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スピーカー 2
人間にもそうだし、他の多分動物にも与えてるらしいね。
ポジティブな効果ってあんの?ウイルスの。
スピーカー 1
ポジティブなこともあるね。病気の治療法に最近だと使えますとか、
あと実は僕らってウイルスいなかったらね、卵から生まれる生き物だったかもしれないよ。
スピーカー 2
どういうこと?
スピーカー 1
昔とあるウイルスに感染したことで対バンみたいなものができて、それが哺乳類とかにつながっていったんじゃないっていう説とかね。
スピーカー 2
ウイルス対策で対バンできたってこと?
スピーカー 1
いや対策ではないんだけど、これちょっとね、この後ちゃんと説明しますけど。
スピーカー 2
面白い。
スピーカー 1
僕たちってね、ウイルスと本当に密接に関わってるんですよね。
スピーカー 2
じゃあポジティブでもネガティブでも、あとはそれ以外の私たちの見た目だったり、そういうのにも全て結構影響してるかもしれないね。
スピーカー 1
そうそうそう。僕らの人間のDNAの8%は昔感染したウイルス由来って言われてるぐらいなんで。
スピーカー 2
8%ってだいぶでかいね。
だいぶでかい。
だってさ、バナナとさ人間で2%ぐらいしか違うなみたいな話前してなかったけど。
スピーカー 1
それは近すぎ?
近すぎ?
バナナ60%ぐらい。
2%はチンパンジーとかっすね。
スピーカー 2
あ、チンパンジーか。え、でも2%でチンパンジーだったらね、それ×4ばれたらどうなんだろう。
スピーカー 1
全然違う生き物になっちゃう。
スピーカー 2
そうだね、なんか今で8%違う生き物とかってあるのかな。
スピーカー 1
ネズミとかでも90%ぐらいって言われてるから。
スピーカー 2
ウイルスいなかったらもしかしたらさ、人間がそもそも今地球を支配できてるみたいな状況にならなかったかもしれないよね。別の意味で。
スピーカー 1
まあまあかもしれないね。
だけどその割に僕たちってウイルスのことをどれだけ知ってるんだろうっていうのも思うんだよね。
スピーカー 2
確かにあんまり知らないかも。
スピーカー 1
最近のコロナウイルスのパンデミックで色々勉強した人もいるかもしれないし、ウイルスの恐ろしさみたいなのも結構僕ら経験したと思うよ。
スピーカー 2
しましたね。
スピーカー 1
だけどそもそもウイルスって何なのかとか、人間とどうやって今で戦ってきたのとか、ちょっと今回はそういう人間vsウイルスみたいな話をちょっとやっていきたいなと。
僕この話めちゃくちゃ好きで、みんなウイルスのことは嫌いかもしれないんだけど、ウイルス学のことは嫌いにならないでほしいな。
スピーカー 2
じゃあ今回ウイルス学の魅力をね、レン君が皆さんに伝えられるといいですね。
スピーカー 1
今回はちょっと僕ウイルスの味方ではないんだけど、ちょっとウイルス学者の味方になりたいなと思います。
じゃあまず最初にウイルスって何ですか?
スピーカー 2
ウイルスはとりあえずDNAとかRNAとか持ってるけど、生物じゃなくて、他の細胞に入り込んで複製する。
もう素晴らしいですね。本当その通りで、大事な要素としては大きく分けて3つ。
スピーカー 1
今言ったDNAとかRNAとか遺伝子を持ってる。
で、他の細胞を利用して増殖する。
まあそうだよね、人間の細胞に入り込んで、そこで増えてまた出てって違う細胞に入ってっていうのを繰り返してるんで。
で、あと大事なのは細胞構造は持っていないってこと。
スピーカー 2
そういうイメージあるわ。なんかミトコンドリアとか細胞小器官とかはなくってなんかもっとシンプル。
スピーカー 1
そう、めちゃくちゃシンプル。もう遺伝子と、あとはそれを包んでいる殻ですよね。核っていうタンパク質なんだけど。
その殻と中身だけみたいな。すごいシンプルな構造を持っている。
中にはね、ちょっと違うタンパク質持ってたりとか、膜があったりなかったりみたいなのもあるんだけど、最低限の定義としてはこんな感じで。
スピーカー 2
殻はいつもあるけど、それ以外のタンパク質はない時もある時もあるみたいな?
スピーカー 1
殻は絶対あるね。だから細菌とはまた違うんですよ。細菌っていうのはね、バクテリアの細菌ね。
スピーカー 2
細菌はだって細胞だもんね。生きてるしね。
スピーカー 1
細菌は細胞で生きてる。で、この生きてるかどうかっていうのはまた難しいよね。
スピーカー 2
生き物の定義ってなんだっけ?
スピーカー 1
生き物の定義は結局細胞を持ってるっていうことと、その細胞自体が自分で複製を作っていけるっていうのが生き物の定義に入ってるんだけど。
スピーカー 2
そうなんだ。細胞を持ってること定義だったっけ?
スピーカー 1
そう。細胞っていうその仕切られた空間の中で自分でエネルギーを生み出したりとか、自分で遺伝子を増やすっていう仕組みをその部屋の中に持ってるっていうこと。
スピーカー 2
じゃあ確かにウイルスは細胞じゃないし、自分で複製できないから生物っぽくないよね。
スピーカー 1
だけど他の細胞の中ではまるで生物のような動きをするわけじゃん。ちゃんと増えれるし、自分の遺伝子から自分のパーツを作ったりとかね。なんか生き物っぽいところもあるんだよね。
スピーカー 2
そうだね。とかさ、薬に対抗してなんか変異したりとかもなんかすごく生物っぽいよね。
スピーカー 1
あーまあ生物の進化的なね。
そうそうそうそう。
スピーカー 2
それはあるね。
スピーカー 1
だけど現在のところこれね、じゃあ生き物だっていうのと生き物じゃないっていうのをはっきり言うことできてなくて、中間みたいな感じ。
学者の中でも意見が分かれてるっていう状態だね。
スピーカー 2
面白いね。生物と生物じゃないものの中間。
スピーカー 1
そう。で、ウイルスってこれどこからやってきたのかっていうのはめちゃくちゃ不思議なんよ。
で、まあ別にね、宇宙からやってきたとかさ、SFとかって出てくるけど、まあそういうことは多分ないと思うんだけど。
いくつか説があって、一つが細胞からその細胞の一部がプチってちぎれたりするような過程で、そこにもともとあった細胞の中のDNAとかが入ったものが外に飛び出して、それが独立した存在になってウイルスになっていったっていう説。
スピーカー 1
あとは、昔は小さい細胞だったけど。
ウイルスか?
