あけましておめでとうございます。本年もまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.をよろしくお願いいたします。
まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.がお送りするインターネット番組SBC.オープンマイク、毎回地域・ITの様々な活動の今をお送りします。
第103回目となる今回は、SIDE BEACH CITY.理事長、山口良介さんとともに、地域コミュニティが抱える課題や、その課題をテクノロジーで活用する手法について等、これからのSIDE BEACH CITY.の活動指針を含めつつ話しあいます。
ゲスト
- まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY. 山口良介
動画
サマリー
このエピソードでは、SIDE BEACH CITYのWeb3プロジェクトを通じてトークンエコノミーとコミュニティの新しい形が探求されています。また、日本DAO協会の設立など、DAOやNFTの発展に関する最新情報が共有されています。コミュニティにおけるトークンエコノミーの可能性や、特に日本におけるDAO運営ツールの発展について議論されています。ふくおかポイントやさるぼぼコインなど、地域通貨の実践事例が経済活性化の手段としてのトークンエコノミーを掘り下げています。コミュニティがトークンエコノミーにシフトする可能性についても探求されており、特にNFTや地域特産物のデジタル化、さらにはふるさと納税におけるNFTの活用に言及されています。トークンエコノミーとNFTの将来について語られ、特に地域活性化への応用やデジタルアートの影響が取り上げられています。また、コミュニティの新しい形としてのDAOの可能性についても深く掘り下げられています。地域のコミュニティ活動やコラボレーションの重要性について議論され、サイドビーチの取り組みが紹介されています。
SBC.とWeb3プロジェクトの概要
高見知英
SBC.オープンマイクナンバー103、始まりました。
今回はこれからのコミュニティのトークに好みということで、お話を進めていきたいと思います。
山口さんどうぞ、よろしくお願いいたします。
それでは、よろしくお願いします。
まずはご挨拶ということで、明けましておめでとうございます。
山口さんもどうぞ、よろしくお願いいたします。
Ryosuke Yamaguchi
皆さん明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
SIDE BEACH CITY.理事長をやっております山口良介です。
お願いいたします。
高見知英
では、まず簡単にではありますが、こちらの配信を見ていらっしゃる方、
ひょっとしたら山口さんの話をあまりよく知らない方もいらっしゃると思いますが、
改めて自己紹介をお願いできますでしょうか。
Ryosuke Yamaguchi
まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.の理事長をやっております山口良介でございます。
よろしくお願いします。
今回は新年ということもあって、これからSBC.どうやっていくのみたいな話も絡めた上で、
今行っていたプロジェクトをWeb3プロジェクトというのがSIDE BEACH CITY.なんですけれども、
その話を中心にいろいろ広げていったらなというふうに思います。
よろしくお願いします。
高見知英
はい、よろしくお願いします。
では、今回のWeb3プロジェクトについてということでお話を進めていければと思いますが、
まずこのSBC. Web3プロジェクトというものについて簡単にお案内いただけますでしょうか。
Ryosuke Yamaguchi
はい、今映しているのはホームページのプロジェクトページなんですが、
立ち上げたのは確か2022年ぐらいだったと思います。
で、ちょうどコロナが明け始めたぐらいで、やっぱり皆さんコロナ中にコミュニケーションのあり方みたいなのが大きく変わったというふうな流れがあったと思うんですね。
で、その流れの中でWeb3的な発想がNPOって結構近いんじゃないのみたいなところで、
ちょうど2022年ぐらいにですね、私1回YouTube、これ確かオープンマイクだったと思うんですけど、話させていただきました。
で、その時の話はやっぱりまだまだDAOっていうのはまだそんなに皆さんやっぱり知らなかったかなっていうところもあって、
NPOがDAOに近い組織だよっていうような話をして、その後ですね、大分世の中もですね、流れが変わってきて、
