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2019-11-22 44:44

SBCast.#11 キーワードは多様性(日本Androidの会 嶋是一さん)

今回は、スマートフォンOSの一つであるAndroid。このAndroidのアプリケーション開発コミュニティのひとつである、NPO法人日本Androidの会の理事である、嶋さんに、会の活動内容と、目指していることについてのお話を伺いました。
00:10
高見知英
NPO法人まちづくりエージェントSIDE BEACH CITYの
ポッドキャスト番組、SBCastです。
この番組は、様々なステージで地域活動、
コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、
まちづくりエージェントSIDE BEACH CITYとして
どのように関わっていけるか、ということを話し合っていく
ポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、フリーランスとして
パソコン、スマートフォンの利活用支援、
プログラミング、アプリ開発、講師、書籍出版などを
行いながら、このNPOの理事を務める高見成です。
どうぞよろしくお願いいたします。
この番組は、図面の出力、製本ならお任せください。
株式会社トレースのサポートにてお送りいたします。
ということで、今回はNPO法人日本アンドロイドの会、
理事をされております島さんのお話を伺いたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
嶋是一
どうぞよろしくお願いします。
高見知英
ではまずは、日本アンドロイドの会ということで、
段々と紹介からお話いただけますでしょうか。
嶋是一
日本アンドロイドの会。
アンドロイドがいろんな捉え方されてしまうんですけれども、
今、スマートフォンでメインのOSになっているアンドロイド、
アンドロイドOSを使ったユーザーコミュニティという活動をしています。
アンドロイドのスマートフォンの上でアプリケーションを開発する人たちが集まっていて、
皆さんが作ったものを持ち寄って発表したりとか、
あとは新しい技術を知りたいために多くの人に集まってもらって、
そこで講習会をして技術交流をしてみたりとか、
そういう活動をずっとしてきています。
大体アンドロイドが発表されて11年、12年ぐらい経っているんですけれども、
アンドロイドが発表された大体1年後ぐらいからこういう活動がありまして、
日本アンドロイドの会も今年で11年目という形になって、
その活動を継続的に続けてきているというような形になっています。
高見知英
ありがとうございます。
主にどのような形での活動を行っている方いらっしゃいますでしょうか。
嶋是一
そうですね。一番目立つ活動としては、
年に2回大きなアンドロイドのイベントをやっています。
Android Bazaar & Conferenceという、参加者は無料イベントなんですけれども、
こちらの方に約1000人ぐらいの人に来ていただいて、
講演会という技術共有の講演会を開いたりとか、
あとはバザールと言われていて、いろんな企業さんもいらっしゃるんですけれども、
03:03
嶋是一
そういう方がブースを持ってもらって展示をしてもらうというようなイベントをしています。
それ以外には毎月勉強会という形で、テーマを決めて会議室を借りて、
大体50人から100人ぐらいの規模で勉強会を開いて、
あとは情報交流するためのメーリングリストを開催していまして、
現在メーリングリスト自体には2万2千人ぐらい登録していただいているので、
そのメンバーでいろんな話をしながらというような活動をしています。
高見知英
イベントなどでは、広報手段という形はどのような場合を受けていますでしょうか。
そうですね。メインの広報手段は、会のウェブマーケティングにおいて、
嶋是一
あとは大きなチャンネルとしては、会が持っているメーリングリスト、
2万人の方は一応読まれているので、そこにリーチする告知手段として使っています。
あとは会の公式のツイッターとか、フェイスブックページからアナウンスをしながら、
イベントの告知をすると人が集まってくると。
最近多いのは、コンパスイベントを告知するウェブサイトあります。
そちらを使いまして、登録してもらっている人も結構多くなっているので、
そちらで告知すると、かなり多くの人にイベントに参加してもらうという形ができるようになっています。
嶋是一
ありがとうございます。
あとは、アンドロイドバザーランドカーポネンスなど、
高見知英
例えば、横浜に近いところの川崎の、
川崎の産業振興会館とかに入られていることもありますが、
そちらなどで、地域で何か情報の発信などは特にされていないかなと。
川崎市さんが産業振興センターを貸していただくときに、
嶋是一
川崎市さんのブースというのが一応ありまして、
川崎市側からITの会社さんの展示ブースを、
準備してもらって、そちらのほうで発表とか展示とかをしてもらっています。
なので、川崎にある会社さんのITの告知の協力にもなりますし、
我々としてもイベントしちゃうと、
いい面も悪い面もあるんですけれども、
うちは職圧が強くなってしまうんですけれども、
そういう形でイベントしちゃうと、
地元の川崎市側の会社さんとかが入ってくれると、
バリエーションが増えてくるというか、多様性が増えてくるというか、
そういうところがとても良いなと思っています。
高見知英
それでは団体が目指していることとしてはどのような?