うん。で、その小さい細胞がより大きい細胞に寄生するっていうことが昔起きて、それで小さい細胞は小さい細胞で増えて、また脱出して違う大きい細胞入ってみたいな、そういう過程を繰り返していったらどんどんシンプルになっていって、今のウイルスぐらいめっちゃシンプルな形になったっていう説。
スピーカー 2
じゃあ2個目の説は、初めはウイルスはウイルスっていう形じゃなくて、寄生する細胞みたいな感じだったけど、それがだんだんだんだんウイルスみたいになっていった。
スピーカー 1
うん、っていう説ね。
スピーカー 2
おー、面白いね。
スピーカー 1
なんでこういう説が出るのかっていうと、最初に言ったさ、人間のDNAの8%くらいは昔感染したウイルスの残骸でできてるよねっていうのは、これは調べて実際にそうだっていうのはわかってるから、昔僕たちの祖先にウイルスが入ってきて、そのまま僕らのDNAに取り込まれるみたいなことが起きてる。
だから一見DNAとかRNAってもう独立した存在っぽいんだけど、なんかこう一部他のものから入ってきたりとか、逆に出ていくみたいなシステムも一応あったりして、だからそういう出入りするっていう過程で、なんかウイルスみたいなものが独立していったっていう。
まあまあまあそういう可能性が言われてますね、今のところ。
でも決定打はないんで、これも意見が分かれてるっていう。
スピーカー 2
DNAとかRNAを取り込んだり出したりする機能があるのであれば、ウイルスができるのは必然なことなのかもしれないよね。
スピーカー 1
しかもそういうことがあるから、なんで僕ら昔卵を産んでそこから生まれるっていう形から、そのお母さんのお腹の中で育って生まれるっていうのに切り替わったのかっていう謎はあるじゃん。
それもウイルス絡んでるんじゃないっていう論文も一応ある。
実は昔ウイルスに感染して、そのウイルスが細胞と細胞を融合させる遺伝子っていうのを実は持ってて。
スピーカー 2
2個あった細胞を1個にするみたいなそういう役割をウイルスが持ってたってこと?
スピーカー 1
そうそうそう、そういう遺伝子、親子賃って言うんだけど、それが動物の赤ちゃんと赤ちゃんの細胞を融合させて巨大な膜を作るっていうのに繋がっていって、それが今の対バンになったんじゃないっていう説とかある。
めっちゃおもろいじゃん、これ。
スピーカー 2
おもしろいね。
スピーカー 1
だから動物の進化にもこのウイルスって影響してるんじゃないっていうのは言われてたりしますね。
スピーカー 2
不思議であるけど、それが本当だとしたらおもしろいね。
スピーカー 1
じゃあちょっと昔に戻るんだけど、そもそもウイルスってどうやって見つかったのっていうのもある。
スピーカー 2
そうね、だってちっちゃいもんね。わかんないよね、初めはね。
スピーカー 1
そうそう、そもそもちっちゃすぎるっていうのがあるよね。だから難しいよね、見つけるのが。
スピーカー 2
それに前回、細菌、バクテリアがなかなか見つからなかったみたいな話もしたけどさ、細菌よりもちっちゃいわけじゃん。
スピーカー 1
細菌よりもちっちゃい。
スピーカー 2
ウイルスはね。だからさらに見つけるの難しそう。
スピーカー 1
そうなのよ。一応細菌とのサイズ比較言っとくと、塩の一粒の長さってあるじゃん、一辺。
あれにどれだけバクテリアとかウイルス並べられるかっていうと、普通の僕らの皮膚の細胞とかね、例えば。
だったら10個程度は並ぶみたいな感じらしいよ。
スピーカー 2
そうなんだ。結構でかいね、人の細胞ね。
スピーカー 1
結構でかい。まあね、細胞の種類にもよるんだけど。
で、これがバクテリア、細菌だったら100個ぐらいは並べると。で、ウイルスだったら1000個ぐらい並べる。
スピーカー 2
わかりやすい。
スピーカー 1
大体だから10倍ぐらいはサイズ違うって感じ。
スピーカー 2
そうだね、細胞とウイルス比較したら10倍から100倍ぐらい違うかもっていうこと。
スピーカー 1
初めてなんか細菌じゃ説明できない病気を起こす何かがいるなっていうのは分かるけど、これは1892年のロシアなんだけど、
タバコの葉っぱってあるんですけど、その植物に感染する何かがいるんじゃないか、細菌がいるんじゃないかって思って研究した植物学者がいて、
まあシンプルに葉っぱが枯れちゃうんですよ。でその枯れちゃう原因を特定するためにどうしたらいいと思う?
スピーカー 2
当時は細菌が病原菌だと思われてるから、だから細菌を見つけようとする。
スピーカー 1
どうやって?
スピーカー 2
培養する。
スピーカー 1
まあ培養するっていうこともあるかもしれないけど、もっと物理的に細菌を取ってくるっていうことをやってて、葉っぱから細菌だけ取り出す方法ってなんだと思う?
スピーカー 2
遠心分離。
スピーカー 1
いやちょっとそこまで発展してないですね、1800年代は。
あ、まだないんだ。
あ、いや待って、あるかもしれないけど遠心分離ではないね。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
うん、もっとシンプルで。
ろ過?
