1. SBCast.
  2. SBCast.#103 身近な食べ物から..
今回は静岡県掛川市にて料理屋を営むかたわら、フード・ドリンクなど体に入れるもの全般の歴史について語っていくポッドキャスト番組「たべものラジオ」を配信する、掛茶料理むとうの武藤太郎さん・武藤拓郎さんに、活動の内容や思いを伺いました。

サマリー

「食べ物ラジオ」は、食材や料理の歴史を通じて日本の食文化の背景や日本人の魂が伝わる番組であり、料理人に対して料理の来歴を伝えることを目的としています。武藤太郎さんと武藤拓郎さんは、料理に関して異常に勉強し、料理関連の動画や雑誌を楽しんでいます。また、彼らは料理にお菓子やスナック菓子を取り入れることもあり、その食材を使ったアレンジについても考えています。さらに、食べ物と観光の関係性や食の感覚をデジタルで再現する手法にも興味があります。IT技術によって楽しいと感じる労働をサポートすることができます。疑似体験や感覚のデジタル伝達は面白い一方で、日常を驚きの目で見るきっかけにもなります。「食べ物ラジオ」は、静岡県掛川市にて料理屋を営む太郎さんと拓郎さんが、食を通して社会を考えるポッドキャスト番組であり、彼らの思いや活動内容について語られました。食べ物ラジオは、食べ物を通して世界を見ることをキーワードに、料理の歴史や食材に関する話題を取り上げています。皆さんも身近な食から学ぶきっかけを見つけましょう。

たべものラジオの内容
たべものラジオ
政治とか何とかって言うと結構難しくなりがちなんで、一番身近な食べ物から社会を覗いてみるっていうことが一つキーワードになるのかな。
高見知英
NPO法人まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のポッドキャスト番組、SBCast.です。
この番組は様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、SIDE BEACH CITY.にてDX推進サポートなどの活動を行う高見知英です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回のゲストは、食べ物ラジオの武藤太郎さん、武藤拓郎さんでございます。
お二方どうぞよろしくお願いいたします。
たべものラジオ
よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いいたします。
それではまず簡単にではございますが、自己紹介からお願いできますでしょうか。
たべものラジオ
はい。静岡県掛川市で料理屋をやっております。
掛茶料理むとうの武藤拓郎さで、たべものラジオをやっております。
はい。同じく掛茶料理むとうの武藤太郎と申します。
僕が兄のほうですね。兄弟でやっております。
確かに。
高見知英
はい。ありがとうございます。
それではまず、食べ物ラジオ、ポッドキャストでございますが、こちらの内容、まずは簡単にお伺いできますでしょうか。
たべものラジオ
食べ物といっても、あえてひらがなでたべものと表記してるんですけれども、
フードドリンク含めて、体に入れるもの、口に入れるもの全般を取り扱っています。
今普段僕らが食べてるものって一体何なんだろう、何を一体口にしているんだろうっていうふうに見ていくとですね、
それぞれの食材や料理にかなり長い物語があるということがよくわかるんですね。
僕としては、その料理なり食べ物なりドリンクなりの履歴書を一緒に読み取っていこうかなというような番組になっておりまして、
主に歴史が多いですね。もう紀元前何年からビールは飲まれていてとか、お米はなんで日本の主食になっていったのかっていうのをもう6千年前に遡ったりとか、
そういったところから紐解いていくと、僕らが普段食べてるご飯って、そういう経路で日本人の魂のような心のような存在になっていったんだなっていうのが読み解けていく。
そんなような番組作りをしております。
高見知英
ありがとうございます。今何を食べているか。食べ物の履歴書を読み解くということなんですね。
ありがとうございます。本当にそうですよね。自分もいつも聞かせていただいておりますけれども、
本当にいろんなものについての歴史からそれぞれのもの、自分の知っている、今まで知っていた知識もそうですし、
食べ物についてもそうですし、いろんなものがつながっていく感覚っていうのが、この食べ物ラジオを聞いていて、毎回毎回すごいなというふうに思っています。
ありがとうございます。
それではこちらの食べ物ラジオについてですが、配信を始めるようになった理由、こちらをお伺いできればと思うのですけれども、いかがでしょうか。
たべものラジオ
これは僕からいきますか。もともと僕ら二人とも料理人でもなかったですし、全然違う仕事をしていたんですね。
で、父が料理屋をやっていたこともあって、じゃあ二人揃って家計が地元に帰って料理屋をやりましょうとなったときに、
そもそも外食産業って何だろう。料理屋の社会的存在意義って何だろうっていうのが全然わからなくてですね。
それがわかれば会社の方針も自ずと定まってくるだろうし、未来もだんだん見えてくるんじゃないかなという思いが初めにありました。
で、それを調べていったら、わりとそっちの方が面白くなってしまったんですね。
食べ物の歴史を探求する
たべものラジオ
例えば地元掛川市はお茶の産地としても全国区で名前が知られてるようになってきましたが、
例えば日本料理屋だと、お茶が無料で出てくるのは伝統だろう、当たり前だろうという妙なコンセンサスがあるらしくですね。
でもそれって本当なのかなという疑いをちょっと持ってみて、
そういえば時代劇に出てくる料理屋さん、江戸時代とかね。
あとは峠の茶屋みたいなところは、お茶無料で出したら絶対経営成り立たないよなんとか、そんなことを思うようになって。
で、調べてみたところ、実は飲食店でお茶を無料で提供するようになったのは、まだ半世紀経つか経たないか。
バブル期くらいに始まったビジネスサービスだということがわかってきたんですね。
そうすると、今我々が常識だと思っているものって実は常識ではなくて、これはただのトレンドなんじゃないかっていう風に見方が変わってくるんですよ。
で、そういう経験をしたこともあって、やっぱりその外食産業って何だろうっていうのを見ていくと、今ももしかしたら一家製のものかもしれないし、この後定着していくものかもしれないっていう両方の視点で、産業自体を見ていけるようになるなという感じで勉強し始めました。
