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2025-06-27 1:00:55

SBCast.#145 人間らしさ(山口情報芸術センターYCAM 山岡大地さん、大場美葵さん)

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今回は、山口県山口市にあるメディアテクノロジーをキーワードとした作品を展示するアートセンターYCAM。そのYCAMにてアーティストの声やさまざまな悩みを発信する番組、YCAMぐるぐるラジオを配信する、山岡大地さんと大場美葵さんのお2人に、YCAMやYCAMぐるぐるラジオの内容や、活動の想いを伺いました。

サマリー

このエピソードでは、山口情報芸術センターYCAMの活動と人間らしさに関する議論が展開されます。特に、メディアテクノロジーを活用したアート表現の重要性が強調され、YCAMぐるぐるラジオがアーティストの思いや創作過程を伝える役割にも触れられています。YCAMでは、アーティストや地域の住民が集まり、人間らしさを取り戻すことを目指しています。このエピソードでは、ゲストが抱える悩みや考えを通じて深い対話が生まれる様子が紹介され、ポッドキャストの形式がその魅力を引き立てています。音声メディアの魅力やIT、メディアテクノロジーとの関わり方についても語られ、特に日常的に使用しているテクノロジーへの気づきや伴う課題が浮き彫りにされます。今回のエピソードでは、山口情報芸術センターYCAMの山岡大地さんと大場美葵さんが人間らしさというテーマについて語り、音声まとめやAI技術の活用法、YCAMでの体験を通じて表現の深化や記録の重要性について考察します。YCAMでは、人間らしさをテーマにしたアートセンターの活動とYCAMぐるぐるラジオについて、アーティストの声や感情を共有する重要性が語られています。

YCAMの活動の概要
YCAMぐるぐるラジオ
人間らしさ? 人間らしさかな? 人間らしさです!
ほんとかな?大丈夫?
高見知英
NPO法人まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.のポッドキャスト番組 SBCast.です。
この番組は様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、SIDE BEACH CITY.にてDX推進サポートなどの活動を行う高見知英です。どうぞよろしくお願い致します。
それでは今回のゲストは、山口情報芸術センターYCAM、山岡大地さん、大場美葵さんでございます。お二方どうぞよろしくお願い致します。
YCAMぐるぐるラジオ
よろしくお願いしまーす。
高見知英
よろしくお願い致します。それでは簡単にではございます。まず自己紹介からお願いできますでしょうか。
YCAMぐるぐるラジオ
はい、えっと僕がYCAMの教育普及というところを担当しています。山岡大地と言います。
YCAMでは2013年から働き始めて、今12年目になっています。
教育普及のスタッフというのが基本的にどんなお仕事をするかというと、YCAMで発表する作品と、鑑賞者、その作品を見る人ですね。
その間でどんな場であったりとかイベントであったりとか、どんなことがあるともっと作品を楽しんでいただけるかとか、
面白いところを見つけて一緒に発見することができるかというのを作ったり考えたりするという、そんなお仕事を教育普及では行っています。
そんなふだんお仕事をしています。よろしくお願いします。
大場美葵です。よろしくお願いします。私も山岡さんと同じくYCAMで教育普及を担当しています。
私は2023年にYCAMに入って、今年で3年目になっています。よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いします。
それでは早速活動の内容に入っていければと思うのですが、まずYCAM全体について簡単にお伺いできますでしょうか。
どんな活動を行っていらっしゃるのでしょうか。
YCAMぐるぐるラジオ
YCAMは2003年にオープンした山口県山口市にあるアートセンターです。
中に入ると図書館とか映画館とか展示室が入っているのですが、主な活動というのは新しい作品をこの山口県山口市、このYCAMの中で作るというところに重点を置いています。
YCAMは展示室があって、そこで作品を発表していくのですが、
なかなか作っている最中とか、ここを訪れるアーティストが普段どんなことを考えているかって、なかなか作品を発表するときに伝えきれなかったりとか、
あるいは作っている最中って実験しているから、他の人が自由に入りできる、そんな環境でもなかったりするところが課題としてあるという、そんな前提があります。
高見知英
確かにこういう普段考えていることっていうのは、あんまりこういうような場に表現されるってことはなくて、
やっぱりそこについて、YCAMぐるぐるラジオのほうでも触れられているなってことを、今回今までの内容も聞いていてすごく感じましたので、そこが出てきているっていうのがすごく特徴的だなというふうに思います。
メディアテクノロジーとアート
YCAMぐるぐるラジオ
そうですね。
あとそのYCAMの活動の基本的なところとしては、制作する作品はいずれもメディアテクノロジーっていうのをキーワードにしています。
メディアテクノロジーっていうのを活用して、新しい芸術表現を探求するっていうのを活動の軸にしていて、
メディアテクノロジーっていうと、例えばこのコンピューターとかスマートフォンとか映像、照明、インターネット、マイク、スピーカーとかいろんなメディアテクノロジーがあるんですけれども、
そういったものをアーティストの表現したいことに合わせて活用しながら、そのメディアテクノロジーを用いた新しい可能性というか、
芸術表現の組み合わせでできることっていうのを日々探求しているっていう、そんな活動をしています。
高見知英
そうですね。メディアテクノロジーを使ったものを中心に行っているということなんですね。
ここも本当にすごく感じるところでもあります。こちらも、YCAMぐるぐるラジオで話を聞いているところ。
例えばコンピューターテクノロジーを使ったアートですとか、それをもっと活用した今までの使い方とはちょっと違うもの。
例えば音楽をAIと何かやっていくですとか、そういう話にも入ってて、ああこういうアプローチってあるんだなっていうのは。
自分が今まで本当にこういうAIツールを使った、例えばSunoとか、あとはBingのイメージクリエイターとかそういうものを使って、
どんなものができるんだろうって楽しんでいることも、そのまた一歩先を行っているなというのをすごく感じています。
YCAMぐるぐるラジオ
ありがとうございます。YCAMがオープンした時って2003年、まだこれからみんなのおうちにインターネット、特にADSLですね。
高速のインターネット環境がこれから整うぞっていうぐらいの背景の中で建った公共文化施設なので、
できた当初っていうのは、新しいメディアテクノロジーを紹介するっていう側面が強かったのかなと思います。
例えば映像技術を使ってこんなことができるとか、コンピューターを使ってこんな表現ができるとかっていうのを2003年、
もう今から22年前からずっと続けている感じです。
今はもう少しメディアテクノロジーを用いたアート表現っていうのが割と一般的にもなってきていると思っていて、
その中で改めて既にもう使いこなしていると思っているそのメディアテクノロジーを改めて見つめるっていうのがオープンして、
そうですね。10年、15年ぐらい経った頃から徐々に出始めているかなというふうに思っています。
高見知英
そうですね。当時ADSLの時代など、2003年の時代は本当に何かを紹介する、メディアテクノロジーを紹介するっていうところが主だったものなのに、
今はそれを改めて見つめるという形に変わってきているということなんですね。
YCAMぐるぐるラジオ
そうですね。
高見知英
本当に今できることがあまりにも多くなりすぎて、なかなか見つめるっていうのが難しくなっているっていうところがあると思いますし、
じゃあこれを使って面白いこと楽しいことをしていくためにはどうすればいいんだろう、どういう心持ちでいればいいんだろうっていうのは、
やっぱり昔以上に問われるものっていうのが大きくなってきているんだろうなっていうふうにはとても思いますし、
そういうような時にこのYCAMのような場所の存在っていうのがすごく重要になってくるっていうのはありますよね。
YCAMぐるぐるラジオ
そうですね。やっぱりすごくスピードが速いからこそ、そもそもメディアテクノロジーって何だったっけっていうのを振り返るような、
そういう活動に僕、自分は多分大葉さんも関心があったりするんじゃないかなと思っていて、
今こうやって使っているこの言葉も太古の昔からすればめちゃめちゃニューメディアテクノロジーだったわけで、
本当に伝えたいことが伝えられるみたいなとか、もっともっと前だと、
例えば、のろしをあげて、ここにマンモスがいますみたいなのを仲間に知らせることができたかもしれない。
そんなふうにスピードの速いメディアテクノロジーがどんどん変わっていく中で、
一回ちょっと立ち止まったり振り片鱗ながら、これをどんなふうに使うことができるかなっていうのを改めて考えるっていう、
YCAMぐるぐるラジオの意義
YCAMぐるぐるラジオ
そんなパフォーマンスだと思っていただければと思います。
大葉さんあります?
