1. SBCast.
  2. SBCast.#114 障碍者の方の自立..
今回は兵庫県三田市と沖縄県那覇市にて主に手足が不自由な方の生活サポートのほか、生活に関するセミナー、交通機関などのバリアフリー調査など、手足が不自由な方の生活サポート全般を行うNPO法人ぽしぶるの藤田厳一さんに活動の内容や思いを伺いました。

サマリー

特定非営利活動法人ぽしぶるは、障がい者の方の自立と社会参加を応援しています。具体的な活動内容は、手足が不自由な方の地域での生活支援やホームヘルパーの派遣、相談事の受付、セミナーやイベントの開催、バリアフリー調査の運営などです。藤田厳一さんは、障がい者の自立と社会参加を応援している活動について話しています。特定非営利活動法人ぽしぶるは、障がい者の方の自立と社会参加を応援しています。インターネットを通じて情報を発信しており、活動に関わる方法はさまざまです。障がい者の方の自立と社会参加を応援する特定非営利活動法人ぽしぶるについてのエピソードがあります。

NPO法人ぽしぶるの活動内容
藤田厳一
キーワードとしては、障がい者の方の自立と社会参加を応援するというのが、
ぽしぶるのスローガン的なものであって。
高見知英
NPO法人まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のポッドキャスト番組、SBCast.です。
この番組は、様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、
活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、SIDE BEACH CITY.にてDX推進サポートなどの活動を行う高見知英です。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回のゲストは、兵庫県三田市のNPO、NPO法人ぽしぶる、藤田厳一さんでございます。
藤田さん、どうぞよろしくお願いいたします。
藤田厳一
はい、よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いします。
それでは、まずは簡単な自己紹介からということで、お願いできますでしょうか。
藤田厳一
はい、ご紹介に預かりました、NPO法人ぽしぶる理事長の藤田と申します。
私自身は、今、兵庫県三田市において、このNPO法人ぽしぶるがありまして、
実は沖縄の方にも支店がありまして、
本部が兵庫県三田市にあって、支店が沖縄にある那覇市で活動をさせてもらっています。
私自身は、元々は山口県の出身で、大学で福祉、堺福祉市の専攻の大学で兵庫県の方に来まして、
就職するにあたって、このNPO法人ぽしぶるというのを仲間と共に一緒に立ち上げて、今に至っているというふうな形になります。
はい、よろしくお願いいたします。沖縄にも、沖縄でも活動をさせているんですね。
そうなんです、沖縄にもあるんです。
はい。
高見知英
こちらは、いざ実際にこちらでお声掛けしようということで、調べているときに初めて見つけてびっくりしました。
藤田厳一
実は2021年に沖縄のほうでも支店を展開していきまして、そうなんです。
高見知英
ありがとうございます。
それではまず、こちらのぽしぶるの具体的な活動の内容についてお伺いできればと思いますが、まずどのような活動をされているのでしょうか。
具体的にお伺いできますでしょうか。
藤田厳一
はい、私たちは手足が不自由な方の地域での生活というのをサポートさせてもらってまして、そのサポートの方法も一つとして、
ホームヘルパーの派遣の方を一つは大きくさせてもらってまして、その他にご利用者の方であったり、手足が不自由な方が、いわゆる交通事故とかで中途障害になって、
これから先どういう生活していったらいいんだろうといったときとかにご相談を受けたりとか、そのような相談事もさせてもらったりとか、
あとは、まだまだ手足の不自由な方が地域で生活されているということが周りの方に知られていないということとかもあって、
できる限り年に1回はセミナーとかをですね、地域セミナーとかを開いて普及啓発活動をしたりとか、
あとは公共交通機関が車椅子をご利用の方にも円滑にご利用いただけるようにというところとかですね、
あとは旅行とかも楽しめるようにといったところで、バリアフリー調査というんですかね、そういうのもやって情報発信とかをしております。
はい。
高見知英
ありがとうございます。
ホームヘルパーの派遣のほか、あとは障がいが出てきた方の相談ですとか、あとは認知度向上、バリアフリー調査などいろいろされていらっしゃるんですね。
藤田厳一
はい、そうです。
高見知英
