ManaのWebクリエイターカフェ。WebデザイナーでWebクリエイターボックスを
運営しているManaです。この番組では、Webコンテンツ制作で役立つ知識や
ノウハウ、キャリアのお話をしていきます。今回のテーマは、
Webディレクターのお仕事、です。今日は、私がいつも聞いている
Podcastの番組の方をお呼びして、いろんなお話を聞いてみたいと思います。
それでは、今回のゲストをご紹介します。株式会社サービスインク
代表取締役の名村真嗣さんです。名村さん、簡単に自己紹介をお願いします。
名村真嗣と申します。今日はですね、僕の方が緊張しているんですけども、
自己紹介をさせていただきます。東京で不動産特価のWeb制作システム会社の
代表をさせていただいております。会社の規模としては、今で大体40人ぐらいの会社ですので、
大きな会社ではないですね。今もですね、テクニカルディレクターということで、PMやったり
ワイヤー書いたりということで、ゴリゴリに現場はいたりするんですけども、今年で大体キャリアが
28年目ぐらいになりました。この仕事を始めたのが1996年ぐらいですね。
長くなったのに、現場にいるということなんですけども。あとは、さっきも
ご紹介いただきましたけども、Podcastをさせていただいております。毎週金曜日に放送させて
いただいているんですけども、Webディレクションにやってますラジオというものを祝々と続けさせていただいております。
今日はゲストにお呼びいただいたので、いろいろお話をさせていただければなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
はい、今日はよろしくお願いします。それでは、今簡単に説明があったんですが、
キャリアについてですね、名村さんがここまで来るにあたって、どんな人生を歩んできたのか。
人生を歩むというところになると、振り返りすぎるかなと思いますので、
Webディレクターになるまでのきっかけですかね。キャリアとかを聞いていきたいと思うんですが、
そもそもきっかけというのはどういったところにあったんですか。
僕はディレクターという仕事よりは、Webを作る仕事を始めたことだと思うんですけども、
実際には96年に、当時21歳ぐらいで大学生だったんですよ。
当時まだWindows95が出てすぐぐらいで、Webを作るということがあんまり一般的ではなかったんですけども、
ゼミの友達の一人が、大阪の五福屋さんからお金を出してちゃんとホームページを作ってほしいという依頼を受けたらしくてですね、
お声掛けをいただいてですね、やるかと。
他にゼミの友達、僕含めて全部で4人だったんですけど、ジャンケンポンってやって勝ったのが僕だったということでですね、
それで僕が代表しているということで、そこからWebを作る仕事を始まりましたね。
でも最初96年の頃とかってWebディレクターっていう言葉がないんですよね。
Webデザイナーしかないんですよ。
ウェブデザイナーとして働いてたと。
そうですね。もう肩書きがそれしかないので、実際にはその中で当時はパールを描いたりデザインもしたりとか、
HTMLも組んだりとかって全部やらなきゃいけなかったので、
その中で96年から98年にかけてのいろんな仕事の中で、大体ディレクターっていう言葉がちょっと出てきて、
僕はお客さんの前でセッションすることの方が得意だったとか好きだったと思ったので、
98年ぐらいから多分Webディレクターって肩書きをずっと使ってるんじゃないかなと思いますね。
でもその段階でもうあったんですね。Webディレクターっていう仕事が。
一応言い始めた会社さんがあったという感じですね。
そうなんですね。私その頃まだ小学生かもしれない。
そうですよね。
そうですね。なのでそういう職業があるのも知らなかった時代なので、
なんとなくインターネットっていうのがあれらしい。
青いEのマークをクリックすると何か情報が得られるらしいと。
そのくらいの知識だった頃にもうお仕事をしてやっていたと。
そうですね。もうだから30年弱前ですからね。
そうですよね。
じゃあそれでWebに出会ってからこの28年続けてきた秘訣っていうのは何かあったんですか?
何でしょうね。多分好きなんですよ。
僕多分自分はすごく飽きっぽい人間だと自覚はしてるので、
その僕がこの仕事を続けられてるってことは飽きてないんだと思うんですね。
もちろんそのディレクターという仕事自体はずっと肩書きが同じなので、
同じことしてんじゃんって話はあるかもしれないんですけど、
やっぱり僕は受託の仕事も事業会社にもいたこともあるんですけども、
案件は一個一個違うし、やらなきゃいけないことも一個一個違うし、
お客さんも人によってはいろんなことを言ってくるし、
それを多分解決していくというのがすごく好きで楽しくて、
なので辞めたいと思ったことは別にそんなになくここまで来られたのかなと思ってるので。
なるほど。今、制作にも携わってたりするんです?実際に作ったりとかいうこともあるんですかね?