高見知英
いや、全然関係ないんで大丈夫です。
大丈夫。
本当に言葉の表現自体もいろいろと変わりつつあって、新しい表現とかも出てきていますし、
そういうものについて、じゃあどういうものが大事なんだろうとか、
特にここで新しい言葉が出てきて、新しい技術が出てきて忘れられがちな、
昔のものの何が大事だったんだろうとか、
そんなところについても、言葉を交わすことによって改めて再認識できるというところがすごく大事になってくるのかなと思いますね。
特に今回このYCAMの話を聞いてすごくびっくりしたのが、
このYCAMぐるぐるラジオの存在についてなんですけども、
こういうような配信を始められたっていうことについても、何か経緯などお伺いできればなと思うんですけども。
YCAMぐるぐるラジオ
そうですね。始まった経緯としては、先ほどもちょっとお伝えしたみたいに、
YCAMでは普通にお客さんが来たときに、作品を見ていただける時期もあるんですけども、
制作をしているスタジオの中でアーティストがいろんな実験をしたり、
ああだこうだやっている間っていうのは、そのスタジオの中に入ることはできなかったりするんです。
だけど、そのスタジオの中ではアーティストやスタッフ、
関わってくださる人たちというのが一緒に議論したりとか、
あるいはいろんなことを考えている中で、
出来上がる前の熱量だったりとか、
そもそも来たアーティストが普段、制作以外にもどんなことを考えているのかとか、
あるいはどういうきっかけでアーティストへの道を歩むことになったかとか、
そもそもみたいなところを確認したりとか、
あるいはそれを他のお客さんたちにも知っていただく機会っていうのがあるといいんじゃないかなっていうので、
ぐるぐるラジオっていうのを始まりました。
高見知英
何かそういうアーティストの考えとか、そういうところの別の側面から改めて、
他の方々にも聞いてもらう機会という形で始められたということなんですね。
そうですね。
YCAMぐるぐるラジオ
展示がオープンしたときにアーティストトークをやったりもするんですけど、
それはやっぱり新しい作品がどういうものかっていうのを紹介することが中心になっていて、
やっぱり5歳のときにこういうことがあって、ちょっと絵描くの好きだなとか、
誰かに表現を伝えるの好きだなって思ったとか、
そういうきっかけでなかなかトークイベントの尺の中では紹介しきれない魅力っていうのも
たくさんあると思うんですよね。
そういうことを、少し作品と、完全に切り離すってのはないですけど、
作品に紐づくアーティストトークとは別の形で、
何か発信することができないかなっていうので始めたって形です。
高見知英
確かに公開時のイベントですとか、アーティストトークだけだと、
過去のものに触れづらい、触れてるほどのそこまでの時間がないっていうのは確かにその通りだと思いますし、
やっぱりそれは結構、本当にアート以外の分野でも、
例えばテクノロジーの分野とかの場でも結構そういうことが言えるので、
やっぱりそこがすごく感じるところではありますね。
実際、やっぱり現場でやってることとは直接関係はしないんだけども、
実は重要なことっていうのは、やっぱり別の枠で話さざるを得ない。
そういうときに、そのような話は結構このYCAMぐるぐるラジオみたいな場で語られるっていう、
そういう関係性なんですね。
YCAMぐるぐるラジオ
そうですね。
高見知英
やっぱりそこはすごく良いですね。
YCAMぐるぐるラジオ
これはすごく個人的に思ってることとして、
僕タバコも吸うんですよ。
で、喫煙所で誰かと一緒に話すっていう体験ってめっちゃ楽しくて、
仕事、職場の中にサードプレイスがあるっていうか、
仕事の中で普段話さない人と話せたりだとか、
もうちょっとリラックスしながら会議室じゃないところで、
フランクにちょっと話を聞いて、この人こんなにおもろかったんやとかって、
再発見するような場でもあったと思うんです。
でも喫煙場所って5、6人入ったらもういっぱいいっぱいだし、
今はもう喫煙所もどんどんなくなっていってるので、
そうですね、そういった場所っていうのを、
そういう少し肩の荷を下ろして、
サードプレイス的に作品の制作とちょっと少し離れた場所で、
お話をちょっと改めて聞いてみるっていう、
そういう場所になるといいなっていうのがあります。
ちなみにこのぐるぐるラジオは始めたとき、
一番最初の企画者は今野恵菜さんっていう、
元僕らの同僚の教育普及のスタッフが始めて、
自分とかおばさんっていうのはそれを引き継ぎながら、
今それを続けてるっていう形になります。
高見知英
なるほど、そうですね。
やっぱりこういうような形で、
継がれて続いていくっていう配信もとても魅力的だなというふうに思います。
なかなかやっぱり複数の世代にまたがって配信されるような番組っていうのも、
なかなか多くないものではありますので、
そういうような形でもいいですよね。
なんかぐるぐるラジオ残ってるのがやっぱ面白いなっていうふうに思ってて、
ワイコンで作品展示されるときって会期が終わったらなくなっちゃうもので、
確かにウェブサイトとかで記録撮影みたいなものは残っていくんですけど、
生感みたいなものはやっぱ少ないだろうなっていうふうに思ってるんですけど、
ぐるぐるラジオは肉声として残ってるので、
どんな出会い方をしてもその人の声が聞けたりとか、
ポッドキャストの魅力
高見知英
どういう時間で出会ったかによって多分聞いたときの感じ方変わったりとか、
ちょっとこれまたこの人追いかけてみようかなっていうふうになるのが、
なんかまた面白いなっていうふうに思ったりしますね。
YCAMぐるぐるラジオ
ラジオやってて。
高見知英
そうですね。
そういう風に過去を遡れるっていうのが、
本当にこういうポッドキャストという形式の強みだなというふうに思いますし、
自分も本当に放送当初のところまで遡って聞くってこともできましたので。
確かに。
YCAMぐるぐるラジオ
結構ボリュームありませんでした?大丈夫でした?