嶋是一
団体が目指しているのは、設立の主意がそうなんですけれども、
AndroidOSの普及を助けるという形になっています。
ただ、ものとしてはAndroidOSをターゲットにしているんですが、
06:02
嶋是一
最近、会の存在意義って何だろうという議論になるんですけれども、
Androidが出た時に、Androidって面白そうだね、
スマートフォン上でOSが誰でも開発できるような環境って面白いよねって言って、
わっと人が集まってきたんですよね。
そのアンテナを持っている人たちが集まってきて、
技術交流するとすごく面白い話がいっぱいできるんですよね。
結局今、その人たちがAndroidをしているかと言ったらそうではないんですけれども、
結局Androidの会の新しい技術のイベントとかをすると、
大体そういう人たちが集まってきていて、
やっぱりこういう技術面白いと思っているメンバーだねみたいな、
同窓会みたいな面も最近あるなと思って、
面白かった技術のアンテナを持っていた人たちが情報交流する
そういう団体みたいな位置づけも最近やってきているところも
高見知英
一つ目指しているところにはありますね。
それでは、主に活動しているときの拠点とかは?
嶋是一
そうですね。今事務所はですね、
ユシマにありまして、ユシマの事務所を拠点にはするんですが、
実際ですね、運営委員会といってスタッフのミーティングをするとですね、
やはり人数が結構集まってしまうので、
会社さんの場所を借りたりとかいう形になっているので、
ミーティング場所とかはですね、いろんなところを点々としながら
高見知英
渡り歩いているような感じになっています。
嶋是一
会場を貸してもらっていいのというか、
大きな会社さんも小さな会社さんもあるんですけれども、
会社の方と話をして場所を貸してもらうという形でお願いします。
高見知英
次にありますけれども、
自分が日本アンドロイドの会横須賀支部ということで
勤務させていただきましたけれども、
他の日本アンドロイドの会のイベントの更新会などでお話をしていると、
支部とは違って、他の支部やアンドロイドの会自体と違って、
やはり地域の方々に向けたことをしているということで
嶋是一
お話を伺うことが多いんですけれども、
高見知英
例えば他の支部が地域に関わっていない、関われていないというのは
嶋是一
何かどのような理由というのがあるかとか、
どういうふうに思っているとかそういうのってありますか。
09:01
嶋是一
そちらの活動自体は基本的に地方支部と言っているから
地方に根差して地方拠点に活動するという形ではあるんですけれども、
ただその中でも、例えば同じ地域で
2つ支部が立ち上がってしまったりとか、
テーマで支部の内容を決めてしまうようなケースとかもあったりするんですね。
そういう時は確かに地域とは連動しなくて、
高見知英
例えば自分の今活動している
まちづくりエージェント、サイドビーチの方では
基本的に地域の、こちらだと横浜が中心になりますけれども、
横浜で地域で関わっている、特にスマートフォンをそもそも使えているかどうか、
あまり使えていないというような人とか、
地域の課題を解決するためにITを使っている、
そういう人と関わっていたりする機会が多いんですけれども、
逆に他の、例えば日本アンドロイド会もそうですし、
他のIP関連のコミュニティアムもそうなんですけれども、
そういうところと、特に地域の方、川崎の支部であれば、川崎の一支部は特にないですけれども、
川崎であれば川崎、横浜であれば横浜、
あとは東京でもやはり特にあまりITに触れていない方とかいっぱいいますので、
嶋是一
そういうところと特に何かつながりをつく、出ていないというのはあります。
そうですね、確かにその辺はちょっと薄い感じはしますね。
どちらかというと日本アンドロイドの会の入っているメンバーって、
どちらかというとアプリを開発する技術系よりの興味がある人が多い、
またはそういう新しい技術を知りたい企業の人とかが多いので、
どちらかというと世の中の課題を解決するために、
課題を解決するというところの向いていないところはあるかもしれないと思っています。
ただ実際には活動してみると、教育に関連した、
例えば大学と一緒にハッカソンみたいなのを手伝いに行ってみたりとか、
あとは前ABC秋葉原とかでやったときには、
秋葉原の課題を持っている人たちが集まってきて、
その内容をイベントの中で発表してもらったり、
共有してもらったりとか、
そういうところで少しずつその人のつながりが増えていっているというのはあるかなと思っています。
高見知英
例えばそういうようなつながりが増えていっているというところもあると思うんですけど、
他何か、例えば積極的に地域の方に何か情報を出す、
例えば地域のコミュニティスペースで何かの情報を出すとか、
そういうところに何かあります?