HTMLとかPHPとかコードを書くっていうことはもうほぼしなくなりましたね。
ただ要件定義からワイヤーフレームとかそこら辺まではまだやったりとか、
アートディレクションもまだやってはいるので。
そうなんですね。全体の流れ自体はそんなに変わることはないのかなと思うんですが、
使うツールだとか目的の設定だとかそういうところがやっぱり時代によって変わってくるとは思うんですね。
そういうのが追いかけてて楽しいなっていう感じですかね。
それは多分かなり僕の中で大きな要素だと思いますよ。
そうなんですね。業界のことを知ってないとクライアントにも説明できないっていうのもあるので、
やっぱり追いかけ続けるっていうのが大切ですよね。
そこですね。やっぱりだんだんディレクターって営業的なところであるとかお客さんの商売であるとか、
マーケティングとかですね。デジマよりもっと上ですよね。
そういったところに関わっているので、それは時代によってどんどん変わっていくので、
そこの近くにいるというのはやっぱり僕の興味の源泉になってるんじゃないかなと思いますね。
なるほど。そうなんですね。
じゃあディレクター、ウェブディレクターになるって言ったらそういう空きっぽいっていうのが逆に向いてるという感じなんですかね。
それはあるんじゃないですか。もしかすると。
なので新しいことをやりたいからっていう気持ちがないと、多分こう辛くなっていくから。
なるほど。そうやって新しいことに興味を持つっていうのがウェブディレクターに大切かなと思うんですが、
他にもこういうスキルがあるといいよねっていうのはありますか。
ディレクターの仕事をした時にワイヤーがかけるとか、なんかWBSが引けるとかっていうことをよく言われるんですけども、
僕にとっては結構それはどうでもいいと怒られるんですけど、ただの表層の話なんですよね。
そうですよね。
僕はディレクターの仕事というのは、どんな手段を使っても仕事を終わらせる、そのプロジェクトを終わらせることがゴールだと思ってるんですよ。
与えられた予算とスケジュールとリソースの中でどうやれば終わらせられるかっていうことだと思ってるので、
そのことに対しての工夫であるとか、その上で当然お客様にいいものをできれば提供したいわけですよね。
ですので、そのお客様が何に困ってるんだろうかとか、それが今の時代のウェブのあり方とか、インタラクションデザインであるとか、
UIとかユーザー体験とか、そういったところをどうやればお客様に対していい形で提供できるかっていう厳選がないと、やっぱりそこつらいかなと思いますね。
確かにそれはありますよね。ウェブ制作っていうのは継続するっていうことも大切なので、継続していくっていう目標もあると思うんですが、
それと同時に短期的な目標も作って、それを一つの目標として進めていくと。で、それを終わらせる目標を達成するっていうのをちょこちょこ挟みながら継続していく。そういうのが大切なんですかね。
そうなってくると思いますね。
なるほど、なるほど。それではあとはですね、情報発信についても先ほどもお話しあったように、ポッドキャストをずっと続けられていて、最近150回の放送を超えたというふうにお伺いしてるんですが、この情報発信について聞いていきたいと思います。
はい。
そもそもなぜポッドキャストを選んだのかっていうところは。
えっとですね、当然情報発信っていうことで、僕もね、マナさんもそうですけど、ウェブの業界にいるので、わかりやすく言うとYouTubeっていう選択肢があったりすると思うんですけども。
うん、そうですよね。
あれは僕はもうですね、編集とかにやりだすとこだわりがすごくなってしまうかなというのが怖くてですね、とてもじゃないですけど手を出せなかったというのが正直なところですね。
僕がキャリア的にですね、昔声の仕事であるとか舞台の俳優とかとかをやらせていただいたこともあったので、声でやる方が僕にとっては新しいメディア、ブログではないメディアをやろうかなと思ったときには自分に都合が良かったっていうのもありますし、
昔自分がそういった仕事をしてたときに一番実はやりたかったのがラジオだったんですね。
あ、そうなんですね。
はい。一応本気でそれを仕事にしようと思ってたので、なんかツールがあるからといってポッドキャストやろうかっていうのは実はずっと封印してたんですよ。
封印。
当時真剣にやってたことに対してなんでしょうかっこよくて嘘をつくというかですね、そういうのが嫌だったので、なかなかやらなかったんですけども、ブログを書く時間がもうなくなってしまったんですよ。