高見知英
特にここ最近、自分結構プログラミングの講習とかであちこち行くことが多くて、
なので移動中、結構横浜って意外と交通の便が悪いところもあって、
ここからここまでは徒歩しかないですとかいうようなところもあったりするので、
そういうのは徒歩の期間とかに全部まとめて聞くことによって、
何回全部聞けちゃいましたね。
ありがとうございます。
どんなモチベーションで聞いてくれてるんですか?
もともとはLISTENのおすすめで出てきてたので、そこで聞いたんですけれども、
山口ってここまでやってるところがあるんだ、
多分どこの地域でも結構そういう魅力的な内容って多いんで、
地域の内容についてなるべく聞くようにはしてるんですけれども、
こういうようなメディアセンターってところがあるんだっていうようなところに興味もそうですし、
アーティストの方で考えてらっしゃることってこういうことなんだっていうところがわかるっていうのもあるし、
結構ここ先だと個人のお悩みについて聞く機会とかもあって、
こういうところを考えてる人結構いっぱいいるんだなとか、
そういうふうに捉えてる人やっぱりいるんだなとか、
そういうようなところを感じるところっていうのがすごく多いなっていうふうに思いますね。
多様なゲストとの対話
高見知英
めっちゃ嬉しいね。
まさにタイトル通りぐるぐる考えてる様子っていうのがすごく伝わってきて、
やっぱりそこがすごく良いなと思いますし、そこは本当に全国共通ですからね。
だからそういうような会話がなされているっていうのは聞きやすいなっていうふうに思いますし、
なるべくいろんなところで聞きたいなっていうふうに思ってますね。
YCAMぐるぐるラジオ
そもそもそうだ。
YCAMグループラジオの内容の紹介をすると、
大体前後半で分かれていて、前半がその人がどういう人なのかっていうのを
インタビューするパートになります。
後半っていうのがその人が普段考えているお悩みとか、
あるいは別の回のゲストが出してくださったお悩み、
あるいは問いのようなものを一緒に考えるっていうのが後半のパートになるという形。
そうですね。
やっぱりYCAMっていろんな人来るんですよ。
大学の先生も来るし、近所のおじいちゃん、おばちゃんも来るし、
アーティストも来るし、エンジニアだって来る。
多分普段なかなか接点がない人同士も、
前このゲストの方からこういう問いが出されていて、
一緒に考えてみませんかって思って、
関わる機会はこれまでなかったけど、関わるきっかけが
一番最初にもなるなって思っていたりします。
演劇の演出をされている方が、
その前のゲストとして出てくださっていたデザイナーさんからの
質問に答えるとか。でもそこの二人の面識はなくて、
でも問いがあるからこそ一緒に同じ方向を向けるというか、
そこに向かって話ができるっていうのは、後半の面白いところだなって思ってます。
自画自賛みたい。
高見知英
本当にそこはそうだなというふうに思います。
やっぱり内容としてはすごい高尚な内容というわけではなかったりする。
だからこそやっぱり身近に感じやすいというところもありますし、
皆さんいろんな人が話しやすいっていうところが大きいのかなって思います。
だからこそ接点がない人とも話ができるし、
そこからトークテーマがどんどん広がっていく。
そこが特にゲストとして出られる方、アーティストの方なんか、
表現の経験があるからっていうのもあると思うんですけども、
YCAMぐるぐるラジオ
そういうところも含めて会話の広がり方がすごい豊富で面白いなっていうのはありますね。
面白いですね。
お悩みがあるから会話が広がるって確かにあんまり今まで考えたことなかったなって思ったりしてて、
ラジオっていうので確かにお悩みから会話が広がるけど、
こうやって対面で会ったときとか、
高見知英
人として人同士でコミュニケーションを取るときには、
YCAMぐるぐるラジオ
お悩みから会話が広がるなんて思ったことがないなっていうぐらいなんですね。
その感覚すごい面白いなって思います。
高見知英
そうですね、結構お悩みから始まるっていう会話って意外といっぱいあると思うので、
そこの一つの形っていうのが良いのかなと思いますし、
それが音声として残っているっていうことで、
そういえばこういうことがあったなっていうのを過去に振り返って聞けるっていうのも良いなというふうに思います。
なかなか忘れちゃいますからね。
YCAMぐるぐるラジオ
忘れちゃいます、忘れちゃいます。
過去の回で印象に残っているお悩みだと、
例えば市役所で勤務しているゲストの方が出してくださったお悩みね。
自分は専門性がないことにすごいひけ目を感じているみたいな、
コンプレックスだと思っているんだみたいな話をしてくださった後に、
それを別の人、結構外から見たら、
この人めっちゃ専門性あるやんって思っている人にその質問を投げてみると、
意外とその人も、いや、実は私専門性ないっていうところを結構コンプレックスに感じていて、
結構そうだったんだみたいな。
やっぱり外から見ているのと内側から感じていることって全然違うし、
二人の間でも広がるし、問いを機転に本人の中でも考えが広がる部分っていうのはあるんじゃないかなって思っていますね。
高見知英
そうですね。
特に専門性のところとも同じ通じるところはあると思いますが、
専門性って意外と中から見ているとわからないっていうところがあって、
地域とのつながり
高見知英
特に地域のボランティアとかインターン周りの活動とかそういうの活動でも結構同じことがよく言われていて、
やっぱり専門性があるかどうかって中で見てるとわからない。
それは当然周りの人も同じ専門性を持ってるから。
実際じゃあ外の場に見ると、あ、それ専門性ですよっていうふうに言われることはすごくたくさんあるっていう話を聞いて、
そこが明るめに出るのがやっぱり地域ボランティアの面白いところだみたいな話をされていて、
そこがわかるなーっていうのはとても思います。
YCAMぐるぐるラジオ
確かに。なんか自分の後ろ姿って自分じゃ見えないですもんね、なかなか。
自分が自分のことわかってるとは意外と言えないかもしれないですね。
高見知英
でもそこが明るめに出たとして残ってることによって、案外簡単に後ろって見えるので録画されてますからみたいな感じに。
対応があるなという感覚はありますね。
YCAMぐるぐるラジオ
そうですね。
収録しながら気をつけているところとしては、あんまり固苦しくなりすぎないようにしたいなっていうのは思っていて、
それは自分自身がアナウンサー的に喋るの苦手っていうのもあったりするんですけど、
やっぱり公共文化施設とかこういう場所ってどこかで、
僕は人が人間らしさみたいなのを取り戻すような場所でもあるというふうに思っていて、
やっぱり仕事してたら仕事の人間になっちゃうっていうか、
仕事で肩取られた人間になっちゃうっていうところあると思うんです。
なんだけど、ここを利用される一般のお客さんとかは職場を離れてここにやってきて作品を見て、
別の価値観とか、あるいは自分もこうだったかもしれないとか、
映画だったりYCAMで展示する作品を見ながらちょっと想像するようなそんな場所だと思うんですよね。
だから自分の人間らしさみたいなものに気づいたりとか、
あるいはこうなってみたいみたいなものをちょっと発見するような場所だと思っていて、
だからこそ収録の時にも、なるべくリラックスしてくださいっていうのをゲストにお願いしてるって感じです。
あとお腹を温めてもらうっていうのをお願いしてます。
高見知英
お腹?