そう、ろ過です。フィルター。
まあ現代もそうだけど、何かろ過したら小さいものだけ下に出てくるっていうのはできるじゃん。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
だからまあいろんなフィルター使って、この葉っぱの成分は取り除いて、細菌みたいにちっちゃい目に見えないやつだけを下にポタポタ流すっていうことをやるんだよね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
もうたくさん病気のタバコの葉っぱ集めて、そこから抽出してやるんだけど、その時にこの人が使ったのが、まあなんかすごい細菌も通さないぐらいちっちゃい穴を持ってるろ過器っていうのをこの人作るんだよね。
で、原理的にはそれを通せば細菌はいなくなるはずだから、その下に出てきた液体を例えば葉っぱに塗って病気にならなかったら、やっぱりこの細菌だったねってできるじゃん。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
なんだけど、こういうのでろ過しても最終的に出てくるこの液体、それを葉っぱに塗ると病気が発症するっていうのがわかる。
スピーカー 2
細菌いないはずなのに。
スピーカー 1
そう、細菌いないはずなのになぜか病気にはかかる。
だからこの現象は、ろ過器が壊れているところだったら細菌が漏れたからそれだって言うけど、まあそういうこともなかったらしいんだよ。
スピーカー 2
あーそうなんだ。私だったらもうそうかなって思っちゃうけど、そうだよね。それは考えるよね。
スピーカー 1
あとは細菌が分泌しているさらに小さい毒素があってそれが原因なんじゃないかとか。
スピーカー 2
あー確かにその説もありそう。
スピーカー 1
まあこれあくまで考察したって感じなんだけど。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
だからこの植物学者の人は結局細菌が原因だっていう考えから脱出できてない。
スピーカー 2
そうだね。
だけど後々見たらウイルスが一番最初に分離できてたのってこれだよねって言われてるって感じ。
スピーカー 1
でこの6年後なんだけど、同じような実験をやった人がまた出てきて、どうやらこれは細菌だともう説明つかなそうだよねってなる。
スピーカー 2
そこで初めて細菌じゃない何かが原因かもっていう案が思いついたみたいな感じなのかな。
そうそうそう。だから新しい概念が必要だってなる。
やっと気づき始めた。
スピーカー 1
そう。だけどねこれで一回間違った方向行くんだけど、これもう液体だって思っちゃう。
スピーカー 2
液体の新しい何か生命体みたいなものがいて、病気を起こしちゃったりするから生きてるように見えるわけよ。
スピーカー 1
だから生きた液状の感染体っていう名前をこの液体につける。
スピーカー 2
ほうほうほう。
スピーカー 1
まあこれめちゃくちゃ革新的で、てか現代から見てもこれ異常なものじゃん。液体が生きてるっていうそもそも概念が。
スピーカー 2
なんか液体に毒か何かが溶け出してるのかなって私だったら思うかなって思ったけど、でもやっぱ毒だけだったら感染して増えるみたいなことがないっていうことから生きた液体の病原体っていう風に思われたってことなのかな。
スピーカー 1
そうそう。現代でも生きてる液体はないですけど、ちゃんと細胞っていう部屋で仕切られてる空間じゃないとまず生きてるとは言えないんで。
スピーカー 2
確かに確かに。そもそも細胞を膜みたいな仕切りがなかったら生物の定義に入ってこない。
スピーカー 1
そう。だからなんかスライムみたいな、もういくらでもどんな形にもなれる。スライムって膜あるかな?
スピーカー 2
わかんない。
スピーカー 1
不意に思ったけど、スライムって膜ある?あるか?
スピーカー 2
スライムってわかるけど、現実世界の生きてないスライムの話してるのか、アニメとかにいる生き物のスライムの話してるのかどちらかって思ったけど。
スピーカー 1
アニメの話してた今。アニメとかゲームに出てくるスライムって膜ある?
スピーカー 2
知らないかも。
スピーカー 1
しっきりあるか一応。
スピーカー 2
でも生きてるじゃん?だから膜あるんじゃない?クラゲみたいな感じでさ、パッと見スライムっぽいけどよく拡大してみたら細胞とかあるんじゃない?スライムは。
スピーカー 1
スライムは細胞からできてるのか。でもそもそもスライム単細胞っぽいけどね。
それは。
急に気になるなと思った。あいつらエネルギー代謝を行ってんのかな?体の中で。
スピーカー 2
私が見てるアニメによるとこうなってるよね。食べ物食べてるから。
食べ物食べてる?
スピーカー 1
そうそう。
あーそうか。って考えたらこの生き物の定義には入るね。ちゃんと代謝してしっきりがあるって考えると。
スピーカー 2
しっきりは拡大したら細胞レベルであるってことなんだろうね。
スピーカー 1
そうか。だからフィクションの世界でもあんまり液体が生きてるっていうのはないか。ないかもね。
スピーカー 2
なんか海の神ぐらいしかないんじゃん。
スピーカー 1
海の神。海自体が。
スピーカー 2
ありそうじゃない?神話とかで。
スピーカー 1
ありそう。確かにね。
スピーカー 2
そういうの以外はなさそうだな。
スピーカー 1
そうだね。なんかいるかもしんないけど。
まあまあでもね、そういう液体が生きてるっていう捉え方をしていて。
スピーカー 2
だいぶ不思議な捉え方だね。
スピーカー 1
でもね、俺は納得できるなと思うよ。だって見えないし。
実際液体を扱って病気になるっていうことだから。
顕微鏡で見てもなんも見えないんだもん。
スピーカー 2
そうか。当時の顕微鏡の技術だとウイルスレベルまでは捉えられてない。
スピーカー 1
そう。ウイルスはね、現代でも光学顕微鏡っていう光を使った顕微鏡だと見えない。
電子顕微鏡ってやつが出てこないといけないんだけど。
とりあえず最終的にウイルスの正体どうやってわかったのかっていうと。
そこまで一回話してしまうんだけど。
ここからまたさらに30年以上経って、もう1935年ですよ。
今から90年前に、やっぱり液体じゃなくて本当はなんか入ってるんじゃないっていう疑いを持つ人がいて。
その人がとにかく大量のタバコの葉っぱを集めて病気になったやつね。
もうトラック何台分とか集めまくってひたすら抽出したらなんか出てくるんじゃないっていうのをやる人が出てくるんだよね。
スピーカー 2
これは体育会系です。完全にやってることが。
スピーカー 1
ひき肉作る機械でバラバラにして、そのバラバラにしたやつを頑張ってろ過したりとか。
この時は遠心分離したりとか、ぐるぐる回して重いものと軽いものを分けたりとか。
もうひたすらそういうのを分けていくと。
そうすると、トラック何台分かの大量のやつをやって、ちっちゃいスプーン一杯ぐらいの白い粉を取り出すっていうのに成功する。
スピーカー 2
粉取り出せたんだ。今度は個体で。
スピーカー 1
今度は個体で。まあいろんなね、実験技術の進歩とかもちろんあると思うし。
化学反応でタンパク質だけ沈殿させるとか、塩石っていうんだけど、そういう作業をやったりとか。
で、どんどんどんどんいらないものを取り除いていったら最終的にスプーン一杯の白い粉になったと。
で、それは生き物には見えないような粉なのよ、本当に。結晶が出てくる。
だから、実はこの結晶がめちゃくちゃちっちゃいもので、それが本当の病気の原因だと。
スピーカー 1
死者がね3から5億人だからね。感染した人いったらもっといっぱいいるわけで。
確かに。
まあまあそういう結構恐ろしいウイルスなんですけど、この恐ろしさが故に人間はこうどうにかしようって
まあいろんなね研究者が対策を打とうとするわけだけど当然。