勉強したものを、僕が仕込みをしている最中に目の前にいる堂々のタクローに厨房で喋りまくると。
そうだね、ずっと喋ってたね。
そしたら家族から、あんたらそれ無駄だよね、もったいないよねと。
それなんか、ブログにするなりYouTubeにするなり、なんかならんのかね。
で、一番最初タクから、YouTubeか。
順番的に言ったら、YouTubeで何か発信していかなきゃ、お茶のことみたいなのもあって。
で、普段こう、すごいな。
そのあって、それをいろいろやったんですよね、YouTubeでね。
で、これ編集間に合わないって。
料理やりながらYouTube編集は無理だって。
じゃあ次何やる?って言いながら、いつも通り厨房でね、6、7時間毎日のようにずっと喋りながら。
兄ちゃんは仕込みをしながらね、やってるときに姉が、もったいねえなっていう話を言ってきて。
じゃあ、で、そのときに、あれだ。
厨房でよく僕ら仕込みのときにポッドキャストを流してたんですよ、ラジオとかKMIXとか。
で、僕はその前からそのポッドキャストが好きで、よく聞いてたんですけど、
その流れで、これはラジオいけるんじゃないかっていうのがあって、
じゃあちょっとラジオだったら編集そんな映像ないから簡単だろうっていうので、やり始めたのがあります。
一番最初のシリーズは、ファーストシリーズ味噌汁の歴史みたいなシリーズでやったんですけど、あれほとんど原稿ないんですよ。
そうね、思いついて翌日に1回撮り始めて、で、なんか機材が古くてダメで。
で、その1週間後に新しいのが来たんで、すぐ収録を始めたのが味噌汁。
だよね。
はい、そうです。
上がったもんね、あれね。
なんか、これこのまま流れたらまたこのままやらないまま終わっちゃうって言って、
で、その1週間の間にとりあえず100本やろうみたいなのを決めてやり始めたのが2年ちょっと前。
そうですね、はい、そのぐらいですね。
料理の本質を知る
高見知英
なるほど、ありがとうございます。
確かに話しているだけじゃ勿体ないよねって、ほんとその通りですよね。
ほんとここについてはもう聞いていて笑ってしまいます。
確かにその通り。
ただ確かにYouTubeで流していく、動画まで流していくっていうのは大変なのでっていうのはとてもよくわかります。
特に自分たちのSideBHCの配信なんかだと台本というようなものって特にないので、
まあもちろんここにはどういうふうに話します、どういうふうに質問しますって簡単なリストぐらいを用意してますけども、
それ以外の内容ってのはないので、やはりこの辺はすごく労力が違ってくるだろうなっていうふうに思いますし、
やっぱりだからこそ音に絞っていくっていうのは確かに一つありだなというふうに思います。
ありがとうございます。
そうですよね。
何かこちらの配信の内容について、最終的にどこまで行きたいなとかそういうものがあれば、
こちらもお伺いできればと思うのですけどもいかがでしょうか。
たべものラジオ
どうでしょうね。
番組として有名になりたいとか、YouTube芸人みたいになりたいとか、そういうのはあんまないんですよね。
どちらかというと僕らのこと忘れてくれてもいいので、忘れたら寂しいんですけど、
コンテンツ、中身のほうがしっかり伝わってくれるほうがありがたいですかね。
もともと僕ら料理をやっているので、料理を作ってる人が作ってる料理の来歴を知らないっていうことが結構あるんですよ。
その本質わからないで、たまたま本で見たとか、先輩がやってるのを見たっていう程度でやっていくと、
本質から外れた方向に開発が進んでいくリスクがあって、
ジャンプできるんで面白いことでもあるんですけど、
でも本当のジャンプって、文脈を知った上でジャンプした方がより遠くまで飛べるような気がしているんですね。
なので一番最初の最初は料理人にこそ聞いてほしいなと思って始めたところありますよね。
そうだね、特に料理人に聞いてほしいっていうのと、きっかけっていうか、
僕らがよく話してたのはインスタ映え当時。
インスタ映えの料理がやっぱ流行りで、
その中でやっぱ、俺が初めて作った料理だぞみたいな感じでドヤ顔で料理を載せてる写真が結構流れてきてて、
いやこれ前からあるやんとかっていうのを見てるうちに、これめっちゃ恥ずかしいことやってんねっていう。
そういうの見てたんだよね。
本に載ってるのはそれ200年前からあるけどとか。
お客様に、いやこんな使い方あるんだ、新しいね。
直近1世紀を最近っていうなら新しいんじゃないですかみたいなね。
それね、他の料理屋さんっていうか、チェーン店とか居酒屋とかをバカにするわけではないんですけど、
やっぱそういうとこ集客のためにそういう情報発信の仕方をしていて、
ただこう解析料理とかこういう和食やってると和食関係やっぱ知識深くなるんでどうしても。
そっちから見た時に、いやこれはうちやったら結構恥ずいなっていうことを平気でやってたんで、
これはまずいぞって言って、これで新しいぞとか言ってたらみんなもそれで信じてしまって、
リテラシーの高い人だけがいやいやいやっていうこの分断というか、そういうこともあり得るなっていうので。
それはダメだよね。
もうちょっと話しちゃうんですけど、僕が厨房に入っていて、もうずいぶん前ですけどね、
父のコーンダテから外れて勝手にコーンダテを変えて料理を作ってたんですよ。
そしたら父が僕の作った料理を一口パクッと食べて、うんって言った後に何を言ったかというと、
あそこの本棚の左から何番目の本の真ん中辺からちょっと後ろぐらい見てごらんと、
お前が新しいと思ってるものの数倍すごいやつがとっくに載ってると。
裏書き見たら昭和40何年発刊って書いてあるんですよ。
これはまずいと。
新しいものを作り続けてるつもりが実はラットレースに同じとこぐるぐる回ってしまうなと。
これ温故知新とか守破離とかいうのでいくと、守の部分をちゃんとやらないと破にいけないと、
こういうことかっていうのはありましたよね。
それ気づくまで守破離でちゃんと順番踏まなきゃいけないよねとか言いながらやってたのに、
最近はこれ守で終わるんじゃないかっていう。
料理人やってて守が終わる気がしないですもん。
多すぎて。
そういう気分だよね今ね。
高見知英
そうですね本当にその道はどの分野もそうですけど本当に深いところは深いっていうところもありますよね。
それもあと先ほどの料理の本棚のことを覚えているのもすごいなと思いました。
たべものラジオ
なぜか父覚えてる。
高見知英
本棚のどの辺って全部パッと言い当てるって。
たべものラジオ
どの本とかに言ってくる?
