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2022-04-08 38:14

SBCast.#68 デジタルで価値を作るすがた(NPO法人みんなのコード 堀内航志さん、田中遥太さん、古岡史帆さん)

今回は、すべての子どもがプログラミングや、コンピュータでの創作活動を楽しめるよう、学校や教師への支援、子どもたちの居場所づくりなどの活動を行う、NPO法人みんなのコードの方々に、活動の内容や想いを伺いました。
00:00
堀内航志
今の子どもたちっていうのは、ゲームもそうですし、YouTubeなんかの動画もそうですけれども、様々な形でデジタルを消費するという活動は日常的に行っているかなと思うんですが、それだけではなくて、自分たちでテクノロジーを活用することで自分自身の表現をしたり、あるいは何かしらの課題を解決したり、デジタルで価値を作る姿っていうのを目指してほしいと、こんなふうには考えておりますので、
そういった子どもたちがしっかりと育って、次の世界、魅力的な世界っていうのを作っていってほしいなと。
高見知英
NPO法人、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のポッドキャスト番組、SBCast.です。
この番組は、様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、フリーランスとしてプログラミング、アプリ開発、講師、書籍出版などを行いながら、このNPOの理事を務める高見千恵です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回のゲストは、NPO法人みんなのコード堀内浩司さん、田中陽太さん、古岡志穂さんでございます。皆様どうぞよろしくお願いいたします。
堀内航志
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
高見知英
それではまず、簡単ではございますが、自己紹介をよろしくお願いいたします。
堀内航志
はい、こんにちは。初めまして。みんなのコードの堀内と申します。私は子どもたちの居場所事業を担当しておりまして、全国に拠点づくりを進めることを担当しております。よろしくお願いいたします。
高見知英
よろしくお願いします。続きまして、田中陽太さん、お願いいたします。
田中遥太
はい、皆さん初めまして。私はコンピュータークラブハウス加賀という施設でコーディネーターをしております。田中陽太と申します。
コンピュータークラブハウス加賀では主に子どもたちの見守りですとか、ツールの使い方を教えたりですとか、運営に関する業務をやらせていただいています。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
高見知英
それでは古岡志穂さんもお願いいたします。
古岡史帆
はい、よろしくお願いします。私は古岡志穂と申します。陽太さんと同じくコンピュータークラブハウスの運営を陽太さんが中心にやってくださっているんですが、私の方では外部の企業さんとのコラボプロジェクトであるとか、子どもたちと外部をつなぐ役割としてコンピュータークラブハウスの運営に携わっています。今日はよろしくお願いします。
高見知英
はい、よろしくお願いします。それではまずみんなのコードの活動についてということで、こちらからお伺いできればと思うんですけれども、みんなのコードの活動をまずお伺いできますでしょうか。
03:07
堀内航志
はい、それでは簡単にですが、みんなのコードの活動についてちょっとお話しさせていただければと思います。私たちみんなのコードなんですけれども、全ての子どもがプログラミングを楽しむ国にすると、こういったミッションの方を掲げておりまして、公教育のプログラミング教育を推進しているNPOでございます。
子どもたちがプログラミングを楽しめる授業が日本全国に広まるように、自治体さんあるいは企業さん等とご協力をしながら、学校の先生等への支援を中心に活動させていただいております。
また、学校外での教育活動ということで、子どもたちの第三の居場所を作ろうということで、最新のテクノロジーに触れられる居場所づくりの方も併せて進めさせていただいております。
簡単なご説明になりますが、以上でございます。
高見知英
ありがとうございます。このような活動をするようになった、例えば経緯とかをまずはお伺いできますでしょうか。
堀内航志
そうですね。やはりプログラミング教育というものが学校の方で必修化されていく中で、実際学校の先生方というのもプログラミングを学んだことがない方が大部分でいらっしゃいますし、
実際どう教えていいかわからないというところで、非常に戸惑いがあったのかなと思います。
そういったところをしっかりと払拭しようということで、全国の学校の先生方の研修をやらせていただきました。
そんな中で学校の授業で子どもたちが楽しくプログラミングを学べるようにということで活動を進めさせていただいています。