で、僕が今書こうとする、それなりのことを書きたいなって自分でも思うわけですよね。
でもそれを情報発信しようとすると、一つのブログを書くのに1時間、2時間っていうことを考えるともうとてもじゃないけどできないと思ったので、それだったら僕にとっては実は喋る方が早いんですよ。
なるほど、もうしたさ喋るから聞いてくれと。
そうですね。
もう読むんじゃない、聞けばいいじゃないかと。
おっしゃる通りです。
でも今だったら、音声をそのまま書き起こしてくれるツールとかも発達していますよね。
そうですね。やっとそれが実用に耐えるもの、いくつか試したりしてるんですけども、何でしょう、やっぱり喋るっていうもので言うと、その情感であるとか、空気感であるとかっていうものがやっぱり伝わるので、それをただ文字に起こされてしまうとちょっと違うかなっていうのはあるので、
なるほど。
喋ったことを全部文字に起こしておくっていうのはいいんですけども、あくまでもやっぱり僕が声で伝えてる方が自分らしいかなと今でも思ってる感じですね。
なるほど。
先ほどさらりとおっしゃってたんですが、声のお仕事、ナレーションとか押されてたんですかね、声優を押されてたんですかね。
一応声優をしておりました。
そうなんですね。
なんか登録とかもされててってことで、所属して。
はい、サインは一応ちゃんと所属してたんですけども。
え、探したら何か作品出てきます?
もう多分全部消えちゃったと思います。
そうなんですか。
一時ギリギリウィキペディアには、某ゲームに出てたときの名前だけ、著役のときのやつが残ってましたけど、今もあんのかな、わかんないですけど。
そうなんですね。
はい。
え、じゃあかっこいいプロパティとかを渋い声で言ってくれたりするんですか?
台本さえ与えてもらえれば。
本当ですか?
台本があればやります。
必殺技風にプロパティの名前を叫んでくれたりするんですか?
プロパティをですか。ちょっとその役の気持ちを作るお時間をいただければですね。
じゃあ何かしらの雰囲気と場を用意したらやってくれそうですね。
それはやりますよ。
役と台本さえ与えてくれれば何でもやります。
それはぜひ聞いてみたいですね。
舞台とかも近しいところにあったということなんですね。
舞台と声優が僕の軸にはありましたね。
そうなんですね。そうなるとウェブディレクターってまた別の仕事になるかなと思うんですが、その辺何かリンクするところがあったりしたんですかね。
その分で言うと実は全くなくてですね。
大学時代に何か新しいことをしたいなと思ってた時に、ずっと興味があった舞台俳優、声優という仕事をやりたいと思って養成所に行き始めたんですけども、
それと同時にゼミのメンバーからウェブ作らないっていう話が来たので、もう全く二足の荒地をずっと履いてた感じですね。
そうなんですね。続けていて声の仕事をやっててよかったなとか、そういうところも特になく。
かぶる部分は特になく二つのお仕事がされてたってことなんですかね。
本業として声の仕事をしたかった時には全くかぶる気がしなかったですね。
もう申し訳ないですけど、自分のウェブの仕事は当時いた会社に、俺はこの仕事はアルバイトであって本業にする必要はないってずっと言ってたぐらいなので。
そんなこと言っちゃったんですか。
言ってましたよ。一番最初に勤めた会社の社長にはずっと言ってましたから。
尖ってますね。
そうなんですね。それが今じゃあ両方できてる感じですもんね。ウェブディレクターの仕事とポッドキャストで配信をしてっていう。
そうですね。でも、例えば外で僕もお話をさせていただくセミナーのといった形でね、お話をさせていただく機会もたまにいただくんですけども、
そういった時にやっぱり人前で話すであるとか、マイクに声を乗せるとかっていうことをやっててよかったなっていうのは、本当に芸は身を助けるっていう感じは今でもしてるので。
ポッドキャストだけの前から僕は本当にお客さんの前で喋る時ですら、自分が役者をやっててよかったなっていうのはすごく思いますね。
確かにプレゼンナー版って結構、役者としての振る舞いみたいなのもあるかもしれないですよね。
声だけじゃなくて身振り手振りでとか、いかに説得力を持たせるかみたいな話し方も出てくると思いますし。
はい。
そういうところで通じたわけなんですね。
はい。
じゃあ、情報発信する上でこだわってることありますか?