12:02
嶋是一
地域のコミュニティスペースというと、
どちらかというとイベントをするときに場所を借りた場合に、
その場所の地域というか、
そこの周辺と連携するためにパンフレットを置いたりとか、
そういう活動とかはやったりはしますね。
アンドロイドの会のABCのイベントも地方で開催する、
ABC Dayというのもやっていて、
最近だと香川でやってみたりとか、
実は11月には合図で開催することにもなっていて、
そういう地方で開催した場合にはやはり地方の活動している団体、
アンドロイドの会だと地方支部があるのでそこがメインになったりしますけど、
当然そこの周りにいる市とか、
そういう街というところの人と連携することもやはり多いですね。
そのときに役立つのが、
アンドロイドの会のABCでイベントするときは、
総務省さんに一応講演をいただいているので、
そこの総務省関係でつながっていくというのも結構ありますね。
高見知英
総務省関係ですね。
それではまずは、先ほどの話があったABCDについてはもうちょっと詳しくお聞きしたいと思います。
嶋是一
そうですね。
ABCDは地方で行うアンドロイドの専門のイベントという形でやっています。
主催は地方支部が主催するので、
もう地方色豊かなイベントになっています。
テーマは、例えば浜松でやったときには、
やはり組み込み系とか強い内容があったりとかね。
あと、今度合図でするときにはAIのテーマでやったりとか、
やはり地方で力を入れているテーマが大体出てきます。
やはり地方で開催する面白さというのは、
いつも行かない場所に人が出て行って、
そこで話をするとか、または話を聞いて、
そこの地域とコミュニケーションをとっていくとか、
そういう形で、その次またイベントをするときとか、
そういう人たちが手伝いに来てくれたりとか、
メンバーになってくれたりとか、
そういうのが広がっていくのが、やはり地方でするときは面白いなと思っています。
高見知英
やはりそのときのテーマというのは、
その地域地域の例えば支部長の方がこういうふうにしたい、
嶋是一
ということで決めている。
そうですね、完全にそうですね。
地方支部とかいうと、日本アンドロイドの会の本体があって、
地方支部がそこの下にあるようなイメージなんですけど、
実は日本アンドロイドの会って結構ゆるいつながりの団体で、
前任者の理事長、丸山先生という方がいたんですけれども、
15:02
嶋是一
その先生の方針が自立分散型ということで、
上からやれというのではなくて、
各々の人たちが自分たちがしたいことを自立的に勝手にやって、
それがやはりオープンソース、IT系でもですね、
みんながやりたいことをできるという環境がそこにはあるんだからというのが、
一応思想的なところになっているんですね。
だから地方は、地方でやりたいことを好きなだけやってもらって、
そこのサポートをアンドロイドの会としては当然サポートしていきますので、
そんな感じでやっていますね。
主に国知事のサポートとか。
高見知英
そうですね、国知事のサポートとか、
嶋是一
あとは関係団体とか、関係企業の紹介、引き合わせとか、
そういうことをやりますね。
実際、アンドロイドの会というのは、
高見知英
ABCDでもアンドロイドの会の関連する企業さん、
特に支部長の方と、それぞれの支部長とは直接関係がない人も、
そちらの方で講演されています。
そういうケースもありますけれどもね。
嶋是一
ただ結局、実際、実行委員長になるのは支部長さんになるケースが多いですけど、
やりたい内容なので、別に今回のイベントで、
優わない内容だった場合とかは、当然、講演はやらないケースとかも当たりますから。
そういう辺は、結構自由度が高く運営しています。
メインテーマ、例えば、それぞれのABCDのメインテーマに、
高見知英
メインテーマはそれぞれの団体の支部長が決めて、
それに関わるものを、こちらで話したいというか、
話したいという人がいれば、そちらで、という感じですね。
ありがとうございます。
では、この団体に、下さんが本人として関わっている理由というのを、
お話を全部おっしゃいますけれども。
なるほど。
嶋是一
一応、自分は元々、メーカーで携帯電話を開発していたんですけれども、
その中で、携帯電話に関しては、
携帯電話を開発していたんですけれども、
その中で、アンドロイドというのは面白いなと思ったきっかけから、
技術的なところはアンドロイドというので、
