ラシク045の活動
高見知英
SBC.オープンマイク ナンバー95 自分らしく オモシロク、始まりました。
今回は、横浜市全域の子育て、これからの未来について考えるコミュニティ、ラシク045で活動する皆さまと、これからの子育てに必要なもの、というテーマでお話ができればと思います。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
つかせん
お願いします。
高見知英
それでは、まず簡単ではございますが、自己紹介からお願いできますでしょうか。
原美紀
私の方からお話しします。
ラシク045、一般社団法人です。ラシク045で代表理事をしています。
普段は、横浜市の広報局というところで、子育て支援の活動を主にやっております。よろしくお願いいたします。
つかせん
続きまして、同じくラシク045の原さんを代表に、立ち上げて3年目になります。塚原と申します。
私も、港北区の隣の神奈川区で地域ご届け支援拠点かなーちえを受託しているNPO親がめという団体で、地域の活動を貫しております。よろしくお願いいたします。
高見知英
よろしくお願いします。
それでは、今回のラシク045の活動について説明できればと思いますが、まずラシク045が現在やっていること、こちらをご説明いただけますでしょうか。
原美紀
ラシク045というのは、名前からしてどんなことを目指しているかというのは、なんとなくお分かりになるかもしれないですけれども、自分らしく、私らしく活動していこうということで、
2020年に立ち上がった団体です。ちょうどコロナの真っ只中で、なかなか当時、立ち上げるときはオンラインでいろいろ相談したりしながら、メンバー集ってスタートしています。
今日、塚原さんと私で港北区神奈川区といったように、横浜市18区で在住している人、もしくは在活動している人たちというか活動を、いろんなことを分野でやっている人たちが集まった個人の緩やかなネットワークです。
この緩やかなというのがすごくキーワードで、もともと皆さん一本の主軸の活動を持っていらして、それぞれの区で生活者として市民として、一応大人として課題意識を持って、本当にいろんな分野で活動している人たちなので、もう一つの軸としてらしくに入っていただいているので、
そういう意味では、本筋の主軸の活動をメインにしてくださっているのを大事にしているので、らしくについては緩やかなネットワークというところをあえて、そこを目玉にしてやっています。
元々子どもの子育て支援が、私も塚原さんがメインなんですけど、メンバーの中には本当に子どものことを考えていて、町づくりにつながっていくので、いろんな課題が出てくるところに焦点を当ててやっている方も多いです。障害に分野に特化したり、ダブルケアのこととか、今の貧困の問題だとか、外国につながる問題だとか、今、子どもの権利というのが大事だとか、
今、子どもの権利を大事にしようということで、そういう権利意識を持つということ、運動としてやっている人、本当にいろんなメンバーが集まっています。年代幅も本当に20代はいないのかな、残念ながら。30代後半ぐらいから70代ぐらいまで幅広く多世代で、いろんな地域で関わっている社長が来ています。
みんな横浜が大好きで、横浜らしい姿勢をしてもらいたいなという願いのほうと、いろんなテーマで今、話し合いをしています。
プロジェクトもいくつか立ち上がっていて、ファシリテーターの勉強したいよねとか、活動する上では、そういうコーディネーションがすごい大事なんで、ファシリテーターの勉強会しようとか、塚原さんなんか、いつも会議のときのグラフィックレコードみたいなのをすごく見事に話し合いの結果をまとめてくださるんですけど、そういうグラフィックレコードのテクニックを大得しようよとか、
今日の主催されている高見さんなんかも、常に紙じゃなくてITを使って、技術を使って勘弁にやっていこうよという提案をしてくださったり、いろんなことの分野でプロジェクトが立っています。
あとやっぱりでも主軸なのは、今、子ども子育てのところが、日本中でも子ども家庭庁ができて、いろんな意味で変化、変容してますので、横浜もいろんな条例ができたり、計画ができたりしていくので、その計画に市民が置き去りにならないように、当事者としての市民の発揮をしっかり乗せていくみたいなことでは、いろんな行政の方の委員会に委員を参画させて、していってもらって、
前後のところしっかり戦略を練るみたいなようなことも、らしくの活動としてやっています。
ちょっとこの画面の次、何枚目かで、これが施設リズ出身なんですけど、
子育て支援の重要性
原美紀
こんなの全部塚原さんがやってくれたんですけど、
高見知英
すごいいっぱいありますね。