今は私が自分のポッドキャストでそのことを言うのであれば、できるだけ誰かを傷つけるっていう話はしたくないなっていうのだけは決めてるんですね。
で、情報発信って何でしょう。すごく難しいなと思うんですよ。
当然ながら情報発信をしてるので、ナムラが喋ってる、ナムラがポッドキャストで喋ってる、ブログを書いてるっていうのは出てくるんですけども。
できればその情報を得た人が主体になるような情報発信をしたいと思ってるんですよ。
僕が目立つ意味はあんまりないかなと思っているので、できれば伝わった人にとって何かピピピピって変わるようなきっかけになればいいなと思っているのが一つと。
とはいえ、何かを聞きたいとかブログを読んでるって方ってテクニカルなところを知りたいって方もいるかもしれませんけど、どうしていいかわからないんだよって方もいらっしゃると思うんですよね。
その人にとってはすごく強くではないんですけども、とりあえず一歩だけでもいいから自分の力で進めるっていうような距離感っていうのを出せれば、僕は情報発信っていいかなと思ってたりはしますね。
なんかすごい抽象的な言い方をしてるんですけども、なんかあまり僕が僕がというふうにはしたくないなというのはいつも考えてるとこですね。
ということは、名村さんのポッドキャスト聞いてるとお便りをすごく大切にしていて、おはがきっていうふうに表現してますかね。すごく大切にしていて、聞いてるとだんだん人生相談みたいなことに私この先どうすればいいですかみたいなのに答えてたりして、なんかこれ本当によりどころになってるのかなっていうところも感じられるんですね。
そういうところがファンがすごくついてきて長く続けられる秘訣なのかなと思って聞いてます。
ありがとうございます。
そこで私の相談もちょっと聞いて欲しいんですが、最近ポッドキャストで一人しゃべりも実験的にやっておりまして、どうすればいいですか。
もうすごく緊張しますし、会話するのとはまた違うので、すごく早口になっちゃったりとか、何を言ってるのかわかんなくなっちゃったりとか、実は大変なんですよ。
そうなんですか。いつも聞かせていただいてますけど、そんなこと全く感じないんですけど。
わわわしてます。
そうですね。一人でしゃべるということで言うと、僕は自分でポッドキャスト、もちろんおはがきをいただいているので、おはがきっていうものはあるんですけども、常に収録は一人でやってるんですね。
その中で一人でしゃべってるふうに思われてるのかもしれないんですけども、一人では僕本当自分でも30分なんか絶対しゃべれないです。間違いなく。
僕のポッドキャストの中で言うと、いただいたおはがきの方としゃべってるつもりなんですね。あくまで。
なのでその方が、僕らの業界的に言うんだったらペルソナというか、こんな人じゃないかなというのを思いながら、きっとこの人のバックボーンってこうで、きっとこういうところで悩んでて、その人に対して目の前にいて、こうじゃないかなと思うんだよっていう感じでしゃべるようにしてるんですね。
なるほど。
なのであくまでも僕は一人でしゃべってるつもりはいなくて、収録をしているところの前にその方がいらっしゃって、このおはがきの内容ってそうだよね、こんな感じの顔の方なのかなとか年齢こんな感じかなって言って、その人とあくまでしゃべってるから続いてるんですよ。
なるほど。
なので誰かにちゃんと話しかけるという、例えばポッドキャストとかラジオであれば聞いてるリスナー。
特に僕はさっきラジオが好きだって言ったんですけども、学生の頃とか高校生の時ってほんとラジオっ子でおはがき職人もやってたぐらいだったんですけども。
やっぱりあれって何でしょう、すごく不思議なマスメディアだと思うのが、マスなのに聞いてる方は一対一で話が聞こえるような受け取り方すると思うんですよね。
なのでその目の前にいる人に対して話をかけて、それを周りの人が聞いてくれてて、ああそういう人いるよねみたいな、僕はそれを絵を想像しながらしゃべってはいるというのが、それがもしかしたらコツだと言われたらそれかもしれないですね。
なるほど、説得力が半端ないですね。
いつも聞いてて、私に伝わってるみたいなのをすごく感じてますから。
ありがとうございます。
ポッドキャストを聞いて、あ、野村さんがそう言ってくれるなら私も大丈夫みたいな感じで勝手に思ってるので、そういう風に話しかける感じが一番いいのかなという感じですね。
そうですね、僕はそれがやっぱり相手に声って投げかける時の距離感であるとか、目の前にいるからこそこの距離で喋ってるとか、相手が頷いてくれてるかなって思うことがあるから間が取れるとかっていう風になるので、
それをある程度なんとなく感じながらやると、早く喋ることもないし、適切な間っていうのも多分取ることができると思うので、テクニックではなくて、それを想像すると普段の会話のように話をすることができるんじゃないかなと思いますね。
なるほど、それって最初からできてました?