普及させていくというのが、自分の目的と会の目的と似ているなと思いながら、
活動していたんですけれども、
嶋是一
最近はですね、自分が関わっているのは、
先ほども言っていた、人の繋がりみたいなところと、
あと、継続的に活動していくためのサポートができたらですね、
新しくこれからアンドロイドに入って学んでいく人たちの助けができるなというところが、
ある意味、自分の使命かなと思ってしまっているので、
そういうことができるというところが、
今もアンドロイドの会で関係している理由になっています。
18:01
嶋是一
ありがとうございます。
高見知英
それでは、そのようなところで、
例えば、実際に何かうまくいって、
その人がアンドロイドの会を通して、
もうちょっと一つステップが上がったとか、
そういう事例何かあればお聞きをしたいなと。
嶋是一
そうですね、アンドロイドの会も長いので、
やっぱり自分で印象的なのは、
アンドロイドの会が始まった初期のメンバーがですね、
オープンソースでアプリをいっぱい作ったりとか、
あとは本をいっぱい書いたりとか、
そういう活動をして、
アンドロイドの世界だと有名になってくるような人たちが結構いたりしたのが面白いですね。
例えば、アダム・ロッカーさんって、
アンドロイドのしめじっていう日本語変換のアプリを作った人なんですけれども、
多分日本の中でも有数な有名なアプリになってますけれども、
そのアダム・ロッカーさんもですね、
アンドロイドの会のABCの第1回目、第2回目とかはスタッフで参加してたんですけど、
スタッフで、スタッフっていうとだいたい入り口で受付したりとか、
会場で人の案内をしたりとか、
っていうのがイメージなんですけど、
アダム・ロッカーさんとかはですね、
イベントの講演会場の一番後ろに座ってですね、
ひたすらオープンソースのプログラムを書いてたと。
スタッフなんだけれども、アダム・ロッカーさん楽しそうだから、
そのままにしておこうねって言ってるうちに出来上がったのが、
しめじってアプリが出てきて、
あの時作ってたやつこれだったのか、みたいな。
そんなところが見てると面白いですよね。
高見知英
本当にずっと作っていただけで、
特に何か当日はスタッフとして何かあったことはなくて、
それまでの間にスタッフとしていろいろ動いて、
そうなんですね。
嶋是一
っていうところだったと思います。
当日もだいぶ7,8年前くらいですかね。
高見知英
あと、いろいろと話はありましたけれども、
Android Buzz & Conference主な活動は、
Buzz & Conference主な実施場所というのは、
目標としてどのあたりを予定しているのか。
嶋是一
そうですね。
ABCDじゃない、地方じゃない開催場所は、
大体都内周辺をねじりしています。
一番多いのは、先ほど言った川崎市さんの産業振興センターが、
やはり一番多く使って開催をしています。
あとは、最近だと東海大学の高輪校舎っていうところを
使ったりとかですね。
あとは、東大の本郷三丁目の近くの東大の会場を借りて実施したりとか、
そういう形でやっていますね。
21:01
嶋是一
前はですね、ちょっと外れちゃうんですけれども、
千葉県の柏の葉っていうところで実施してみたりとか、
そういうところでもやることもありますね。
高見知英
基本的には、東京と隣接している県の近い側とか。
そうですね。大体その辺で開催しています。
場所としては川崎とか、あとは千葉の西側、北西側とか、
そういう形でですね。
他にも結構いろいろなIT関係のコミュニティっていうのは
いっぱいあると思うんですけれども、
そういうところとかと何か繋がりっていうのはありますか?
嶋是一
そうですね。
時々コラボで一緒にイベントをやったりとかはしていまして、
例えばGoogleの技術をやっているコミュニティとの仲がいいですね。
例えばTensorFlowって今AIの機械学習をするためのソフトウェアとして
Googleの数字がありますけど、それをプロモーションしている団体と
一緒に勉強会を開いたりとか。
あとはHTML系の団体と一緒に勉強会をやったりとか、
そういう活動はありますね。
あとはGoogleさん本体でやっている、GDGと言われている
そういう団体のイベントにAndroidの会も参加していって
一緒にイベントを作っていくとか、
そういう形もあって、コミュニティ同士ゆるくつながりながら
いろんなイベントをやっているなという感じなのです。
勉強会というと主だった内容として大体どのような?