YCAMぐるぐるラジオ
うん、お腹が冷えると緊張しちゃう。
人による?
そうだね。
高見知英
本当にそうですね、リラックスして話すっていうのはとても重要になっていくのかなと思います。
そこはこちらとしてもそういうふうな仕組みを作っていかなければいけないなっていうふうにすごく思うところであるんですけど。
YCAMぐるぐるラジオ
そうですね。
やっぱりその人が10年間考えてることはもちろん面白いんだけど、
昨日ふと思った素直なことを話してくれるっていうのも面白さにつながってると思うんですよね。
なので10年間考えてるアンサーみたいなことを出されても一緒に考えることできないけど、
昨日ふと思ったこととかを素直に話してもらったら、
例えばなんだろうな、僕で言うと今財布探してるんですけど。
高見知英
そうなの?
YCAMぐるぐるラジオ
そう、財布探し探してっていうのは財布なくしたとかじゃなくて、
新しい財布が欲しいなって思ってるんだけど、
財布ってまあまあ歴史長いのに正解がなさすぎんかっていうのは、
昨日ふと思ったりとかしたんだけど、
これまでやってきた教育普及のお仕事っていうのを紹介することはできるんだけど、
でも昨日ふと思ったそういうことのほうがもしかしたら、
問いで話が広がるっていうのもあるし、
その素直なことをきっかけに話が広がる部分っていうのもすごくあるよなって思ってます。
高見知英
うん、そうですね。
YCAMぐるぐるラジオ
考えてる目線みたいなものだしね。
高見知英
昨日ふと思ったことってすごい小さい問いだからこそ、
YCAMぐるぐるラジオ
その人が大事にしてることとか、ユーモアみたいなやつが見えてすごい面白いよね。
しかも財布探してるっていうのにやっぱり2種類あるんだなって。
高見知英
紛失とも捉えられるし、買うために探してるみたいな意味で捉えられるのもすごい面白い。
YCAMぐるぐるラジオ
言葉として。
高見知英
やっぱりそうですね。
そういうところの話も含めて、こういうYCAMぐるぐるラジオで展開されているのがとても良いなというふうに思います。
本当にそういう配信もいろんなところで聞いて、そのときに聞く番組が増えてたりしてますけども、
そういうところで、この地域はこういうところなんだ、
この地域はああいうことを考えてるんだっていうのがわかってくる。
で、その中にコンテンツであれでもここはみんな一緒だなっていうのがわかってくるっていうのがやっぱり、
こういういろんなところの話を、いろんな地域の方の話を聞いているっていうのは意義でもあるなというふうに思っていますので。
やっぱりそういう話を聞けて非常に良いなと思ってます。
YCAMぐるぐるラジオ
良かったです。
なんか僕すごい、ちょっと別の話になっちゃうかもしれないんですけど、
たぶんギリギリ繋がってると思うので話すんですけど。
旅行するときに地元の人が使うスーパーに行ったりするのすごい好きで、
あるいはバス乗ったりとか、地元の人がなるべく行くような居酒屋さんに行ってみたりとか結構好きだったりするんです。
知らない町に行ったときに、いい町だなって思う瞬間って、
そこに人がいるなっていうふうに思ったときに、いい町だなっていうふうに思うんですよね。
例えば湯田温泉、YCAMのある山口市って近くに湯田温泉っていう温泉街があるんですけど、
そこに足湯があって、そこで地元のおじいちゃんおばちゃんと旅行してきた旅人の人が一緒に、
暑いねみたいな、足暑いね、今日暑いねみたいなタオルあるみたいな話とかを結構したりもするんですよ。
やっぱり遠くの町とか、あることすら結構信じられなくないですか。
僕この前静岡に行ってきたんですけど、静岡って行く前はあるって本当は信じてなかった。
けどそこにいて実際に、こういう人がいるんだとか、この町自分の町だって思うので、
その町にどんどん知り合いが増えたりとかするときって、それ感じられるきっかけかもしれないなって思うんですよね。
ラジオってもしかしたらそういう親密さの錯覚のようなものがもしかしたら生み出せるかもしれないなというふうにも思っていたりします。
高見知英
そこは本当にいろんな分野のポッドキャストと言われていることでもあって、
これは本当に調査として情報として上がっている側面もあるみたいですけども、
やっぱりポッドキャストだからこそ非常に身近に感じるっていうところもある。
音声メディアの魅力
高見知英
音声しか聞こえないからこそある程度想像ができるっていうところもありますし、
音声に集中できる、情報に集中できるっていうところもあるという話ですし、
そういうところもいろんな面も含めて音声だからこそ、
話し手の方々をより親密に捉えて感じることができる。
いざもしその後どっかで会った時にもっと途中から知り合いの仲のように話が始められることができるっていうのは、
YCAMぐるぐるラジオ
そういうふうにもあるという話はよく聞けます。
ぐるぐるラジオを聞いてくれた人には、ぜひその後は高見さんもぜひ山口に来ていただいて、
次またお話しできればなというふうにも思っていますよ、直接。
高見知英
では続きまして、ITについて特にこのメディアテクノロジーという形でいろいろと活用している状況ではありますが、
さらにこれからどういうふうに使っていきたいなとか、どういう展開をしていきたいな、何かございますか。
YCAMぐるぐるラジオ
これ一応事前に考えてきちゃったんですけど、改めて考えると結構難しいなと思うんです。
ITについてどう関わっていきたいかって、結構意識することもないぐらいすごい身近になってきていて、
今俺IT使ってるなってあんまり気づかないっていうか。
でもだからこそ、今テクノロジー使ってるなとかってことにちょっと気づくっていうか、
そういうスピードが速い中で一回立ち止まるっていうふうなことはまずできたらなというふうに思っています。
あとは何だろうな。
え、はるきん何かある?
