1. SBCast.
  2. SBCast.#51 読み合い 薦め合い..
今回は、帝京大学メディアライブラリーセンターにて学生の読書推進プロジェクトとして、共読ライブラリーという取り組みを行なう、水澤祐斗さん、堀野貞美さんに、共読ライブラリーの取り組みと他の学生との関わり方、今の時代におけるあたらしいITとの関わり方についてのお話しを伺いました。
00:00
堀野貞美
読み合い、薦め合い、評し合うというキャッチコピーがありまして、
これは要は、読書を一人ぼっちにしないって置き換えてるんですけど、
大体のその読書って、多分一人で本選んで、一人で読んで、
あ、面白かった。何々が得られた。で、終わりっていうのが大半かなと思うんですけども、
そこからさらに、これこう面白かったんだ。これすごいおすすめなんで、ぜひ読んでみてくださいみたいな、
水澤祐斗
読書をもっと他の人にも広めていくっていうのが、共同サポーターズのキーワードになっています。
NPO法人、まちづくりエージェント、SIDE BEACH CITYのポッドキャスト番組、SBCastです。
この番組は、様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、
活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、フリーランスとしてプログラミング、アプリ開発、更新、出席出版などを行いながら、
このNPOの理事を務める高道英です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回のゲストは、提供大学メディアライブラリーセンターの共読ライブラリーにて活動を行います、
水澤優人さん、堀野貞美さんにお越しいただきました。お二方どうもよろしくお願いいたします。
高見知英
よろしくお願いします。
水澤祐斗
よろしくお願いいたします。それではまずお二方、自己紹介をお願いできますでしょうか。
堀野貞美
共読サポーターズの代表を務めています。提供大学3年生の水澤優人と申します。本日はよろしくお願いします。
高見知英
提供大学メディアライブラリーセンター、部署でいうと八王子キャンパス学術情報グループというところの職員になります。
堀野貞美です。よろしくお願いします。
水澤祐斗
よろしくお願いします。
それではまず共読ライブラリーの活動についてお伺いできますでしょうか。
高見知英
共読ライブラリーという取り組みについて、職員の私の方から簡単にご説明させていただきます。
共読ライブラリーという活動は、八王子キャンパスの図書館であるメディアライブラリーセンターが中心になって行っている、
全学的な読書推進プロジェクトとなっております。
2012年度から開始して、今年度10年目を迎える活動となっております。
スタート時点では、編集工学研究所という外部の組織と一緒に立ち上げをしまして、
現在は大学内での職員、それから学生と一緒に行っている学生共同の活動となっております。
今日来てもらっている水澤くんは、その共読ライブラリーの活動の中の活動になっている学生団体、
共読サポーターズの代表を務めている学生ということで来てもらっています。
03:03
高見知英
共読サポーターズの活動については、水澤くんの方から簡単にちょっと説明をしてもらいたいと思います。
堀野貞美
はい、では共読サポーターズについて簡単に私から説明していきたいなと思います。
共読サポーターズは図書館を拠点に活動するボランティア団体でして、
企画の立案から運営、報告書の作成に至るまで学生が主体となって活動しています。
具体的な活動なんですけれども、これも様々ありまして、
ビブリオバトル、棚作り、レビュー作成、即版作成という活動が一応メインになってまして、
ビブリオバトルっていうのは、5分間で本を紹介する書評合戦になっています。
すごいサポーターの中でも人気の高い活動になってまして、
中には聞いたことあるんじゃないかなという方もいらっしゃるかと思うんですけど、
すごいみんないろいろな工夫を施しながら本について発表し合っています。
棚作りというのは、図書館にそれぞれの書家ごとに黒板が設置されてるんですけど、
それに一冊本を選んで、その本のイメージを黒板に描いていくっていう活動が即版作りになってます。
もう一つレビューっていうのは、図書館に所蔵されている本の中でサポーターが読んで、
これいいなと思った本の好きな気持ちをレビューにまとめるという活動になっています。
またこれは今まで紹介したものは定例活動、月1回を目安にやっている活動なんですけども、
また共読サポーターズでは聖写祭という定教大学の学園祭があるんですけども、
そちらでも出展を行っており、
また図書館総合展という図書館にまつわるイベントで最大規模のものがあるんですけども、
そちらでも出展を行っております。
一応共読サポーターズの活動については以上になります。
水澤祐斗
ありがとうございます。
となると、学園祭でやってるのも図書館総合展とかでやってるのに割と近いものになるんですね。
堀野貞美
そうです。
一応ターゲットとする層が異なってまして。
水澤祐斗
それは確かに。
学園祭でやってるものをちょっと総合展の人にも感じてほしいみたいな感じで、
学園祭のものと同じ感じのプログラムを総合展でもアレンジしてやるとかそんな感じになってます。