DAOであるとか、そういったものの見方とか、そういったものがちょっとずつ変わってきてるかなというふうに思います。
なので、2年前に立ち上げたプロジェクト、そうですね、ちょっとスクロールしていただいて、前に話したときですね、まさにそこの辺に書いてあることなんですけれども、
NPO法人って普通の株式会社と違って、会員の方々ですね、
議決権をそれぞれ持っていて、特にその会員に議決権が、強い議決権があるとか、そういうことにはなるんですね。
株式会社っていうのは株をたくさん持ってる人が議決権を強く持ってるというふうになるんですけれども、
なのでNPOって意外とDAOに近いんじゃないかなっていうところでお話をさせていただいたのが、そこに貼ってあるところです。
面白かったらホームページも見ていただければなというふうに思います。
DAOの理解と活動
Ryosuke Yamaguchi
今回はこの後の話ですね。立ち上げたのはいいけど、その後SBC. Web 3に関して何してたのみたいなところを話していければなというふうに思います。
ざっと今みたいな感じです。
で、できたら高見さん、もうちょっと下の方にスクロールしていっていただいて、
ざっとですね、アクションっていうところにですね、勉強会みたいなことを始めて、その後ですね、講座みたいなのもいくつかやらせていただいております。
基本は、やっぱり皆さんまだまだ知らないっていうことが多かったって当初ですね。
なので勉強会っていう名前でよくイベントとか講座をやっておりました。
そこら辺に履歴がですね、バーッと残っております。
勉強会ちょっと終わって、ローカルテックスタディーズっていうシリーズ、そこにまさに出てきましたが、
関内の方ですね、泰生ポーチでですね、横浜コミュニティデザインラボもやっぱりDiscordの方でDAO的な実験をやっているということで、
そこと絡めたイベントがですね、ローカルテックスタディーズっていうシリーズで、今までだと4回やらせていただきました。
そこにVol1、Vol2。Vol1、AI編。Vol2、DAO編。Vol3、メタバース編と。
Vol4、一番最近やったのはWeb3編。そこでトークンエコノミーみたいな話もしていましたね。
やっぱり皆さんなかなか単語がすごく3文字熟語が多いのと、パッと聞いて分かりづらいというのはやっぱり多いんですよね。
だからそこら辺やっぱりもうちょっと小難しいというか、言い方自体もちょっと考えなきゃいけないみたいな動きもWeb3の中で出てきているんですよ。
高見さんはどうですか?例えばトークンとか、DAOとかNFTみたいなのを聞いてパッと普通説明できますか?みたいな。
高見知英
そうですね。あんまり自分自身はこちらのプロジェクトで関わって活動してるというわけでもないのもありますし、
そんなにパッと答えられるか案内できるかっていうとちょっと微妙なところはありますかね。
トークンっていうのはどちらかというと、Web3に限った言葉ではなくて割と一般的な言葉でもあったりするんで、それは別としてっていう感じではありますけどね。
Ryosuke Yamaguchi
そうなんですね。そういうのもあって、やっぱりなかなか難しいですよね。
そういう言葉もやめないみたいな動きもちょっと出てきてるんですよ。
要はDAOとかもデジタルでのこれからの組織の在り方とかコミュニティの在り方とかいう話だったり、
トークンもデジタルでできた何かみたいな。
こっちのほうがなじみいいんじゃないかなとか、デジタル商品とかデジタルのカードとか、
そういう言い方のほうがNFTじゃなくて、デジタルでこれで会員券がもらえるんですよみたいな。
そういう言い方にしようみたいな動きがあったりしますね。
高見知英
そうですね。やっぱりこういうNFTとかDAOとかも全てそうなんですけども、
やっぱり必要以上に難しく見えてしまっているっていうところは正直あるのかなというところはありますね。
だからやっぱりそういう言葉を置き換えていくだけでも結構わかるようになってくるっていうところはあるのかもしれませんが、
ただそうしておくことによって何か他のインパクトが生じてしまう可能性もあったりするのではないかというところは確かにありますね。
Ryosuke Yamaguchi
そうですね。なのでDAOの話で言っちゃうと、NPOはDAOが近いよねっていう話をしていて、
ただ実際にじゃあどうやってやっていくのみたいな話になったときって結構やっぱりハードルがいくつかありますと。
で、なんとなく巷ではDiscordでやってればDAOみたいな、そういうちょっと雰囲気もあったりして、
Discordのコミュニティを立ち上げればとりあえずDAOだよねみたいな。