経験則的にわかってたことって、その天然痘の患者さんの海とかかさぶたとかを健康な人の皮膚の傷につけたり、あとは粉末にして鼻から吸い込んだり。
ちょっとあまり綺麗な話じゃないけど。
スピーカー 2
気持ち悪いね。
スピーカー 1
で、あえて軽い天然痘にかからせることでその後かかりにくくなるっていうのは結構昔から知られてたらしい。
スピーカー 2
いやでもそれって結構勇気いるというかよくあったよなって思うよね。
だって自分がさもし感染しちゃったらさ死ぬかもしれないっていうのはちょっと怖いけどね。
スピーカー 1
これ本当に現代でも言えるリスクベネフィットみたいな話かなと思ってて。
もしさ今さ致死率30%の病気が流行ってるとして、だけどこの粉を吸い込んだら2%の確率では死んじゃうけど、その後感染防げるって言われたらやりますかやらないですかっていう話。
いろんなもの置いといてさ自分だったらやる?この確率って。
スピーカー 2
やるかも。
スピーカー 1
やるよね。俺もやるなって思うよ。
スピーカー 2
まあね。
スピーカー 1
感染した方が圧倒的にやばい。
スピーカー 2
確かに確かにそっか。だから当時の人たちはやってたんだね。
スピーカー 1
そうまあこれね話めっちゃシンプルにはしてるんだけど実際やってることはこれ。
スピーカー 2
なんかそれでも勇気あるなって思うのは今は確実にそういうミニウイルスみたいなのを先に感染させることでそれが予防になってるっていうこうメカニズムをさ分かってやってるわけじゃん。
なんか当時ってウイルスの正体とかすら分かんないままそういうのやってたってことでしょ。
スピーカー 1
全く分かってない。
スピーカー 2
すごいな。
すごい。
勇気あるわ。
スピーカー 1
しかも2%って結構高いっちゃ高いよね。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
その許容できるリスクとしてでもそれでも昔はその方がいいっていう風に受け入れられてた。2%の死亡率っていうのはリスクとして受け入れられてたってことね。
スピーカー 2
実際2%だったの?その治療方法で。治療というか予防方法。
スピーカー 1
予防方法としては2、3%は軽い天然痘じゃなくて本当にそのまま重症化しちゃって、で亡くなっちゃうっていうことがね、実際起きてたらしいです。
スピーカー 2
まあでもそれ程度で死ぬんだったら多分その後もかかって死んでたよね。
スピーカー 1
まあね、抗菌薬の時もね、カビタパンを傷口に塗ります。それめっちゃロシアンルーレットだよねって話もしたんだけど。
スピーカー 2
確かに確かに。
スピーカー 1
それとね、やってることは同じなんですよ。
で、これをもっと安全なものにしたいと。
言ったらあまりにギャンブルすぎるから、もっといい方法ないかなっていうのをこれイギリスのお医者さんのエドワード・ジェンナーっていう人が考えてるんだけど、
ここでやったのがすごい革命的で、天然痘って結構ねいろんな種類がいるんよ。
人間に感染するのは天然痘って名前ついてるんだけど、牛に感染する牛痘ってやつもいる。
最近さ、ニュースで猿痘とかは、あれも一応家系図がつながってるみたいな意味では同じようなウイルス。
スピーカー 2
同じ家族なんだ。
スピーカー 1
そう、由来。で、そういう牛痘とか猿痘とかもあるんだけど、当時牛痘にかかった牛っていうのがとある村にいて、
そこで乳搾りをしている女性は天然痘にかからないっていう、そういう言い伝えがあったと。
人間に感染したとしても、手に軽いちょっとブツブツできる程度ですぐ治る。
で、これを知ったお医者さんは、もしかしたら牛痘への感染っていうのはめっちゃ軽くすんで、
スピーカー 2
それが天然痘に対する防御策になるんじゃないっていう仮説を立てる。
スピーカー 1
で、これ1796年なんですけど。
スピーカー 2
あ、そっか。そんなに前の話なんだ。さっきのさ、1930年にウイルスの正体わかったとか、それよりもだいぶ前だね。
スピーカー 1
全然前。100年以上前ですね。
スピーカー 2
で、そのお医者さんがそういう仮説を立てる前は、天然痘のウイルス自体で予防したんだよね。
それを天然痘のウイルスじゃなくって牛痘で予防しようみたいな発想に今切り替えようとしてるっていうところ。
スピーカー 1
うん、そう。だって天然痘使ったら2パーぐらいでマジで重症になっちゃうから。
実際やったことは結構えぐいんだけど、乳搾りしていた女性、牛痘に感染するじゃないですか、牛からもらってね。
で、そこでできたウミを取って、別な子供なんですけど、8歳の少年の腕に打つってことをやる。
これね、今だったらやばすぎる実験なんだけど。
確かに。完全にアウト、倫理的に。
スピーカー 2
かわいそうだな。
スピーカー 1
で、この少年は軽い牛痘の症状っていうのは出たんだけど、すぐ回復して、とりあえず死んだりはしなくてよかったねって感じ。
で、このジェンナさんマジでやばいんだけど、その数瞬間後に今度この少年に本物の天然痘ウイルスを打つってことをやる。
スピーカー 2
だいぶかわいそうだよね。
スピーカー 1
で、この少年は天然痘発症しなかったっていう。
よかったなって思うんだけど、これは。
ちょっとありえない実験なんだけど、これによって本当に牛痘を前もって接種しておけば天然痘を防げるっていうので、
これウシっていうのがラテン語でバッカっていう、VACCAでバッカだったんだけど、
これを打つっていうので、ワクチン、ワクチンですね、が誕生したっていうことですね。
スピーカー 2
ワクチンの語源になってるんだ。
スピーカー 1
そう。あれだからウシっていうことなんです。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
牛痘から来てる。
これ生物の教科書には多分書いているストーリーな気はするね。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
なんか俺高校生の時にこれ知って、マジでやばいことしてるなって思った記憶ある。
スピーカー 2
高校の時生物とってなかったから知らんかったけど。
でも当時の倫理観だと許されてたってことだよね、多分。
スピーカー 1
許されてたのかやっちゃったのか、ちょっとそこら辺の細かい感じはわからんけど、
スピーカー 2
とりあえずこの少年にはありがとうと思っているっていう感じ。
そうだね。
当時の人類だけじゃなくて、後のウイルス学の発展にも寄与してるからね。
スピーカー 1
そうそう。
ワクチン自体はね、人間の免疫システムに訓練するってことですね。
それはいいかなと思うんだけど、一回牛痘っていうやつに対する対抗策として、
免疫の細胞とかが一回訓練されるわけですよね、簡単に言うと。
だからその後天然痘っていうウイルスが入ってる時に、また似たようなやつが来たぞってことで、
訓練された細胞たちが攻撃するみたいな、ほんとざっくりそういうことですね、免疫って。
だから致死率はめちゃくちゃ下がると。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
スピーカー 1
これがだから人間がウイルスに対抗する最初のカウンターパンチ。
スピーカー 2
それがもうだって1790年ぐらいにできてるっていうのはすごいね。
スピーカー 1
そうそう。で、そっから現代に向かっていくにしたがって、このワクチンっていう方法いいよねっていうので広まって、
天然痘がどんどん感染する人減ってって、めっちゃ時間かかってるんだけど、そっから200年かけて1980年にやっと天然痘ってもう克服したよねっていう宣言を
WHOが出すんだけど、これが唯一の人間の勝利って感じ。
スピーカー 2
いろんなウイルスがいる中での一つだけウイルスを根絶したよっていうこと?