原美紀
次、あれ、なんか円グラフみたいなのなかったでしたっけ。
高見知英
円グラフ。
後のほうにあったような。
原美紀
ごめんなさい。
一番大事なところ。
高見知英
隣の資料ですかね。
そうしたら、いただいているものがもう一つありますが、そちらではないですかね。
原美紀
一応、4つの軸を持ってやっていて、未来をちゃんと見据えていこうということで、人生100年時代の未来を見つめていこうという部分と、
あと、やっぱりメンバーがとてもユニークな人たちが多いというか、活動を極めている方々が多いので、お一人一人のメンバーのその活動の内容というか、活動に至るまでのヒストリーをリスペクトしていこうというような、
2人の場を作っていったり、あとはやっぱり同じものを見てみんながどう感じたかっていう体感ってことがすごい大事だよねってことでは、コロナが抜けてからは実際に横浜地域で先進的な活動をしている現地においてですね、
その場を作った方がそのヒストリーも聞きながら、どういう視察見学になるんですけど、そういった活動をしたり、あとは政策提言をしたりということで、4つの柱をぐるぐる回しています。
このラシクのもう一つの特徴は、課題解決型ではなくて、この赤くなっているところ、さっきドーナツが出ていたと思うんですけど、真ん中をあえて空洞にしていくということで、皆さんのもう一方の主軸の活動は多分課題解決型でやっていると思うんですけど、ラシクは緩やかだからこそ、課題解決という感じで、
眉間にしわ寄せてどうしようどうしようって言っているんじゃなくて、未来を描いて、この空洞のところをみんなで探索していく過程を楽しむということを、このネットワークの大事にしているところです。
オンライン活動とイベント
原美紀
なので、この1234をぐるぐる毎回定例会をつまいつきやりながら、時々プロジェクトもそれぞれやりながら、あと世のような戦略会議を本当に夜にやることが多いんですけど、オンラインでつながりながら、みんなで横浜らしい、その中の私らしい自分を獲得していくっていうのが活動のメインです。以上です。
高見知英
ありがとうございます。
こちらのラシク045というのは、横浜市の市街局版となるんですけども、こういうような横浜の活動をいろんなところを見ていって、紹介したり学んでいったりして、どういうふうにやっていけばいいのかな、どういうふうな子育てにかかっていけばいいのかなということを考えていく団体ということなんですね。
原美紀
ありがとうございます。
高見知英
本当にやっぱりこういうような子育てに関わる、子育てって本当に今って子どもだけでなく、周りの環境もすごく含めていろんなところを考えていかなければいけないっていうようなものになりますので、やっぱりこういうようなところでその情報を集めていくっていうのがすごく重要になってくるんだなと思います。
ありがとうございます。
それでは、こちらの活動について何か、特に今オンラインでも活動をたくさんやっている状況ではございますが、オンラインで何かやっていることということで、こちらをお伺いすることってできますでしょうか。
原美紀
はい、津川さんお願いします。
つかせん
はい、オンラインは主に毎月、先ほどからお話があったように、第3金曜日の19時からだいたい1時半から、ちょっと長引くと2時間になっちゃうんですけれども、定例タイムを必ずオンラインで行います。
地域でね、それぞれの居住地で活動しているメンバーが60名超えるほどおりますので、なかなかリアルっていうと、やっぱり夜も難しいっていうこともあるので、オンラインのメリットっていうかな、効果をすごく感じるところです。
その中でですね、特にこんな話、みんなで聞いてみたいよねっていうようなことがあったら、プロジェクトが立ち上がって、じゃあこれはオンラインで配信型にしようかななんていうことで、年間で数回お届けしているという、今はそんな形です。
高見知英
ありがとうございます。本当にオンラインの活動についても非常に活発なところではありますし、やっぱりいろんな情報が飛び交っている。
やっぱり他の、ラシク045に関わらない活動についても、こんなものあるよっていうような形で結構情報のやり取りが盛んなところで、ここは本当に他の地域コミュニティってなかなかないところだなっていうふうに思っています。
やっぱりそこは参加してる方々が思っていること、やってほしいな、やりたいなって思っていることがすごく明確にあるっていうところもあると思うんですけども、やっぱりそちらについてすごく関わってて、得られる情報が増える団体だなっていうふうにとても思います。
ありがとうございます。