一方で学校ないだけでは、やはり物足りないというお子さんであったり、そういった方を含めて、もっともっと学校外でもサポートできないかということで、
今現在、石川県の香川市と金沢市、それから今度は高知県の佐々木市の方に子どもたちの第三の居場所づくりということで進めさせていただいています。
こういった流れでございます。
高見知英
ありがとうございます。
プログラミング教育、確かにまだ先生方もどう教えるというのには、まだこれという道が決まっていないということはあると思いますし、
実際にそういうような先生の研修を通して、そのほか学内だけでは物足りないというお子さんのための第三の場所を今作っているということなんですね。
ありがとうございます。
こちら第三の居場所、プログラミングについて触れられる場所といいますと、
例えばコーダー道場というような場所も全国各地にありますけれども、こことはどのような形で違ってくるんでしょうか。
06:00
堀内航志
私たちの施設の方なんですけれども、単にプログラミングに取り組むというだけではなくて、
例えば音楽が好きなお子さんであれば楽曲制作に取り組んだり、あるいは映像に興味関心の高い子でしたらそういった映像制作に取り組んだりということで、
プログラミング以外にも様々な表現活動に取り組むことができるようになっています。
高見知英
ありがとうございます。
動画制作、音楽制作とコンピューター制作に関する全般の活動されているというような形になるんですね。
堀内航志
そうですね。
高見知英
ありがとうございます。
最近ですとコンピューターを使った動画制作、音楽制作もできますし、
最近聞いた話だと、それらをプログラミングで少しずつ動きのあるものにしていくというようなクリエイティブコーディングというような環境もあるという話は伺っていますので、
非常にその分野をいろいろと楽しめるところがあるんじゃないかなというふうに思います。
ありがとうございます。
それでは今回お話を伺っている内容で、
もう一つ先ほどの拠点についてのお話も深くお伺いできればいいかなというふうに思うんですけれども、
そちらの方では動画制作、音楽制作とプログラミングの3つの環境を現在提供されていらっしゃるということなんですよね。
堀内航志
あとはもちろん例えば3Dプリンターであったりだとかレーザーカッターだとかそういったものも機材として採用してありますので、
さまざまなものづくりというものにも挑戦していただくことができるようになっています。
高見知英
詳しくは実際現場のメンバーから説明していただけたらなというふうに思っています。
それではぜひその環境もお伺いできればと思いますので、そちらのお話をお伺いできますでしょうか。
田中遥太
はい、では私田中の方からお話しさせていただきます。
今堀内さんが言ってくださったレーザー加工機ですとか3Dプリンターももちろんなんですけれども、
プロの漫画家さんやイラストレーターさんが使うような液晶タブレットなどもご用意してまして、
そちらでキャラクターデザインをしてそれをYouTubeに登場させたりだとか、制作した音楽をYouTubeに投稿したりだとか、
そういった感じで一つのジャンルに特化するんじゃなくて、
そういったいろんな機材を組み合わせて自分の創作活動を表現するような、そういう子たちが今は多いですね。
高見知英
非常にたくさんのことをやっていらっしゃるんですね。レーザー加工機も3Dプリンターもあるし、
さらにYouTubeへの投稿などもそちらの方でやれるような環境を整えているということなんですね。
ありがとうございます。
実際に何かこういうものができたよとか、そういう取り組みで何かの成果とか、公開されているものとかってあったりしますでしょうか。
田中遥太
そうですね。主にコンピュータークラブハウスのホームページですとか、
09:03
田中遥太
インスタグラム、あと先ほど話したYouTubeにそれぞれ作品などをアップロードしていて、
ロボットの3Dモデルですとか、BGMですとか、それこそ先日クラブハウスネットワークっていう世界中に拠点があるんですけども、
そこでコンテストがありまして、そちらにイラスト部門で参加させていただいたりとか、
そういった形でスカイプの方にもいろいろ見ていただけるような活動はしております。
高見知英
なるほど。コンピュータークラブハウスのウェブサイトにもいろいろ掲載されているんですね。
ぜひこちらの話を聞いてご興味ありの方はそちらの方を見ていただければいいかなと思います。
ありがとうございます。
そうですね。クラブハウスネットワークの方にもいろいろな関わりがあるということで、
こちらの方も面白そうですね。
続きましてですけれども、こちらの活動について主に対象としている人、
主にどのような方を対象としようとしているのかというのをお伺いできますでしょうか。
田中遥太
主に施設の対象としては10歳から18歳の子どもたちを対象にしています。
高見知英
10歳から18歳まで、小学校の中学年から高校生ぐらいまでという形なんですね。