スピーカー 1
そう。一応根絶の宣言なんだけど、まだ似たような猿糖とか、そういうちょっと似たようなタイプのウイルスっていうのは全然まだ残ってるし、
そういうのがちょっとね小さい感染爆発を起こしたりとかは全然起きたりしてるんで、
まあ完全勝利って言っていいのかわからないけど、ひとまず大流行みたいなことはしてないし、克服したよねっていう唯一のウイルスが天然痘ですね。
スピーカー 2
まあ発症する人がいなくなったよねっていうところをもって根絶って言ったのかな。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
エドワードさんが少年を使って実験したのは1790年ぐらいって言ったよね。
ってことはまだウイルスの正体がわかるのって20世紀とかだからまだ全然わかってない状態だったってことだよね。
スピーカー 1
そうそう。全然よくわかんない状態で、もう経験測だよね。
スピーカー 2
で、1900年代の初めの方とかにいろいろわかってきて、白い粉単位できたってところまではさっきさ教えてくれたじゃん。
そこからその1980年の根絶までの間って何が起こったの?
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
じゃあ体に入っちゃったウイルスをどうやっつけるかっていうのはまた別な話だよ。
治療するっていう意味で。これはねもう細菌とウイルスだと難易度が全然違う。
なんでだと思います?
スピーカー 2
ウイルスの方がちっちゃい?
スピーカー 1
まあまあちっちゃいっていうのも理由としてはあるけど、もっとなんか決定的な違いがある。細菌とウイルス。
まあなんか想像してほしいんだけど体の中に細菌が入った場合とウイルスが入った場合で、その体の中で人間の細胞は傷つけずに細菌とかウイルスをやっつけたいわけじゃん。
その時にどうしたらいいと思う?
スピーカー 2
前回のエピソードで細菌やっつけるためには細菌は細胞壁で囲まれてるけど人間の細胞は細胞膜で囲まれててそれで区別できるから細胞壁を狙えばいいって言ってたよね。
そうそうそう。
でもウイルスの場合はそもそも細胞壁とかないからそれはできないね。
スピーカー 1
そうまじでそうで決定的な違いは細菌って自前のシステムを持ってるんで細胞なんで結構人間の細胞と違うパーツがいっぱいあるのよ。
細胞壁もそうだしその中に入ってるタンパク質とかも人間には持ってないけど細菌は持ってますよっていう部品がいっぱいあるからそれを狙うちしてあげれば別に細菌だけ狙って殺すっていうのができる。
これ抗菌薬の原理でもあるけどね。だけどウイルスはむちゃくちゃ構造がシンプルだしそもそも人の細胞の中に入ってその人の細胞のシステムを借りて使うわけじゃん。
スピーカー 2
だからウイルスが増えるっていうプロセスを止めようとすると人の細胞が増えるっていうプロセスも止めることになる。
スピーカー 1
だからもうめちゃくちゃ毒になっちゃうけどねウイルス殺そうって思って作るやつって。
スピーカー 2
だってウイルス自体が人の細胞の中にあるってことだもんね。
その中を攻撃するってなったら細胞自体も攻撃しちゃうよね。
スピーカー 1
場所的に中っていうよりかは増殖するっていうのを止めるっていうのが難しい。
細菌だって細胞の中に入ったりするけど。
スピーカー 2
そうなのか。
スピーカー 1
だけど細菌が増えるっていうシステム自体は人間と違うからその違うところを叩けばいいって感じになる。
分かるかな。
スピーカー 2
だけどウイルスは増殖するときに人間のシステムを使うから区別できないってことね。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
じゃあ増殖を止めればとりあえずいいんだ。
今あるやつとかもいると思うんだけどそれは増殖しない限り排出とかできるっていうことなのかな。
スピーカー 1
増殖止めさえすれば人間のもともとの免疫とかで感染しちゃった細胞はもう殺します。
っていうのはできる。
だけど増えちゃったらもうそれ収集つかなくなっちゃうから。
一番大事なのは増殖を止めるかその細胞の中から脱出できないようにするとかね。
そういう仕組みの薬もあるんだけど。
最初にできた抗ウイルス薬っていうのは増殖を止めるっていう方。
これができるのって1970年とか80年とかだよ。
ここ50年くらいの話だよ。
スピーカー 2
それも天然痘に対してそれともまた別のウイルスに対して?
スピーカー 1
これはねヘルペスウイルスっていうまた別のウイルスに対してが初めての抗ウイルス薬なんだけど。
これがねもうむちゃくちゃよくできてるからちゃんと説明したいんだけど。
俺これね初めて知ったときマジで人間頭いいなと思ったんだけど。
人間の複製システムとウイルスの複製システムが同じようなシステム使ってるから区別難しいよって言ったじゃん。
微妙に違うとこがあって。
それは遺伝子をDNAを人間が増やすときって二重螺旋になってるけど。
分裂するときは1本のDNAに対して相方になるDNAをブロックをつなげていくみたいな感じで鎖にしていくんだよね。
DNAポリメラーズっていうやつがやるんだけど。
だから本当鎖作りよ。
ちっちゃいパーツをガチャガチャつないで。
ウイルスはウイルスでウイルスのDNAをパーツからガチャガチャつないで相方を作るっていう別な構想がある。
このヘルペスウイルスってやつは。
だけどパーツは一緒に使ってる。
スピーカー 2
パーツは一緒なんだけど伸ばすこの作業者が違うって感じ。
人間のDNA専門の鎖作りの人とウイルスの鎖を作る人っていうのが別の人。
スピーカー 1
だけどパーツは同じこのパーツのプールから取ってってるみたいな感じで。
そこにめちゃくちゃそのパーツに似てる偽物みたいなやつを薬として入れる。
これどうなるかっていうと人間の鎖作る人はそれを見分けられるんだよね。
これは偽物のパーツだから使わないとこ。
正しいパーツだけ使ってDNAの鎖を伸ばしていくんだけど。
スピーカー 2
偉い。
スピーカー 1
偉い。これは偉い。
ウイルスの方はちょっと違う人がやってるから偽物のパーツも組み込んじゃったりするのよ。
スピーカー 2
鎖の中に。
スピーカー 1
そうするとその偽物のパーツを組み込んだ先が新しい鎖つなげなくなるっていうシステムになってて。
だからウイルスのDNAが伸びてくってのはここでもうストップされる。
スピーカー 2
そうか。じゃあウイルスの鎖をつなぐ人はちょっとアホってこと?