高見知英
なんとなくこの味はこの料理だなっていうのはなんとなく思いつくぐらいまでなら
だいたい結構いろんな方がすると思いますけど。
どの本棚のどこっていうのに言い当てることはなかなかできないなって。
たべものラジオ
もともと僕から見ると父はそんなに歴史の勉強をする方でもないし、
勉強家のイメージないんですけど、
料理の勉強とアレンジ
たべものラジオ
よくよく料理一緒にやってみると、料理に関してだけは異常に勉強するんですね。
ソファに寝っ転がってYouTube見てるなと思うと、ずっと料理の関係のYouTube見てたりとかね。
そうだね。
動画見てるとゴルフかYouTube以外ないんじゃないかってくらいでしょ?
そうだね。
本も気がつくと料理雑誌増えていくし。
そうね。
スーパーの食材とか新しい訳のわからんものとか平気で買ってくるから。
そうですね。
これをしばらくつまみじゃないけどお菓子のように食べてたなと思ったら、
気づいたら料理に入っててさ。
そうだろ。
これスナック菓子だろ。
しかもタイのスナック菓子とかをタイに行った時に買ってきて、
それが絡みだって言って料理に入ってたりするんで。
あれ昔からだよね。
昔から。
やってるもんね。
もう40年以上ずっと父はあのスタイルなんですよね。
今思うと親子だな。遺伝したなと思いますけどね。
高見知英
確かにそうですね。
そういうようなところにお菓子なり何なりを混ぜてアレンジを効かせていくって、
本当に学んでいるからこそっていうところですよね。
やっぱり先ほどの本当に作ってる人が来歴を知らないっていうケースって、
結構やはりどの分野でもあり得るなって思いますし、
文脈を知った上であればもっといい生かし方ができるので、
文脈を知らないからこそできる範囲が限られてしまうっていうのは、
どの分野にも本当にあるなと思います。
ここは本当にスグギ。
どこの分野も本当にそうだなと思って聞いておりました。
たべものラジオ
僕ら止めなかったらあれですよ、
今相当やんわり上辺だけをできるだけ喋ろうと頑張ってますけど、
ほっといたら今の話題だけで多分30分くらい。
いいところで言ってください。
食べ物と観光の関係性への取り組み
高見知英
何かこちらの配信等を続けていって、課題に感じていらっしゃることなど何かございますか。
たべものラジオ
あえて意図してやってる部分でもあるんですけど、
同時に課題だなと思っているところは、
コンテンツの分かりやすさについて、
今後番組を増やすに何か調整をしなきゃいけないのではという気はしているんですね。
というのは、食べ物ラジオって僕の想定では、
昔の教育テレビの情報バラエティ的なところだったりとか、
100分で名著みたいな、
アカデミックまでいかないんだけど、それを読み砕くっていうポジショニングを目指してるんですよ。
ところがこのジャンルって割とニッチなんですよね。
民放バラエティでお笑い芸人さんいっぱいいるみたいな、
そういうゾーン、YouTubeでもやってみた楽しいねとか、
その辺のゾーンの視聴者さんにはなかなかリーチができないと思ってるんです。
ただ、人気を出したいというよりは、先ほども申し上げたとおりですけど、
食なので、食べ物に携わらない人類って基本的にいませんから、
その人たちにも意識高い系にわざわざならなくても、
なんとなくスッと入ってくるようなメディアってあったほうがいいよねとは思うんですよね。
それは今後の課題なんでしょうね。
食の感覚のデジタル再現について
たべものラジオ
うちのラジオは結構マニアックな方、料理以外の料理に携わってない方とかは、
結構マニアックな人が多くて、
たぶんうちのサポーターさんが特にマニアックなだけだと思ってはいるんですけど、
割かし話を聞いてると、もともと好きな人が多いので、
ただ食を通じて日本を見ながめるとか世界を眺めるっていうのは、
もう少し広まってほしいなっていうのはやっぱりありますね。
自分の人として生きているうちに絶対食って皆さん食べてると思うので、
そこをきっかけっていうのはかなり切り口としてはすごく入りやすいのかなって思ってますが、
うちのラジオはいかんせん長いのと深掘りしてきるので、
割と解像度を僕が落としてるつもりではあるんですけど、
それでもまだ人を選ぶラジオなんで、
ここはどうにかもうちょっと広げるというところを考えないといけないなって今思ってます。
申し訳ございません。私のせいです。
もとがすごいマニアックだからライトにできるわけだって。
ライトのやつは深掘りはいくの大変だけど。
フォローありがとうございます。
身内でフォローされるわけね。
高見知英
確かにコンテンツのわかりやすさの調整、
他の層の人、他のゾーンの人に届けたいっていうところで、
たべものラジオ
コンテンツのわかりやすさとかその辺りの濃度を考えなければいけなくなるということはありますよね。
高見知英
やっぱりそこについては自分たちもこのSBCastの活動をいろいろと続けて、
いろんな方にお話を伺ってきて、
他の人に情報を届けるときにどうすればいいのかな、
どうやったら他の人に届くのかなっていうのはすごくよく考えてみています。
なかなか答えは出ないですけれども。
なので非常にここはつながる部分ではありますよね。
例えば切り抜きで一部ダイジェストだけ流してみるとか、
そういうような試みはあると思うんですけども、
なかなかこれをやるのってすごい手間がかかるので。
たべものラジオ