高見知英
ITについて。
なんかすごい、この質問を見たときにそもそもITとICTとか、私たちが使ってるメディアテクノロジーって何なんだろうみたいなこととかもすごい気になったりしてて、
なんかまだ全然それぞれに答えは出てないんですけど、
なんか多分今そのAIとかロボットとかも、多分似たような使われ方はしてるけど、
細分化みたいなことは多分わりとわかんないなっていうふうに思ったりもしてて、
なんかすごいそれぞれの言葉の使われ方とか、それを指しているものっていうのは、
YCAMぐるぐるラジオ
どうか関わっていきたいとはちょっと違うんですけど、
なんかそれもちょっと明確に理解できるようなものになるといいな、これは自分の目標みたいなものなんですけど。
高見知英
そうですね。やっぱりもう当たり前に使っているものがいろいろある中で、
じゃあどういうふうに似たような使われ方もされてる中で細分化していくの?どういうふうに細分化していこう?
自分はどういうふうに使うっていうのにしっかりとした軸を持っていこうっていうような形になります。
YCAMぐるぐるラジオ
そうですね。あと、多分これってどう関わっていくかの正解って多分ないと思うんですよね。
メディアテクノロジーとか、あるいはYComではメディアテクノロジーっていうんですけど、
多分一般的にはICTとかって呼ばれるものだと思います。
どんどんSNS、新しいのもできていったりとか、AIだったりとかっていうのも発展していく中で、
ちょうどいい付き合い方っていうのをやっぱり探し続けていくしかないと思っていて、
ちょうどいい付き合い方を探すにはまずは一回ちょっと使ってみるとか、
正解がわからない中でまずはちょっとどんどん実践してみたり試してみるっていうところから、
自分自身のちょうどいい付き合い方を見つけられるといいなっていうふうに思っていますね。
もしかしたら今めっちゃ普通のこと言ったかもしれない。
すごい例えば具体的に考えると、
僕結構YouTube見るの好きで、YouTubeショートめっちゃ見ちゃうんですよ。
YouTubeショートマジもう2,3時間とか見たい。
やっぱどんどん見ちゃうんですけど、
これ多分あんまちょうどいい使い方じゃない気がしてて、
でもそれも1回使って3時間ぐらい使って、
あれ、この時間本当に虚無だったみたいなのに自然で気づいたりとか、
そう、じゃあ例えばもう普通にもうちょっとスマホ遠くに置いとこうになるかもしれないし、
あるいはなんでこんなにどんどんスワイプしちゃうんだろうって、
もしかしたらこれじゃないこれじゃないってやってるような気もするし、
じゃあ自分が欲しいYouTubeショートの動画を自分で作ってみようとかなるかもしれない。
今YouTubeショートの動画を作ってみたいなって思ったりもするんですけど、
そういうふうにいろんなものを使いながら、
試してみながらちょうどいいところを見つけられるといいなっていうふうに思ってます。
神さんってYouTubeを見ます?
高見知英
はい。
そこまで何時間単位でってことはないんですけども、
たまたまオススメ欄で見てて、
この人、ここ切り抜いたんだっていうようなところとか、
切り抜き方上手いなとか思うの。
例えば本当にゲームの動画であれば、
こういうところ、あ、そういえばあったなっていうのは後で気づかされたり、
それぞれの言葉の実況作家のツッコミが入っているとか見ると、
本当にその辺切り抜くの上手いなっていうふうに感じるとか、
技術についても、あ、こういう技術が今生まれたんだなとか、
そういうのをなんとなく見たりしてます。
あとはTikTokとかでも、
最近のスマートフォンは結構防水なのも多いので、
お風呂とかには持ち込んでたりしてますけども、
それでも音をボリュームゼロにしてTikTokを流してるだけ流してるってときがあって、
こういう家具のレイアウトしてる人いるんだとか、
実際のお家の紹介動画とか、
あとは自分のデスク周りのレイアウトの動画とかを見てると、
あ、こういうやなやり方してる人いるんだと思ったり、
あとはロゴデザインとかだと、
あ、プロってこうやってロゴデザインするんだなっていうのを見ながら、
やっぱりシャワーとかしながらだったり、目つぶってるシーンもあったりするんですけど、
目開いた瞬間に、あ、こういうことなんだなってなんとなく見たり、
なんで音出すんですか?
ポッドキャストが流れてるので、音が踊っちゃうんですよ、結局。
なるほど、すごい!
YCAMぐるぐるラジオ
めっちゃ高度!
なのでそういうようなところで、
高見知英
特にTikTokの動画って元々音が鳴らない前提で作られてる動画も結構多くて、
必要なところは全部テロップで流していて、
音量がゼロでも何言ってるかわかるみたいな、
そういうふうになってるっていう動画が多いので、
それもあって結構聞きやすいというか見やすい。
面白ーい。
YCAMぐるぐるラジオ
で、特に、あ、これは音声聞かないとダメなやつだなっていうのについては、
高見知英
とりあえず後で見るという形でリストにして、
自分が今まで気づかなかった何かっていうのに気づくことが結構あったりして、
ゲームのプレイ動画のこういうやり方があるんだっていうのもありますし。
これはYouTubeスロートではないですけども、
特にTikTokの動画を見るときに、
自分が今まで気づかなかった何かっていうのに気づくことが結構あったりして、
YCAMぐるぐるラジオ
これはYouTubeスロートではないですけども、
高見知英
特に最近Xでわりと投稿されてたりして、
もう収録時点で1ヶ月ぐらい前になってくる気がする。
ゼルダの伝説のしょうもないゲームオーバー画面集みたいなのを
エクストリームしてる人たちが何人か。
しょうもないなんて言ってました?