そうですね。一応そんな感じになってます。
高見知英
ありがとうございます。
文化祭、学園祭でしかやってなくて、総合展にはちょっとなかなか出せないものが、
古本市になるんですけれども、
本のサポーターズの学生が本の紹介一冊一冊書いて、
それぞれで本を集めた一つのお店みたいな形のものを作って、
それぞれ自分がお勧めしたい本を10冊ぐらいずつで一つの店舗みたいなのを作って、
06:04
高見知英
古本市というような形でやっています。
学園祭だとお子様を含めたいろいろな地域の方たちが家族連れで来てくださったりとかしますので、
リアルで対面でやり取りをしながら、
自分の勧める本をぜひ買ってくださいというようなことを学生たちがやっています。
このあたりは書館総合展の方ではなかなか再現できなくて、
いつもこういう活動をしましたというのを報告するような形で持っていっております。
水澤祐斗
そうですね。ありがとうございます。
自分も先ほどの話をしてましたけども、
本当に総合展の方では自分もウィブリオバトルの様子とか、
ただ棚、即版ですね。即版の作成風景とかいろいろと情報を見させてもらっているので、
こういう本の話し方っていうのがあるんだなっていうのをすごく見て楽しんでおります。
この間もオンラインでの図書館総合展ではビデオツアーということで見させていただいて、
やっぱりなかなか自分は大学に行って授業を受けたとかそういうことはないので、
やっぱり大学の図書館ってそもそもああいうものなんだっていうのはイメージが全くわからなかったものですから、
ああいうようなビデオツアーっていうのはああいう場でしか見られないようなものでした。
やっぱりオフラインの図書館総合展だとどうしても立ち歩いていろんなところを見て回るっていう様子もありますし、
どうしても他のところと歩き回った上で、時間の調整をつけた上でになってしまうので、
やっぱりゆっくり見てられないっていうのもありますから、
やっぱり今回オンラインでああいうのを見られてすごく良かったなというふうに個人的には思ってます。
高見知英
ありがとうございます。
水澤祐斗
本当に良かったと思います。
高見知英
ありがとうございます。
水澤祐斗
こちらの方が活動をするようになった理由っていうのがあればお伺いできますでしょうか。
高見知英
まず私の方からこのプロジェクトをそもそも始めた理由になるんですけれども、
プロジェクトのスタートとしては、まず大学生の皆さんが本を全然読まなくなってしまったというようなことが、
世間的にもよく言われていて、実際に図書館の利用数も、
入館者数、それから貸し出し数などを見ても実際そうなのかなというところを実感しているところだったので、
本をたくさん読んでほしい。授業とか勉強の中で本が必要になるっていうシーンはたくさんあると思うんですけれども、
それ以外にも自分の興味とか関心とかから広がる世界っていうのを本を通じて感じてほしいというところからスタートした企画になります。
ただ本を先生とか職員とかが進めるだけではなかなか広がっていかないかなというところで、
今までにないような見せ方とか企画とか、あるいは学生自身を巻き込んで学生が進める企画、
09:02
高見知英
あるいは進める本っていうのをより楽しく見せる、参加すると面白そうって思ってもらえるような企画が本を読書を推進するっていう企画のところでできるといいなということで、
考えて始めたものになります。サポーターズとして活動してくれている学生さんがそれぞれどういった理由で参加してくれるかというところは、
実は私もすごく興味があるところで毎年学生によく聞いたりがしてるんですけど、
その辺水澤くん自身は個人的にはどういう理由で参加したとかっていうところがあったらぜひ聞きたいなと思います。
堀野貞美
そうですね、私の共督に参加した理由。
堀野さん的にどう思われるか分かんないですけど、
俺、提供大学に入学して最初図書館に入ったときにすごい綺麗な図書館だなって思ったんですよ。
それで図書館に関わる活動したいなーなんてちょっとふわーっと思ってたらポスターが目に入って、
共督サポーターズ募集って書いてあって、これ何なんだろう、どういう活動をするんだろうと思って、
それで説明会を受けて参加しました。
なので動機は図書館が綺麗だった。
高見知英
ぶっちゃけるとそんな感じです。
堀野貞美
すいません、大丈夫かなこれ。
水澤祐斗
図書館って、うちの専門学校のときにも図書館あったにはあったんですけど、
未整備で全然空いてなくて、
図書館といえば法律の図書館、各国に各学士にいくつぐらいあるような法律図書館ぐらいしかイメージがなかったので、
そういうところだとなかなか読むための入り口になるもの。
例えばこういうふうな読み方をするといいとか、こういうふうなことを見ると勉強になるとか、
そういう情報源がないので、
そういうものとして共同サポーターズの存在があるっていうのはすごくいいことじゃないかなっていうふうに自分は思っています。
ありがとうございます。
ビデオとかで情報様相を見ていて、こういうところはすごくいいなっていうふうに思っていました。
ありがとうございます。
こういう大学の図書館で共に読む仕組み、共に図書館の本をどういうふうに読ませるとか、
そういうようなものを取り組んでいる学校さん、図書館総合展なんかでよく見かけますけれども、
特に共同サポーターズならではの何かとか、そういう活動ってありますか?