高見知英
そうですね。
アンドロイドがテーマだと、
嶋是一
アンドロイドって大体毎年一回大きなバージョンアップをするんですね。
だからそこの新しいバージョンアップの、
次のアンドロイドにどんな機能が入るかとか、
どんな開発ができるかっていう内容をみんなで共有する勉強会とか。
あともう一つは、毎年ですね、
そうですね、5月ぐらいにGoogleが
Google IOWNと言われているイベントをアメリカで開催しているんですけど、
そこに結構日本人も参加するんですよね。
そこにアンドロイドのイベントが開催されて、
そこで聞いた話を持ち帰ってもらって、
Googleで直に聞いた情報を発表するような勉強会とか。
その辺が結構人気があって、
人がいっぱい来てくれますね。
確かに。
もしこの現場と繋いだら、
インターネット通信業界と繋いだらということは確かに。
高見知英
そうですね。
前に繋いだら、
中継しながら、
嶋是一
同時開催勉強会みたいなのもやってみたりとかしています。
同時開催勉強会のときは、
本当に現場と現場、例えばGoogleはハンガーとか何々で繋いで、
直接やる。
高見知英
もうお互いは複数人対複数人という感じですか。
24:03
高見知英
えっとですね、
お互いは複数人対複数人という感じですね。
嶋是一
そうですね。
高見知英
もうお互いは複数人対複数人という感じですか。
嶋是一
普通のケースケースで複数人、複数人でやったときも1回ありますけど、
大体どちらかというと、
向こうの会場で発表する人は、
その人だけを映して、
そこの発表だけを切り取って、
こっちでみんなで映像を見ているようなケースが多いかなという感じです。
高見知英
そのようなときって、
こちら側からも質疑応答とかできる感じですか。
嶋是一
はい、できますね。
というか、それがネット中継で面白いですよね。
そうですね。
高見知英
開催しているイベントの時間帯というのも教えてもらっていいですか。
嶋是一
はい、えっと、
ABCというイベントは、
大体朝から晩までずっと開催するので、
大体午前10時スタートで、
イベントが終わるのは17時ぐらい。
その後懇親会があって、
大体19時ぐらいで終わるというパターンが多いです。
あと、先ほど言っていた、
毎月やっている勉強会というのは、
大体会社が終わってから、
来てくれる人がターゲットになっているので、
大体19時スタート、
21時終了みたいな形でやるケースが多いですね。
高見知英
21時で終わった場合によっては、
嶋是一
ちょっと懇親会がありますね。
高見知英
それでは、
このポードキャストとしては、
地域の方向けの情報を出しておりますので、
地域の方、聞いている方も多めになるかと思いますけれども、
例えばこれを聞いている方に、
何をしてほしいというのはありますか?
嶋是一
そういう話でいくと、
アンドロイドを使ってくれると嬉しいなというのが、
回としてはあるんですけれども、
自分としては、
アンドロイドを使う人に向けた何か活動というのも、
できると面白いんじゃないかなというのは思っているので、
そういう接点で、もし取り組みがあったときに、
一緒に話をさせてもらえると嬉しいかな、
そんな感じでは思っています。
高見知英
話をするというと、
本当に特に何か勉強会というような、
グリティバーなくてもっともっと緩いイベントとかでも、
ありかなということですか?