YCAMぐるぐるラジオ
しょうもないゲームオーバー集。
ゲームオーバー集、はいはい。
高見知英
リンクがやられる場面。
YCAMぐるぐるラジオ
はいはいはい。
高見知英
でもそれを見てると、
労災ってこうやって起こるんだなっていう感じが。
大体物が落ちてきて潰されるとか、
落ちると振り回されると思わなかったところで振り回されるとか、
そういうようなシーンが結構多くて、
現実の労災もここで起こるんだ、
というような感じがすごくする。
安全管理の観点で。
そういうようないろんな考え方に軽く触れられるっていうのが、
やっぱりこのショート動画の魅力なのかなっていうのはすごく感じていますね。
でもそれで言うと、
YCAMぐるぐるラジオ
ちょっと僕お悩みが少しあって、
YouTubeショートを見続けていると、
関心とかがどんどんどんどん広がっていくんだけど、
深めることっていうのが、
結構できづらくなってきているかもしれないという危機感があって、
いろんなことが知っているみたいな。
ニュースもどんどんやってくるし、
一つのことについてじっくり立ち止まって考えるっていうのが、
どれだけ普段できているかなとかっていうのが、
僕のこれからのITとの関わり方の課題かもなというふうには思っています。
テクノロジーの影響
YCAMぐるぐるラジオ
そうですね。
そういう状態にあって、
高見知英
なんとなくそういうお悩みを持っているっていうことって、
結構いらっしゃるんじゃないかなという気はします。
そうですよね。
なんとなく、
YCAMぐるぐるラジオ
じゃあなんで自分はそこまでYouTubeショートだけにならないんだろうって思ったら、
高見知英
他に見るものが多すぎるからっていうのはあるのかもしれない。
あー、なるほどなるほど。
あるものが多すぎるので、
YouTubeショートばっかり見てる場合じゃないっていう。
うんうん。
で、やっぱりそれぞれの動画、
YCAMぐるぐるラジオ
特にYouTubeのショートって、
高見知英
最近だと元の動画っていうのを設定できるようになっているので、
元の動画にも飛べるんですよね。
だから続きをやってみようとかいうのもあるし、
そういうようなところで、
YCAMぐるぐるラジオ
元の動画に進んだり、
高見知英
それに関連する別のところに飛んだりするので、
あんまりYouTubeショートで長く見るっていうようなことはできない。
そういうふうに思います。
結局ここについては結構よく言われるのが、
どこか障害者支援の分野か何かで言葉としてあったっていう話ですが、
やっぱり自立とは多様な依存先を持つことっていうふうに言われている。
そういうようないろんな依存先を持つことによって、
ひとつとのところに依存先を持つことによって、
一つとのところに関わりすぎる暇がないというか、
そういう環境を作れるっていうのもあるのかなっていうふうに思います。
そうかもなあ。
YCAMぐるぐるラジオ
たぶん依存先今めっちゃあるから。
そうね。
高見知英
YouTubeショートもそうだし、
YCAMぐるぐるラジオ
たぶんネットフリックスとかアマプラとか、
でもなんかちょっと不安になりません?
いろんな情報があって、
自分がどっかに行っちゃいそうな感じってありませんか?
特にここ最近などAIで結構いろんな情報がまとめられてて、
まとめで満足する自分にはなってないかな、
高見知英
みたいなところはちょっと考えるところがあったりもしますね。
だからやっぱりまとめはまとめとしていきたいと思うんですけど、
それとは別に自分の大事にしたいものはしっかりと持っておくっていうような、
そういう確固たる意思は今まで以上に必要にはなっているような、
っていうのはすごく感じますね。
めちゃめちゃそうかも。
AIに例えばメールの文面書いてもらったりするときにも、
なんかこれちょうどいいな、
これちょうどいいな、
YCAMぐるぐるラジオ
これちょうどいいな、
これちょうどいいな、
これちょうどいいな、
これちょうどいいな、
なんかこれちょっと、この言い回し強いなとか、
硬すぎるなって思ったときに、
ちょっと一回立ち止まってそこを直すとか、
なんかそういう、
そうですね、これからのITについてどうか関わっていきたいですかは、
多分あれです、自分が思った、
引っかかったことを大事にするっていうことかもしれないです。
高見知英
うん、いいですね。
本当にそこ、自分の引っかかったところを大事にするってのは
すごく大事なところかなっていうふうに思ってます。
自分もなるべく何か創作物、製作物にAIを使うときには、
必ず他方面で情報を出すとか、
そういうようなことはしてたりしてますし、
例えば、ここ最近のSIDE BEACH CITY.のブログコラムなんか、
半分くらい結構AIで原稿を書いてたりすることも多いですけども、
同じ内容、同じテーマについて、
ChatGPTとGeminiに同じ内容を出力してもらって、
当然表現が相当揺れるので、
その中からこの分析はこっち、この分析はこっちっていうような感じで、
AIとのコラボレーション
高見知英
選びながら、自分でその原稿を読みながら、
ブログ音声で入れてて、
音声の文字起こしから一部提出したものを貼り付けてるみたいな感じに。
なるほど。
YCAMぐるぐるラジオ
なんかそれで出来上がるものは多分高見さんでしか作れなかったもの。
でもあるなというふうに思って。
AIとコラボですね。
高見知英
原稿自体も特に自分のポッドキャストのまとめの記事とかそういうのは全部、
原稿は外部で公開して読めるようにしてあるので、
改めて原稿と読み比べると全部違う文章になってるなっていうのは分かった。
でもそういう感じがなんかいいのかなっていう気がして。
ChatGPTとかって、
そんなところまで行ってないよみたいな過激な表現を使う時とかたまにあるので。
あったりするしますね。
YCAMぐるぐるラジオ
この言葉については、
高見知英
基本的にはこうなることが多いですねみたいな表現をした時に、
こういうことをすると必ずこうなりますみたいな過剰な表現をしたりしたりするので、
そこをうまく収めるとかもそうだし、
あとは一印象がたまにブレることもあるので、
私はこう思うっていう話をしてたら次に、
あの人はそう思ってますとかいうような表現に変わる。
一印象がどこ行ったのかわからなくなるっていうようなことがたまにある。
やっぱりそういうところも含めて、
YCAMぐるぐるラジオ
この文章をそのまま出すわけにはちょっといかないなっていう。
高見知英
ただ、発案としてはすごくいいので、
そこをうまく汲み取って話せればいいなみたいな。
そういうふうに思うところがすごく多いです。