実際のオフラインの活動についても、最近本当に増えてきたっていう話を伺いましたけども、そちらについてどういうようなもの、具体的に何かっていうのを見せられるものって何かございますでしょうか。
原美紀
見せられるものっていうのは、ごめんなさい。
高見知英
何かこういうのをやりましたよとか、こういうイベントの事例とかそういうものがあったりとか、いろいろなのかなぁなどと思います。
原美紀
そうですね、立ち上げのときが、さっき言ったようにコロナだったので、ハイブリッドでしたけど、設立趣旨、国旗会みたいなのは本部だけはやって、そこからですね、かなり遠隔からのらしくの大将、らしく大将みたいなものを、今NHKの歌のお兄さんに、
作っていただいて、それもらしくの関係者のくだりで、普通だとお呼びするには何十万とかかかる方だと思うんですけど、引き受けていただいて、らしく専用のらしく体操を作ってみんなで画面上で踊って、最後盛り上げたとかですね。
あとはその民間の企業さんの直席もらって、少しオンラインイベントをやったときはですね、私たち18区に、子育て支援の居場所というか拠点を持っている人たちが多くメンバーに入っているので、
一斉に同時にですね、現場で普通の一般の市民というか親子が来ている場につなげてですね、一斉でそこでイベントをする、中継みたいな感じで、それぞれからみんな盛り上がってますか、みたいなのをね、ちょっとやって、一緒に同時で土曜日かな、親子向けのイベントをするとかですね。
そんなことがやっぱり18区に広がっていると、いろんな地域から顔を出してやれるみたいなイベントをやってきました。
あとはもうオンラインで多発しているのは、本当にいろいろスピードもって、いろんな政策や施策が変わっていくので、そういったところを意見交換するとか、みんなの現場の声を反映するみたいなことも、そうですね、オンラインを使ってやっているんですね。
あとですね、ちょっと得意だったのは、2021年、立ち上げて1年目に横浜市長選があったんですよね。市長選があったときに、そのとき候補者が異例にですね、7人ぐらい出馬が入ったんですよね。
そのときに全員の候補者に、私たちが公開質問状を持って、訪ねていってですね、同じ質問に回答してくれた。それを、その質問を打ち合わせて、18歳からちょうど選挙権に入ってくるときでもあったんで、ちょっと若い世代の子たちを巻き込んで、今後の横浜、こうなってくることを感じるみたいなセッションをしたりとか、
そんなのもやっぱりリアルだったらなかなか難しかっただろうなって、みんな自宅から本当に入りたい場所から入って、意見が入れたみたいなことも大きかったんじゃないかなって思いました。
ラシク045のイベント
原美紀
ちょっと実際の写真もあるんですけど、見せられたらお見せしますが。
ごめんなさい。
高見知英
ありがとうございます。本当にそうですね。
こちらはラシク045として出してたのかどうかまでは覚えてないですけども、
グライドというアプリケーションを作れる環境を使って、横浜市の市長の考えてることをいくつか抜き出して見やすくしたアプリなんかも出してらっしゃって、
そこのあたりで結構テクノロジーもうまく活用しつつやっているっていうのが、やはり本当にこのラシク045の特徴的なところだなっていうふうに思いました。
ありがとうございます。
その他にも、ここ最近だといろいろとイベント、トークイベントなんかも開催をしておりまして、前回も5月にイベントなんかもやっていましたよね。
こちらのイベント資料の方もいただいておりますけれども。
つかせん
ありがとうございます。
それでは、ちょっとちょっとお話をさせていただきたいと思います。
まず、このラシク045のイベントというのは、
去年2023年度は子ども真ん中社会、子ども家庭庁が設立された年ということで、
そこでその回その回で集約したことから、じゃあ今年度はその収穫をもってどういうふうにやっていこうかって話し合ったときに、
こういう小さな地域で身近な市民レベルでいっぱい対話を耕していくことこそが、
次につながるんじゃないかということで、
5月18日に横浜市の視聴者の1階にあります市民共同推進センターをお借りして、
金魚鉢トークというトークイベントを開催しました。
ゲストスピーカーに3名をお招きして、
まずは3人と原さんコーディネート元でお話を盛り上げて、
それを聞いている周りの人たちがその後30分間聞いて思ったことをみんなで語り合う、
そしてみんなが収穫したものを持ち寄ってそれぞれのところへまた帰っていくというようなイベントでした。
今年はこんな形で河切りにスタートアップしたんですけれども、今後も8月に向けて、
じゃあ子どもの声を聞くってどういうことなのっていうことをテーマにまた対話を広げたいなと思っています。
高見さんらしくのメンバーで本当に心強い限りなんですね。