でもそれぐらいの感覚で入っていくのはいいかなっていうふうにちょっと思ってますね。
厳密にするとすごく難しくなりますし、やっぱりシステマティックになってくるんで、
とりあえずなんかDiscordに入ってわちゃわちゃやってるとなんかDAOっぽい感じみたいな。
まあそういうのは確かにそうですね。
ローカルグッドDAOさんとはまさにそれを目指してる感じで、
日本におけるDAOの動向
Ryosuke Yamaguchi
やっぱり今までに違ったコミュニケーションの取り方っていうのは、
うちもDiscord、SBC.Discordありますけど、そんなにアクティブではないですけど、
やっぱりDiscord内でのちょっと特殊なコミュニティというかコミュニケーションの取り方みたいなのがあったりすると思うんで。
高見知英
Discordのほうは、やはりここ最近ポッドキャストのコミュニティとしてもDiscordが使われている例っていうのはすごく多くなっていて、
自分もいろんな複数のポッドキャストのDiscordグループに参加してみてはいますけども、
やはりそういうようなコミュニティの中核の、中核は中核で別のコミュニティがあったりすることもありますけども、
そのえんがわとして機能する場所になるのではないのかなと個人的には思ってはいます。
なので、やっぱりそういうのはなんとなく団体に興味あるんだけれども、別に深く関わるほどではないとか、
そういうような人が緩く関わるためのえんがわ的な場所としてDiscordって機能することって結構あるんじゃないのかなっていうような感覚がありますね。
Ryosuke Yamaguchi
そうですね。やっぱりちょっと他のSNSとちょっと違ったコミュニティ。
Web3的な発想で作られている部分が大きいかなと思って、まずはDiscord的なコミュニケーションで慣れるって言ったんですけど、
そういうのも面白いかなっていうところはあったと思います。
で、そんな中でちょっと、じゃあ日本DAOとかNFTとかじゃあどうなってんの?
実際の事例とかを話しながら、見せながら話していきたいなと思っていまして、
ちょっと高見さん、日本DAO協会のホームページをちょっと、はい。
日本って一応Web3を国家的に進めてるっていう風に一応なってるんですよ。
すごく進んでないんですけど、ただそんな中で唯一具体的にDAOっていうのを法人として認めようみたいな流れから、
日本DAO協会っていうのが立ち上がって、明確にDAOとはこういうものですよと。
日本でいうところのDAOっていう組織はこういうものですよみたいな。
ある程度明文化して、こんな感じで公開ってます。
まさにそこに書いてあるですね。DAOガイドライン、つまりDAOを、
DAOっていうのは何なの?っていうところ。
さっき言ったふわっとしてね、DiscordやってるのDAOでしょ?みたいなところをもっと、
ちょっとより深く定義をして、こういうのがDAOですよと。
で、確か合同型DAO。
一応ここが定めればDAOなんかみたいなところもあるんですけれども、
合同会社型DAOっていう法人の形、組織の形っていうのを一応定義しています。
これはこれで僕はすごく進んでるというか、ちょっとやっぱり2年前に比べてこういったものはもう国として定めつつあると。
いうところが進んでる一つのポイントかなと思っていて。
ただ実際にウェブ上で動いている自発的に出てきたDAOみたいなものとはやっぱりちょっと違う感じですね。
なので合同会社型DAOっていうふうに言ってます。
だから合同が、結果NPOじゃなくて合同会社が一番DAOの形に近いよねっていうことになったので、
日本としては合同会社をベースにDAOっていうものをくっつけて、
それがベースで組織の形、合同会社型DAOっていうのを作ったっていうようなイメージですね。
ちょうどいっか、そこを今、みなさん見てるページのDAOおよびDAOツールの認証ってメニューあるじゃないですか。
そこを見てもらえると、そんな感じでね、DAO認証みたいな。
認証って。
協会だからしょうがないんですけど。
そうですね。
DAOとNPOの関係
Ryosuke Yamaguchi
そこを、これ準備中って書いてある。
できないのか。
そうですね。
ツールとかもですね、いわゆるDAO運営するためのツールみたいなのが結構出てきておりまして、
それを使ってベーシックな部分をある程度システムでカバーしようみたいな動きも出ています。
日本企業が開発したりするものもあれば、会が開発しているツールといったものもあります。
そうですね。
DAOツール認証。
高見知英
見本のところは、今のところ見ることができますが説明文だけですね。
Ryosuke Yamaguchi