高見知英
そうですね。私が話してる間にきっと三沢くんが考えてくれると思うんですが。
活動としては本を紹介するとか、図書館にぜひ来てくださいということで、
12:02
高見知英
さっきのビブリオバトルのような図書館に人を呼ぶイベントだとか、
そういうのをやっている学生団体、どこの図書館にもたくさんあるのかなというふうには思っています。
やっている内容は、わりと似通っているものもあるのかなと思っていて、
一緒に交流会なんかをやったりしたことも、大学館で集まってお互いの活動を紹介したりとかっていうのもあって、
そういう時にやっぱり似通った目標で同じようなことをしてくれている団体他にもあるんだなということをよく考えています。
うちの協力サポーターズならではのってなりますと、活動そのものというよりは中の組織的なものになってしまうんですけれども、
それぞれの活動に結びつく研修生みたいなものがありまして、
例えばさっきのWeb利用バトルだったら、運営と、それからどういうふうに本を短い時間内で紹介するかっていうようなコツをお互いに話し合ってちょっと考えてみたりする研修だとか、
それから棚作りという本を展示する活動だったら、展示をするためのコツですね、
どういうふうに本を見せると効果的かとか、どういうふうに見せたら手に取ってもらえるかとか、
それから展示のときに本を並べた、ただ並べるだけではなくて、並べ方でこの棚で自分が表現したいものをどういう文章で表現するか、
それをコメントのカードに書いて一緒に展示をするというような一連の流れの研修があったりします。
それが一応入ってすぐのところで6種類ぐらいの研修を全部受けてもらって、そこから初めて活動がスタートするというような感じになるので、
ボランティアでやってもらっている団体ではあるんですけれども、
そういった研修制度をすごくきっちり厳しくやっているのかなというふうに、他の団体に比べるとそのあたりはちょっと思っています。
職員の目から見てというところですね。
活動自身はどうかな、本日はやってて。
堀野貞美
そうですね。やっぱり共督サポーターズの僕自身が感じている特色、特徴というのは、
ビブリオバトルの盛り上がりは正直結構どの大学見てもナンバーワンじゃないかなと思うところがありまして、
毎月1回は定期的にビブリオバトルを開いていまして、一般からの観覧車を見てくれる方を募ったりとか、
サポーター自身でも今回パトラダルやりますかってなったらもうね、みんながこぞって私やりたいです、僕やりたいですって言って、
毎回毎回すごい特徴的な発表をされたりとか、すごい身振り手振り使ったりとか、
あと一個小道具を持ち込むことがビブリオバトルでは許されているんですけど、
その小道具をうまいこと使って発表したりとか、なかなかすごいかなり面白い発表される方がたくさんいて、
そこはやっぱり共同サポーターの特徴なのかなって思います。
15:05
水澤祐斗
なるほど。ありがとうございます。
そういうようなビブリオバトルの演出を盛り上げるための取り組み、研修制度とかもしっかりしてるってのはすごく良いですね。
やっぱりこういうようないろんな活動があるって言っても、何の知識もない状態でいきなりやるってのは難しいところはあると思いますし、
そういうところをあらかじめ研修で勉強できる、触れられるってのはすごくいいかなと思います。
だからこそというのか、ビブリオバトルの参加希望者が多数で盛り上がっているということで、
すごく特徴的で面白いなという話をすごく感じています。
ありがとうございます。
ビブリオバトルという点では、5分で本を紹介するっていうところで、
他の分野でも、例えばIT技術者の周りなんかだとライトニングトークって言って、
5分で自分の好きな技術について話すとか、自分のやったこと、頑張ったことについて話すとか、
そういうのを発表する文化っていうのは結構ありますけれども、5分ってすごくちょうどいい時間ですね。
あまり長すぎるっていう感じもなく、かといってちょっと短すぎるっていうわけでもなく、
デモで何か見せようと思うとなかなか難しい時間ではあるんですけど、
ただ本の内容とか、やったこととか考えたこと、思ったことを表現するのに、
5分っていうのはすごくちょうどいい時間なんだろうなっていうふうに思ってます。
ありがとうございます。
ちなみに何かこの活動を通していて、
特にやはり今だとビデオでのツアーとか、そういうのいろいろな取り組みとかもあると思いますが、
何かこれで課題に感じていることっていうのは何かありますでしょうか。
高見知英
何かそういった技術を使うということについてってことですかね。
水澤祐斗
それ以外でももちろんなんですけど。
高見知英
そうですね。職員の方から見て、こういった企画を活動を続けていく、
あるいは何かしら立ち上げてやっていくっていうところで考えると、
昨年度からリアルからオンラインへの移行がすごくやるざるを得ない状況になってしまったというところで、
