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小泉雅子
活動は人間関係づくりということを基盤において、今後もいろんな形ですね、人間関係、親子の人間関係、私たちお母さんと私たち親子の人間関係、子どもと私たち親子の人間関係、すべてが人間関係だと思っていますので、この人間関係のつながりを大切に今後も活動していけたらなというふうに思っています。
高見知英
NPO法人まちづくりエージェント、SIDE BEACH CITY.のポッドキャスト番組、SBCast.です。 この番組は様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、SIDE BEACH CITY.にてDX推進サポートなどの活動を行う高見知英です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回のゲストは、NPO法人保育ネットワークミルクの小泉雅子さんにお越しいただきました。小泉さんどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。それではまず簡単にですが、自己紹介からお願いできますでしょうか。
小泉雅子
私は特定非営利活動法人保育ネットワーク代表理事の小泉と申します。よろしくお願いいたします。
高見知英
よろしくお願いいたします。それではまずはこちらの保育ネットワークミルクの活動についてお伺いできますでしょうか。どのような活動をされていらっしゃるんでしょうか。
小泉雅子
保育ネットワークミルクは、去年30周年を迎えたんですけれども、平成4年に保育ネットワークミルク、元保育士だったメンバーと
保育ネットワークミルクを立ち上げました。その当時、社会的にも子育て支援が必要ということで、社会が動き出した頃だったんですけれども、私たち自身も子育て支援をしようというような、そんな大きな思いでは実はなくて、
ただ、ちょうど三田市においてニュータウン開発が進んでおりましたので、自分たちが資格や経験を生かした子育て支援ですね、何か人の役に立てるようなことはないかなというところから、
預かり保育や遊びの会を始めたということが、この会の始まりです。
高見知英
ありがとうございます。そうですね。保育士のメンバーを中心に立ち上げた団体なんですね。ありがとうございます。
ニュータウン開発に際して、こういうような拠点が必要になるということで、活動を始められたということなんですね。
小泉雅子
そうですね。三田市が当時、全国人口同化率ナンバーワン10年ほど続けてたんですけれども、私自身も新住民といわれるニュータウンの方に転居した、結婚と同時に転居した立場の人間だったんですね。
その時にやはり自分の子供を預け先がない。何かあった時に困った時に相談する人がいないというところから、
そういう経験をして、じゃあ私がそういうのを少しでも手伝いできないかなっていうことで始めたということです。
高見知英
ありがとうございます。続けましてですけれども、こちらの団体の活動について、実際にこちらの活動をしていて目的としていることなど何かございますでしょうか。
小泉雅子
そうですね。目的というのは、いわゆる子育て支援というところにあるんですけれども、保育ネットワークミルクというネーミングの意味なんですけれども、
ミルクというのは母乳にはなれないけれど、母乳のように頼りになる存在でありたいという、母乳にはなれないけれども、
粉ミルクのような頼りになる存在になりたいということで、そういう気持ちで子育て支援を始めたということなんですね。
高見知英
ありがとうございます。母乳にはなれないけれども、頼りになる存在という、こちらの言葉はホームページにも記載ありますけれども、やっぱりこういうのはいいなというふうに思いました。
やっぱりこういうような言葉、特に今は母乳が一番だという声も多い中、やっぱりこういうような言葉があるっていうのは、子育てをする側からするとすごくホッとする言葉にもなると思いますし、
そういう活動にあんまり関わらない人からは、そういうことなんだって思うきっかけにもなるので、とてもいい言葉だなというふうに思いました。
ありがとうございます。
実際にこういうような活動を、いろいろと子育ての活動をされていて、具体的にどういうような活動をやっているとか、そういうのって何かありますでしょうか。
小泉雅子
活動を始めて、先ほども言ったように30年になるんですけれども、現在は三田市を中心に宝塚市や神戸市、北区の方で子育て支援をさせていただいています。