ありがとうございます。
このような活動を行うようになった目的というか、このような活動をするようになった理由といいますか、そういうのも何かございますでしょうか。
藤田厳一
そうですね、もともと法人の発起人としては、手足の不自由な方が、もともとミヤノというものが、自分が交通事故で手足が不自由になられた方で、
その方が今までは手足が自分の思うように動いて生活してきたところを、急に事故にあわれて手足が不自由になったことで、今までの生活が全て崩れてしまったというところで、今まで生活してきた自分のコミュニティであったりとかネットワークとかっていうのも全てが社会から阻害されたような形になってしまって、
対象とする主な方々と課題
藤田厳一
何とかそれが改善できないかなというところで、いろんな活動をされてきているところを、僕が学生のときにミヤノと出会いまして、僕もボランティアという形で、そういう手足の不自由な方の外出とか外泊のサポートというのをさせてもらっていて、
そこから一緒に手足の不自由な方がもっと地域で生活できたり、楽しむことができたりとかですね、また学ぶことだったりとか、働くことができるような社会づくりというのをやっていきませんかというところでお声掛けいただいて、このNPO法人ポシブルが設立されたというところになるんですけれども。
はい。
高見知英
ありがとうございます。
手足が不自由になって生活が崩れたネットワークから離れてしまったというところで、そこを改善できないかということから活動を始められたんですね。
藤田厳一
そうですね。
高見知英
ありがとうございます。
やはり自分も本当に一時期病気で手足が不自由になったことというのはあるのですけれども、やっぱりそれだけでも結構行動の仕方って思い切って変わってきますし、やっぱりそれで考えなければいけないことやらなければいけないことってたくさんあるだろうなというふうに思います。
そういうような方々が自立して自分で動き出すための一つのサポートという形になるんですかね。
藤田厳一
そうですね。
ご本人さんたちも、これから先、今まで手足が動いていたのに急に動かなくなるって言ったら、もうどうしたらいいのか分からないってところから始まって、
何か一つこれやりたいなって何か思って周りに発信したとしても、だいたい手足が動かないから無理だろうって周りから言われちゃう。
自分がやりたい気持ちっていうのを自分では表現できないので周りにお願いするわけなんですけれども、なかなか周りの理解とかも難しかったりとかするところがあるので、
そういう本人さんたちの気持ちに寄り添えるようなサポートをしていくことによって、その人たちが生き生きと残りの人生を楽しみながら豊かな人生を送れるようにっていうところが一番の目的としているところでもありますかね。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。
それではこちらの活動について、いろいろな方を対象とした活動というのがあると思いますけれども、活動自体で主に対象としているのはやはり障害がある方、障害が発生した方という形になるのでしょうか。
藤田厳一
そうですね。主に今の携わらせていただいている方々とかも手足の動かない方がほとんどですね。たまに心の病を抱えられた方とかも、たまに事務所の方に足を運ばれていろいろ悩みを相談されることとかもあったりするんですけれども、
主なサポートをさせてもらっている方は手足の動かない方になってきますかね。
高見知英
はい。ありがとうございます。手足が動かない方が主な対象という形ですね。
藤田厳一
そうですね。
高見知英
そのほかにだと、先ほどお話をされたセミナーですとかで、他の地域に活動されているいろいろな方々というのも対象になってくるということでしょうか。
藤田厳一
そうですね。本当にセミナーとかの対象者の方というのは、主にまだまだやっぱり介護保険、高齢者の介護であったりとか、そういうのはよく知られていると思うんですけれども、障害ある方の介護とかサポートというのは本当にまだまだ知られていなくてですね。
ホームヘルパーの求人応募とか、そういうのをしたときに問い合わせがあったときに、施設で働くことになるんですかねとか、高齢者ですかねという問い合わせがあったりするんですね。
求人応募の方にホームヘルパーとか訪問介護とかというような表記とかさせてもらっていたりとか、手足の動かない方のご自宅に訪問してサポートを行ってもらいますよとかってご案内とかさせてもらっているんですけど、
まだまだやっぱり認知がされていなくてですね、そういったことで一般市民の方に向けてであったりとか、あとは教育関係の方とか医療関係とか福祉関係者の方とかでも、