嶋是一
そうですね。面白いと思います。
高見知英
面白いですね。
こちらの収録の前にもちょっと話したけど、
日本アンドロイドが横須賀支部の方でも、
27:00
高見知英
ABCDとしてちょっとやってみようかという話も出ています。
そうなると本当に対話のスペースの何かができれば、
面白いと思います。
やはり地域の方だと、
例えば自分たちが開催しているイベントなんかでは、
そもそも質問するにも何も知らない、
そもそもスマートフォンで何ができるかわからないから、
質問もできないというような方が多くて、
その方に向けたパフォーマンスイベントも定期的に行っているので、
そのような方と話すような機会を今回作れれば、
それもまたそれで面白いかなと思います。
やはり地域の方だと本当に、
本来であれば携帯電話会社のショップの人とかが
いろいろと教えてもおかしくないと思うんですけど、
やっぱり電話の受け方がわからない。
嶋是一
使い方が多くて、
高見知英
そもそも通知に出てきた電話が下がってしまうと
そもそも受けられない。
引き出すことがわからないので。
嶋是一
取り方がわからない。切り方がわからないってありますよね。
確かに。
高見知英
そういうようなこととか、
やはり今だと電気通信事業法とかでも結構縛りがあって、
押し売りとかに形になってしまうのはよろしくないという話は
あってはいるはずなんですが、
たまにまだ聞くこともありますので、
多分どこかしらでそうがあったんだと思うんですけど、
そういうケースもあるので、
適切にIDツールを使ってもらえるような仕組みなんかも
いろいろやってますので、
その方といろいろと話せる機会を作ってみるかもしれないです。
嶋是一
そうですね。
高見知英
ありがとうございます。
では今後インターネットなどで皆さんのアンドロイドの活動を
走っていくにはどういうふうにすればいいのでしょうか。
嶋是一
今後活動ですよね。
自分からするとイベントするので、
いろんな人に集まってもらえるような仕組みっていうのを
作っていきたいなと思ってますし、
やっぱりアンドロイドの技術をターゲットにはしてるんですけれども、
当然それだけだと面白さが足りなくなるというか、
多様性がなくなってきてしまうので、
そこを増やすためにいろんな人が来てもらうための
出し物っていうかね、
そういうものとかテーマとかを作っていきたいなというのが
今考えている感じですね。
高見知英
場所としては、
例えば先ほどの日本アンドロイド会のホームページとか、
嶋是一
あとはコンパス。
コンパス、あとはメーリングリストが今ありますので、
そちらの方に入ってもらえると、
あの会の活動とか、
30:01
嶋是一
あとはいろんなQ&Aとかも見れるようになるので、
一応最新情報も取れるようになるかなみたいなことは
高見知英
思っていますね。
やっぱり地域の方なんかだと特にちょっと、
そういうような生き物って難しいなって思って
近寄らないっていう人も多いですけれども、
やっぱりそういうような方でも、
意外とちょっとやってみるとそんなに
できてしまったりしますし、
自分もいろいろとイベント、
プログラミングの初心者の人とかに会ってますけれども、
意外と、
例えば学習環境のスクラッチとか、
コード等とか、
割と初級のところはそんなにできちゃうっていう
人がいたりします。
自分のサイドビッチの方としてやっているイベントなんかだと、
結構時間かかるところも
物の数分でできる人が多くて、
やっぱり意外と
手段があればできるなっていうような人、
意外といると思うので、そういうような方も来ています。
嶋是一
そういう人たちが出てくるきっかけっていうのを
やっぱり作っていきたいなって思ってますね。
やっぱりAndroidの技術とかいうと
ハザードが高くなっちゃうんですけど、
実はそこの周りには
入ってきやすいようにする必要はあるだろうなと思っていて、
そこを下げていくための取り組みっていうのは
必要だと思ってます。
高見知英
ちなみに現状さんはそういう
下げていくための取り仕組みとか何かってありますか?
嶋是一
そうですね。
その中だと、例えば学生部さんとかが
Androidのアプリを
初心者に向けて、
その時には同じ学生の初心者に向けてだったんですけど、
教えるためのイベントをやってみたりとか、
そういう形とか、
あとAndroidの会のイベントによく来ている
初心者の人たちに
興味を持ってもらうために
活動している団体さんとかもいるので、
そういうところと
ABCの中で一緒にやってみたりとか、
そういうのはありますね。
あとは別のところで行くと、
イベントとかで
飲食関係の人とコラボレーションして、
食べ物とか飲み物とか提供してみて、
ちょっと聞きやすくするような雰囲気を作ったりとか、
そういうところをやってますけど、
十分じゃないですね。
ちなみにそのスマートフォンについては、
学生部の方が
高見知英
頑張っていらっしゃる方というと、
例えば、
大体、
今でも30代、40代の方、
できない人って多分やっぱりできない方が多いですし、