スピーカー 1
アホっていうか。
スピーカー 2
アホで偽パーツを見分けることができなくてそれを間違って偽パーツを使っちゃったらもうそこでゲーム終了ですよみたいな。
スピーカー 1
一概にアホとも言えなくて要はいろんなもの試して逆にウイルスの方は認識するけど人間の鎖伸ばす人が間違って取り込んじゃう偽物とかもあったりするよ。
だからうまく人間はちゃんと見分けられるけどウイルスは見分けられないっていうものを作ったってことね。
スピーカー 2
じゃあ一概に人間の方が精度が高くてウイルスがアホっていうわけじゃなくてたまたまいいやつを意図的に作ったってことね人間が。
ちょうど人間は判別できるけどウイルスは判別できないものを鎖を作った。
スピーカー 1
そうそれがもうまさに研究されたところでもあってそういうちゃんとウイルスだけストップする偽物のパーツっていうものが薬であるんだけど。
スピーカー 2
すごいね。
スピーカー 1
すごくない?この鎖をちゃんと作ってそれを薬にしたのはマジですごいなってこれアシクロビルっていう名前なんだけどこのメカニズムはね最初知ったときは面白いなと思った。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
そんなことできるのって説明されるとなるほどねってなるじゃん。
だから人間の科学が発展してきたことでもうそんだけ体の中で起きている特定のポイントを狙い撃ちみたいなこともできるようになってきてるっていうことだよねこれ。
スピーカー 2
なるほどなるほどこれに関してはさ完全にメカニズムを理解してターゲットを決めて人間が作り込んだ薬だよね。
そう。
ワクチンみたいに経験則的にキックから作りましたじゃなくて本当にもう仕組みを熟知して作ったのがすごいね。
スピーカー 1
そうそれだけ分かっているのすごいしそれを実際にね科学構造なんだけどその科学構造を人間がちゃんと作れるっていうのもすごいし。
スピーカー 2
確かに確かに。分かってても科学構造作れなかったらね意味ないもんね。
スピーカー 1
でちゃんとねそのパーツがね元のパーツと見比べるとね似てるよ。ここがこう騙されてるのかっていうのがそれを見ると分かるからめっちゃ面白くて。
これポッドキャストだとねそれ伝えられないのは非常に残念なんですけど。気になった人ぜひ調べてみてほしいこれ。
スピーカー 2
何ビルだっけ足黒ビルだっけ。
スピーカー 1
足黒ビル。
これはねあくまで特定のウイルスに対して効くやつなんでまあ違うウイルスはまた別の薬っていうのでどんどん必要だったり狙うものはもちろんこの偽のパーツ作戦以外にもいろんな作戦で戦っているわけなんだけど
そういう人間の逆襲が始まったぞっていうのが50年前くらい。
スピーカー 2
1970年くらい。
でもそれもすごくない?さっきの話にちょっと戻るけどさ。
だってDNAとかすらの存在を初めて知ったのが1950年代でその20年後にはそれを応用してこんな薬作っちゃうのすごいね。
スピーカー 1
めっちゃ早いよね。
スピーカー 1
唯一即時対応してるのはもう免疫とかのシステムとかね人間の体の中で新しいやつ来たらそれに対抗する策っていうのはもう人間の体は即時で対応しないといけないんで。
そういうのは体の中で起きてるかもしれないけどその薬を作るっていう意味ではめっちゃ時間かかっちゃうから。
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
追いつけないですよねなかなか。
まあコロナがすごい流行ってた時からまあちょっと今時間経ったじゃないですか。
まあねそうやって言えるのは本当に良かったなと思うんだけど。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
この間さM1でもさPCR5年連続陽性っていうのでめちゃくちゃ受けてたんだけど優勝した人がね。
あれで笑えるようになったのは本当になんかとりあえず良かったなと思うよ俺。
スピーカー 2
確かに。
もちろんいろんな方がこう被害受けたりとか亡くなったりしてるわけだから全然手放しで喜べないんだけど。
スピーカー 1
社会全体で見るとねまあ良かったなと思うんだけどひとまず。
今後起きないとは言えないというか世界はまた起きるっていう前提で動いてる。
スピーカー 2
そうじゃなきゃいけないよね。
スピーカー 1
いろんな試算あるけど今後10年以外に同じようなパンデミックが起こる確率が22から28パーぐらいあるよねって言ってる人とかもいる。
スピーカー 2
コロナレベルの?
スピーカー 1
コロナレベルの。
で25年以内に起こる確率はもうゴブゴブじゃないかって言ってる人もいる。
本当分かんないんだけどね未来のことだから。
だけどそれぐらいやっぱりリスクあるよねっていうのもあるしその社会の構造的にもパンデミック起きやすくなってるんじゃないですかっていう見方もあるよね。
スピーカー 2
それはやっぱり人の行き来が激しくなってるから。
スピーカー 1
そうそうそうなんかね飛行機バンバン飛んで国の間の移動も多いし。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
僕らもそうだしね今ロンドン行けばさめっちゃ移動してるじゃん。
昔はそんな移動しなかったから例えば地域で抑え込めてたかもしれないけど今そういうわけにもいかないと思う。
そうだね。
とか森林伐採してっていうどんどん開発されてったらそこにいた動物と人間が触れ合ったりする機会が増えたりするじゃん。
スピーカー 2
森林に住んでたけど追い出された動物が人の居住地に来てそれで新しい感染が発生する。
スピーカー 1
そうとか。
大体ね野生動物と人間が接触して急に人間に新しいウイルスが感染するようになったらもう爆発しやすいっていうのはある。
スピーカー 2
そうなんだ。天然党とかもそうなの?