やっぱり手足の動かない方の生活っていうのが、どんなサポートが必要なのかっていうのを知ってもらうためにセミナー等を行っている感じですかね。
ありがとうございます。
高見知英
自分も以前本当に学校で例えば車椅子体験ですとかもしたこともありますし、本当にそういうようなことっていうのは多分今の学校でも行われているのではないかなというふうに思いますが、やっぱりそういうところにもポジブルとして関わっていくっていうことがあるということなんでしょうか。
藤田厳一
そうですね。体験活動とかもポジブル、他に地域でWheeLogさんだっていう団体さんがいらっしゃるんですけれども、そこの団体をまとめている方が車椅子を利用されて生活されていらっしゃる方で、
その方がそういうのをどんどん学校向けとか一般市民向けの方にやっていきたいんだけど、一緒にやっていきませんかという声だけをしていただいて、ここ2年ぐらいですかね、そういう活動を一緒にさせてもらっていたりとかしていまして、
昨年の10月とかにも確かそういう活動っていうか、一般市民向けに車椅子体験活動とかっていうのをさせてもらってたりしてますかね。
高見知英
ありがとうございます。車椅子体験活動もされてるんですね。
藤田厳一
はい。
高見知英
ありがとうございます。それでは続きましてですけれども、活動に関して課題に感じていることなど何かございますでしょうか。
藤田厳一
そうですね。やっぱり一つは人手不足ですかね。どんな業種でもそうなんですけど、若い世代の方っていうか働く人口っていうのがどんどん減ってきているのは相対的にあるんですけど、
介護とかそういう障がいある方とかのサポートってなった時に、あんまり皆さんイメージが湧かなかったりとか、イメージできたとしても昔も今も言われてるかもしれないですけど3Kとか臭い汚い給料安いみたいな感じとかでよく言われたりするんですけれども、そういうイメージっていうのが根強くて、
また若い方がそういうのに関心を持ったとしても、親御さんとかがまだそういうイメージを持ってられたりすることが多くて、それで若いんだからまだそういうのには携わらずにいつでもそんなのできるんだからみたいな感じで言われることもあるみたいで、
そういった意味で、多くの人に関わってもらおうと思った時にどうしていったらいいのかなっていうところで、僕もお世話になった大学の先生とかにお願いして、僕らの活動っていうのを講義の中でお話しさせて欲しいっていうことをお願いさせてもらって、
イベントとかを組んでとか、そういうの参加しませんか知ってもらうために呼びかけて、学生の時からそういうのを仕掛けていって、どんどん関わってもらえたらなとは思って、
実際にこっちの方でも何人か学生さんが来ていただいたりとかして、学生のサポーターとかも確保していけるようにってはしてるんですけど、
NPOのイメージと課題
藤田厳一
それでもなかなか関わってもらえる人っていうのは、設立してもう13年4年くらい経つんですけど、当初に比べたらどんどん減っているのは確かで。これからどんどん若い方だけではないんですけど色々な方に関わっていただくのにあたってその辺は課題に感じているところではありますね。
高見知英
そうですね、若い人に関わってもらうような大きく課題ですね。やはり本当に人手不足っていうところが大きくのしかかる団体は多いと思いますし、やっぱりそこについては、NPOっていうところとかも全体的にそうなのかなというふうに感じるところはあります。
やはりどんなに先進的な、本当に最近人気な活動をされている団体でも、NPOってなるとやっぱり人がぐっと減ってしまうというところはあると思いますので、そこは難しいところですよね。
藤田厳一
そうですね、なかなか言葉とマスコミというかマスメディアで流れてくるそのNPOっていうイメージだけが多分皆さんの中にあって、本当は紐解いていくと全然怪しい団体とか、NPOって言うんじゃなくて怪しい団体とかでよく言われることもあったりするんですけど、全然そういうことはなくて、
高見知英
きちんといろんな分野の、活動分野のある中でこういう活動を取り組んでいくんだよっていうのをちゃんと明言して、毎年報告とかもさせてもらいつつ、会社の透明化に図ってるようなところではあるんですけど、なかなかその辺のハードルも確かに感じたりするんですよね。
ありがとうございます。本当にNPOが話題になって、NPO自体の印象が変わるっていう話を聞くたびに、でもNPOってただの法人格の一つでしかないので、NPOをくるめて語るって株式会社そのものを語るのと同じような気がしなくもないんですけども、やっぱりそうなってしまうんだなっていうのはよく感じますね、やはり。
そうですよね。結構一括りにされがちで、もう皆さんやってることって本当に一括りにできるもんじゃないんですけどね。
藤田厳一