あと20分くらいのやつでしたらもう少し頑張れるかなと思うんですけど、
さすがに1シリーズ10本とかで商品をしていくとなると、
じゃあどれをかいつまむんだっていう世界観になってくるんですよね。
高見知英
まだSBCastはだいたい3,40分程度の配信を、
だいたい1分未満、
時間的にはもう3,40秒くらいの音声に切り分けてやってたりすることはありますけれども、
やっぱりそのぐらいが限度ですよね、確かに。
1時間以上とかになったものをどう切り分けるか、
どうダイジェストを作るのかっていうのはなかなか想像がつかない感じですよね。
たべものラジオ
シリーズだと最長17時間っていうのありますからね。
そうですね。やっぱりそこのあたりが難しくなってしまうんですよね。
やろうと思ったら多分できるんですけど、
高見知英
じゃあ料理にやめますかみたいな世界ですよね。
そうですね。
たべものラジオ
この辺はやりたいけど、頼っていこうとは思ってます。
できるというか、やりたいという方がいらっしゃったりすれば。
高見知英
ありがとうございます。
ちなみに、その他の方法で何かどうにかできないかなとか、
取り組んでいけるようなことはないかなとか、
何かもうすでに考えられてることってありますか。
たべものラジオ
食べ物ラジオ以外ってことですかね。
高見知英
食べ物ラジオの中でももちろんなんですけど、
例えば今回のダイジェストを作るとか、
そういうもの以外で何か考えてらっしゃることありますか。
たべものラジオ
今は事業として、これからチャレンジしようかなと思っていることはあるにはあります。
例えば、劣等食品を届けたいなと思ってるんですけれども、
それに関しても、これやったら儲かるからというよりも、
僕は食べ物ラジオで勉強していく中で、
日本人の食生活とは晴れの日と毛の日の食事の差分っていうのは、
どういうふうにリデザインするといいんだろう。
その方がサスティナブルで続けやすい食生活なんだと、
そういうのも一つあるよねっていうものを見直して、
今ちょっと考えてるのは、
毛の日常食のリデザインみたいなことをやってみたいなとは思っています。
まだ全然準備段階なんで話進んでないんですけど、
そういったことだったりとか、
あとは、これ僕らの側からも言いましたけど、
リスナーさんの中からも声が出てるのが、
常説的にリスナーさんたちが集って、
食べ物のことだったりとか食文化、
その辺人文系のところを語れる場所が欲しいよね、
みたいな声は出ているので、
うちの店来てくればいつでもいいんですけどね。
いかんせん田舎なので、交通の便あんまりよくないんですよ。
東京とか、そういう都会に一つあったらいいよね、
みたいな声はチラチラ出てますね。
そんなところ?
そうだね。
あとは、番組数が増やしてしまったんで、
編集どうにかならんかなと。
高見知英
切実。
たべものラジオ
単純にもうそこはどうしようかなって思ってるところですね。
あとはもう、
SBCさんに直接関わるかもしれないんですけど、
近いところで行くと、僕観光協会の役員もやってるんですね、地元で。
食と観光の関わり方。
どのように観光に食というものをしっかり乗せていくのか。
なんて言ったらいいんでしょうね。
昔からジレンマなんですけど、
観光って食だけで人を呼ぶって結構難しいと言われてるらしいんですね。
北海道とか京都の物産店みたいな尖ったところはいいですけど、
わりと他の地域は辛かったりする。
それも今お取り寄せができてしまうので、
その食のために現地に赴くということがなかなか難しい。
一方で静岡大学の岩崎先生って、
観光情報系の専門の教授がいらっしゃるんですけど、
その方の調査によりますと、
観光旅行の満足度を決める、
一番割合が大きいのが食だというデータが出てるそうなんですね。
40%ぐらいを占めるそうなんですね。
満足度を上げつつ、かつ目的にもなり得る食ってなんだろうなっていうのは、
この先、ポッドキャストでもそうですし、
かちゃ料理無党としても観光協会としても取り組んでいきたいのもあるし、
高見知英
いくべきだろうなっていうふうにはちょっと思ってますね。
そうですね。食と観光っていうキーワードについては、
確かに本当に、食だけで人を呼ぶのは難しいにしても、
何か食をふっくりすることができるのかなというのがありますね。
たべものラジオ
最近だと佐賀県の嬉野さんとかね、
嬉野地域はお茶とか牛乳とか使って街を行使をして、
高見知英
県外から高価格帯観光ビジネス立ち上げて、結構動いてますよね。
なるほど。ありがとうございます。
そうですね。ただ、こういうふうにこれやったら儲かるというようなものより、
もっと深掘りをしていって、観光にも結びつけつつやっていく方法、
何か考えていけるといいなと思います。
サイドビーチシティとしても、やはり観光というわけでは直接はないですけれども、
地域のことをよく知っていく、地域をそれぞれもっと深掘りをしていく
というようなところについては着目をしていければいいかなと思っていますので、
やはりそういうような点で、
食というところにも絡まっていければ面白いのだろうなというふうに思います。
ありがとうございます。
それでは続きましてですけれども、
食べ物ラジオとしてITについてどう関わっていきたいなど何かございますでしょうか。
特別なご意見などあればお伺いできれば。
タクの出番だろう。
たべものラジオ
ラジオが?
IT。
IT?