そういうお話の場になると、それぞれいろんなテーマで活動しているメンバーの見える範囲でのお話になりがちなんだけど、
そこにやっぱり高見さんが入ってくれることで、そんな現場が精一杯精一杯ならもっとIT活用すればいいじゃんって、
みんなでITのことを勉強しようよみたいなね、そんな刺激をポーンと投げ込んでいただいたり、
いろんなところと協業したり共済したり共同することによって、
本当に自分たちが思ってもいなかったところにステージが広がっていくっていうのがリアルでもすごく感じられた時間になりました。
高見知英
ありがとうございます。本当にリアルなイベントに自分も結構いろいろと話をさせていただいておりますけれども、
やっぱりいろんな形でイベントがあって、話し合いもできてよかったなと思いますし、
なかなか子育てっていう場面に注目してばっかりだと、分からないこととか見落としてしまうことって結構あるのかなというふうに思いますし、
そういう話をここでだいたいまぜこぜにすることができて、やっぱりそれで見えてくることって結構あったんじゃないかなというふうに思います。
横浜市の市民活動
高見知英
特に自分も普段から子育てに関わる機会っていうのがあんまりないもので、
そもそもそういうような情報に何か自分から立ち寄せるっていうことがない立場として、
でも意外とこういうような場に行ってみると、子育てと関わって何かができるっていうことって結構あったりするので、
そういうようなところで話ができる、意外とその場で活躍ができることがあるっていうふうに思うと、
やっぱりそこは結構見えてくるところ多いなっていうふうに自分も感じています。
このあたりについては、本当に自分も時々いろんな子育てに関わってない子供のいない家庭の、
例えば会社の社長をやってらっしゃる方とも話をしていて、
意外と自分が関わってるぐらいで他の人ってあんまり関わってないんだなっていうふうに思うところがあって、
やっぱり今の子供たちが将来的に今の会社を引き継いでいくことになるかもしれないし、
早い子だったら今の会社の社長さんが在職してるうちに部下として入ってくる人かもしれない。
だからそういうような人になんであんまり触れていかないんだろうなっていうふうにずっと思ったりはしていました。
ありがとうございます。
こういうような話ができる場っていうのを開けていくっていうのはいいと思いますし、
やっぱり横浜市18区って結構広くて特色もみんな違いますので、
そういうところでお互いに情報交換をし得る機会って意外とないんですよね。
オンライン上でいつもつながっているとは言っても、案外会ってみないとわからないっていうことが多いですし、
やっぱりそういうもののためにこういう場があるっていうのはとてもいいことかなっていうふうに思いました。
ありがとうございます。
ちなみに一方、やっぱりこういうような場って、
もちろんこういうような月に1回のオンラインの定例会であったり、
こういうような場所であったりトークイベントであったりで、
結構いろいろと話をする機会って増えてはいますけれども、
ただやっぱりちょっとそれでも足りてないところはあるのかなっていうのは、
話し切れてないところってあるのかなっていうふうに思ったりします。
やはりこういうような実際のオフラインのイベントであっても、
だいたい終わってから話が1時間ぐらいずっとどこかで続いているっていうのが割とよくあることであって、
でもそれっていうのは逆に言うと話す場が今まで足りてなかったっていうことでもあるのかなっていうふうに思っていて、
何かこういうようなオンラインの場を使った何か向上的な情報のやり取りとかも必要になるのかなというふうには感じるんですけども、
何かこちらについて考えていることなど何かございますでしょうか。
ぜひお話を伺えればと思います。
原美紀
はい、そうです。
なんかあの、横浜市は、さっきスタッフとお昼食べて言って話してたんですけど、
町内会の話とか自治会の話になって、
横浜をやっぱり市民って横浜のことが大好きっていう意味では、
みんな故郷を好きな人って多いのかもしれないし、
いろんな価値観あると思うんですけど、横浜市民の人たちが横浜のことが好きってよく言われると思うんですけど、
古きものと新しきものが混じってる、そこがすごくいいなって思って住んだんだみたいなスタッフもいたりして、
町内会自治会みたいな、すごく新旧を守ろうっていう、すごくシビックプライドを持ってやっているところと、
高見さんの活動もそうですけど、わりとグローバルにいろんなものを取り入れて、いいことだったらどんどん取り入れて先にやっていこうよっていうのと、