そうなんですよね。
そこでツールの選定とかで、例えば日本語が対応しているツールもある程度限定をして、
ある程度条件をつけた上で、日本DAO協会がこれが合同会社DAOですよっていうようなツール。
認証を受けることを今やってますね。
それを見るともう審査結果を発表しましたというか、もしかしたらもうDAOとして認証された組織がいくつかも誕生しているというような僕は認識です。
ただここまでこれをSBC.が目指すかって僕はそうではないかなと思ってますね。
あくまでもNPOというものがベースにあって、DAO的な、ちょっとこの後も話していくトークンエコノミーみたいな話になっていくのかなと。
要は簡単に自発的にみんなで何かをしようと思ったときに、ある程度経済的な何かを指標として評価されたり参加するのにある程度自分が投資をして、
お金を出してやっていくっていうところをもうちょっとデジタル化していくみたいなイメージが僕の中でのNPOだろうかしようというところですね。
今簡単にNPOで会員になるには会員費を払ってるわけですよ。
会員っていうのは株式会社で言うと社員になるとするんですよね。
普通に考えると社員が金払って何で入るのみたいな形になると思うんですけども、
そういうシステムがもう既にベースとしてあるので会員費を払って、その中でなおかつ自分たちが自発的に活動をして世の中の課題を解決していく。
それがNPOかなと思ってるんで。
そこにいわゆるトークンエコノミーを持ち込むと、より明確によりクリアーにいろいろ回ってくるんじゃないかなっていうのを僕は今考えてるところです。
高見知英
そうですね。そういうDAOの仕組みを使ってやっていくっていうところはもちろんSIDE BEACH CITY.のこのプロジェクトとしては結構進めていると思いますけども、
じゃあ具体的にこのDAOの仕組みを作ることによって、SIDE BEACH CITY.がやっていくことがどう変わっていくのかとか、
どういうふうにそのDAOの仕組みをSIDE BEACH CITY.の活動で活用していくのかとか取り入れていくのかとか、
そういうようなところも含めて話があるというのかなというふうに思うんですけど、どうでしょうか。
地域通貨の事例
Ryosuke Yamaguchi
そうですね。DAO、DAOって言ってるとちょっと話も固くなってしまうので、じゃあ実際に地域でそういうトークンエコノミーの話もちょっとしていきたいなと。
実際の事例もちょっと紹介しながらお話ししていきたいと思います。
まず僕らが一番最初目つけたのってやっぱり地域通貨ですよね。
で、地域通貨がっていう言い方が、結果今で言うトークンエコノミーにあたるというふうに僕はちょっと思ってるんですよ。
なのでちょっとそのふくおかポイントあたりのホームページを出してもらっていいですか。
地域通貨ってすごい昔からあって。
これはあるじゃないですか。ニセコですね。
ふくおかポイント。
これぐらいでいいかなと思ってるんですよ、まず。
要は地域活性化しようねって思ったら、その地域でしか使えないお金であったりポイントであったり、
コイン、よくなんとかコインとか言われますけど、
それぐらいで始めてまず地域経済回しましょうみたいな。
これが僕は地域のトークンエコノミーの第一歩というか、
一番突きやすくてみんなもいきなりブロックチェーンとかそういう話ではなくて、
ポイントですみたいな。
これは多分福岡市でやってると思うんですね。
福岡の中で使えるポイントっていう単純にそれだけですね。
当然福岡市に住んでない人もこれ多分アプリとか入れれば使えるんじゃないかなというふうに思います。
これ比較的最近の事例だと思いますね。
例は7年度でモデル交付って書いてあって。
これちょっと下のほう見てもらったらいいですか。
そうですね。
市が一応やってるっていうのがポイントかなと思うんですよね。
こういうのって行政が少なくとも後押しっていうか、
仕組みとかは当然テック企業これ入るんですけど、
やっぱり行政がこういうふうな形で、
作ったから使ってねっていうところですね。
これなんか見てるとね、要はボランティア活動とかそう。
そういったもの、お金だけじゃない価値みたいなものもポイントになるよみたいな。
高見知英
こういう時に自治体のイベントだとか、
そこまでデジタルにあまり馴染んでないようなNPOをやっているような活動が、
やっぱりそのふくおかポイントに入るためには、
やっぱり行政がやることっていうのはすごく重要になってくるなというふうに思います。
Ryosuke Yamaguchi
そうなんですよ。
もちろんソフトウェアであるとかサービスのプログラムは民間が作ることになると思うんですけど、