私たちすごくリアルでの本の紹介とかおすすめをし合うとかっていうことを結構大切に考えて、
実際に足を運んでもらって図書館で紹介している棚を見てもらったりとか、
学生が書いたコメントを見てもらって、
一手に取ってもらってそのまま本を借りていってほしいとかっていうのを考えていたんですけれども、
もはや足を運ぶとかいうことではなく、
自分たちがやっている活動を見せながら、それを本への興味につなげていくにはどうしたらいいかというところで、
職員の中でもこの活動のやり方とか見せ方をどうしていったらいいのか、
今までやってきたものをどういうふうに表現していったらいいのかっていうところをすごく考えさせられました。
昨年度はオンラインでできることとして、
Zoomを使ってのワークショップだとか、館内ツアーのイベントだとか、
18:03
高見知英
ビビデオバトルを中継したりだとか、
そういった形でリアルでやっているのと同じようなものを表現する、配信するっていうようなことをやってきたんですけれども、
これから先はもう少しそれにプラスアルファで何かしら工夫したものだとか、
そういう配信の仕方以外で足を運ばなくても参加できるっていうものを実感してもらえるようなイベントを考えていく必要があるのかなというふうに思いました。
オンラインでのイベントとなると、なかなか届かない、届けたい人にその情報が届かないっていうのをちょっと感じていて、
ホームページ等でお知らせを出していても、それを知っている人しかなかなか身につかないっていうのもあるのかなと思っているので、
そういった広報の面での難しさっていうのを今はちょっと感じています。
実際にやっている学生さんはまたちょっと別の何かあるんじゃないかなと思っています。
はい、そうですね。
水澤祐斗
実際そのほうでいかがでしょうか。
堀野貞美
はい、そうですね。一応学生目線、僕目線ではやっぱりその知名度がまだまだ低い、
共読っていう活動の認知度がまだまだ低いので、そこはちょっと課題かなって思っています。
その課題を解決するために、例えば普段、先ほども微分量バトルについて話したんですけど、
普段開催している微分量バトルはサポーター以外の学生の参加者がちょっと少ないので、
ビラ配りだったり、SNSで今日微分量バトルやってますとかいう宣伝とか広報活動を積極的に行って、
微分量バトル並びに先ほど言った側板を見てもらったりとか、
そういう参加しやすい活動から触れてもらえるように取り組んでいます。
水澤祐斗
ありがとうございます。
共読の認知度ですね。そのあたりは他の分野でもすごく課題になりやすいところではありますね。
広報ということで非常に特徴的な、本当に共読らしい広報の仕方をしてるなというふうに思います。
そしてもう一つの本への興味っていうのもすごくつなげていくっていうのもすごく課題というか、
特に今だと足を運ばないというか、届けたい人に届かないっていうのはすごくその通りいろんな分野について言えることですよね。
やっぱりオンラインってきっかけだけはそれぞれの皆さんがつかみ取ってもらわなければいけないので、
きっかけさえつかめればZoomのイベントであってもどこであっても話し合うことはいくらでもできるんですけれども、
そのつかむまでがすごく大変というようなところはすごくあるなというふうに思います。
ちなみに何かこの分野について、これをどういうふうに取り組んでいきたいとか、そういうのって何かありますか。
高見知英
今後どういうふうにというところですかね。
水澤祐斗
そうですね。はい。
高見知英
今ちょうど高見さんもおっしゃったとおり、最初のきっかけづくりというところがまずできて、
21:00
高見知英
その後そこからさらにつなげていくっていうところがなかなか難しいかなと思っていて、
リアルだときて興味に引っかかったものをまず手に取り、
そこからその周りにある本に手を伸ばしていったりだとか、
例えば本だったら同じ人が書いた本につなげていくとかっていうのがすごくやりやすい環境なのかなと思っていて、
実際に対面の方は今もそれを続けているつもりなんですけれども、
オンラインでってなるとすごく一つ一つの情報が独立したものっていう感じで届きやすいかなと思っていて、
それを次につなげていく、点をたくさん作ってそれをどうつなげていくかっていうところが、
見せ方としてもこれからやっていく活動としても、
1個1個がつながった活動なんだよっていうところをどう見せるか、どういうふうにやっていくかっていうところが、
昨年はとにかくやることで精一杯になったので、
1個1個のイベントが独立した感じでポンポンポンと発信されている感じだったんですけど、
それ全体を共督サポーターズの活動、あるいは共督ライブラリーの活動として、
1個の活動としてうまく見せるにはどうしていったらいいかなっていうところを、