たぶん今のAIも、その文章を書くときも、
たぶん100%ですぐ返してくるってわけでもないと思うので、
YCAMぐるぐるラジオ
なんかそれがまだ引っかかりやすい時期でもあるし、
でもその引っかかりっていうのを結構大事にするっていうのが、
もしかしたらとてもいい使い方になるんじゃないですかね。
そうですね。だからそういう時にも、
特に高校生の時にも、
大学生の時にも、
高見知英
特にここ先のnoteブックLMの音声まとめなんかもそうですが、
え、そこ拾うの?っていうところも拾ってきたりして、
この間、トークディスカッションのイベントに自分が参加して、
そこについては最終的にマインドマップでまとめた上で、
音声まとめもしてっていう感じでやったんですけども、
マインドマップとかその辺の文章で、
ほとんど一言も触れてなかった文章について、
マインドマップとかその辺の文章でほとんど一言も触れてなかった文章について、
音声まとめではしっかり触れてるというところがあったりして、
あ、でもそれってすごく大事な観点だなっていうのを、
後で聞きながら思ったっていうのがすごくあって、
すごくなんか自分の見た内容を、
自分が話した内容だと本当に一方面からしか見えないですけども、
それを聞き返すことでやっぱり二方面で見えるのもそうだし、
音声まとめ、noteブックLMが入れることによって、
三方面から全然違う視点から見ることによって、
やっぱり表現をもっと深めてみることもできるなっていう感じがすごくしたので、
それはじゃあ、何か多分アートの分野でもそうだし、
国語の教育とかそういう部分でもそうだし、
いろんなところで今自分が出したことをもっと深掘りするために
AIを使うってことができるんじゃないかなっていうふうに僕は思いました。
YCAMの活動と魅力
高見知英
だからこそ記録することが大事っていうのもあるんですけどね。
記録しないとAIに読ませることができないので。
YCAMぐるぐるラジオ
確かにそうだ。
私なんか自分がその時思っている、欲しいものだと思っているものって、
本当に欲しかったものなのかはまだわからないっていうか、
何だろうな、YCAMで発表する作品とか上映する映画とかって、
ミニシアターで上映するような映画だったりとか、
結構思いもよらない、こちらが欲しいとさえ思っていなかったものが
目の前に現れる、やってくるって感じなんですけど、
もしかしたらそのAIが間違えてそこを拾っちゃったかもしれない。
ここでもそれを読んで高見さんは、
あ、これいいじゃんみたいなふうに思ったりするっていうのって
すごい面白い現象だなって思います。
高見知英
そうですね。
そういうところが表に出てくるっていうのは、
やっぱりAIを見る上で、
自分で例えば、最近のトークセッションって1時間ぐらいあるんですけども、
その1時間を全部振り返るって大変だけども、
音声概要でまとめて振り返ることによって、
あ、そういえばここってすごく大事な話だったなっていうのに
なんとなく気づく。
それが多分今のAIの力なのかなっていうところもあります。
じゃあそれをするためにはどうすればいいのって。
やっぱり記録に残すことだなってすごく改めて思った。
ここ最近、打ち合わせとかそういう機会が多くなってすごく思いました。
YCAMぐるぐるラジオ
いやー、残していこう。
高見知英
残していこう。
YCAMぐるぐるラジオ
今日も残るっぽいですよね。
基本的にあのー、
高見知英
例えば最近のずっと考えてたところは多少短くしたりとかします。
全然バッサリ行っても大丈夫なんだよ。
YCAMぐるぐるラジオ
いやでも基本的にはバッサリ行くことはしないので。
高見知英
なのでそこはもうしっかり残っていくと思いますし、
自分も最後にちょっとまとめの文章とかも自分は入れてたりしてるんですけども、
そのまとめのところを作るためとかも含めて結構もう
収録の編集が途中の段階で結構AIの解析を入れてるので、
このあたりのところも結構話は出せると思います。
すごーい。
YCAMぐるぐるラジオ
なんか、なんか大丈夫そうですか?
時間。
高見知英
すみません。
よろしいですか?
YCAMぐるぐるラジオ
全然。
高見知英
それでは、今後インターネットでYCAMやYCAMぐるぐるラジオの活動を
内容を知るにはもちろんYCAMのサイトを見てっていうのはあるんですが、
それ以外何かございますか?
YCAMぐるぐるラジオ
そうですね。
GoogleでYCAMぐるぐるラジオと検索していただいて、
今はSpotifyでYCAMぐるぐるラジオを配信しています。
ちょっと不定期更新ではあるんですけども、
今後もいろんな人に話を伺っていきたいと思っているので、
ぜひ聞いてみていただけると嬉しいなって思います。
はい。
高見知英
Spotifyのほうだ。
LISTENのほうでも結構掲載されてて、
LISTENのほうでも文字起こしも読めるんですよね。
YCAMぐるぐるラジオ
そうそうそう。
LISTEN本当にすごくて、
いや、めちゃめちゃLISTENのほう、
YCAMのこれまでの過去の回もLISTENでも聞いていただくこともできますし、
ちょっと僕らの修正が間に合ってなくて、
誤字脱字がちょっとあるかもしれないんですけども、
そこはちょっとご愛嬌って形で、
読んでいただくってこともできるように思っています。
高見知英
そうですね。やっぱり多少そこの誤字脱字が残っちゃうものではあるので。
でもめちゃめちゃ精度高いですよね。
はい。やっぱり他のところに来られてすごく精度高いので、
いいなというふうに思っています。
どうしてもやっぱり有名詞とか読み間違いは当然発生しますけども、
そこは置き換え辞書とかも使えますしね。
うんうんうん。
YCAMぐるぐるラジオ
本当はちょっと編集、テキストを後で直すとかができるといいんですけど、
ちょっとなかなかそれが今間に合ってない状況ではあって。
まあ自分もそうです。
高見知英
そうですか。
YCAMぐるぐるラジオ
でもテクノロジーってどんどん便利になっていくし、
快適になっていくと思うんです。
気持ちよく痛みがないものに進んでいくと思ってるんですけど、
やっぱりこれちょっと書き間違いじゃないとか、
そういう少しささくれみたいな、
そういうものも大事だなって思って読んでください。
これは修正が間に合ってない言い訳です。
それでは最後の方にはなってまいりますけれども、
高見知英
YCAMのぐるぐるラジオの活動のキーワードを
お伺いできますでしょうか。
活動のキーワードは…
人間らしさ?
YCAMぐるぐるラジオ
人間らしさかな?
高見知英
人間らしさです。
YCAMぐるぐるラジオ
本当かな?
大丈夫?