主に三田市においては、小規模保育園、企業型保育園、認可外での預かり保育、それと広場事業ですね、駅前広場、子育て支援、交流広場の運営、宝塚市の方では学童保育をさせていただいてまして、
また宝塚市の方でも、企業さんと連携をしながら、また病院との連携をしながら、そちらの方で預かりをさせていただいたりというような活動をしております。
高見知英
ありがとうございます。
高見知英
こちらは預かりの活動が主ということなんですね。
小泉雅子
そうですね、もともとは一時預かりというような形で預かり保育をしていたというのもあるんですけれども、そこが始まりという形ですね。
それ以降は、子育て支援においていろいろ必要なものです。親子講座とか、親講座とか、そちらの方の講座開催、ファミリーコンサートの開催、また市や企業さんでのセミナーの保育士派遣というか、宅児ルームでの保育を受けたりさせていただいております。
高見知英
ありがとうございます。ファミリーコンサートや、いろいろな団体との講座開催も行っていらっしゃる。
ありがとうございます。本当にいろいろな、子育てに関するいろいろな活動をされているんですね。
小泉雅子
そうですね、はい。
高見知英
ありがとうございます。
それでは続きましてですけれども、子育ネットワークミルブとして主に対象としている人、もちろんお父さんお母さんになってくると思うのですけれども、それ以外の方、どなたか、こういうような方も見ているんですよっていうのは何かありますか。
小泉雅子
そうですね、親子支援っていうのもあるんですけども、子育て支援、親支援、また地域の子育てに対しての理解を持っていただきたいなということもありましたので、地域支援において支援者の養成講座なんかも開催させていただいて、子育ての理解を広めるという活動もしております。
高見知英
なるほど、ありがとうございます。支援者の養成講座。地域の子育ての理解をさらに高めていくような活動をされていらっしゃるということですね。
小泉雅子
はい。
高見知英
ありがとうございます。やっぱりそういうような地域の子育ての理解っていうのはとても必要になりますし、
意外と特に子育てがもう何年も前に終わっちゃったという方とか、あとは子育てはそもそも自分は結婚してないし子供もいないしっていう人だと、子育てに関わる機会っていうのは全くないので、
今の子育てってどうなんだろうとか、どういうことやってんだろうっていうのは意外と本当に知る機会がないなというふうに思います。
ありがとうございます。だからこそやっぱりそういうような人にも、今の子育てがこんなものなんだよっていうのを知らせる機会を作っていらっしゃるということなんですね。
小泉雅子
そうですね。当初は子育てっていうのはどうしても親の問題、他人が入る問題ではないっていうように言われた時代があったんですけれども、地域で子供を育てるっていうことにはすごく意味があります。
子供自体にもやはりいろんな大人と対して育っていくっていうこと、家族の小さな中で育つよりは、どうしても各家族が多くなってますので、地域の中で子供を育てていくっていうこと、子供にとってもすごくいい影響を与えると思っております。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。
やっぱり地域の中で子供を育てていくっていうのは、本当にいろんな地域の子育て活動をされている団体をお話を伺いしてきましたが、やっぱりどの団体のこともそういう話をおっしゃっている中、やはりこういうような地域の人たちがみんなに子育てに関われる仕組みっていうのはとても重要になってくると思います。
特にここ最近思うのは、やっぱり特にいろんなITの利活用ですとか、本当に学校の内容もどんどん変わっていったり、子育ての内容、今だったらタブレットがこういうふうなところにあるとか、そういうのもどんどん変わっていく中、やっぱりそういうような情報をアップデートするためにも、子供に関わる機会っていうのがより多くの人にあったほうがいいんじゃないかというふうに思うことがありますね。
そうですね。関わることでいろんなことがわかってくるっていうことは、誤解とかを見方一つで、そういうふうに見られてるんだなってつらいんですけれども、そうなんだって知ってもらうことがね、一つの関係をまた確立していく上では、関わるっていうことがすごく大事になってくるんじゃないかなと思ってます。
そうですね。本当にそうなんだと思ってもらうことってとても大事だなというふうに思います。ありがとうございます。