今年度はちょっといろいろ見せ方なども工夫していきたいなっていうふうに思っています。
水澤祐斗
ありがとうございます。
高見知英
水澤君は何かあるかな、今年度やっていくのに考えていることとか。
堀野貞美
今年度、そうですね。
今年度、多分どの活動においてもそうだと思うんですけど、
オンラインと対面、実際に足を運ぶっていうのの、
ハイブリッド形式でいろんなイベントを行われていると思うんですけど、
そこを共督の活動をどうオンラインを使ったりとか、
実際に見てもらったりとか、そこをどううまいことを見せていくかっていうのに、
今年度は頑張っていければなと思います。
いろいろ活動がオンラインだとどうやって見せたらいいんだろうねみたいな活動がいろいろとあるんで、
ビブリオバトルでしたらZoomで開いて、そこに観覧車を呼ぶっていう形になるんですけど、
その他にも先ほどフル本位置っていう活動もあるんですけど、
それをどうオンラインでやっていくのか、
そこら辺が今後話し合っていきたいなと思います。
水澤祐斗
フル本位置は確かに難しそうですね。
単純に見せればいいかっていうとそうでもないし。
高見知英
そうですね。
水澤祐斗
本当に手作りっていうのがすごくキーワードになってくるのかなと思います。
やっぱりリアルだと確かにその通り同じ作者とか、
いろんな横につなげていきやすいっていうのはすごくあると思うんですけども、
オンラインだとそうもいかないところはすごく多いと思うので、
それぞれ横につなげていく情報もないことはないけれども、
それも結局クリックしないと見えてこないとかいうようなことになってしまうので、
24:04
水澤祐斗
そこが難しいところではあるのかなというふうに思います。
やっぱり今年なんかだと特にいろんな団体のハイブリッドでのイベント、
オフラインもやりつつオンラインでもやっていくっていうようなつながりを
やっていきたいという取り組みをしてるところはいっぱいありますが、
やっぱりそこはどちらもどこも課題として抱えているのかなというふうに思います。
やっぱりオンラインの利点として本当に遠方からでも遠くからでもつなげられるっていうこととか、
この間からいろいろとこすたて支援拠点の話を聞いていてすごく思うのは、
やはりこすたて中って今の状況関係なくオンラインにならざるを得ない、
行動範囲が狭くならざるを得ないっていうところがあるという話なので、
そういうような人たちもつながれるっていう利点もありますので、
それをばっさり切ってしまうのもやっぱり違うのかなというようなところが
多くの団体でも重いとしてあるのかなというふうに思います。
なのでやっぱりそこをハイブリッドでどういうふうにオンラインでも
オフラインの良さを出していけるのか、
オフラインで良さとしてあったものをオンラインでも活かしていけるのかっていうのは、
今すごくいろんな団体でやってるところなので、
自分もそういうのを今年特に後半に、
そういうような団体の取り組みがあるということなので、
すごく楽しみにしているところではあります。
高見知英
先ほどちょっとお話ありましたけど、
他の大学で同じような活動されているところも、
昨年度どんな活動、どんなふうにやられてるかなっていうのを
いろいろ見学させてもらったり、
図書館総合展の場で話をさせてもらったりしたんですけど、
やっぱりすごく難しいんだなと思っていて、
昨年度は本当に大慌てで何とか配信まで組みつけたっていう感じでしたので、
今年度はハイブリッドで両方をうまく回していくっていうところを、
もう2年目なので考えなければいけないんだろうなっていうふうに思っています。
図書館とか大学とかっていうだけではなくて、
同じようにイベントをやられている全く別の団体さんであっても、
きっと参考になることがあるんじゃないかなと思っているので、
学生にはぜひそういう他の団体でのイベントとかにも参加したり、
運営の様子を見てもらったりっていうのをしてもらいたいなと思っています。
水澤祐斗
特にやっぱりこういうオンラインのすごい面白いところとして、
遠方のイベントの運営にも関われるというところですから、
この間ですね、札幌の方でイベントが行われていまして、
コミコミ技術について、ロボットとかそういう制作に関する発表会があったんですけども、
あれの運営、話を聞いてみたら東京の方が何人か混じっていたということで、
27:00
水澤祐斗
いきなり東京で手伝ってって言われたっていう話もTwitterでちょっと見かけたんですけども、
やっぱりそういうような遠くのイベントと関わることができるっていうのも、
本当にオンラインの強みだと思いますので、やっぱりそういうようなところで、
いろんなところでどういうふうな運営をやっているのかなっていうのも、
見ていけるといいなというふうに思いますね。
なんか特にこの状況にもなって、
やっぱり新入生の方を取り込むとか巻き込むとか、