人間らしさ。
高見知英
何かこの言葉に込めた思いとか何かあればお伺いできます。
いかがでしょうか。
違ってもいいよ。
俺も人間らしさかなと思った。
YCAMぐるぐるラジオ
そうですね。
多分最初の方から話した通り、
アーティストの人、
高見知英
私も作品を作ったことはないので、
アーティストの人ってすごい人だっていうふうなイメージだったりとか、
私たちは全然違う頭の姿をしてるんじゃないかっていうふうに
思われる側面もあるんじゃないのかなっていうふうに思うんですけど、
普通に同じ世界に生きてて、
YCAMぐるぐるラジオ
同じ時間を過ごしてるっていう意味では同じ人間だし、
高見知英
同じ生物だしっていうのもあるんで、
できるだけその人のパーソナリティが分かるもの、
YCAMぐるぐるラジオ
パーソナリティ、
高見知英
人らしさみたいなものが分かるような時間になったらいいなってことを、
YCAMぐるぐるラジオ
今後も大事にしていきたいなっていうふうに思ってます。
そうですね。
高見知英
私もそう思う。
やっぱりそういう人間らしさが分かるっていうのが、
特にYCAMぐるぐるラジオも含めて内容の魅力だと思いますので、
そういうところっていうのはすごくテーマとして良いなと思います。
何かこれは言い忘れてたな、これ言っておきたいなとか最後に何かございますか。
山口県山口は、
YCAMぐるぐるラジオ
やっぱり横浜最近アクセサリーショーで
もっともっとアクセスが悪くって、
だからやっぱり山口県とかって、
結構通り過ぎられちゃうことが多い場所だと思うんですよね。
福岡とか広島行くとかはあったりするんですけど、
でももしお近くにお寄りの際は、
ぜひYCAMにお立ち寄りいただきたいなというふうに思いますし、
展示は無料で基本的にやっていますので、
お寄りの際は、
席を予約するような劇場公演とか映画の上映とかは有料になるんですけども、
それ以外は基本的に無料で楽しんでいただけます。
ウェブサイトを見て会期をちょっと確認していただいて、
あと火曜日が休暇日です。
それちょっと注意していただいて、
ぜひ来てもらって、
来たらぜひ展示を見るときには、
お寄りの際にお寄りに来ていただいて、
お寄りの際にお寄りに来ていただいて、
お寄りの際にお寄りに来ていただいて、
受付というか入り口の方にスタッフが立っていると思うので、
その人にぜひ話しかけてみてもらえると嬉しいなというふうに思います。
マイカムの展示に立っているスタッフって、
いわゆる監視員みたいな役割ではなくて、
安全管理はもちろんしてもらうんですが、
来た人というのがどんなことを考えたのかというのを聞いてもらう役割もお願いしています。
山口県の魅力
YCAMぐるぐるラジオ
なので、作品を見て、
なんかおもろかったなとか、
いや、めっちゃつまらんかったなみたいなことでも何でも大丈夫です。
どことこから来ましたでも大丈夫ですし、
ぜひちょっと勇気を持って話しかけてみてもらえると、
思い出の一つにもなると思いますし。
まずはね、でも来てもらうと結構ハードル高いからあれなんですけど。
高見知英
確かに山口県、今の話だとYカムしかないんじゃないかとなったりもするかもしれないですけど、
YCAMぐるぐるラジオ
近くには温泉があったりとか、
高見知英
ちょっと車を走らせれば観光地的なものがあったりとか、
焼き物が見れたりとか、結構すごいいろんな見るものとか、
遊べる場所あるなというふうに思っているので、
YCAMぐるぐるラジオ
でもコンパクトな街なんで、
高見知英
1日あればすごい堪能はできるなというふうに思うんで、
なんかYカム以外にも山口県のいろんなところを見てもらえたら嬉しいなというふうには思ったりしてます。
YCAMぐるぐるラジオ
ぜひお越しくださいという。
よろしくお願いします。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。
それでは今回のゲストは、
山口情報芸術センターYCAMの山岡大地さん、大葉春樹さんでございました。
お二方どうもありがとうございました。
YCAMぐるぐるラジオ
ありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
YCAMとアートセンターの役割
高見知英
今回は山口県山口市にあるメディアテクノロジーをキーワードとした作品を展示するアートセンターYCAM。
そのYCAMにてアーティストの声や様々な悩みを発信する番組、
YCAMぐるぐるラジオを発信する山岡大地さんと大葉春樹さんのお二人に
YCAMやYCAMぐるぐるラジオの内容や活動の思いを伺いました。
YCAMはメディアテクノロジーを活用して新しい芸術表現を探求するというテーマの下、
図書館や映画館、展示室などを完備したアートセンター。
メディアテクノロジーの発展が非常に早い現代において、
そもそもメディアテクノロジーって何だったっけ?
一回ちょっと立ち止まったり振り片鱗ながら、
これをどんなふうに使うことができるのかなというのを改めて考える場所として展開されています。
そんなYCAMでアートを展示するアーティストやスタッフなどYCAMに関わる人たちが議論し、
アートが完成する前の熱流や普段制作以外で考えていること、
どういうきっかけでアートやアーティストの道を歩むことになったか、
などといった様々な人間らしさを発信する番組として、
YCAMぐるぐるラジオが始まりました。
YCAMぐるぐるラジオの活動のキーワードは、人間らしさ。
アーティストの人ってすごい、そのようなイメージを持たれたり、
自分たちとは全然違う頭の使い方をしてるんじゃないかっていうふうに思われる側面もある。
でも実際に話をしてみると、普通に同じ世界に生きてて、同じ時間を過ごしている。
何かできるだけその人のパーソナリティがわかるもの、
何か人らしさみたいなものがわかるような時間になったらいいなと大葉さんは言います。
自分や誰かの人間らしさみたいなものに気づいたりとか、
あるいはこうなってみたいのようなものをちょっと発見するような場所。
それがYCAMであり、YCAMぐるぐるラジオでもあります。
番組の参加を促すメッセージ
高見知英
テクノロジーはどんどん便利になっていくし快適になっていく。
気持ちよく痛みがないものに進んでいくという中、
ささくれのような自分が思った引っかかりを大事にするという気持ちを持ってほしい。
モヤモヤがあればYCAMのスタッフや周りの人と話して、
感想を共有するところから始めてみてほしい。
皆さんもYCAMぐるぐるラジオを聞いて、
番組で紹介された作品やワークショップに足を運んでみませんか。
そして、見ること、聞くことだけでは終わらせず、
あなた自身も頭をぐるぐる動かしてみませんか。
このポッドキャストの感想は、YouTubeやstand.fmのコメント欄などで受け付けています。
それらが使えないという方は、
まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.サイトのお問い合わせフォームなどからご連絡ください。
また、SBCast.は継続のための寄付受付を行っています。
毎月1000円の月額サポートの内容となります。
得点などご興味ご関心おありの方は、ぜひ寄付サイトもご確認ください。
今後もこの番組では様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にて、ポッドキャストの購読ないし、チャンネル登録などをして次をお待ちいただければと思います。
それでは今回のSBCast.を終了します。
お聞きいただきありがとうございました。
01:00:55

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