高齢の方でもやっぱりできない方ってすごく多いので、
そういうような方が対象になっている。
そうですね。
ありがとうございます。
嶋是一
ということで、
高見知英
大体最後の方になってしまいますけれども、
例えば、
この活動に際してこれが言っておきたいとか、
33:00
高見知英
キーワードとか、
そういうようなものってありますでしょうか。
嶋是一
日本アンドロイドがやっているので、
当然スマートフォンオタクなんですけれども、
やはり、
スマートフォンというデバイスがですね、
今、
いろんな国で
ものの代わりになっているんですよね。
時計の代わりとか、
カメラの代わりとか、
電話の代わりというか、
もともと電話ですけど、
そういうものになっているんですけれども、
結構今、
使い方とか使われ方とか、
縛られちゃっている感じがしているんですよね。
もともとアンドロイドって、
多様性というのがよくキーワードに出ていて、
こんな変なデバイスもあるぞとか、
こんな変な端末もあるぞみたいな、
こんな変な人が使っているぞみたいな、
そんなイメージがあったところが、
今、だいぶ綺麗にまとまってきちゃっているので、
そこをもっと面白い使い方とか、
面白い活用方法とか、
あとはもっと役立つ使い方とか、
本当はもっと進めていきたいなと思っているので、
なので、
スマートフォンでこんなことができたら面白いな、
みたいなことをですね、
自分としてもいっぱいやっていきたいし、
会の中でもプロモーションしていきたいし、
嶋是一
あと、
そういうのを持っている人とか、
気がついている人とかがあったら、
ぜひお話をしてですね、
いろんな取り組みに向けていきたいなということで、
言いたいこととしてはですね、
Androidを使って、
面白いことをやって、
多様性を広げるようなことをやっていきませんか、
というのが、
自分のメッセージみたいなところになります。
そういう内容ですと、
例えば、
最近ですと、
高見知英
例えば、
視覚障害者の方向けの、
例えば、
Androidのトークバックとか、
そういうような、
視覚障害者とか、
他の身体の障害を持っていらっしゃる方向けの、
取り組みの活動研究などの、
高見知英
行動を練りまわされている、
というような話を聞いたことがあって、
そういうようなところと、
嶋是一
つながりなんかもあるそうですよね。
高見知英
そうですね。
嶋是一
Androidの会は、
福祉部という部門の中にあって、
そういう視覚障害者、
視覚障害者向けのアプリを作っていた、
メンバーもいたりするので、
そういうところで、
広がりも作れていくと、
面白いなと思いますし、
Androidも、
アクセサビリティという、
障害者に向けた機能も、
どんどんバージョンアップしていて、
いろんな機能がどんどん入っているので、
それを使っていくと、
もっと便利なこととか、
もっと面白いこと、
役立つこと、
本当に使いやすくなることが、
努力する取り組みをやっていけると、
面白いかなと思いますね。
高見知英
やっぱり、
自分も例えば、
ちょっと読む時間があまりないなときに、
トークバック、
最近だとワンボタンでオンにできるので、
トークバックで読み上げられるだけで、
読み上げていく。
36:01
高見知英
全部イヤホンで聞いているので、
イヤホンでニュースの記事だけ読むというのを、
やったりしますけども、
そういうのもっと、
個人的には健常者にも使いやすいようになれば、
ひょっとしたら、
アクシビリティの質自体も向上するかなと、
ちょっと思っています。
おっしゃられるとおりだと思いますね。
嶋是一
そうですね。
高見知英
では大体、
こちらという形になりますけれども、
何かこちらの、
逆に質問したいとか、
嶋是一
あったりしますか。
そうですね。
地域に、
ITというキーワードでいくと、
やはり、
地域の課題解決するというのが、
あるストーリーですけれども、
そういう、
取り組みとか、
そういう話というのは結構入っていて、
問い合わせとか、
高見知英
いっぱいあったりするんですか。
嶋是一
そうですね。
高見知英
最近にあって、
じわじわと増えているところで、
やはり今のところは、
行政関係の方とは繋がりがあるんですけれども、
地域の方とか、
あまり繋がりがないので、
そもそも知られていないというところが多いんですが、
やはり、
嶋是一
スマートフォンで教室をやってほしいというのは、
高見知英
地域の国民センターとかから
依頼をもらうということもありますし、
そういうようなところで、
いろいろと活動はしています。
ただ、
今のところ、
先ほどのとおり、
何がわからないのかわからない方が多いので、
そういうような人が、
疑問に思ってもらえるような、
何か情報を出していて、
やっぱり、
いろいろと、
ブログの方にも書いているんですけれども、
やっぱり、
日本って、
できる人、
技術的なものが全部使える人も、
8%と比較的多い国としては多いところで、
全然使えない人も、
4割ぐらいと比較的多い国なので、
その溝を少しでも埋めていけるような、
ことができればいいな、