田中遥太
一部先ほどお話した3Dプリンターですとか、
印刷中は本当に温度を200度を超えてしまうものとかもありますので、
そうなってくるとちょっと小さい子が触れるには危ない機械とかもあるので、
このようなウェブセッティングをさせていただいております。
高見知英
なるほど、そうですね。
確かに3Dプリンターなどは取り扱いがちょっと危険なものもありますしね。
はい。
ありがとうございます。
何かこういうような活動を通していて、こういうことをやれたんだ、よかったなとか、
やり合いになっているようなこともこちらもお伺いできればと思うんですけれども、
何かございましたでしょうか。
田中遥太
はい、そうですね。
それで言うとやっぱり最初は自信のなかった子どもたちが
ここでの活動や創作活動を通じてだんだんと自信をつけていくところだったりとか、
あとはコンピュータークラブハウスの外の場所で、
例えば部活動で動画の制作を依頼されたので、
コンピュータークラブハウスで作りに来ましたという子たちがいたりだとか、
この分野では僕すごく学校で頼りにされているんだよという、
そういうような話を子どもたちから聞けるとすごくこの仕事にやりがいを感じております。
高見知英
なるほど、そうですね。
子どもの自信につながるというのはその通りですね。
はい。
実際動画の制作もここでやろうということで、
学校のものを持ってくるということがあるんですね。
そうです。
何かこれらの活動をいろいろと通していて、
何かこれを取り組んでいる中で課題に感じていることは何かございますでしょうか。
12:00
田中遥太
そうですね。やっぱり僕たちの施設の一つの課題としては、
男女比がやっぱり結構偏ってしまっていて、
やっぱりユーザー層の8割から9割はやっぱり男の子の活動的になってしまうので、
もっと女の子たちの層にもテクノロジーを身近に感じてほしいというか、
もっと気軽に来てほしいなというのはありますし、
一部その利用者さんの保護者さんからちょっとコンピュータークラブハウスという名前とか、
イメージにちょっとハードルを感じているという声も多数見受けられますので、
そういったイメージをちょっと払拭して、
もっと学校帰りにふらっと気軽に寄れるような、
そういった場所を作りを目指していきたいなとは思っております。
高見知英
確かに男女比の問題ですね。
実際、他の分野でもやっぱりプログラミングの分野を目指そうというような、
子どもさんは男の子が多いというようなお話は聞いたことがありますね。
何かこの分野について、
どういうふうに取り組んでいこうかなと思っていることって何かございますか?
田中遥太
この分野について、なるほど。
そうですね。
男女比の改善でいうと、
それこそガールズデイみたいなものは設けようかなと思っていまして、
それこそ普段は常連さんの男の子がたくさんいて来づらいという子も、
本当に女の子しかこの日は来れませんよというような日を作って、
もっと気軽に新規の女の子たちが立ち寄れるような、
イベントや日程を作っていきたいなと考えております。
高見知英
ガールズデイ。
古岡史帆
あとその他もですね、
普段、
ヨウタさんと男女比の改善ってどうしたらいいんだろうね、
みたいな会話をよくしてましてですね、
メンターさんっていうアルバイトみたいな形で、
子どもたちのサポートをしてくれている大学生の子たち中心に
入ってもらっている方がいるんですけれども、
そういう人たちの男女比をできるだけ女性も含めた、
均一にしていけたらいいよねっていう話なんかもしております。
高見知英
ありがとうございます。
スタッフ男女比も考えるほか、
あとはガールズデイも考えているということなんですね。
ありがとうございます。
そうですね、
実際やはりプログラミングの分野で活動されている女性の方も、
自分は多数お話はすることはありますけれども、
やっぱりそういう分野に関われる方っていっぱいいらっしゃいますので、
ぜひぜひ女の子にも来ていただければ嬉しいですね。
古岡史帆
そうですね、
特にクラブハウスに関してはプログラミングはもちろんなんですけれども、
他の分野もありますし、
そもそも来てくれている子どもたちも
プログラミングを目的に来ている子たちばかりではないので、
いろいろな大人と関われるっていうところも含めて、
コンピュータークラブハウスのいいところと見てもらえればいいなと思っています。
高見知英
いろいろな大人に関われる。
そうですね。
やはり地域にこういうような子どもたちが関われる拠点っていうのも多数あるとは思いますけれども、
15:07
高見知英
やっぱりそれとはまた少し層が違っている感覚はあると思いますので、
やっぱりそういう地域の場所だけでなく、
それ以外の場所としてコンピュータークラブハウスにも関わっていってもらえると嬉しいですね。
ありがとうございます。
田中遥太
はい。
高見知英
ちなみに実際にそこいう場所に来ている子どもたちの様子、何かあればお伺いすることでできますでしょうか?