スピーカー 1
天然党はねアフリカのネズミから来てるんじゃないかとかあとはそのラクダに一回行ってから人間に。
スピーカー 2
ラクダ?あーネズミからラクダから人間ってことね。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
コロナはねコウモリって聞くけどね。
スピーカー 1
そうだねコロナはもともとコウモリが持ってたウイルスが由来とは言われてますけどあとインフルエンザだったらカモが宿主とかね。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
そうっていう可能性は一応言われててだからそういういろんな動物を介してあるところで人間に感染するようになって
それってさ他の人間はそれに対する免疫持ってないからもうめっちゃ爆発的に広がるっていう。
スピーカー 2
なるほどなるほど。
スピーカー 1
そういうことが起きちゃうんで例えば少なくとも野生のウイルスはこういうのがいるよねっていうのを把握する取り組みとか
あとはもしパンデミック発生したらすぐにその情報をみんなで共有しましょうとかね。
そういうシステム作りを今やってる。今まさにやってるって感じですね。
スピーカー 2
まあ前回のコロナがあったからさいろんな多分課題見えてきたと思うけどそれを教訓にきっと世界の偉い人たちが話し合ってるんだろうね。
スピーカー 1
まあそうだねとかより技術もさAIとかも結構使われるんだけど例えばAIでウイルスがこういう変異しそうだなっていう予測をさっき回りできないかなとかね。
スピーカー 2
確かにウイルスの変異も早いけど人間の進歩も早いからね。
スピーカー 1
そうねもうこれはねある意味競争みたいなところはある。でちょうどね本当今後どうなるかなっていうタイミングですね今。
なるほど。
もう多分起きちゃうと思うんでまた似たようなことは。
だし地域的にはもう結構起きてるんで例えばアフリカの一地域で新しいパンデミック起きたぞみたいなことって全然起きてるんで僕らが知らないだけで。
調べたらめっちゃ出てきますそういうの。
スピーカー 2
なんかコロナ後結構さこれがめっちゃ流行ってますみたいなニュース多くなってきた気がするけどそれはコロナで私たちが敏感になったからそういうニュースが飛び込んでくるだけで。
昔から結構あったことなんかななんかサル島とかさあとはイギリスで新しいインフルエンザが流行ってるとかさそういう話とかもさ今年聞くじゃん。
スピーカー 1
まあそうだねインフルに関してはコロナより前からさ一時期鳥インフルエンザがとかなってたことあるけどより敏感にはなってるよねやっぱコロナレベルの爆発は本当最近はなかったから。
確かに。
それがあったからこそそのウイルス自体を過度に怖いって思っちゃうみたいな風潮も僕はあると思っててまあ普通に怖いじゃん俺だって怖いしウイルス自体。
だけどそのウイルスっていうものをじゃあ今今日話してきたみたいにそのメカニズムが面白いよねって言って研究してる人とかそういう人ってさ別にウイルスを増やしてなんか社会をどうにかしてやろうみたいな人ってさいないよ。
スピーカー 2
むしろあれだよねウイルスと戦うために研究してる人たちだよね。
スピーカー 1
そうそうそうだけどたまにウイルスの研究してますっていうだけで怪しい奴だとかさそういう攻撃するとかそういう分断って俺結構SNSで起きてるのを見ちゃうんだけど目に入ってくるんだけど。
スピーカー 2
特にコロナの時とかそうだったかもね。
スピーカー 1
だから俺そこはねちゃんと区別できるようになった方がいいなと思うよ。
ウイルス自体の恐ろしさとウイルス学っていうのはもうまた全然違うものだよっていう。
スピーカー 2
ウイルスは怖いけどウイルス学は今話聞いた感じだと面白いよね。
スピーカー 1
でそれ別に面白いって言っていいと思うよ俺は。
それは結構俺言いたいことかなっていう今回の話を通してそうだしあとはそれってウイルスに対する解像度がむちゃくちゃ低いとそうなっちゃうと思ってて。
よくわかんないから怖いみたいな。
だけどわかってることとわかってないことって結構かなり明確になってきてるし最近メカニズムわかるようになってきたって言ってるのもさ相当昔に比べたらウイルスのことよくわかってると思うよ僕らって。
だからそういうのを知ってみるのは面白いことだし目を向けてみませんかっていう。
そういう話かなっていうことかな。
スピーカー 2
私たちは何をすればいいですかね研究者の人たちは頑張ればいいと思うけど。
スピーカー 1
まずはもうそういう人たちは頑張れっていうことじゃないですか応援はできると思うし。
そのニュースに関心持つだけでも結構いいと思うよそのウイルス研究者たちも正しい知識をやっぱ伝えたいっていう人たちたくさんいると思ってて。
少なくともそういう話にちゃんと耳を傾けるとかね大事だと思う。
スピーカー 2
それがあると変なもんに騙されなくなると思う。
スピーカー 1
そのウイルスへの恐怖心を煽ってその陰謀論みたいなの語ってる人もいるし。
スピーカー 2
正しくない情報とかその正しくないものを何ならその服用することを推奨したりね。
スピーカー 1
そういうのにちゃんと騙されないようになるっていうのが本当に大事だと思ってて。
私騙されたわコロナの時。
スピーカー 2
何に?
コロナの時に誰かからこうこうこういうことをこういうお茶を飲めばとか手を洗う時にこうこうこういうことをすれば防げるらしいよみたいなデマの情報が送られてきたんだけど。
スピーカー 1
それデマだったの?
うん。
あったよねでもあの時本当にデマみたいなお話多かったよね。
スピーカー 2
でこれをなるべくみんなに広めてくださいみたいなさ。
で私はもうそういうのにすぐ騙されるからそれで友達に共有したらそれデマだよって言われた。
スピーカー 1
いやいやでも結構あると思う。
俺もなんかそういうのを見たし親とかとそういう話したこともあって。
スピーカー 2
親だったかもしんないそういうの送ってきたの。
スピーカー 1
俺もね親からねこうこうこういうのがあってこれ本当なのみたいな話とか。
やっぱYouTubeでこういうの出てるんだけどみたいな。
でなんか情報発信うまいんだよね。
なんかそういうさ人が食いつきそうなことを綺麗にまとめてさ発信するから結構信じる人とかも出てきちゃうんだけど。
それ結構鵜呑みにすんのすごく危ないと思ってて。
それを防ぐ手段ってもう僕たちがさいろんなことを知ること以外ないかなっていう。
スピーカー 2
一度疑ってかかるみたいなそういう姿勢は確かに重要かも。
これ本当かなみたいな。
スピーカー 1
なんかそういう目を養うことは大事だと思う。
スピーカー 2
それは結構ね君から学んだかも。
スピーカー 1
あそう?俺なんか言ったっけ?