それはあれです。僕はもうそういったことをもう昔さんざんぱら10年近くやらされてるので。
やらされてた。
なので、それは今生きてる。
それはやっぱり経験則なんですね。
はい、そういうことですね。
なるほど、わかりました。私初めたばっかりなので、ちょっとずつですね、名村さんの顔も思い浮かべながら喋っていこうと思いました。ありがとうございます。
それではここでリスナーさんから届いているお便りをご紹介していきたいと思います。今回は2通まとめてご紹介します。
ペンネームゆきさんからのお便りです。
まなさん、名村さんこんにちは。
こんにちは。
まなさんのポッドキャストも名村さんのポッドキャストもずっと聞かせていただいています。
まなさんと名村さんに同時にお聞きできるいい機会なので質問です。
2人とも10年以上この仕事をされていますが、仕事を始めた頃と変化したものはありますか?
ウェブの業界自体でもいいですし、ご自身の仕事の仕方とかの変化でも構いません。
また今後のウェブ制作の業界はどう変化すると思われますか?ということですね。
続いてペンネームこうじさんからお便りいただきました。
まなさん、名村さんこんにちは。
こんにちは。
名村さんがポッドキャストにお越しになると聞いてフォームから送っています。
僕にとってはまなさんも名村さんもこの業界の中のめちゃくちゃ有名人なのですが、そんなお二人は以前からお知り合いだったんですか?
またまなさんから見た名村さん、名村さんから見たまなさんがどういう印象なのかぜひお聞きしてみたいです。
お二人がポッドキャストで情報発信をこんな密度でしてくれるのは本当にありがたいし、いい時代になったなぁとしみじみ思っています。
これからもポッドキャストもお仕事も頑張ってください。
ということですね。ゆきさん、こうじさんありがとうございます。
まずはですね、ゆきさんからいただいていたもので、仕事を始めた頃と何か変化ありましたか?と。
名村さん、30年近くやられたら変化ばかりですよね。
そうですね。もう全然違う世界になってますよね。
そうですよね。なんかウェブサイトっていうものがありますよってところは共通かもしれないですけど、制作でも見る環境もまた違うと思いますし、
仕事の仕方とかでの変化って言うとどんなのがありますか?