田中遥太
はい。そうですね。
それこそ本当に黙々とずっと作業をしているような子もいれば、
僕たちメンターと半分くらい雑談をしている子もいたりとか、
あとはそれこそUNOやトランプなんかのボードゲームを一緒にしている子たちとか、
本当に多種多様で、
結構イメージされている方、
みんなパソコンに向かってずっと作業しているんじゃないかって思われる方もいると思うんですけど、
本当にフランクな雰囲気で、
本当に子どもたちが自由にやりたいことをやるっていう、そんな環境になっています。
高見知英
なるほど。黙々とやっているお子さんもいらっしゃいますし、
いろいろな遊びにかかっていらっしゃるお子さんもいらっしゃいますということなんですね。
はい。
本当にこういうようないろんなことができる場というふうに思ってもらえるといいなというふうに思いますね。
何かそういうような雰囲気をコンピュータークラブハウスに入っていないお子さんとか、
あとはその保護者の皆様とかに何か発信しているようなことって何かしていらっしゃるんでしょうか。
古岡史帆
そうですね。今はインスタグラムで普段の様子を伝えたり、
あとはホームページでクラブハウスニュースといって、
月に1回を基本としてクラブハウスで起こったことの様子を伝えたりとか、
イベントの様子を伝えたりとかを発信をしています。
高見知英
ありがとうございます。インスタグラムのクラブハウスニュース。
クラブハウスニュースというようなものは非常にいいですね。
こういうのがあると何となく気にはなっているんだけども、
どういう風に関わっていいかわからないというような方には、
古岡史帆
非常にこういう情報源が助かりますね。ありがとうございます。
高見知英
ありがとうございます。
何か工業用な活動を通して、
実際に子どもたちがテクノロジーとどう関わっていくかとか、
理想的なのかというのもこちらもお伺いできればと思うんですけれども、いかがでしょうか。
田中遥太
そうですね。それでいうと、やっぱり今すごいプログラミング教育とかが注目されているんですけど、
やっぱり子どもたちにとってはまだちょっとハードルが高かったりとか、
ちょっと自分には縁通いもののように感じている子たちも多いんですけど、
クラブハウスで活動している子どもたちを見ていると、
もう本当に身近なものというか、もう使えて当たり前とまではいかないですけど、
本当に親しみのあるものとして、自分たちが楽しむために使っているというような、
そんな印象を受けるので、本当になんか、それこそ昔でいう竹馬とか剣玉のような感覚で、
18:04
田中遥太
彼らはパソコンやタブレットで絵を描いたり、ものづくりをしているので、
そういったように自分たちが楽しむための道具としてテクノロジーに親しんでもらえればいいのかなというふうに自分は考えております。
高見知英
他の双方にも何かご意見をお伺いできればと思うんですけれども、何かございますでしょうか。
古岡史帆
じゃあ私からお話しさせていただきますと、かなり田中さんとも近いところがあるんですけれども、
テクノロジープログラミングとかを勉強するものとして捉えるのではなくて、
自分が表現したいものの一つの手段として選んでもらえるようになれたらいいなと思っています。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。
りゅうちゅさんは何かございますでしょうか。
堀内航志
そうですね。今二人から話があったことに加えるとすると、いろんな意味でそういったものに触れていく中で、
選択肢が増えていくということもすごく魅力的なことなのかなというふうには思っています。
自分自身の表現というものを幅を広げていくこともそうですし、
さまざまな今後の人生においてもいろんな道への選択肢というのも広がりを見せるのかなというふうには思います。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね。やはりコンピューターは遠遠いものというわけではなくて、
非常に親しみのあるものを楽しんでもらうための道具、一つの手段として捉えてほしいということですね。
ありがとうございます。
ちなみになんですけれども、私たちサイドビーチシティとしてはやはり子ども向けに何か、
子どものIT環境を整えるということも考えていきたいと思っている一方、
やはりその上の子どもの環境を整えるのは大人ではないかというふうには思っておりまして、
やっぱり大人のITの理解もある程度必要にはなるのかなというふうには思っております。
つきましては、ITについて大人がどう関わっていってほしいなど何かございますでしょうか。
こちらもお伺いできればと思うんですけれども。
堀内航志
はい、そうですね。大人の関わり方ということで言いますと、