それでは続きましてですけれども、こちらの保育ネットワークミルクの活動を続けていて、何か課題に感じていることなど何かございますでしょうか。
小泉雅子
そうですね。活動をした当初っていうのはいろいろあったんですね。やはり理解をしていただくために、先ほども言ったように子育てを私たちが手出しすることは、かえってお母さんたちをダメにするんじゃないかということを言われる方もあったんですけれども、やはりその30年近く活動していく中で、子育て支援の理解っていうのがすごく広がってきたように思うんですけれども、
ただの活動をする方、ミルクにとっての今の課題って言ったらやはり、どうしても保育園っていうところで資格を持った人たちが必要な場面が多いんですね。
そうするとその資格を持った方に、例えば保育士なんかそうなんですけども、なかなかこの保育士不足っていうのはやはりミルクにとっても他人事ではない問題になってます。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね、本当に保育士の不足というものについては本当にニュースなどでもすごくよく言われている内容でありますし、そこはすごく課題にありますね。
ただもう一つ本当に理解してもらうために行っている活動というのが本当にうまくいっているというのは何よりだと思います。
やはりそういうような活動をされている方、すごくどの地域にもいっぱいいますけれども、なかなかそういうような活動が、じゃあ自分たちどういうふうな活動でうまくいっているのかとか、どういうような取り組みが必要なのかっていうのが、
ちゃんと地域の人、子育てをしていない人に伝わるっていう仕組みって意外とまだ整っていないところが多いので、
なのでこういうような取り組みがしっかり身を結んでいるっていうのは本当に何よりだなあというふうに思います。
ありがとうございます。
ちなみに伝説ですけれども、やはりこの保育士不足という、保育に関わる人、資格を持っている人が不足しているという現状について、
保育ネットワークミルクとしてどう取り組んでいければ、ひょっとしたら何かできることがあるかと思っている大人は何かございますでしょうか。
高見知英
ありがとうございます。こちらの本については、こちらのポッドキャストの概要欄のほうにも記載ございますので、そちらのほうからも見ていただければと思います。ありがとうございます。
本当にこちらについては、自分はハニーFMのほうで話されている部分についてしか自分は知りませんけれども、やっぱりこのような言葉が並んでいて、もっと深掘りされている本があるっていうのは、とても良いことだなというふうに思います。
やっぱりこういうようなところ、地域の子育て拠点って本当にいろんなところがあって、自分も全国の話いくつか聞いてはいますけれども、やっぱりそういうような活動が、もっといろんなところに地域の人にいろんなところの話を聞く機会っていうのがあると、とても良いなと思いますし、それとの団体がもっとネタ枠が組まれていると、
小泉雅子
自分のところの活動に関わるとか、引っ越し先のところに関わるとか、そういうようないろんなことが気軽にできるようになっていくと思いますので、やっぱり想像通りに場が広がっていくなというふうに思いますね。ありがとうございます。
高見知英
その他、例えばこちらの保育ネットワークミルクとして、今後やりたいこと、やってみたいことなど何かございますか。
小泉雅子
そうですね、活動自体は変な言い方なんですけど、私たちはこうなりたいっていうのは実はそんなに思ってなくて、ただこれが必要、これをしてほしい、こういうのを助けてほしいという声に対して、自分たちがそれはやるかやらないかっていう判断基準で決めさせていただいて、できるかできないかではなくて、
やるかやらないか、やると決めたら、どうやってそれをするためにはどういうふうにすればいいのかということをみんなで考える、そして活動につなげていくっていうことをずっとしてきました。
そういう中で活動が本当に保育士、まず3人から始まった活動が今ではスタッフ68名ほどになっているんですね。活動を受けてもミルクサンダーだけじゃなくて、それも修学前のお子さんの支援っていうことだけでやってきてたのが、今では学童で小学校6年生までのお子さん、親子をサポートさせていただくように、
なってます。だから本当にその時その地域時代や環境等に応じて活動が広げられたら自己満足では決してない活動にそのニーズにあった活動につながっていければなというふうに考えています。
高見知英
ありがとうございます。