僕の仕事の仕方は多分あまり変わってない気がするんですよね。
使うツールが変わったとか、しばらくのちょっと外に出られないって時期も含めて、なんかテレビ会議になったとかっていうものはもちろんあるんですけども、
ディレクターの仕事っていうことで言うと、結局お客さんが何に困ってる?お客さんの問題って何?それを解決するのってどういうこと?っていうことなので、
メタ要素的な話にまで深掘っていくと、多分僕この20何年間やってることってそんなに、
さっき秋っぽいって話をしたもののですね、自分がやってる仕事ってそんなに変わってないし、
例えば予算が違うとかっていうのはあるかもしれないし、使うチャンネルが増えたとかっていうのはあるかもしれないんですけども、
でもやっぱりお客さんが何に困ってる?それに対してどうやっていこう?っていうところは、僕の中ではあまり変わってないので、
仕事の仕方っていう意味で言うと、結局人にどう寄り添っていくかかな?っていうことだけなので、
あんまり自分がウェブを作るためにウェブディレクターやってる気もないので、平気でウェブ作るのやめましょうっていうこといっぱいありますから。
なるほど。ウェブディレクターだけど、それがアプリなのかもしれないし、もしかしたら新聞の方に行くかもしれないとか。
分かんないですよね。結局、媒体が変わってもクライアントがいて、それに答えると。その根本なところは変わらないというところですかね。
そうですね。
なるほど。分かりました。その根本的なところは変わらないかもしれないんですが、私が一番思うのが、情報の速度が速くなってるなっていうのをすごく感じていて、
特にこの1年もAIが出ました。ツイッターがXになってますとか、この1年なんか全然違う世界になりつつあって、この速度っていうのはすごく速いなって思いますね。
それは多分これからもどんどん速度上がっていくでしょうね。
そうなんですね。だからどこまでついていく、どこを切り離していいのかとか、取捨選択もすごく大切になってくると思っていて、そこの見極めが今難しいところかなって。
それはちょっと分かりますね。
ですよね。その辺を、じゃあここを見切っていいかなと思ったものが、来年にはもしかしたらすごく大切なスキルになるかもしれないとか、そう考えてじゃああれこれ全部追いかけてたら、もう自分がパンクするかもしれないとか、って思ったら不安っちゃ不安はありますね、そういうところは。
そうですね。声の仕事を最初始めた時に思ったのが、大げさなくらい抑揚をつけないと全然伝わらないなっていうのをすごく感じていて。
通常よりもテンション上げて喋らないと本当に棒読みに聞こえるんだなっていうのをすごく感じましたね。
おっしゃる通りです。皆さん本当にそうなんです。皆さん自分ですごく抑揚をつけてるように思うんですけども、マイクに乗ってるともう本当にタンタンと喋ってるようにしか聞こえないんですよね。
なので僕がどう聞いていただいてるか全然わからないんですけども、自分のことなので。それを考えれば全然全然真田さんむちゃくちゃ上手だと思いますよ、僕は。
本当ですか。ちょっともう先ほどおっしゃったみたいにですね、名村さんに話しかけるようにテンション上げてこれからも喋っていこうと思います。
ありがとうございます。
それではユキさん、コウジさんお便りありがとうございました。
ありがとうございました。
まだまだ喋っていきたいところなんですが、そろそろお時間きましたので、名村さん今日はいかがでしたか。
押しかけてですね、出させてくれっていうような状態でですね、お邪魔させていただいたんですが。
人の番組に出させていただくと常にいつも緊張があるんですけども、すごく雰囲気よくいつも僕が聞かせていただいている番組の中に入れさせていただいて、お話をさせていただいて、
僕のお話がどこなのかちょっとわからないんですけども、お書きに対してもね、真田さんと一緒にお答えをさせていただいたので、僕はとてもいい時間を過ごさせていただいたなと思ってます。
嬉しいです。私もまさか来ていただけるとは思ってなかったので、すごく貴重な機会をありがとうございました。
それでは最後にお知らせなどあればお願いします。
ありがとうございます。
中央会社も製作会社をしているんですけども、言うに及ばずですね、人を募集させていただいています。
僕がワイブディレクターという仕事をしているんですが、ディレクターの人間をですね、募集していますので、もし一緒に仕事してみたいなという方がね、いらっしゃれば、
うちの会社のサイトから応募していただければとても嬉しいなと思ってたりします。
あとは僕のポッドキャストでも紹介したり、ネットでも言ってますけども、8月、9月とか10月ぐらいまでですね、いろんなところでお話をさせていただく機会もありますので、また見かけて、
なんかちょっと話聞いてみようかなと思うのであればね、そこの場に来ていただければとても嬉しいなと思っております。
はい、じゃあ名村さん今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
さて、この番組では感想や質問、リクエストなどお待ちしております。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
TwitterではカタカナでハッシュタグWebカフェをつけてツイートしてください。
そしてAppleポッドキャストやSpotifyのポッドキャストではレビューもできますので、こちらにも感想を書いてもらえると嬉しいです。
ここで私がメンターをしているTech Academyについてのご紹介です。
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副業案件の提供を保証するTech Academy Worksもあるので、ぜひTech Academyと検索してチェックしてみてください。
またお会いしましょう。
Webクリエイターボックス マナでした。