっていうので、市民は結構税金を取ってくる人を恨んでるっていうのがあって、
で、そこからフランスが革命が起きちゃう。要は市民たちがもう王国を倒すぞっていう革命が起きた時に、ラボアジェさんは結構しっかりちゃんと税金取って、そんなめっちゃ中抜きみたいなそんなしないでちゃんと仕事してたんだけど、もう市民が怒り狂っちゃってるから、もうラボアジェさんも捕まっちゃうわけ、そこで。
お前も税金取りたってやってただろうっていうことで。で、もうそこでラボアジェさんも実験もできなくなっちゃって、逮捕されちゃって。
で、もう当時は激しいからそこ。処刑されちゃう。そのまんま。
かわいそう。マリー・アントワネットとかと一緒に処刑されちゃうの?
そうそうそう、マリー・アントワネットがギロチンで処刑されたみたいな広場があるんだけど、全く同じところでラボアジェさんもギロチンで処刑されちゃって。
かわいそう。
そう、これはね、で、当時50歳。
そうか、じゃあ普通に自分の家のお金で実験してたら。
そうだね、ここで処刑されることはもしかしたらなかったかもしれない。
で、結構ここの処刑されるかどうかみたいなところで他の人もいろいろコメントしたりしてて、要はラボアジェさんめっちゃ優秀だったから処刑するべきじゃないっていう。
24:09
で、天文学者の友達とかがいるんだけど、女性風類ラグランジュっていう人とかが、彼の頭を切り落とすのは一瞬だが彼と同じ頭脳を持つ者が現れるには100年かかるだろうっていうのを言ったりしてて、だけどもう止められなかった。市民がもうめちゃくちゃ恨んでたから。
なるほどね。
このギロチンの処刑はね、都市伝説がいっぱいあったりしてて、偽りというか、嘘か本当かみたいな。
一個あるのが、これちょっとグロい話になってるかもしれない。
いいよ。
ギロチンの刑ってさ、要は首がペッてなるわけよ。
うん。
で、その前にラボアジェさんがその時に可能な限り瞬きを続けるって宣言したらしいんだよ。
は?なんで?
で、実際にその…
え、これ首切られた後ってこと?
切られる前に、くそ、切られた後も自分は瞬きするから。
おー面白い。
それ実験になるんだ。
そう、っていう、なんかね、都市伝説は残ってて、で、それは本当に処刑した後にも人の意識が残ってるのかっていうのを調べたいっていうので、とんでもないなって感じだけど。
だけど、実際はそういう逸話あるんだけど、なんかちゃんとした記録としては残ってないっぽくて。
実際にはもう35分間で26人ぐらいを流れ作業でわーって処刑のところに行ってたから、そこを実際に瞬きとかを確認してたかどうかっていうのは分かってない。
なるほどね。
してたかしてなかったかも分かんない。
いや、かわいそうだな。最後の石ぐらい突いてあげたらよかったもんね。
ね、ちょっとこれはでも、ただ、今は都市伝説なんじゃないかっていうのが結構有力で。
なるほどね。
そこは、なんかテレビ番組とかでそういう逸話みたいな感じで紹介されて広まっちゃったけど、実際これが事実っていう記録は残ってないっぽいけど。
でもなんか、そういうことをやっちゃいそうだったんかね。
でも実際どうなんだろうね。首切った後もちょっと意識があって。
瞬きできるのかな。
数秒ぐらいだったらできそうじゃない。
そういう研究ないのかな。
ありそうじゃない。
昔だったらできそうだよね。
いや、昔だったら怖いな。人だったらやばいね。マウスがあったらあんのかな。
あー。
でもエビとかさ、死んだ後もちょっと動いてたりするよね。
27:05
あー、あるね。
でもマウスの首を切らなきゃいけなくて、切ったことあるんだけど、実験で。
あー、実験でね。
そうそう。動いてたな、そういえば。
目?あ、体?
目かな。体は動いてた、少なくとも。
でもそれはあれじゃない?多分、瞬きするっていう意志が必要じゃん。
あー、意志か。そっか。
体とかってさ、多分筋肉とかはさ、別に意識なくても動いちゃったりするじゃん。
そうだね。
それでタコとかエビとかもさ、多分意識なく動いてたりしそうじゃない。
うーん。
でもね、脳みそと目近いから、近いし、そこさえ残ってるわ。
うんうん。
瞬きぐらいだったらできそうだよな。
確かにね。
うん、できそう。
ちょっとこれ、グロくはないか、そんなに。
素朴な疑問だけど。
素朴な疑問、ちょっとぐらい。
っていう、結構最後壮絶な最後があった人ですね。
なんか支援だった説もあるけどね、ギロチンが。
支援?
うん。
なんの?
革命の指導者の中に科学者混ざってて、ジャンポール・マラーっていう人が混ざってたんだけど、
この人が昔、学会に提出してた論文を、その論文がラボアージュさんによってリジェクトされてるっていうのはあって、
で、その論文の内容としては、結構推定の論文だったっていうので、
でもラボアージュさんはめちゃくちゃ定量的な実験をしたい人だから、
そういう実際のデータが少ないっていうことでリジェクトしたっていうらしいんだけど、
それの逆恨みだったんじゃないかっていう説もある。
なるほど。
これさ、でも今でもさ、このリジェクトされた問題みたいなのあるよね、論文。
論文リジェクトされて、
恨みを持っちゃうみたいな。
それで殺すとかある?
殺すはないと思うけど、流石に論文の恨みで殺すはないけど。
例えば、出したけど、その出された人はリジェクトされなくてもそこで出てるっていう事実を知って、
やばいって言って自分の論文を先に出しちゃうとか。
あー。
まあよくあるじゃん。
それもだってさ、科学で言ったらその新しいやつの論文を先に出すっていうのはさ、ほぼ処刑みたいなもんじゃん。
そうだね。
すごい発見だったらさ。
最初にやっぱ優先権が出てきちゃうから。
そういう意味では現代のギロチンはやっぱりそういう事だと思う。
30:03
当時は指導者にリジェクトされちゃった人がいたのが、ちょっと運が悪かったかもねっていうのもある。
結構止められてたみたいだからね、優秀だからって。
かわいそうに。
ね、かわいそうだよね。
50歳で。
普通にただ仕事してただけのほうにね。
うん。
まあ確かに恨まれるよな、税金取る仕事。
それで取りすぎたから革命起きてるんだろうしね。
まあね。
でもそれラボアジさんが悪いんじゃなくてさ、国の制度が悪いからさ。
そうだね。
かわいそうだな。
そうだね。かわいそう。
まあなかなかすごい話だね。
はい。
ということで、近代科学の父、ラボアジさんのお話でした。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
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よろしくお願いします。
以上、サイエントークでした。
31:16
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