そうですね。
僕はラジオだけではないんですけど、
僕は学生時代からずっと考えているのは、
人の感覚とか食とかもそうですし、
農業とか土に振れるとか、
自分で作ったものを食べるとか、
そういった感覚の部分を何とかデジタルで再現じゃないですけど、
伝える手法として何か使えないのかなってずっと思っていて、
それが最近はAIとかが登場したりとか、
感覚の伝送の仕組みとかができつつあるので、
そういったところもでき始めているのかなと思うんですけど、
僕の中でまだリアリティがないというか、
肌に触れる感覚みたいな空気感とか、
いわゆる映画でいう、
映画の臨場感みたいなそこの部分をやりたいんですよね。
楽しい労働とIT技術
たべものラジオ
それは臨場感とか音とか、
風がなくてもいいんですけど、
風が吹いているような感覚がするみたいな、
っていうのを聞いている相手にとか、
ポッドキャストでしたら耳から聞いたので、
夏の暑さとか冬の寒さとかが疑似体験できるようなことができると、
すごく面白いなって今思って、いろいろ考えてはいます。
情報テクノロジーでいくと、
僕なんか特に調理の現場に長い時間経つので、
より思うんですけど、
人間が楽しいと感じる労働ってあると思うんです。
例えば物を作ることって、
実はエンターテイメントなんじゃないかなっていうふうに僕は感じるんですね。
じゃなかったらプラモデルあんなに売れるはずないだろうと。
だったらフィギュア買ってくればいいじゃんみたいになっちゃうんですけど、
多分料理もそうだろうし、
街づくりをするにしても、
何か人間が労働することが楽しかったり、
一見無駄だと思えることが、
実は最も人間らしいところだと思うんですよ。
これを置き換えることがIT技術によってできたとしても、
多分人間は手放さないだろうし、
手放しちゃうと人間じゃなくなっちゃう気もするんで、
なんていうんですかね、
その楽しい部分の中の一番めんどくさいところだったりとか、
経験と感がどうしても必要なところを、
IT技術でもってカバーしていく。
例えば、そろそろこの焼き魚いい感じだよとか、
もうちょっと焦げ目つけたらこんな感じになるよ、
みたいなサジェッションしてくれるとか、
農業だったらね、最近プランティオさんとかもデータで、
農業のサポートをしていく、
家庭営業のサポートをしていく事業をされてますけど、
多分土いじり自体はすごく楽しいことだし、
油無しを除去するのも大変だけど、
意外とやってみるとおもろいみたいなことがあって、
それを今このタイミングでどうぞやってください、
間引きしましょう、みたいな、
そういうITの使い方があるといいなと思います。
僕は勝手に補助輪的っていう表現をするんですが、
日常の驚きの目
たべものラジオ
いずれ外して自転車に乗れるようになるために、
必要な補助機能、
もしくは補助輪がそのままありつけた方が楽ちんで便利、
そういうITの在り方っていうのは、
すごい抽象的で概念的なんですけど、
僕の個人的な考え方としては、
そういう風になっていくと嬉しいなと妄想してたりしますね。
高見知英
そうですね、ありがとうございます。
感覚をデジタルで伝える手段、
また楽しいと感じる労働のサポートをするためのものとしてですね、
ありがとうございます。
そこについては結構自分も同じような考えを持っていて、
やはり昔ってまずはそれについて、
料理であれば料理であったり、
音楽であれば音楽であったりについて、
学んだ後じゃないと何か作れないっていうようなケース、
結構多かったと思うんですけど、
今結構一部においては逆転しているところが多いのかなと思って、
特に例えば音楽とか、
あと何かのチラシ作りとか、
デザインテストとかについては、
まずそういうのはサポートツールがもうすでにあるので、
何かそれで作ってみる。
でももっといいものを作るためには勉強してみないと、
もっといいところを目指すなっていうような、
そういうふうに何のためにそれを学ぶのかが明確になった後、
改めて学べるっていうようなものが出てきたなというふうに感じていますので、
だからそういうようなものって、
それの料理版だとか、
そういうのもあるよね、
出てきてもいいよねっていうのはとても思いますね。
たべものラジオ
さすが、すごいまとめっすね。
高見知英
本当にそこはすごい、
自分もすごくいろんな分野で感じるところがありますので、
だから本当にそういうのはあってくれると嬉しいなと思います。
またやはり感覚についても、
これからどんどんいろいろと気候等も変わっていっていって、
昔の感覚っていうのを得られなくなってしまう瞬間っていうのも出てきてくると思いますので、
そういうときにある程度こういうようなデジタルで、
そのときの気持ち、そのときの熱さ、そのときの寒さをアーカイブできるような手段があれば、
それもまた一つのいい形だなというふうに思いますね。
ポッドキャストの魅力
たべものラジオ
そうですね。
あ、今一個思いついちゃった。
いい?言ってみて。
言ってみていいですか?
すごい唐突に思いついたんですけど。
SFで未来のことを描くってあるじゃないですか。
50年後とか100年後の未来こんなになってるかなっていうので小説になったりするじゃないですか。
じゃなくて、僕たちの感覚を、
例えば江戸時代ぐらいまでとか、もっと前でもいいですけど、
どっかの古い時代に感覚を飛ばしてくれるIT技術があるとするじゃないですか。
そこから見た令和の今がどう見えるかっていうのを見てみたいですね。
例えば元禄時代の人から見て、
僕らが生きているこの平成令和ってユートピアに見えるのか、
それともディストピアに見えるのかって感覚、体感してみて。
高見知英
そうですね。
たべものラジオ
調理技術とかもね、いろいろ入ってくる前とかの人たちから見たら、
今の料理って果たしてと思ったりはするよね。
なんかすげーアイス食べてるよ、氷がこんなにあるよ、砂糖あるよって思って、
それが良さそうに見えるのか、一方であいつら肉食ってるぜって思うのか、
やたら味濃くね?とか、どう感じるんだろうっていうのは、
これIT、それをAIとか活用したらできるのであれば、
それはちょっと感覚捉えてみたいっすね。
高見知英
そうですね。
不意に思った。
ちょっと前の時代の文化圏の物語とかを見たりすると、
やっぱりその人たちからとって、
そのセリフって正しいのかなとか、
そういうふうに思ってしまうことはとてもよくありますので、
そういうようなものを疑似体験できれば、
疑似的に見ることができるようなものがあれば、
それは面白いなって思います。
ありがとうございます。
たべものラジオ
すいません、こんな思いつき拾ってて。
いえいえ。
高見知英
それでは続きまして、
これを聞いている人に何をしてほしいなど何かございますか?