新旧両方あるっていうバランスがすごくいいなと思っていて、両方をすごく、高見さん言ったように、話し合いとか協議する場とか議論してる場ってすごくいっぱいあると思って、
横浜市全体としては市民活動が盛んって言われるんですけど、確かにそうだと思うんですよね。
大きいから370万で、大きな政令市だから、区ごとも区、それぞれでも一つの市とか県ができるぐらいの大きさなので、本当にそこは大衆多様な新旧、いろんな活動があると。
らしくも一応、カテゴライズされれば市民活動の一つだと思うんですけど、こういう市民の活動のご歴々というか、大先輩たちがいっぱいいて、それぞれで横浜のことを語り尽くしてるんだと思うんですけど、
1個だけちょっとなんとなく足りないのは、大きいからこそ多様だからこそ、やっぱりここはまとまらなきゃなっていう時にまとまれないっていう時がやっぱりあると思います。
だからその力はやっぱりちょっと弱いなっていうか、ちっちゃな市町だとそこは一丸になってやれるところが、なかなか多種多様なところでおざなりになっていることもあったり、それをいいように解釈されている部分があって、
ここ一丸になるところが、誰からどう声かけするのかってことにもよると思うんですけど、ちょっとバラバラになっている気もします。
だからそこがちょっともったいないなって気はしていて、これから子どものところとかいろんなところが、いろんなことで変わるところの立ち位置のところで、一緒になってやっぱり言わなきゃいけないこととか、対峙しなきゃいけないことって今までもこれからもいっぱいあると思うんだけど、
そこが多種多様すぎて一丸になれないっていう、ここが少しウィークポイントかなというふうに思っています。それをもしかしたらリアルでやるって大変だから、こういうITとかSNSを使ってやるっていうことの手法も市民活動の人たちは学んでいったり、体得していかなくちゃいけないかなって。
オンラインとオフラインの活動
原美紀
それは塚原さんがやってるグラレコもそうなんだけど、パッと見てわかるものとか、インパクトのあるものとか、それをパッと共有できるものとか、伝えていくものとかの術っていうものをもう少し私たちが学んでいくって必要あるかなって感じています。
高見知英
ありがとうございます。そうですね。多様だからこそいざというときにまとまらないっていうのは確かにやはり課題としてはあるのかなっていうふうに思います。自分も本当にいろんな地域のコミュニティスペース、横浜市内だけでも本当にたくさんあるのは見てきましたけれども、やっぱりすごく多様な考えがある中、意外とやっぱりそこのお互いのつながりがあんまりうまく取れてなかったり。
でもこことここって実はやってることすごい近くて、結ぼうと思えば結べますよねっていうのは結構あるなっていう感じるところはあります。やっぱりここについては本当にオフラインとオンラインの活動を両方ともやっていて、やっぱり思うのはすごいリアルな活動だけだとまだ数が足りない。それぐらい多様すぎるからっていうところもあるのかなって思います。
やっぱり自分もすごくいろんなところを感じて話し合ってて思うのは、いくらオフラインでリアルで気軽に出会えるようになった時代だとは言っても、やっぱりそれでも時間の都合はありますし移動時間はありますし、終電だって終バスだってありますし、そういうところを考えるといつまでもオフラインでずっとどっかで対面で話しているわけにはいかない。
だからやっぱりその残りの話をオンラインで気軽にできるような場っていうのがあると変わっていくのかなっていうふうには思いました。
ありがとうございます。
そのあたりについてはもっと会話する機会、お互いに全く違うバックグラウンドを持っているからこそ、もっといろいろと話し合う機会っていうのは欲しいなというふうには思いますね。
ありがとうございます。
ちなみにこれを聞いている人に何かこういうようなことをやってみてほしいなと、こういうことを考えてみてほしいなど何かございますでしょうか。
つかせん
いいですか。今のお話の続きなんですけれども、確かにリアルでいつもらしくが主催になってこれやるよあれやるよじゃ圧倒的に回数が少ないわけですよね。
何が一番大事かっていうと、ちっちゃいところで10人15人集めて、どっかのカフェでもいいし、自分たちの拠点でもいいし、ぜひやってみてくださいって。
どんどんどんどん種を広げてくださいっていうところが、すごくどんなところでもコンセプトになるんだなっていうことは感じています。
横浜市とのコラボレーション
つかせん
なので、金魚鉢トークっていう手法であるとか、あとは横浜市の男女共同参画推進課とともにジェンダーすごろくっていうすごろくワークっていうツールを広めてるんですけれども、