スピーカー 2
いろんなことに対してこうこうこういう健康療法がいいらしいよみたいなのをいろんな人から聞いて
でそうなんかなとか私が言ってたらこれ本当みたいな言って調べだしたりするじゃんよく。
スピーカー 1
俺はめっちゃ調べるね。
スピーカー 2
これ言ってるこの会社の人とか怪しくねとか。
スピーカー 1
会社のことは表面的なことかなっていう。
スピーカー 2
それはそうだけどそういうところも全部含めてさ
まず疑ってかかるみたいなところあんじゃん君。
スピーカー 1
それだけ言うと嫌なやつかもしれないけど。
でも俺は結構そうだね。
スピーカー 2
でもなんか多分そういう会社なのか本当なのかわかんないけど
そういうよくわからない健康情報みたいなのって結構ありふれてるよね。
スピーカー 1
ありふれてると思う。
スピーカー 2
信じちゃう人も多いと思う。
スピーカー 1
それってすごいキャッチーな感じでわかりやすいっていうことがあるから信じてるっていうことだもんな。
逆に僕はそういうのを見ると危険信号出るんだよね自分の中で。
こんなに簡単なことあるかっていうとか
そんなに都合いいことあるっていうことって大体裏あったりするから
そういう意識を持つことだけが大事なんじゃないかな。
今僕がこうやって話してるやつも100%例えばこれ信じるっていうのも危ないと思う。
僕はなるべくいろんなこと調べて参考文献ちゃんと載せてしゃべるようにしてますけど
でもこれ本当かなって思ったら自分で調べてみるっていうこと?
これウイルスの話全然関係ないけど。
でも結構そうじゃない?
スピーカー 2
はい、ありがとうございました。
スピーカー 1
最後にお知らせなんですけど
新しい研究者のゲストが決まりました。
スピーカー 2
お試験の次の人ですか?
スピーカー 1
そうです。教えて研究者っていうコーナーで
ガチの研究者をお呼びして話を聞こうというやつで
今回はちょっとすごい方
アメリカの国立衛生研究所ってとこがあるんですけど
NIHっていう
そこでラボを持たれている高浜陽介先生です。
スピーカー 2
すごいね。
スピーカー 1
すごい。アメリカで今研究してて
その前は徳島大学にいて徳島大学の名誉教授です。
スピーカー 2
今までそんな名誉教授の人とか
アメリカでラボを持っている人とかと話したことあったっけ?
サイエントークで?
スピーカー 1
うん。
ないよ。
スピーカー 2
ないよね。
スピーカー 1
なんだそのリアクション。
すごい。
どういうリアクション。すごいってリアクションね。
スピーカー 2
そうそうそう。サイエントークもすごいところまでいったな。
スピーカー 1
なんかちょっと薄いな。なんか演技っぽいけどね。
もういいか。いやーすごいですよ。
一応ね、ご専門とかを先に紹介しておいて
ちょっと今回質問募集したいんですけど
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
このエピソードウイルスの話もしたんですけどね。
はいはい。
本当にちょうどよくて免疫の研究をされている方なんですよ。
あと、胸腺。胸腺わかります?
スピーカー 2
胸の腺?
スピーカー 1
うん、そう。
スピーカー 2
胸の腺じゃん。
胸の腺。
スピーカー 1
免疫が関係しているってのはわかる?
わかんない。
一応本当に簡単に言うと
免疫細胞ってさ、自分と敵のウイルスとかを区別しないといけないわけじゃん。
ほいほい。
スピーカー 2
ダメかなそれ。
スピーカー 1
いいよいいよ。
で、免疫細胞はその胸腺が、言ったら学校みたいな役割なんですよ。
自分とウイルスを見分けないといけないから
自分の細胞っていうのはこういう形なんですよっていうのを学ばないと
その胸腺から免疫の細胞がこう前進に行くわけですけど
スピーカー 2
あ、そうなの?免疫の細胞って胸腺で作られるの?
スピーカー 1
胸腺で成熟とかされるんだけど。
スピーカー 2
胸腺ってさ、胸の線って左に尽きってあってさ、線。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
え、そうなんだ。へー。
スピーカー 1
で、言ったらそこが学校みたいなもんで、そこで教育を受けて
もし自分を攻撃しちゃうやつがいたらそこで排除されたりするんだよね。
ほうほうほうほう。
で、その後前進に行って、ちゃんと教育された免疫の細胞がウイルスが来たらやっつけるっていう。
スピーカー 2
ほいほい。
スピーカー 1
そういうシステムなんですけど、これT細胞とかそうなんですけどね。
ちょっとこの辺の話も詳しく色々聞きたいなっていうことと、
その細かい仕組みどうなってるのかとか、どういう研究してるんですかとかね。
っていうのをやる回が実現しそうで、このウイルスの回もやったしちょうどいいなっていう。
スピーカー 2
確かにちょうど流れ的にいいね。
スピーカー 1
出るのはちょっと先になっちゃうんですけど。
で、もう一つ、去年のノーベル生理学医学賞。
これが制御性T細胞の発見。
で、これ坂口志門先生っていう方が受賞してるんですけど。
この方ともね、親交があるということで。
昔から同じ免疫学の分野で色々研究したり交流したりした仲だそうで。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
ノーベル賞の隣ぐらいまで来ちゃって。
スピーカー 2
ノーベル賞の友達?
スピーカー 1
後輩なのかな。なんか同じ建物で研究したこともあるみたいなのがニュースにもなってましたね。
記事もちょっと見ましたけど。
で、本当にこのノーベル賞の研究も免疫の研究なんで話題出てくると思いますよ。
制御性T細胞ってさっき言ったT細胞なんでね。
だからノーベル賞のこともちょっと色々聞きたいなと。
スピーカー 2
じゃあこの回を聞いたらさ、免疫のことも分かっちゃうし、ノーベル賞の最新の情報も分かるみたいな回になるってことだよね。
マジで多分最先端のことまで色々聞きたいなっていう。
スピーカー 1
しかも本人に直接聞けるから質問めっちゃチャンスだね。
免疫学って結構複雑でさ、すげー難しいとこもあるから、やっぱ専門家呼びたいなと思ってたんよ。
スピーカー 2
っていうところに高浜先生、サイントーク聞いてくれてるそうで。
スピーカー 1
すごいな。
スピーカー 2
もしかしたらこれも聞いてくれてると思うんだけど。
スピーカー 1
ありがたい。
ということでね、ちょっと質問募集します。
そうだね。
なんでもいいです。なんでもいいって言ったらあれかもしれないけど、免疫学に関することでもいいし、そうじゃなくても純粋に聞いてみたいことでもいいですけど。
免疫のことってやっぱり喋ると色んな情報出てきて難しいから、なんか勉強しててちょっと気になることあるっていう人とかもね、ぜひねこれいい機会なんで質問送ってきてほしいなと思いますね。
ひとまずねちょっと質問募集は1月25日まで受け付けたいと思うので。
スピーカー 2
多分これ結構すぐ締め切っちゃうんですけど、せっかくなので色々免疫の質問なり、アメリカの研究機関で働いてる方なんで、なんかそういう質問でもいいかもしれないし。