難しくなっているところもあると思いますけども、
何かここを工夫をしているとかって何かありますか。
堀野貞美
そうですね。うちの大学一応人数を絞って学校内に入ってくれたり、
授業に参加できたりとかあるんですけど、
それで大学に来ている生徒さんを何とか図書館に誘導して、
そこで実際に棚作りで作った棚とか側板とか、
あとビブリオバトルとかそういったものを見てもらって、
共読サポーターの活動を体験してもらうっていうこともありますし、
あと一応授業で先生にお願いして、
授業の最後5分、10分程度を共読サポーターの宣伝をさせてもらったりとか、
そういった新入生を関与しています。
水澤祐斗
ありがとうございます。やっぱり接点を増やすってところですかね。
そうですね。
授業の最後のちょこっととか、
本当にいろいろと接点を増やすための取り組みで巻き込んでいるという形なんでしょうかね。
ありがとうございます。
それでは続きましてですけれども、
こちらのライブラリー共読サポーターズの活動について、
ITについてどう関わっていきたいなど何かありますでしょうか。
ぜひお二方にお話を伺いしたいなと。
高見知英
そうですね。私がここまで話してくる間にいろいろ言ってしまったような気がしているんですけれども、
今まであまり考えたことがなくて、
リアルでの活動を大事にしている、
リアルでこそ伝わることってきっとあると思ってやってきたんですけれども、
その中に何かしら紹介の動画を作って流すだとか、
そういうやり方で取り組みつつやってきたつもりではあったんですけれども、
昨年度からは全く違うやり方でやる。
足を運ばなくても情報が伝わるっていう風にするためにはというところで、
今はすごく最新の情報はなかなか入手できなくて、
すぐに活用するということは難しいと思うんですけれども、
今、世の中でよく使われているようなネット上の配信ツールだとか、
撮影するためのツールだとか、動画を何か編集するツールだとか、
そういったものを学生にいろいろ使ってもらって、
こんなのあるから、こんなの使って何か面白いことできるんじゃないのとか、
今までちょっと取りためた何かフォームを紹介する動画のコンテンツ、
ネットで配信するにはどうしたらいいか考えてみようよとか、
30:03
高見知英
そういう感じで何か新しいツールを使って、今までやってきたことも含めて、
外部に向けて発信をするとかっていうことができるようになっていくといいなと思います。
昨年度もTwitterを使って学生の動画を配信したりとかっていうのをしたりしてたんですけれども、
そういうのって多分リアルでの活動があってもプラスして並行してやっていっていいものだと思うので、
そういったところもどっちかだけっていうんじゃなくて、
プラスしてさらに良くなる活動ってきっとあると思うので、
そういうのを考えていきたいなというふうに思います。
こんなのあるよっていうのを学生に提示して、
それを使って何ができるか考えていってほしいなというふうに思ってます。
水澤祐斗
はい。
水澤さんいかがでしょうか。
堀野貞美
そうですね。今までのやつとちょっと被っちゃう部分もあるかもしれないんですけど、
やっぱりインターネットを利用して様々なオンラインイベントに関わっていければなと思います。
例えば多大学のこういった協力サポーターと似たボランティア団体の団体さんとZoomを使ったりとか、
そういう交流会とかもやっていければなと思っています。
あと結構ずっとさっきからビビルバトルビビルバトルって言ってるんですけど、
そのビビルバトルをYouTubeとか使って配信したりとか、
そうやってインターネットを利用して私たち協力サポーターズの活動を外部の方とか、
もちろん学内の人にも見ていただきたいなと思っています。
はい。
水澤祐斗
ありがとうございます。
そうですね。やっぱり足を運ばなくても情報が伝わるっていうのは、
多分これからすごく大事になってくると思います。
やっぱりたとえオフラインでの活動ができるようになったとは言っても、
多分今までに比べればオンラインで活動をすればいいっていうふうな取り組みが多くなっていくとは思いますし、
行動する範囲もどこかしら目的の場所だけになってしまうとかいうようなところが出てくると思うので、
オンラインで情報が伝わる機会っていうのはすごく配信ツールでもあるし、
動画編集のツールでもあるし、オンラインメイドもそうですし、
必要になってくるんだろうと思います。
なので本当にこういうような取り組みをどんどん行っていくっていうことは必要なんだろうなというふうに思います。
特にやはり自分もいろんな地域関係の活動とか、あと自分も一応プログラミングとかやりますので、
エンジニア関係、IT技術者関係の活動とかを見ていると、
文学とかこういうような活動に技術、IT技術、ITツールを取り込むっていうのはすごく可能性があるなというふうに思っていて、
もちろんその配信ツールについてでもそうですし、