そうですよね。本当にいろんな本当に分野で国際的な活動をするNPO法人もあったりとか、僕らみたいに障害ある方に関わるようなそういう分野の、活動分野のNPO法人もあればっていう、教育とか文化とかいろいろね、国が定めてる活動分野のたくさんある中で、
高見知英
会社としても社会貢献していくことを前提の法人格っていうイメージではあるんですけど、会社っていうイメージではある。そういうイメージを持っていただけたら嬉しいなと思うんですけどね。
やっぱり本当に社会福祉とか一言に言っても本当にいろんなバリエーションがありますし、それは海外に向けてでもありますし、地域の方々に向けてでもありますし、その地域に向けてだっても本当に障害対策とかでもあるし、高齢者向けでもあるし、子育てもあるしって本当にいろんなところに分かれているので、そこをもっと見つめて、
その中で改めて自分に合うところあれば来てほしいなっていうところは思うところがどっちもありますね。
藤田厳一
本当そうですね。
高見知英
そこは本当にすごく感じます。
やっぱり先日特に1月あたりってNPOの活動がニュースで反り上げられることも多くて、そういうときに必ず、まともなことをやってるNPOの人はどう思ってるんだろうというふうに話題に上がるんですけども、
NPOって法人格の一つでしかないので、別にあのNPOとうちのNPOは全然違いますよって。
関係もないし、別にそれによって憤慨することも何もありませんよっていうふうには思わないですけども、やっぱりそこはなかなか受け入れられないというか、ピンとこないということも多いのかなっていうふうに思いますね。
そうですね。
ありがとうございます。本当にそうですね。
やっぱりそこのあたりについては、やっぱり自分たちとしても課題だなというふうに思っています。
やはりそういうふうなところの印象を変えていかないと、やっぱり人も増えないですし、そのNPOに周りの人の流れっていうのも変わらないと思いますので、そこは自分たちも立ち向かっていかなければいけない課題だなというふうに思います。
そうですね。
ありがとうございます。
ITの活用
高見知英
続きましてですけれども、ITについてどう関わっていきたいなど何かございますでしょうか。
藤田厳一
そうですね。
一つはホームヘルパーの派遣の活動もさせてもらっている中で、国のほうも補助金とかそういうのをやっている中で、ホームヘルパー活動っていろんな記録とかも求められてまして、そういうのをソフトでやったりとかを活用していきませんかというのを国も勧めてまして、
僕らもそういうのを導入してまして、できる限り現場で働くホームヘルパーさんたちが介護に集中できて、いろんな記録をね、最近は法律もたくさんできて、いいことなんですけど、記録とかもたくさん求められている中で、現場に行っても記録をしに行ってるのかなっていうぐらい、
それを頭の中にずっと持ちながら、本人さんのことをしなくちゃいけないみたいなことが結構多くてですね、その辺をご利用者さんのサポートに集中できるようにっていうところで、やっぱり一つは介護ソフトの導入とかを今はさせてもらっていたりしますかね。
あとは今ホームページもあるんですけど、このホームページももうちょっと見やすく、また情報発信とかももうちょっと頻繁にしていくことができたらなと思ってて、ホームページをもうちょっと修正していきたいとか、あとはインスタグラムとかもね、一応やってたりはするんですけれども、そういうのを使ってですね、どんどん手足の不自由な方っていうのがどんなサポートがあれば地域でも、
僕たちと変わらず、手足が動く方と変わらず、生き生きと豊かな人生を送れるんですよってことを情報発信できたらなというふうに思ってますかね。
高見知英
はい、ありがとうございます。そうですね、特にホームペーパーとなるとやっぱりデータ化、記録を取らなければいけないという事態はすごく多くなると思いますし、そこのデータ化を推進していくことって重要になりますね。
はい、ありがとうございます。やはりITって特にこういう介護の分野とか、一人当たりに入れる人が少ない分野になると、やっぱり自分の力をちょっと増やすためのツールとして非常に使えるところは多いと思いますので、そこは活用していけるとうれしいですね。
藤田厳一
そうですね、あとはなんかデータとかも最近であればクラウドで共有ができたりとかするようになってて、そういうのでどこにいてもって言ったらおかしいですけど、常にご利用者の状況であったりとかスタッフの状況とかっていうのをクラウドを介して状況判断、把握したりとか判断して皆さんに何かを依頼したりとかっていうのもできてきたりするので、