助けてほしいに答えるというのは本当にその通りだなというふうに思います。やるかやらないかっていうのをそこで決めて実際に動いてみるということなのですね。ありがとうございます。
そういう時に子育てに関するニーズって多分本当に刻々とその年その年によって変化をしていくと思います。だからこそその時にふさわしいやり方で支援をしていくっていうのはとても難しいことではあると思いますけれども、そういう時にしっかりとこの保育ネットワークミルクとして立ち向かっていける姿勢でいるというのはとても良いことだなと思います。ありがとうございます。
今後インターネットで保育ネットワークミルクの活動を知るにはどのようにすれば良いでしょうか。
小泉雅子
そうですね。ホームページの方には常に行事の方の更新ですね。ミルクとして今こう動いてますっていうこともホームページ上でも上げておりますので、そちらの方を見ていただくのもいいのかなと思います。ただ地域の方においては通信をいろんなところに配らせていただいて、ミルクの状況とも踏まえて情報発信させていただいております。
それだけではなくて、ホームページ上だけではなくて、インスタとかYouTubeとかFacebookとかいろんな形でどこからでもつながってもらえるような状況は作らせていただいております。
高見知英
ありがとうございます。インスタグラムやYouTube、Facebookなどやられているんですね。
ありがとうございます。
やはり子育てに関することは文章だけだといまいちピンとこないってこともあると思いますし、そういうときにインスタグラムやYouTubeですね、動画のようなものもあるととても良いなと思います。
自分も以前ちょっとだけYouTubeについては見させていただきましたけれども、やっぱりこういうようなものがあるとすごく子育てをする側としても、これから子育てをする側の人としても、こういうようなものがあるとほっとするところはあると思いますし、いざ何かあったときに頼りたい、頼れる人がここにいるっていうことを知ることができますのでとても良いかなと思います。
特にやっぱりこういうようなインターネットのサービスって本当におすすめの機能がしっかりしていますので、なんとなくそういうような活動、情報を探していたらフラッとそちらの活動を知るっていうことにもつながっていきますからね。
なのですごく良いなと思います。
ぜひこちらに載っていたパッドキャストの概要欄にも記載ございますので、ぜひ気になった方はそちらのほうを見ていただければと思います。
ありがとうございます。
それでは最後の方にはなってまいりますけれども、保育ネットワークミルクの活動のキーワード、こちらお伺いできますでしょうか。
小泉雅子
ミルクは常に子育て中のお母さんたち、親子の搬送者でありたいという願いがあって、一緒に動いている状況を作っています。
だからもっともっと近くで子育て支援ができたらな、一緒にお話ができたらなというふうに思っています。
だから何回も言うんですけど、活動は人間関係作りということを基盤において今後もいろんな形ですね、
人間関係、親子の人間関係、私たちお母さんと私たち支援者の人間関係、子どもと私たち支援者の人間関係、すべてが人間関係だと思っていますので、
この人間関係のつながりを大切に今後も活動していけたらなというふうに思っています。
高見知英
ありがとうございます。
活動は人間関係作りですね。確かに本当にそこの子育てについて、子どもと親、あるいは親とその周りの人々、
いろんなところがすべてやはり人間関係作りだというふうに言うのは本当に改めて聞くと本当にその通りだなというふうに思いますね。
やっぱりそういうようなことってなかなか人間関係を作っていくのは難しくなってしまっているところもあると思います。
やっぱりなかなか活動している層が全然違うとか、あとは何かに関する知識、ITに関する知識もそうですし、
地域のお店とかそういう情報に関する知識もそうですし、そのような情報がそれぞれ違う人同士って結構話がやりづらかったりすることも多いと思うんですけれども、
そういうところで人間関係作りを意識して活動をしてみる。
そしてそのようないろんな層の人に話しかけられる場として話しかけやすくするための場として、この保育ネットワークミルクがあるっていうのはとても重要なことになってくるんだろうなというふうに思います。
なので本当にこの活動は人間関係作りというこの言葉を大事にしていきたいですね。ありがとうございます。
最後にこのほか何かこれはぜひ言っておきたいなというようなところ何かございますでしょうか。