例えばそのジェンダーすごろくにしてもテーマ変えれば防災すごろくにもなって、なんちゃらすごろくにもなるので、ぜひ身近な地域で、
まずは肩を広げる人になってほしいなっていうのは常に発信してるところなので、これを見ている皆さんが、ぜひぜひちょっとその肩って何なのよって興味持っていただいて、
ご自分のエリアで小さな対話の場を広げていただけると嬉しいなと思ってます。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね。それぞれの皆さんがちっちゃなイベントでも開いてどんどん広がっていただけるといいなというふうに思いますね。
やはり本当に金魚鉢トークもそうですけれども、リアルなイベントってどこでやるにしても大変なので、特に告知をするようなイベントになるとものすごくやはり大変で、
やっぱり動く人もすごく多いですし、やっぱりやらなければいけないこともすごく多い。
だからこそやっぱり開ける回数っていうのは思いっきり制限されてしまって、多くても月に1回が限度っていう形になってしまうのかなというふうには思います。
行く側のほうとしても月に1回以上気軽に行くって難しいですね。
だからこそやっぱりでも本当に気軽に県庁で集まってちょこっと話すだけでもいいので、そういうイベントが断続的にいろんな人が中心になって行われているといいのかなというふうには思いますね。
ありがとうございます。
でもこちらの団体としても本当にこれからもそういうような人たちに、例えばこういうところだったらこういう場所あるよとか、そういうようなことをしていくようなサポートなんかもしていけるといいなというふうに思うところはありますね。
自分たちとしてもやっぱりそういうようなことはしていければいいなというふうに思います。
やはり特に2009年とか2010年とか本当にITの勉強会がすごく多かった頃なんかは、そういうような、例えばそういう場所に使えそうな場所マップっていうのを掲載してる人なんかもいたり、
そういうような情報を個人で集めて紹介しているカレンダーなんかもあったりしましたので、やっぱりそういうものが本当に今の地域に欲しいな。
そのためにはやっぱりそれぞれ個々人の方々が、別にらしくフルコミットするほど時間は全然ないけれどもっていうのも全然いいので、何か関わってくれるような人が増えてくれればいいなというふうに思いますし、
やっぱりそういうほどの時間がない人も、例えば時間はないけれども応援はするよとか、応援したり情報を提供したりするよとか、そういうのは立場で関わっていただければいいなというふうに思いますね。
ありがとうございます。
バーチャルな居場所の重要性
高見知英
何か、そのほか原さんからも何かございますでしょうか。
大丈夫でしょうか。
ありがとうございます。
じゃあそのほかですと、例えば今後いろいろな活動をするにあたって、SIDE BEACH CITY.と何かこういうのを一緒にやっていければいいなとか、こういうことを一緒にやれると面白いと思うというのは何かございますか。
原美紀
ギリラ的に少しね、やっぱりジャックしてやっていけるぐらいなバー作りを一緒にやれたらありがたいと思いますが、
何かこういうツールを使いこなして、これかららしくもちょっとね、子どもの声をどう聞いていくかみたいな話を、これから私たちもね、ずっとそこは意識して動いているので、何か多種多様な方に意見を聞いていく一つのツールとして、
こういうやり方で、SIDE BEACH CITY.の方々が主催してくれて、その中に乗っかっていけさせていただけるといいなって、さっき塚田さんが言ったね、多業種の人たちとやっぱり共同してこういう場が作っていけると、お互いがね、知っている人たちに声をかけるときにも二乗三乗になって多分伝播していくと思うので、
いろんなツールの入り口があったらいいなっていうところの有力な一つのツールになると思うので、ぜひお願いしたいな、お期待したいなと思っています。
高見知英
ありがとうございます。
こちらについて、塚原さんからよろしいですか。
つかせん
はい。ぜひぜひっていうところと、あと、今、学校に行きづらい子どもたちがすごく増えていて、その子たちの居場所を作っても、そもそも人がいるところに行きづらいっていうところがあって、
注目されているのは、バーチャルな世界での居場所づくりっていう、注目されてるって聞いてるんですけど、バーチャルな居場所と美術さんがコラボして、こんな感じだよみたいに、またそれを私たちにレクチャーしていただくみたいな、
そこからまた、バーチャルな場で面での対話タイムみたいなのも生まれるのかなみたいな、なんか自分たちでは全然できないので、ぜひぜひ、いろんなことを教えてほしいなと思ってます。
高見知英