本当に10年ぐらい前に比べたらすごい便利になって、いろんなところで仕事ができるなっていうような感じではあるなと思ってて、そういうのも取り入れたりとかしつつ、業務の効果、できる限りの効率化っていうのを図ってるような感じですかね。
高見知英
ありがとうございます。
本当にこういうインターネットの仕組みを使って、もっとお互いが楽にできるような仕組みや、あるいはこういうことをしている人がいるんだよってことは、より多くの人に伝わる仕組みっていうのを考えていければいいなと思います。
先ほどのホームページもインスタグラムもそうですけど、そういう仕組みがもっとあってくれると出てきていけるといいですよね。
藤田厳一
そうですね。
ありがとうございます。
障がい者の福祉と社会参加
高見知英
それではその他ですが、今後例えばやりたいことややってみたいことなど何かございますでしょうか。
藤田厳一
今もやり続けていることではあるんですけど、まだまだやっぱり知られていない、私の不自由な方とか障害ある方っていうのが地域で生活することってまだまだ知られていなくて、僕も雇用仕事に携わるようになって、障害福祉の方でも介護保険でいうケヤマネさんって大体皆さん聞いたことあるかなと思うんですけど、
障害福祉の方の制度の中でも同じようなケヤマネさんの業務をやるような相談員さんっていうのが、相談員のお仕事っていうのがあって、それに僕も関わらせてもらってるんですけど、そのお仕事をすることによって、
実は地域でこんなに身近に、他の身体障害、手足の不自由な方だけではなくて、知的にとか精神障害の方とか、あとは発達障害とか最近はよく言われますけど、そういう方々がすごく地域に身近にいるんだなっていうことをすごく僕は知って、
そういう方が本当に身近にいてて、実は地域の中でコミュニティで、なかなか今各家族家とかで地域のつながりっていうのがなかなか持ちづらい世の中ではあると思うんですけど、つながりは持たなかったとしても、そういう方が地域でこうやって一緒に暮らしてるんだっていうことをやっぱりもっと知っていただきたいなっていうところで、
普及啓発活動っていうのも継続的にやっていきたいなっていうところと、あとは障害があってもなくてもですね、ある方とかでも僕が目指してるのは人として生まれてきたのであれば、みんなが同じチャンスを持つべきなのかなって思ってて、手足が不自由だからこういう仕事にはつけないとか、この学校にはいけないとかっていうこととかもやっぱりまだまだあってですね、
そうなった時に選べる選択肢っていうのが皆さん少なくなってくるんですけど、それが障害がない人もある人も同じような機会っていうのを確保、確保というか作っていくことができたら、みんなどんな状態にある人とかでも同じだけのチャンスがあって人生も豊かになるんじゃないかなっていうところがあって、
一つは物理的なバリアっていうところがあるので、物理的なバリアに対して引き続きバリアフリー調査であったりとか、公共交通機関とかでもまた今度検証するんですけど飛行機とかですね、飛行機とかでも積める車椅子の大きさとかが飛行機の機体によって変わってきて、
例えば兵庫県から沖縄に行きたいなってなった時に、神戸空港っていうのがあるんですけど、神戸空港から飛んでる飛行機には車椅子の方は乗れませんよと、なので板見とかそっちの方から乗ってそっちの飛行機乗って沖縄行ってくださいねとかですね、
あとは以前あったら宮古島とか行くのにもですね、一旦東京まで羽田まで行って、羽田から宮古島行ってくださいとかですね、そういうこととかもあったりするので、そこに関して時間と努力とお金がたくさんかかる。
障がいある人、車椅子乗る人がそういったほどなことをまだしなくちゃいけないってなった時に、同じように楽しみたいのにたくさんの努力とお金だと時間がかかるってなると、やっぱりなかなか一歩踏み出しにくい。
何かやろうと思ってもまだまだそういう飛行機一つにとってもそういったまだ社会であったりするので、そういったところを一つ一つですね、紐巻きだから、そういう地道な活動っていうか、こうやったら飛行機も使えるよとか、実際に乗せてくださいってお願いしてみて、実際検証してみていただくとか、そういうのをしていきながら一つ一つちょっと地道な活動ではあるんですけれども、
皆さんにですね、一つでも多くの選択肢が得られるような活動っていうのもしていきたいなというふうに思ってますかね。
高見知英
なるほど。ありがとうございます。障がいがあってもなくても本当に同じチャンスをということで。
藤田厳一
そうですね。はい。
障がい者の自立と社会参加を応援する
高見知英
確かに本当に飛行機の事例っていうのは全く想像がつかなかったというか、自分自身あまり飛行機に乗らないからっていうのもあるんですけれども、全く想像ができませんでしたね。そんなこともやはりあるんですね。