様々なデジタルに関わるということについては、不安に感じられる保護者の方なんかも中にはいらっしゃるのかなというふうには思います。
例えば、今1人1台端末ということで、それを自宅に持ち帰った時に自由に使えるということに対して不安視される方もいらっしゃるんですけれども、
何かしら制限を加えてしまうことによって可能性が閉ざされてしまうというのはちょっと残念だなというふうには思いますので、
21:01
堀内航志
しっかりと子どもたちがデジタルにテクノロジーに触れられるということに関して、
大人側がそれを受け入れられるかどうかということも重要なポイントなのかなというふうには思っています。
高見知英
ありがとうございます。
その他何か中岩太さんございますでしょうか。
田中遥太
そうですね、堀池さんが言っていた通り、制限というものに対しては僕もちょっと考えるところがありまして、
やっぱり使う端末の時間制限だったりとかいろいろするのは簡単なんですけれども、
やっぱり保護者の方たちには何時間使ったかではなくて、どう使ったかをよく見てほしいなというふうに感じまして、
それこそYouTubeも、もちろんあまり良くない動画もあれば、それこそ勉強に関する動画とか、
プロの技を盗める動画だとか、いろいろそういった素晴らしい動画もたくさん上がっているので、
そんな形で子どもたちがどう端末を使っているのかというのに向き合うことで、
これは子どもたちの教育上にとって良いものなのか良くないことなのかというのをしっかり話し合って、
そういう上でデジタルツールとの向き合い方を子どもたちと一緒にしっかり考えていただければなというふうに思います。
高見知英
ありがとうございます。
最後、ふるかさんも何かあればお伺いできますでしょうか。
古岡史帆
はい、ありがとうございます。
今までの話とちょっと違うところで言いますと、
子どもたちは楽しそうに触っているけど、
私はいいわって言って知らないものとして扱われる親御さんたちも結構いらっしゃるんですが、
どちらかというと、何やってるのとか、どんな風にして遊んでるのっていうのを子どもたちと一緒に楽しめるような環境にしてもらえると、
お家でもクラブハウスとか学校で勉強したことをお話したりとか、もっともっと勉強しようという気持ちになるのかなと思いますので、
そういう積極的に子どもが知ってる、子どもの方がたくさん知ってるのが良くないっていうよりかは、
子どもにむしろ教えてもらうぐらいの気持ちで関わってもらえると嬉しいなと私は個人的に思います。
高見知英
ありがとうございます。
最後の私はいいわという気持ちがあるっていうのは非常によく聞く話ではあります。
他のプログラミングの講習とかに行ってもやっぱりどうしてもやっぱり子どもはすごくのめり込むけれども、
大人はちょっと一線を引いてしまうっていうようなところがすごくあると思いますので、
やっぱりそういうようなところでも子どもと話をする、一緒に何かやってみようとするっていうのがあると、
非常にやっぱり子どもさんのためにも学習の助けになると言いますか、一歩先に進む助けになるっていうのはあるのかなというふうには思います。
24:01
高見知英
そしてやっぱりそれで実際に大人も子どもと同じ環境で触ってみてどういうものだって分かることによって制限を加えるときも、
例えば制限をどういうふうに加えるかって言っても文脈を見てちゃんと制限ができるようになるっていうふうになっていけるのかな、
大人が受け入れられるようになっているのかなっていうふうには思いますので、
まずは本当に使ってみることっていうのが非常に大事なのかなというふうには思いますね。
ありがとうございます。
それでは今後どういった取り組みを行っていきたいなど何かございますでしょうか。
田中遥太
先ほどのジェンダーギャップの解消とかはもちろんなんですけども、
現在コンピュータークラブハウスとかは交通面の立地としてはちょっと難しい場所にある関係もありまして、
どうしてもやっぱり全ての子どもたちには届けられていない部分があるので、
普段クラブハウスに来れていない子たちに向けて、これまでもやってきたことであるんですけど、
出張クラブハウスという形で市内の児童館ですとか公民館の一室をお借りして、
ワークショップを行ったりですとか、普段のクラブハウスの機材を開放したりですとか、
そういったイベントは引き続きやっていきたいなと思います。
高見知英
ありがとうございます。
その他何かございますでしょうか。
古岡史帆
ありがとうございます。
私の方は今、外部の企業さんとのコラボでいろんなイベントを企画したりとかをしているんですけれども、
今は実験で高校生数人とイベントをやってみましたっていうのを、
昨年の1年間通してやってきたんですが、