たべものラジオ
聞いてほしい。
食べ物ラジオ的に言うと、
目の前にある食もそうですけど、
生活そのものをまじまじと見てほしいなと僕は思ってます。
これはもう本当僕の個人の思想などどうでもいいんですけど、
江戸時代の有名な思想家で三浦梅園という方が言ったらしい言葉。
僕好きでよく引用させてもらうんですけど、
枯れ木に花咲くよりも生木に花咲く驚けという話を、
いろんなところからお聞きするんですね。
確かになと思うんですが、
意外と日常で当たり前だと思っているものを、
驚きの目を持ってみるって結構難しいことだと思うんですよ。
何かのきっかけがないとなかなか気がつけない。
なので今リスナーさんからのコメントなどを聞いていると、
そばのシリーズ食べたらそばがやたらと愛おしく見えてしまったとか、
マックフライポテトが食べる前にまじまじと30秒見つめてしまったとか、
そういったコメントを見たりするんですよね。
そうすると、もしかしたら日常生活の中で、
一つ驚きの目を持って日常を眺めるきっかけになってるのかなとは思ってるんですよ。
僕ら食べ物ラジオとしては食べ物をきっかけにしてくれるのであれば、
この番組聞いていただければいいなと思いますし、
そうでないとしても何かのきっかけで、
普段皆さんの生活で見聞きすること、体感することが、
実はこれってすごいことなんじゃないかなっていう目で見ていただけると、
シンプルに世の中楽しいだろうなと思います。
という僕の思想の押し付けなんですけど、
もし興味があったらそういう目線を持っていただくと、
仲間が増えて僕はちょっと嬉しいです。
一昨日ぐらいにマックのポテト食べながら子供たちに、
これ長いねって言われたから、
それはラセットバーバンクっていうジャガイモの品種だよって教えたよ。
俺ラセットバーバンクって単語出てきたと思った。
そしてこのジャガイモはどでかいジャガイモだっていうのまで説明したからね。
これが2年前だったら俺は多分何も考えずに、
そうだねって言ってポテトを食べていたと思うんだ。
それをちょうどお届けしたらいかんしたよ。
これリスナーさんにしかわからないネタっすわ。
ジャガイモシリーズでラセットバーバンクでツイッターでひと盛り上がりしたっていう過去がありまして。
高見知英
そうですね、本当にでも、
本当に驚きを目を持って日常を眺めるきっかけ、
それにポッドキャストってなりやすいなっていうのがとても思います。
違う分野の視点を得やすいので、
動画って結構自分の興味のあるものしか見なくなってしまいがちなのに対して、
ポッドキャストってフリーテーマで特にやってらっしゃる番組なんかだと、
全然自分の興味の範囲外のネタがふらっと入ってくるっていうことが結構ありますので、
そういうような時に全く違う分野の知識をなんとなくでも得る。
そのなんとなく得た知識が何かお蕎麦を食べるときでも、
あ、そういえばこれってっていうふうに思うことっていうのはとてもよくありますよね。
たべものラジオ
情報の偏りとかもそうかなって。
僕はポッドキャストとか好きなやつ選べるって今、
ネットフリックスとか、
おすすめしてくるやつって全部自分の興味がある前提のものしか送ってこないし、
ツイッターもそうなんで。
ポッドキャストとかも全く興味ないし絶対つまらんと思ってるジャンルをワンクリックしてみるっていうことも
ちょっとしてみてほしいなって思うのと、
そのポッドキャスト特にポッドキャストはそうなんですけど、
1話目で飽きるのではなくて、
20話目ぐらいから聞いていただいて、
そこから10話ぐらい聞いてまた次違ったらまた次って言ってほしいなって思います。
確かに。
だいたい1話から20話目ってみんなこう試行錯誤やってる時代なので、
だいぶねクオリティが違うんですよね。
知り合いのポッドキャストとかみんな言うんで、
できれば20話目くらいまではちょっと遅れ入りにしたいんだけど今更消すのもねって言ってみなさん残してて、
再生回数見ると1話から10話ぐらいまではすごい伸びやすいんですけど、
その後キュッて減るんで、
この辺でリードしてるなってわかりやすいんですけど、
いや面白いのこっからなんよっていうのがみなさん言うので、
うちも露骨にそうですけど、
初期のクオリティと今のクオリティ運手の差というぐらい違うので。
高見知英
やはりそうですね、
SPキャストも2019年代に収録した内容ってほとんど直接の対面収録なので、
結構言葉がぶつかった時に何も処理しないでそのまま流してるってことも多いですし、
ゲストに呼んでいる方も基本的に横浜市内の方だけなので、
結構やっぱり内容として偏りがあったのに対して、
やっぱり今はここ最近は本当に全国いろんな方を呼んでいるので、
そこの辺はすごい広がりがあってまた違うものになってるっていう感覚はありますので、
うちの場合は特に昔のものだから送られしたほうがいいかもぐらいなことはないんですけれども、
掛川に戻るきっかけ
たべものラジオ
中盤をちょっと聞いてみてほしいっていうのはありますね。
高見知英
確かに。
たべものラジオ
初回恥ずかしいっすわ。
結構ね。
高見知英
そうですね。
それでは続きまして、今後やりたいことややってみたいことなど何かございますでしょうか。
たべものラジオ
やってみたいこと。
一番やりたいのはあれですね。
僕ら基本的に伝えしてる知識というのが、
調理場で経験することももちろんありますけど、
基本的に書籍から得てるものがほとんどなんですね。
なので、全能不流文字じゃないですけど、
体感が少し弱いなと自分で気をつけてるところなんですよ。
だから体感を得るためにあえて江戸時代の料理を厨房でお客様に出さないのに再現してみるみたいなことをわざわざやるんですけど、
やっぱり現地に行ったほうがいいと思うんですよね。
ポッドキャストでロケやっても通じ伝わるのかって言うと微妙なんですけど、
じゃあそこだけYouTubeに切り出すとかして、
お茶だったら京都なら行って戸賀能とか行ってみたいなと思いますし、
ビールだったらエールの里、イギリスとかドイツとか行きたいなと思いますしね。
そういうので行って、情報を得たものをまた皆さんにお届けできるような活動ができたらいいなとは思います。
先立つものが必要なので、