こちらサーダビティシティとしても、バーチャルな場の展開等はいくつか続けて進めておりますので、やっぱりそういうところについても何か一緒にやっていければいいなというふうに思いますし、やっぱりリアルな場に行く前の、リアルな場でもなくし、完全に家の中だけでもないし、ちょうど中間地点というような場所に、
そういうバーチャルな場所って結構なるのかなっていうふうに思っていますし、そういう場所で何か話をすることができれば、今までなかなか外に出る機会がないとか、外に出たくないとかいうような人も、誰かと人と関わる、別に何かそういう抵抗感を感じることなく人と関われるっていうような場所に来るっていうところからまず始めていただいて、
その上で、それでもやっぱり自分は本当に家でできることをやるのか。それとも、やっぱり、でも思ったより外に出てみるのも楽しいかもなって思っていただくのか、どちらかをちょっと考え直していただくっていうのは一つありかなというふうに思います。
自分の気持ちで本当に家にいたいのかっていうと、意外とそうでないっていう方もいますし、実際は本当にそうだっていう方もいますけども。でもそういうような自分の意思だけで決めるってなかなかちょっと危ういことではありますので、まずはバーチャルな場所に来ていただく機会を作れればいいなというのはありますね。
ありがとうございます。特にここ最近はバーチャルでしかなかなか見ることのできないものとかいろいろとありますので、そういうものも含めていろいろとお話ができればいいなというふうに思います。
ありがとうございます。
それでは続きまして、今後インターネットでラシク045の活動を知るにはどのようにすればよいでしょうか。
他はぜひ原さんからもお話をお伺いできます。
原美紀
インターネットで?
そうですね。そんなのは高見さんらしくの会員としては本当にお願いしたいところなんですけど。
今後、会員制度でやっている組織で会費をいただいて、1ヶ月300円でしたっけ、会費をもらってやってるんですけど、
ハードルを下げていくにはやっぱりね、緩やかにつながれる人たちの世代、さっき20代いないと言いましたが、本当10代でも20代でも入っていってもらうぐらいなネットワークになるといいなと思って、そこにはやっぱりインターネットでね、やっぱり伝えていくってことを大事にしたいので、
そうですね。もっと今、私たちスラッグってやり取りでやってるんですけど、もう少しそこを開いていくみたいなことは、ちょっとそういうツールを開発して、10代20代の人たちにも同じ横浜市に住んでるんだよね、一緒に考えようねとかいうのをやれるといいなと思ってますね。
どんな可能性があると思います?高見さん。
高見知英
やっぱりそうですね。自分たちが常々、サイドBHCとしても考えてることは、やっぱり縁側的な場所っていうのはどこかしらに欲しいなっていうふうに思っていて、ただオンラインで何かをやろうって思うと、縁側的な場所って物理的に作るのがすごく困難になるので、じゃあその代わりに何があるんだろうっていうのは考えています。
例えば、利用者登録が必要ないインターネットサービスですとか、そういうような場を使って自然に交流できるような場所っていうのを作っていければと思いますし、あるいは利用者登録完全になしっていうのは今は難しくなってきたとしても、
例えばDiscordのように、結構な人がアカウント持ってるっていうようなところのサービスを何となく使ってみるとか、そういうようなものは今考えていければいいなというふうに思っています。
例えば、今コンパスっていうサイトでも告知をしていますけれども、サイドビッチのSBC黙目会っていうのは不定期ではありますけども開催しておりますし、そのような場を作って何となく関わってもらって、
そこから場合によってはこちらの団体のほうに関わっていただくっていうようなところもルールも作っていければいいかなというふうに思っています。
やっぱりなかなか横浜って交通の便的なこともあって、じゃあ関わっていきましょう、どこどこに行きましょうって言ったらだいたいみんな遠いとかいう人が何人か出てくる場所だと思うので、
そこからこそオンラインをもうちょっといろいろ積極的に使っていければいいと思うし、そういうような場所がもっと告知されていくと、いろんなところの人が知ってるような状態になっていくといいんだろうなっていうふうに思います。
ここについては自分も何とか頑張っていかなきゃいけないなというふうに思うところであるんですけど。
つかせん
今のお話を聞いてて、横浜って神奈川区だけでも区内に駅が16駅あるんですね。
もちろん北も若い世代がすごく多い地域で、学生さんもすごく多い。