というふうに思っています。
そこの割合が、
いろいろな国と比べると、
いろいろな国と比べると、
そういう話ができるんだなと思って、
嶋是一
いや、
すごいなと思いますね。
やはり、
地域のコミュニティセンター、
高見知英
コミュニティスペースとか、
そもそもそういう、
相手の話ができる、
その後の話ができるというのは、
ほとんどいないので、
そういうような話し、
話せる場が作りたい、
というのもありますし、
そういうようなことをやっていければな、
嶋是一
と思います。
高見知英
それでは、
嶋是一
今回は、
高見知英
日本アンドロイド会、
NPO法人日本アンドロイド会の
島田さんにお話を伺いました。
どうもありがとうございました。
嶋是一
どうもありがとうございました。
今回は、
高見知英
主に東京で、
39:01
高見知英
スマートフォンアプリケーション開発情報の展開、
発表、
開発者の交流などを目的とした、
さまざまなイベント開催を行う、
NPO法人日本アンドロイド会の
島田さんです。
NPO法人日本アンドロイド会の
島田さんに、
会の活動内容と目指していることについての
お話を伺いました。
日本アンドロイド会は、
半年に1回の
ABC
Android Bazaar & Conference
という大規模イベントのほか、
毎月開催の定例会などで、
開発、活用に関する
さまざまな情報の展開を行っています。
内容としては主に、
スマートフォンのOSの
開発に関する情報、
新しいバージョンの
機能紹介、
風変わりな機器の紹介など
多岐にわたります。
開催日は主に、
Android Bazaar & Conferenceは
休日朝から夕方まで、
毎月の定例会は、
主に平日夜19時から
21時ごろまでを
中心に開催しています。
私高見さんは、
スマートフォンの
嶋是一
イベントに参加したことがありますが、
高見知英
他の団体のイベントと違い、
技術系企業の関係者も多く、
AndroidというOSへの
興味を持つ企業が
未だ少なくないことが
わかります。
日本アンドロイドの会は、
東京を拠点とする
本会のほか、
日本全国各地に
支部があり、
そこでも活動が
行われています。
自立分散型の
嶋是一
運営を方針とし、
高見知英
特に本会から
何かの指示を行う
ということはなく、
それぞれの団体、
それぞれの特色を
活かした活動を
行っています。
最近は、
ABCD、
Android Bazaar & Conference
ダイバースと称した
支部主導の大規模イベントの
開催もされており、
日本アンドロイドの会の
主な活動、
告知手段としては、
ツイッター、
フェイスブック、
メーリングリストや
コンパスなどの
告知サイトを
開催しています。
日本アンドロイドの会の
主な活動、
告知手段としては、
ツイッター、
フェイスブック、
メーリングリストや
コンパスなどの
公式サイト、
ホームページでも
さまざまな会の活動を
知ることができます。
ぜひご覧ください。
アンドロイドのキーワードは
多様性。
最近は、
嶋是一
スマートフォンの使い方や
高見知英
使われ方が
42:01
高見知英
画一化されてきていることを
感じているとのこと。
だから、もっと面白い
使い方とか、
できたら面白い
ということを会の内外で
プロモーションしていきたいと
考えているということでした。
アンドロイドを使って
面白いことをやって、
多様性を広げるようなことを
やってみたい。
それは結果的に
アンドロイド自体や
スマートフォンの使い方を
変えていくことに
つながるのではないでしょうか。
日本アンドロイドの会で
行われているイベントは
スマートフォン利用者も
楽しめるイベントが
嶋是一
多数開催されています。
高見知英
皆さんもぜひ、
日本アンドロイドの会の
開催イベントの様子を
見てみてはいかがでしょうか。
最後に感想の受付ですが、
このポッドキャストの感想は
TwitterやFacebookなどで
嶋是一
受付しております。
高見知英
ハッシュタグは
sbcast045
アルファベットで
sbcast
045
投稿いただけると幸いです。
それらが使えないという方は
嶋是一
まちづくりエージェント
高見知英
サイドビーチシティ
サイトの
お問い合わせフォームなどから
ご連絡いただければと思います。
今後も、
この番組では
様々なステージで
地域活動、
コミュニティ活動をされている
ポッドキャストを
紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にて
ポッドキャストの購読、
ないしチャンネル登録などをして
次をお待ちくださいませ。
それでは、今回の
sbcastを終了します。
皆様、お聴きいただきまして
ありがとうございました。
この番組は
図面の出力・製本なら
お任せください。
株式会社トレースのサポートにて
嶋是一
お送りいたしました。
44:44

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