確かに。実際にその場を想像してみると確かにそうだなっていうところはあるんですけれども、やはりそれでも言われないと気づかないっていうところは本当にあるなっていうふうに思います。
たぶん以前自分は障がいの方としてはまた違いますけども、視覚障がいのある方はどうやってスマートフォンを使ってるかっていう話を聞いたことがあって、
やはりそういう人も本当にBluetoothのキーボードさえあれば普通にスマートフォンは使えるのでっていう話もありましたし、
本当に全く見えないわけじゃなくてすごく近くだけしか見えないっていう方はやっぱりスマートフォンのカメラを使ってカメラ越しであれば世界が見えるのでっていう使い方をされてるっていう事例も聞いたことありますし、
本当にこういうのって聞いてみないとわからない。聞いてみると確かに言われてみればその通りっていうところはすごく多いけども、でも聞いてみないとわからないっていうのは多いですよね。
藤田厳一
そうですね。結構知らない方はたくさん多分、僕もこういう世界に入ってたからこそわかることもあって、でも他の一般の方とかってなかなかわからないこととかあると思うんですけど、知らないことは僕も悪いことじゃないなと思うんですけど、
何かをきっかけの時にぜひ積極的にじゃないですけど、色々知ってほしいなっていうのはありますね。知ってみていただいて、それが本当は今おっしゃってたよその目の見えない方だけじゃなくて、実は僕らにとっても生活が豊かになる情報であったりとかもするんですよ。
生活自体は皆さん同じなので、それが何かしらの障害によってこんな問題が起きてるっていうだけであって、よく手足の動かない方とかも昔は環境制御装置って言ってて、今で言ったらスマートフォンとかで家の中のテレビをつけれたりとか、
アレクサとかわかりますかね、声でテレビつけてとか電気つけてとかっていうのが今すごいネット環境とその機械さえあれば、音声とかだけでボタンをポチポチって携帯で操作するだけで電気つけれたりとかエアコンつけれたりするんですけど、昔はそういうのがなくて、何十万円するようなものが身体の不自由な方に対して、
購入できる人は購入して操作していくものがそれが一般的にも普及してきてて、手頃な価格で皆さんが使えてめちゃめちゃ便利なものになってるって形で、
なので、困ってる方が使ってるものっていうのが実は僕らの生活も豊かにしてくれるものであるのかなっていうふうに思ってて、なのでそこをどんどんどんどん掘り下げていくと、みんなの生活も豊かになるんじゃないかなっていうふうな僕は思ってたりします。
高見知英
そうですね。まさにそうですね。自分なんかだと、例えば最近だと文字の入力に音声の入力を一部使ったりとか、文章を読み上げるとかをよくするんですけども、やっぱりこれについても元々はやっぱり音声の読み上げについては視覚障害がある方向けのものだったりするところから起源だったりすることもありますので、
ただそういうものがめぐりむぐって、目は見えるけれども手がなかなか離せないっていう人の助けになるっていうところもありますし、やっぱりそういうようなときにいろんなツールが実はやっぱり自分たちに役に立つ。障害がない健常の人たちにも役に立つっていうことが結構増えてきていると思うので、やっぱりそういうようなところもありますからやはり。
いろんなITそのものの仕組みの発達もそうなんですけども、やっぱりそういうようなものがどんどん発展していければいいし、発展していこうかにもやっぱりそういうような技術の使い方とかがどんどん共有されていくといいんだろうなというふうに思います。
先ほどの音声読み上げなんかも、自分は使わないからっていうふうに思ってて使ってないけども実はこんな使い方があったっていうようなこともあると思いますし、やっぱりそういうような情報がどんどん普及していくといいですよね。
藤田厳一
そうですね。
ありがとうございます。
高見知英
ちなみに、特定非営利活動法人ぽしぶるの活動にインターネット上から何か関わるとか何か方法はありますでしょうか。
藤田厳一
インターネット上からですか。
例えばホームページとかそういった感じですかね。
高見知英
そうですね。やはり自分自身も横浜から三田と直接自分自身が関わりがない場所ではありますけれども、
そういう人の活動の情報とかも非常に簡単に知ることができる状態になったと思うので、やっぱりそういうところで横浜からとか東京から三田のこのぽしぶるさんの活動にもちょっと関わってみたいとかいう方も出てくるかと思います。
やっぱりそういう人がどうやったらぽしぶるの活動に関われるのか協力できるのかっていうところは何かありますでしょうか。
藤田厳一
そうですね。一つはインターネット上通じて活動に関わっていただくというところで、そこまで僕らもインターネットで活用ができているかというとそうではないかもしれないですけど、