俺出してやるよって言ったら喜んできますけどね。
最近やっぱり英語圏の方とよくお話しすることが増えてきて、
英語も言いたいことちょっと言って、
相手が言ってるニュアンスまで汲み取って、
そのニュアンスを聞いた上でうちのラジオを再現っていうか、
うちのラジオみたいなことを相手の方が英語で聞いたらどういう感覚を受けるのかっていうのを、
直接コミュニケーションしたいなってすごく今思ってます。
どうしても日本人だけ、日本相手だけ今話してるので、日本語なんで。
つまりは食べラジ、イングリッシュ版を作ろうっていう話をしてるわけだね。
まあまあ、やっぱりね。結構えぐいと思うんだけど。
私、情報交流を英語で喋れる自信ないですけど。
それだから頑張るんだよ。
それは本当に1年ぐらい前からずっと兄ちゃんには言ってるんだよ。
英語を全く喋れないわけじゃないじゃん。
日常英会話ぐらいだったらさ、
友達と喋れる程度ならね。
ただ、古事記を英訳するとか、晴れとけの概念を英訳するとか、
もう全く思いつかないんですけど。
英語に訳そうというか、向こうの海外の人に説明しようと思うと、
改めて気づくことっていっぱいあるなって思ってて、
日本人の感覚で喋ってることって結構あると思うんですよ。
そこをもう一歩先で英語をちゃんと喋るようになったら、
料理屋の社会的存在意義について
たべものラジオ
これはまた面白いのかもしれないと思って、
今ちょっと英語をしっかりやろうかなって。
そうですね。
例えば、ガチで通訳の部分は本当にIT技術で何とかなるかもわからないですけど、
でもそれってただの言語翻訳でしかないから、
相手の方の文脈で今一度自分たちのコンテンツを見てみるっていうのはいいかもしれないですね。
英語の文献もいっぱいあるしね、日本より。
高見知英
そうですね。
それぞれの分野の文脈で見直してみるっていうのは、
やはり自分も英語で英語圏の人たちに、翻訳になりますけども、
何かを書いたりすることはありますけども、
やはりそれであるからこそ英語を勉強しないとダメだなっていうのをすごく感じるところがありますし。
そこはそうですね。
また、本当に料理を再現してみるとか現地に行ってみるとかも、
やれれば確かに面白いだろうなというのはあります。
よりそれぞれの特徴だったり歴史だったりがわかってくることもあるんじゃないのかなというふうに思いますね。
たべものラジオ
実際行き始めたらたぶんね、このラジオ頭壊してんじゃないかって言われるかもしれないけどね。
常に現地に行き出してないとかって。
一度だけサポーターさんたちが主ですけど、
今年の1月、2023年の1月にオフ会でうちの店に来ていただいた時があるんですね。
そのオフ会の翌日に、あの時6、7年くらいで茶畑見にもあったんですよ。
お茶の里ミュージアムっていうのがあって、お茶の博物館みたいなのがあるんでそこに行ったんですけど、
リスナーさん、お茶のシリーズ聞き込んでくれてますし、僕もいるので、
ほとんどの方が30分から40分で出てくるはずの館をですね、
僕ら3時間以上かかるっていう。
3時間もさ、予定があったから急いで3時間。
最後30分くらい巻きで飛ばしましたからね。
そういうプチツアー的なことができても面白いかもしれないですね。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。
それでは今後インターネットで食べ物ラジオの活動を知るにはどのようにすればよろしいでしょうか。
たべものラジオ
活動は基本的に食べ物ラジオのホームページがありますんでそちらを見ていただくか、
一番多いのはツイッターのほうがちょこちょこ更新はしているので、
そちらのほうが早いかなと思います。
ツイッター改めXね。
つい言っちゃいますね、ツイッターって。
Xね、Xのほうで見ていただければと思います。
あとできれば食べ物ラジオのサポーターに入っていただければディスコードの中に入れるので、
サポーター限定のディスコードの中に入っていただくと、
より今何がどう進行しているのかっていう結構いろいろ動いているので、
その辺もあまり包み隠さずというか、
思ったまま皆さん発言しながら僕らも発信してしまっているので、
そこを見ていただければ、
ラジオなのに何かあんなことやってるよっていうのは知れるかもしれない。
ちょっと補足でお話しさせていただくと、サポーターさんは確かに募集しています。
我々もほとんど手弁当で持ち出しでやっている状態なので、
そのへんサポートしていただける方がいたらとても嬉しいです。
というのと同時に、僕は食に興味があったりとか、
食べ物ラジオのような視点を持って一緒に楽しめる仲間が増えると、
少し食の世界が豊かになるだろうなという感覚があるんですね。
食べ物ラジオとか僕らがやってるっていうのは、
人差し指立ててこの指止まれって言ってるだけだと思うんです。
そこにその指に止まった人たちが今たくらげたディスコードというオンラインコミュニティの中で、
僕らがいないところでどんどんコミュニケーションを図って、
リスナーさん同士で旅行に行ったりとか、
リスナーさんしかいないオフ会をやったりとか、
ちらちら動き始めています。
そういうのが僕は一つ描きたい未来の形だったので、
ちょっとずつ形になってきてすごく嬉しいなと思っているんですね。
「食べ物ラジオ」の始まり
たべものラジオ
なので、そういう活動とかコミュニティ繋がりに興味のある方がいらっしゃったら、
僕らはラーメン一杯おごったなぐらいの感じでコミュニティの中に入って、
コミュニティの中でどんどん活発にコミュニケーションを取ってもらえると、
より面白い世界が待っていると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
宣伝になりました。
宣伝ついて、サポーターさんは一回なっていただくとディスコードに入るんですけど、
もしその後サポーター登録をやめたとしてもディスコードは残りますので、
僕は単純にキックしたりとかシステム上ちょっとバグがあるらしくて、
抜けれないんですね。なので僕は手動でやるのがめんどくさいんで、
せっかく一度でも払ってくださったなら、じゃあディスコード残ってくださいねってことで残ってるので、
これサポーターになってんのかなってちょっと思ってるけど。