今年以降ですね、できるだけもう少し広域で、
例えば複数の高校生、中学生が参加できるような、
間口を広げられるようなイベントをしていければ、
もっともっと広い層の子供たちに利用してもらえるんじゃないかなというふうに思っています。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね。
ちなみにこちらについては堀口さんも何かございますでしょうか。
堀内航志
はい。
広がりということで言いますと、今まさにその拠点がですね、
今月も新たにちょっと構築決定をしたりするんですけれども、
拠点と拠点をつなぐことによって、これオンラインでつなぐという形になるんですが、
様々な地域と地域のつながりを生み出したりだとか、
地域は違ってても同じような興味関心を持っている子供たち同士でつながったり、
そこに大人が関わることで、いろんな様々なシナジーというんですかね、
いろんなことがまた生み出せるような気がしておりまして、
そういったこともちょっと楽しみにしております。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね。
はい、ありがとうございます。
特にそうですね、先ほどのお話、出張クラブハウスっていうのは非常に面白い試みですね。
27:03
高見知英
やはりどこで開催をしたとしても非常に、
たとえ交通の便が非常に良いところだとしても、
やはりどうしてもそこに行きづらいっていう人が出てきてしまうので、
そういう方のために出張のクラブハウスがあるっていうのは非常に良いかなというふうには思います。
はい。
やっぱり企業さんとのコラボのイベントも非常に良いですね。
ありがとうございます。
はい。
それでは続きましてですけれども、
今後インターネットでNPO法人みんなの行動や拠点の活動を知るにはどのようにすればいいか、
もう今まで話した内容もかなりあると思いますけれども、
改めてお伺いできますでしょうか。
堀内航志
はい。
みんなの行動のホームページもそうですし、
各拠点ごとにホームページの方が開設しておりまして、
様々な活動の様子というのは発信をさせていただいています。
またSNSの方もそれぞれ運用はしておりますので、
いろんな形で今後も皆様に活動魅力というのを知っていただけるようにお届けできたらなというふうに思います。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね。
実際に、それではこちらの内容については、
こちらのポッドキャストとして配信される際の概要欄にも記載ございますので、
もしこちらのお話を聞いて興味を持った方は、
概要欄の方からアクセスしていただければいいかなというふうに思います。
ちなみに今後どういった場所でもやっていきたい、
地域の拠点を増やしていきたいとか、
何か予定があればこちらもお伺いできればと思うんですけれども、
何かございますでしょうか。
堀内航志
やはり様々な格差というものの課題感を解決していきたいというのが一つ活動の思いとして持っております。
やはり地域であったり学校であったり、
様々な環境の違いによって学べることであったり体験できることに
差が少なからずあるだろうなというふうに思っていますので、
特にこういった最新のテクノロジーに触れられる環境というのは、
どちらかといえば都市部ですね。
首都圏を中心とした大都市、こういったところであれば様々な場所があると思うんですけれども、
なかなか地方都市に行った場合にはそういった場所が身近な存在としてはないというところは課題感として持っております。
ですのでそういった地域を中心に今後活動を広げていきたいなというふうに思っております。
高見知英
格差解決のために都市部以外の場所、
何かこういうような具体的にここにしようかなというのをまだまだ全然検討中という形なんでしょうか。
堀内航志
そうですね、おかげさまでこういった取り組みに興味関心を持っていただけている自治体の方ですとか、
教育関係者の方たくさんいらっしゃいまして、
30:01
堀内航志
どうでしょうね、毎月数組程度ですかね、各拠点にも実際見学に多めになられるような方もどんどん増えてきているといった状況です。
ですのでそういった興味を持っていただいている方と実際お話をしていく中で、
そういった開発の方を今後も続けていきたいなというふうには思っております。
高見知英
ありがとうございます、そうですね。
やはり今ももう一部話が進んでいるところもあるとのことなので非常に楽しみです。
ありがとうございます。
それでは最後にはなりますけれども、
NPO法人みんなの行動、発動のキーワード、こちらをお伺いできますでしょうか。
堀内航志
冒頭でもちょっと軽く申し上げた通りなんですけれども、