33:02
水澤祐斗
例えば翻訳ツールとかもそうですし、
特にIT技術者がよく当たり前のように使っているものが、
文学をメインに活動するような人たちが使うようになることによって見える範囲、
つながるようになる範囲ってすごく増えるんじゃないのかなというふうに思っていますので、
そこはぜひ活用していただけるといいなと思いますし、
自分たちもサイドビーチシティとしてそういうような活動をする方を支援するということもやっておりますので、
もし何か不明点があれば今後ともつながっていければと思います。
高見知英
ありがとうございます。どうしても配信に偏っちゃうんですよね。
水澤祐斗
そうですね。配信に偏ってしまうところもあるんですけれども、
配信と一言に言っても本当にいろいろな方法があって、
今だとスペシャルチャットとかそういうサービスを使っているものもありますけれども、
一つの場所に集まって、画面上にだけなんですけれども、
一つの場所に集まってワイワイ騒ぐとかいうのもそうですし、
本当に最近だとYouTubeの番組というような形で、
先ほどのライトニングトークのイベントなんかも結構YouTubeの配信が多いんですけども、
入れ替わり立ち替わりそれぞれのスピーチをする人と、
あとは場合によっては司会の人だけが出てきて話をしたり、
他の視聴者のコメントを読み上げて対応したりとか、
いろんなことをしたり、いろんなパターンがあるのかなというふうに思っています。
なので、その配信だけとっても本当にいろんなことができる奥がすごく深いなというふうに思っています。
あとはツールっていう面では、先ほどの翻訳ツールなんかも、
英語圏の会社の方とかウェブフォーラムとかに書き込む機会がすごく多くなりましたけども、
翻訳ツールをちゃんとうまく使えば、アメリカ圏の人とも普通に会話ができるので、
言葉での会話はちょっと難しいんですけれども、翻訳ツールは追いつかないので。
でも文章だけであれば結構会話はできるし通じるなというのを最近思っているので、
やっぱりそういうのも使ってどんどん、特に文学関係で活動される方もいろんなことをやってくれるといいな、
自分たちもそういうような活動を手伝えるといいなというふうに思っています。
ありがとうございます。
では続きましてですが、今後インターネットでこちらの共読ライブラリー等の活動を知るにはどのようにすればよろしいでしょうか。
堀野貞美
提供大学図書館、メディアライブラリーセンターはツイッター、フェイスブック等、また公式ホームページやってますので、
そちらに共読サポーターの活動も載っていますので、ぜひぜひそちらをチェックをお願いします。
また共読サポーターズの公式ホームページ、共読ステーションというサイトもありますので、
36:04
堀野貞美
そちらも合わせてチェックしていただけるとすごくありがたいです。よろしくお願いします。
水澤祐斗
ありがとうございます。
それでは続きましてですが、共読ライブラリー等の活動を通して、これが活動のキーワードだというようなものって何かございますでしょうか。
高見知英
共読ライブラリー、キャッチコピーとして使っている言葉があるので、ぜひ水澤くんに紹介してもらいたいと思います。
水澤祐斗
はい、ぜひお願いします。
堀野貞美
読み合い、進め合い、評し合うっていうキャッチコピーがありまして、これは要は読書を一人ぼっちにしないって置き換えてるんですけど、
大体のその読書って多分一人で本選んで、一人で読んで、あ、面白かった、何々が得られた、で終わりっていうのが大半かなと思うんですけども、
そこからさらにこれこう面白かったんだ、これすごいおすすめなんでぜひ読んでみてくださいみたいな、
水澤祐斗
読書をもっと他の人にも広めていくっていうのが共読サポーターズのキーワードになっています。
高見知英
大学の活動としては大学と学生が一緒に取り組んでいるプロジェクトという意味で、学生共同といったような言葉も一緒に大学の活動の中ではキーワードとしてよく挙げられているかなと思います。
堀野貞美
こんな感じです。
水澤祐斗
ありがとうございます。読み合い、勧め合い、表紙合い、読書一人ウォッチにしないって本当にいいですね。
やっぱり慣れてくると読書を一人でやっても全然問題ないんですけども、本当に慣れるまでは一人でやるのってなかなか難しいところがありますからね。
やっぱりそのようなのをサポートできるような場所がそばにあるっていうのがすごく心強いですね。
高見知英
ありがとうございます。
堀野貞美
ありがとうございます。
水澤祐斗
それではその他何かこれは言っておきたいとかありますでしょうか。
高見知英
そうですね。私の方からはこの後きっと水澤くんからも言ってくれると思いますけど、先ほど水澤くんが言ってくれたオンライン上での情報発信の方で、これから5年度を行うイベント等の情報を発信していきますので、