バグを公表してしまうってバグ。
しょうがないんで、皆さんにもやっぱりメンバーいっぱいいた方がいいじゃん。
一回ね、皆さんお金で一回でも払ってくださった方がいいのでね。
せっかくなんで残してもいいですかって言ったら皆さん、
これよくいいですよって言ってくださったんで、
じゃあ残しますってことで、ずっと残るので、
一回、二、三回くらい払ってくれれば嬉しいですけど。
一回でも全然入れますので。
これはバグ情報で表にはあまり出してないですけど。
よかったらよろしくお願いします。
はい。ぜひ。
はい。ありがとうございます。
高見知英
それでは最後になりますけれども、
食べ物ラジオの活動のキーワードをお伺いできますでしょうか。
たべものラジオ
これね、お題いただいてからずっと考えてるんですけど、
ピッチッとも見つからない。活動のキーワード。
キーワード?活動のキーワード。
食べ物を通して世界を見ることと、
このまま行くとどういう未来が待っているかではなくて、
どういう未来を作りたいかっていうのを、
少し食の目線から見ると分かりやすいんじゃないかな、
というふうに思います。
もう少し身近な食べ物を見て、
政治とかなんとかっていうと結構難しくなりがちなんで、
一番身近な食べ物から社会を覗いてみるっていうことが、
一つキーワードになるのかなと。
今、無理くりひねり出しましたけどね。
でもそんなことだと思います。
僕らは食を楽しむくらいかな。
高見知英
そうですね。
たべものラジオ
かなって思ってます。
エンタメですもんね。
エンタメなんで。
楽しんでやった結果はこれなんで、
このまま行くと思います。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね、本当に食べ物を通して世界を見ると、
今日も見えてくること本当に多いなっていうふうに思います。
もうものが、軸がある分分かりやすいですしね。
ありがとうございます。
それではその他何か言わされたら、
最後はこれだけは言っておきたいとこ何かございますか。
たべものラジオ
聞いてください。
早く言ってみたけど。
早く言っても一緒に開始ですか。
むしろ聞いてくれないかもしれない。
すいません。
いい。
我慢して聞いてください。
もしね、1話目、あれ?って思っても、
10話くらいすると、あれ?これ面白いかもって思ってくれるかもしれないので、
あれじゃないですか、気になったトピックがあれば、
お好きなところから。
お寿司が好きだったら、寿司のシリーズから言っていただいてもいいし。
ビールが好きだったら、ビールカーでもいいですし。
雑談会好きな人よりして。
見るも蓋もない話を。
すいません。
高見知英
そうですね。
センテンスごとに結構独立はしていたりはしてますので、
そこから聞いていただくっていうような聞き方もありかなというふうに思います。
たべものラジオ
はい。
高見知英
ありがとうございます。
たべものラジオ
それでは、今回のゲストは、
高見知英
食べ物ラジオの太郎さん、太郎拓郎さんでございました。
お二方どうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
たべものラジオ
ありがとうございました。
高見知英
今回は、静岡県掛川市にて料理屋を営む方々、
フード、ドリンクなど、
体に入れるもの全般の歴史について語っていくポッドキャスト番組、
食べ物ラジオを配信するカチャ料理無党の
無党太郎さん、無党拓郎さんに、
活動の内容や思いを伺いました。
もともと料理人ではない、
全く違う仕事をしていた太郎さん、拓郎さん。
二人がそろって掛川に戻り、
料理をしようというときに、
外食産業や料理屋の社会的存在意義について疑問を抱き、
勉強を始めたというところから始まった食べ物ラジオ。
米、蕎麦、砂糖、寿司、味噌汁。
それぞれの食べ物、飲み物の歴史は思った以上に深い。
それら様々な料理の歴史を紐解くことによって、
改めて食材の理解を深める。
料理の来歴を知る。
それぞれの食材の歴史について、
料理の来歴を知る。
それにより、世界の、日本の人々の料理に関する思いを知る。
それが食べ物ラジオです。
食べ物ラジオの活動
高見知英
食べ物ラジオの活動のキーワードは、
食べ物を通して世界を見ること。
そしてこのまま行くとどういう未来が待っているかではなく、
どういう未来を作りたいのかを考えるということ。
政治だとか何だとか、そういう目線で見ると、
どうしても難しくなりがちな未来の話。
食の目線から社会を覗いてみると分かりやすいのではないか、
と太郎さんは言います。
食べ物ラジオでは様々な食材、
飲み物についての話題を扱っています。
お寿司が好きな人はお寿司のトピックから、
ビールが好きな人はビールのトピックから、
気に入ったところから食べ物ラジオを聞いて、
食についての理解を深める。
そして食べ物ラジオのコミュニティなどで、
さらに知識を深め、つながりを広げる。
皆さんも身近な食というキーワードから学ぶきっかけ、
見つけてみませんか?
このポッドキャストの感想は、
YouTubeやStandFMのコメント欄などで受け付けています。
それらが使えないという方は、
まちづくりエージェントサイドVTTサイトの
お問い合わせフォームなどからご連絡ください。
また、SBキャストは継続のための寄付受付を行っています。
毎月1000円の月額サポートの内容となります。
得点などご興味ご関心おありの方は、
ぜひ寄付サイトもご確認ください。
SBキャストの継続と活動紹介
高見知英
今後もこの番組では様々なステージで、
地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を
紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にて、
ポッドキャストの購読ないし、
チャンネル登録などをして、
次をお待ちいただければと思います。
それでは今回のSBキャストを終了します。
お聞きいただきありがとうございました。
54:41

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