一つはどんな活動をしていたりとか、手足が不自由な方がどんな生活をしているのかなというのは、できる限りホームページとかでも情報発信とかしていたりするので、
一つはそれを知っていただくという意味で、ホームページの方でひらがな四文字でぽしぶると入れていただいたら、
だいたいGoogleの検索サイトでは一番最初に出てくるので、アクセスしていただいて知っていただけたらなというのが一つと、
ぽしぶるの活動への関わり方
藤田厳一
あとはご利用者の方とかでも音楽活動とかしている方とかもいらっしゃったりするので、YouTubeで最近ライブ配信とかそういうこととかもされていたりするので、
そういうのをこんなこともできるんだというのを知っていただいたりとか、
あとは今回お話しいただいた中でも、うちで障がいがある方も就労していただいてまして、その方がサンダーにあるハニーFMというFM局で第4金曜日に出演させてもらっていて、
そこでもいろんなお話をしていただいているので、そういうのを聞いていただいたりとか、
またセミナーとかするとなったときに、最近はZoomを使ってオンラインとかでの取り組みとかもしていたりするので、ぜひそういうのを参加していただいたりすると嬉しいかなというふうに思います。
高見知英
ありがとうございます。何よりもまずは知ることをですね。
藤田厳一
そうですね、どんどん知っていきたいと思います。
高見知英
その他YouTubeでの活動をしている人もいるので、そちらの方も見るとかですね。
そうですね。
今だと本当に活動について知るっていう方法がたくさんありますし、やっぱりこういうような今回のSBCast.のきっかけをはじめとして、やっぱりそういうようなものを見ていくとかしていただければいいなというふうに思いますね。
ありがとうございます。
藤田厳一
はい。
高見知英
それでは今後インターネットでこのぽしぶるの活動を知るには、やはりそのホームページとかからっていう形になるんでしょうかね。
藤田厳一
そうですね。あとはインスタグラムもやっているので、インスタグラムも兵庫の方と沖縄の方でやってたりするので、そちらの方もぽしぶる、英語でPossibleっていうのは可能性とかって意味なんですけど、ぽしぶる Underbar 兵庫、ぽしぶる Underbar 沖縄っていうのを調べていただくと多分出てくるかなと思うので。
あとはそのホームページの方にも確かリンクが貼ってあったと思うので、もしよかったら、あんまりちょっと更新はできてないかもしれないですけど、どんな様子かっていうのは過去の様子とかは見てくれるかなと思うので、そういうので知っていただけたら嬉しいかなと思います。
高見知英
ありがとうございます。こちらについてはこのポテキャストの概要欄にも表示されるようにいたしますので、ぜひそこからも見ていただければと思います。ありがとうございます。
それでは最後になりますけれども、特定非営利活動法人ぽしぶるの活動のキーワード、こちらをお伺いできますでしょうか。
藤田厳一
キーワードとしては、障がい者の方の自立と社会参加を応援するっていうのがぽしぶるのスローガン的なものであって、これからもですね、その障がある方が自分自身の人生を自分自身で築くっていうところと、
あとはやっぱり人っていうのは人と交わってこそ人生の豊かさにつながると思っているので、そういった意味で社会参加、家にいるんじゃなくてどんどん外に出ていろんな人と交わっていろんなコミュニティに入っていって、いろんな経験してそれが振り返ると人の人生っていう風になっていくのかなって思うので、
そういった意味でその自立と社会参加をこれからもぽしぶるっていうのは応援サポートしていきたいなというふうに思います。
高見知英
はい、ありがとうございます。障がい者の自立と社会参加を応援するということですね。
藤田厳一
そうですね。自分もそういうような活動、近い活動をしているところがあるので、やっぱりそういう社会参加を応援することによって結果的に自分たちも応援する側も応援されるっていうところがありますので、
高見知英
ぜひ積極的に関わってほしい。意外とそこによる発見っていうのもあったりすると思いますので、そういうところでいろいろと活動してほしいなっていうのはありますね。
藤田厳一
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
高見知英
そのほか何か、これは言い残したな、これだけは言っておきたいな何かございますでしょうか。
藤田厳一
そうですね。
もしですね、僕らはいわゆる障がある方、手足の不自由な方のサポートをさせてもらっているっていうのをご紹介させてもらったんですけど、話させてもらったんですけれども、そうなったとしても、