一般の方、大学生とか提供大学の人とかっていうくくりではなく、一般の方も参加できるイベントも考えていきたいと思いますので、ぜひそちらの方を見ていただければなというふうに思います。
水澤くんどうかな。
堀野貞美
提供大学、また今年度も学園祭、聖車祭をやりますので、共同サポーターズも出展しますので、ホームページ等を確認していただいて、ぜひ来ていただければなと。
オンラインもやると思いますので、ぜひぜひチェックをお願いします。
ありがとうございます。
水澤祐斗
他の人も参加できるイベントということですごく楽しみにしております。
ありがとうございます。
こちらの内容はポッドキャストとして配信のときの概要欄にも記載させていただきますけども、ホームページ、ぜひ確認をしてほしいということでございますね。
39:06
水澤祐斗
ありがとうございます。
よろしくお願いします。
はい、ありがとうございます。
はい、よろしいでしょうか。
はい、では今回のゲストは提供大学メディアライブラリーセンターにて活動しております共読ライブラリーより水澤祐人さん、堀野貞美さんお二方にお越しいただきました。
お二方どうもありがとうございました。
堀野貞美
ありがとうございました。
水澤祐斗
ありがとうございました。
今回は提供大学メディアライブラリーセンターにて学生の読書推進プロジェクトとして共読ライブラリーという取り組みを行う水澤祐人さん、堀野貞美さんに共読ライブラリーの取り組みと他の学生との関わり方、今の時代における新しいITとの関わり方についてのお話を伺いました。
メディアライブラリーは2012年度から開始した提供大学八王子キャンパスの図書館メディアライブラリーセンターが中心になって行っている全学的な読書推進の取り組み。
学生団体共読サポーターと大学職員が共同で行う学生共同プロジェクトです。
堀野貞美
一分間で本を紹介する書評合戦、ビブリオバトル、図書館内の書家にある黒板に本のイメージを描く側板作り、サポーターが読んだ本のレビューを作成し掲載するなど様々な活動を行っています。
水澤祐斗
その他にも、大学の学園祭や図書館総合展などの外部イベントにも出展、自分の興味や関心から広がる世界を本を通じて感じてほしいという思いのもとに、今までにないような見せ方や企画を打ち出すために活動を行っています。
同じように、本を紹介したり図書館に人を呼ぶためのイベントを行う学生団体は各地の大学図書館にもあります。
共読ライブラリーは、それらに加え、組織に関わる生徒に向けて、書籍の進め方、並べ方、イベントの盛り上げ方、ビブリオバトルを盛り上げるための演出などの研修を行っているというのが特徴。
共読ライブラリーでは、紹介の動画を作って流すなどの取り組みを行いながらも、今までリアルでの活動を多く行ってきました。
42:05
水澤祐斗
しかし、多くの学生が学校に集まるということが難しくなった今は、足を運ばなくても情報が伝わるための取り組みを考え、実践しているとのこと。
動画の配信、編集、撮影などのツールを使ってどのようなことができるのか。
今までやってきたことも含めて、外部に向けて発信するということができないか。
他の大学の団体とZoomなどのツールを使って交流会を行う、ビブリオバトルをYouTubeなどで配信するなどといった取り組みも検討しているとのこと。
共読ライブラリーの活動のキーワードは、読み合い、進め合い、表し合う。
大体の読書って、一人で本を選んで、読んで、面白かったと思うで終わる。
それだけでなく、そこからさらに、これ、こう面白かったんだ。
これ、すごいおすすめなんですよ!というような、読書を他の人にも進めていくという取り組み。
読書を始めるにあたって、こういうような読み方をすると良いとか、こういう風なことを見ると勉強になるというような、読むための入り口になるような情報を得られる機会はあまり多くない。
共読ライブラリーは、ビブリオバトルなどの取り組みをオンラインで行うための準備を進めています。
皆さんも、共読ライブラリーのイベントから、本のさらなる楽しみ方を探してみませんか?
最後に感想の受付ですが、このポッドキャストの感想は、ツイッターやフェイスブックなどで受付しております。
ハッシュタグSBCast045、アルファベットでSBCast、数字の045で投稿いただけると幸いです。
それらが使えないという方は、まちづくりエージェントサイドビーチシティサイトのお問い合わせフォームなどからご連絡ください。
今後も、この番組では様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にて、ポッドキャストの公読、ないし、チャンネル登録などをして、次をお待ちいただければと思います。
それでは、今回のSBCastを終了します。ご聞きいただきましてありがとうございました。
45:18

このエピソードに言及しているエピソード

コメント

スクロール