公共の地域づくり大学とかそういうところに学生さんも入ってきてはくれるんだけど、圧倒的に分母的には少ないので、
インターネットを使って気軽に学生の時代に、この地域活動ってこんなことやってる人たちがいるんだとか、横浜も90%は中小企業ですけれども、
企業の社長さんにも入ってもらって、いろんな体験が学生のうちからできると違ってくるんだろうなっていうのはすごく感じてるところなので、
ぜひ高見さんをお力を貸していただいて、気軽にいろんな人が巻き込まれるような場が作れるといいなって今聞いてて思いました。
高見知英
ありがとうございます。そうですね。やっぱりそういうような場がどんどん増えていければいいなというふうに思います。
まずは今のところは本当にラシク045のホームページのほうを見ていただければという形になるんでしょうかね。
そうですね。ありがとうございます。
なので本当にラシク045もそうですし、自分たちがやっているSideBHCであればDiscordサーバーみたいなところもありますし、
そこからまず緩く関わってもらって、そこからじゃあ次はっていう場所っていっぱいありますので、そこに関わっていただければいいなというふうに思いますね。
ありがとうございます。
それでは最後の方にはなってまいりますけれども、こちらのラシク045の活動のキーワードをお伺いできますでしょうか。
面白おかしく現象を考える
原美紀
これはさっきの設立趣旨のところに入ってたかもしれないんですけど、
そうですね。あえてまた読んでしまったりして。
そうですね。何か面白おかしくっていうのが一つのキーワードなんですよね。
入ってないっていうところがまた味噌ですが。でも何か面白おかしくなんです。
そうですね。ここ面白いとか入ってる。やっぱり課題解決型じゃないっていうところもあるので、やっぱりいろんな現象を面白くおかしく見ていくっていうのが大事だなと思ってるんですよね。
地域に人材不足だって呼び込むときも、やっぱりその人の興味とか関心からだってよく言われると思うんですけど、やっぱり面白いって思う活動の方が長続きするし、
課題山積なので、こんなところにこんな人がいたのかとか、こんな活動があったのかみたいな図が面白がるってことは、背景には尊敬するとか、ちゃんとリスペクトできてるからそういうことが面白いって感覚が持てるんだろうなと思うと、面白さを感じていくっていうのが、この閉塞的な課題満積な社会だからこそ大事なキーワードかなと思います。
塚原さんどうぞ。
つかせん
そうですね。自分たちがいるところでの活動って、見えている180度の視野の中で展開されることが多いんですけど、いろんな人と関わることで、今日のこの時間もまさにそうですけど、後頭部の方が刺激されるんですよね。
視野がどんどん広がったり、後ろからガツンと殴られたような衝撃があったり、それが面白さであったりっていうのは、設立して3年ですけれども、肌で体感している、自分たちのところだけではやっぱりできなかったことはもちろん、こんなことを感じることもできなかったっていうことは山盛りに感じているので、
ぜひぜひ、さらにいろんなメンバーを増やして、この感じを共有していきたいなって思っています。
で、たぶん、このなんていうか、まんじゅう理論、ドーナツ理論と同じですけど、そこの皮の部分を厚くすることで、絶対に何かが変わってくるだなっていう、なんか革新みたいのは、なんか3年を経てね、しっかり胸に生まれてあるので、それをみんなで広げていっていきたいなっていうところです。
高見知英
ありがとうございます。そうですね。やはり、面白いがベースになっているからこそ、できること、続くことってありますし、それだからこそ、続いて学べることってあると思うので、やっぱりそういうようなものをどんどん増やしていければいいなというふうに思いますね。ありがとうございます。
活動の広がりと共有
高見知英
そのほか何か、これは言い忘れたな、これ言っておきたいなってありますが、大丈夫ですか。
原美紀
ぜひ一緒に活動していく人も募集してますし、皆さんのお力借りながらやっていくことも、私たちは意識していきたいと思ってます。
高見知英
はい、ありがとうございます。
それでは、皆さんもよろしく。こちらの団体とも、ラシク045、サイダーVC、どうもどうもよろしくお願いいたします。
それでは、今回のSBCオープンマイクナンバー95、自分らしく面白くお話を終わりにしていきたいと思います。
ご覧いただいた方、アーカイブと見ていただいた方、ありがとうございます。チャンネル登録や評価などよろしくお願いいたします。
それでは、今回のSBCオープンマイク、以上で終わりたいと思います。ありがとうございました。
原美紀
はい、お招きいただきありがとうございました。失礼します。