もしですね、周りにそういった方がいらっしゃったりとか、ご自身がそうなったとしても、まだまだこれから人生楽しく過ごすことができますし、楽しく過ごすためには、いろんな工夫であったりとか、制度の活用であったりとか、そういうのが必要にはなってくるんですけれども、
まだまだ適切なサポートがあれば、人生楽しむことができるというふうに思っていただけたら嬉しいなと思っているので、そういった意味で各地域にそういうのをサポートしている団体さんもいらっしゃると思いますし、もしそういうので悩みとかありましたら、
保守部の方まで、富士山の方まで一言ご連絡いただけると、一緒に何か僕自身が解決することはできないかもしれないんですけど、一緒に悩みを共有して、問題を共有して、一緒に考えることができるかなというふうに思っていますので、
そういうことがあれば気持ちせずに、まだこれから人生続くんだと思って、そういう気持ちで思って、何か一歩踏み出して、一回連絡してみるとか、そういうのをしていただけると嬉しいなというふうに思います。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。本当にこういうふうに生涯が何かに残ってしまっても、そこから先できることってすごくある。ただ、もちろん方針転換はしなければいけない。そのための情報ってたくさん散らばってますから、やっぱりそういうものを集めていって、こういうところに行けばそういう情報ってありそうっていうのを知っていくっていうのも非常に重要だと思いますし、
そのための場所として、まずはこういうポジブルさんみたいなところを見ていただければいいなというふうに思いますね。ありがとうございます。ありがとうございます。
それでは、今回は特定非営利活動法人ポジブル、藤田さんにお越しいただきました。藤田さんどうもありがとうございました。
藤田厳一
はい、こちらのホコさんありがとうございました。
特定非営利活動法人ぽしぶるの活動内容
藤田厳一
ありがとうございました。
高見知英
今回は、小湖県三田市と沖縄県那覇市にて、主に手足が不自由な方の生活サポートのほか、生活に関するセミナー、交通機関などのバリアフリー調査など、手足が不自由な方の生活サポート全般を行うNPO法人ポジブルの藤田厳一さんに、活動の内容や思いを伺いました。
何らかの事故により中途障害を追う。すると、今まで生活をしていたコミュニティであったり、ネットワークであったり、すべてのものから阻害されたような気持ちになってしまう。そんな体験を持つ人にかかり、どうにか改善できないかという課題を感じた藤田さん。
自分がやりたいという気持ちを表現する。周りの理解を得る。そうして、その人たちが残りの人生を楽しみながら送れるようにサポートをしていく存在として、NPO法人ポジブルは生まれました。障害がある人、障害がない人、生活自体は皆同じ。
障害がない人に向けた様々な取り組みが、障害がない人の生活の助けになることもある。だからこそ、障害をしっかり見てほしい。知ってほしい。そのための情報を、ポジブルは日々発信しています。
NPO法人ポジブルの活動のキーワードは、障害者の方の自立と社会参加を応援する。手足に障害がある人が楽しく暮らす。それは決してできないことではない。でも、そのためには、いろいろな工夫があったり、制度の活用であったり、そういうのが必要と藤田さんは言います。
まだまだ適切なサポートがあれば、人生を楽しむことはできる。だからこそ、まずはそれらの方法を知ってほしい。皆さんも、NPO法人ポジブルや様々な障害がある方の活動を見て、何か一歩踏み出してみませんか?
このポッドキャストの感想は、YouTubeやスタンドFMのコメント欄などで受け付けています。それらが使えないという方は、まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.サイトのお問い合わせフォームなどからご連絡ください。
また、SBCast.は、継続のための寄付受付を行っています。毎月1000円の月額サポートの内容となります。特典などご興味ご関心おありの方は、ぜひ寄付サイトもご確認ください。
今後も、この番組では様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にて、ポッドキャストの公読ないし、チャンネル登録などをして、次をお待ちいただければと思います。
それでは、今回のSBCast.を終了します。お聞きいただきありがとうございました。
45:32

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