私たちのミッションは全ての子どもがプログラミングを楽しむ国にすると、こういったミッションを掲げています。
またビジョンとしましては、子どもたちがデジタルの価値創造者となることで次の世界を作っていくというものを掲げております。
今の子どもたちというのはゲームもそうですし、YouTubeなんかの動画もそうですけれども、
さまざまな形でデジタルを消費するという活動は日常的に行っているかなと思うんですが、
それだけではなくて、自分たちでテクノロジーを活用することで自分自身の表現をしたり、
あるいは何かしらの課題を解決したり、デジタルで価値を作る姿というのを目指してほしいと、
こんなふうには考えておりますので、そういった子どもたちがしっかりと育って、
次の世界、魅力的な世界というのを作っていってほしいなというふうに考えています。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね。やはりデジタルを消費するということは非常にいろんなところで、
青子さんもやられているかと思いますけれども、活用するというところまでは、
なかなか確かに情報源もないし、きっかけもないし、
手を出していないという方も多いというふうに思いますので、
本当に皆さんが活用する側にも立っていただけると非常にいいなというのは思いますね。
はい、ありがとうございます。
それでは、今回のゲストは、NPO保険みんなの行動、
堀内浩二さん、田中洋太さん、古岡秀夫さんでございました。
皆さまどうもありがとうございました。
堀内航志
ありがとうございました。
古岡史帆
ありがとうございました。
田中遥太
ありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
今回は、すべての子どもがプログラミングやコンピューターでの創作活動を楽しめるよう、
学校や教師への支援、子どもたちの居場所づくりなどの活動を行う、
NPO保険みんなの行動の方々に、活動の内容や思いを伺いました。
NPO保険みんなの行動は、プログラミング教育推進のため、
33:00
高見知英
企業や自治体の支援を得つづ、学校教師の支援や子どもたちの第三の居場所づくりなどを行うNPO。
現在、石川県の加賀や金沢に、子どもたちの第三の居場所として、
コンピュータークラブハウス加賀などの場所を創設。
プログラミングだけでなく、動画や音楽制作、3Dプリンタでのものづくりなど、
コンピューターを用いた制作活動を行える場所を子どもたちに提供しています。
コンピュータークラブハウス加賀は、3Dプリンタのほか、
プロの漫画家やイラストレーターが使うような液晶タブレットなど、
一つのジャンルに特化することなく、さまざまな創作活動ができる設備を用意しています。
対象は、10歳から18歳までの子ども。
これら環境を活用して黙々と作業を行う子も、
参加者とのコミュニケーションに重きを置く子どもも、たくさんの子どもたちがいます。
ホームページでもクラブハウスの様子や作品展示などを行っています。
子どもへのプログラミング教育が注目されるようになって数年。
いまだデジタル技術が子どもたちにとってハードルの高いものとして見えるということもある。
子どもたちには親しみのあるものとして、自分たちが楽しむための道具として、
勉強するものだけではなく、自分を表現するための一つの選択肢として、
テクノロジやデジタルツールに関わってほしい。
また、大人には、私はいいわと言うだけではなく、
何をしているのか、どのように遊んでいるのか、子どもと話をする。
利用を制限する際も、時間などではなく内容を見るようにするなど、
お互いが納得できるデジタルツールとの関わり方を考えていってほしいと言います。
NPO法人みんなの行動の活動のキーワードは、
すべての子どもがプログラミングを楽しむ国にする。
デジタルで価値を作る姿を目指してほしい。
子どもたちがデジタルの価値創造者となる。
デジタルなものを消費するだけでなく、
テクノロジを活用し、自分を表現する。
課題を解決する。
そのためのきっかけを提案するために、NPO法人みんなの行動はあります。
36:00
高見知英
みなさんも、自分を表現するためのテクノロジ活用、
デジタルを活用する子どもたちとの関わり、
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それぞれの視聴環境にて、
ポッドキャストの購読、ないし、
チャンネル登録などをして、
次をお待ちいただければと思います。
それでは、今回のSBCASTを終了します。
お聞きいただきましてありがとうございました。
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