その民間が主導してやっちゃうとね、どうしてもなかなかね、
要は楽天ポイントとかVポイントとか変わらなくなっちゃうっていうイメージになっちゃう。
あくまでもやっぱり地域に密着したものを行政とか、
行政の地域に根差した金融機関とか、
そういったところがバックアップしないとこれダメかなと思ってます。
このふくおかポイントでもそうですけど、
単純にね、やっぱりお金ではなくて、
街に対して何かいいことするとポイント貯まるよみたいな、
こういう仕組みもすごくいいかなと思うんですよね。
子どもたちがゴミ拾っただけでポイント貯まる、そういうことになったり。
まずこれが一つ、地域での経済を回すための一つの集団として、
面白いかなというところで、次の事例でフィノバレーっていうところが、
そうですね、これは当然民間ですけど、
マネーイージーっていう、そもそもこのデジタル地域通貨っていうものを
開発しやすくするためのプラットフォームですと。
で、ちょっと下の方に事例がいくつか出てくると思うんですけど、
そうですね、ここにこれが多分、この地図が一番わかりやすくて、
多分一番有名なのがその飛騨高山のさるぼぼコインだと思うんですよね。
これもうSBC.でももう何でしたっけ、もう4,5年前に取り上げてたと思うんですけど、
ここすごく成功事例かなと。
すごく本当にわかりやすく言うと、飛騨高山でしか使えないポイント通貨みたいな
さるぼぼコインですよね。
ここにやっぱりひどしんや組合っていうすごいちっちゃく書いてあるんですけど、
信用金庫さんが確か、
というか地元の金融機関がこれを爆発したっていうのはすごく大きくて、
その金融機関に行くとさるぼぼコインと現金を、
日本円を買えられるっていう仕組みをまず入れたんですよね。
そこをすごくブレークポイントというか。
これをベースに多分、そこに書いてある富山とかサセボとかUDPとか、
いろんなコインが今生まれていってるかなと思うんですけど、
横浜だとね、
僕が知ってるのはたまプラコインっていうのが北部のものであってですね、
たまプラの近辺でしか使えないっていう、
そういうのがありましたけどね。
たった今、もうやめちゃったんだと思うんですけど、
すごいそういうちょっと小さな経済圏ですよね。
これなんか見ての通り、
市とか市町村単位でやってると思いますし、
東京なんかでもね、世田谷ペイとかそこに田橋ペイとか書いてあると思うんですけど、
区単位でこういった、なんとかペイって付けるとね、
みなさん使いやすいのかなっていうね。
ペイっていうことも意外と浸透してるんですよね。
コインよりコインのほうが今だと浸透しやすいかもしれないですね。
地域通貨イコールなんとかペイみたいな。
こういう動きも結構、まだまだすごいいっぱいあるわけじゃないですけどね。
まだ本当にここで数えられる程度ですけど、こういったことをやっていこうという動き。
民間企業の大きななんとかペイでもいいけど、
やっぱり地域に目指した、横浜ペイでも横浜コインでも作ってやればね、
横浜は結構な人口なんでね。
大きな経済圏として価値を持つんじゃないかな。
そんなことを考えますけどね。
サイドビーチ的には横浜コイン、浜コインとか、浜ペイとか。
浜ペイは横浜銀行がやってた気がするな。
高見知英
うん。なんか読画で聞いたような気がする。
Ryosuke Yamaguchi
そうですね。浜ペイはありますね。
横浜コインとかね。
そういう行政がもうバッチリやりますよ。
そういうので、当然これ使って何なんのとかって、他のと何が違うのみたいなと。
やっぱり地域で使うっていうのがまずベースになっていると、
アプリ入れるだけでおそらくですけど簡単に使えるんだと思うんですよ。
そうすると、やっぱり観光客の人とか、遊びに来た人が何とかペイで払うか。
何とかペイ持って帰るか。
あとは特典みたいなもの。
それやっぱり使ってもらうには、これ使うとお得だよみたいな。
そういったインセンティブも当然必要だと思うんですね。
こういうのが増えてきてるよっていう感じかと思います。
この中でどれがすごい際立って成功してるかっていうのは、
正直僕もそこまでリサーチをやってないんですけど、
とにかく地域通貨、トークンエコノミーの一つの基本的な成果というか形が、
何とかコインとか何とかペイだと思いますね。
高見さん、何とかペイ持ってんの?
高見知英
今のところ特に何か使ったりしたとかいうことはないので、
実際に使ってみてどうのっていうのはあんまりないんですけれども、
こういうようなものを特にニュースとして聞くのは世田谷ペイぐらいですかね。
どこかしらで聞いたことがあります。
Ryosuke Yamaguchi
テレビのニュースですかねって聞きましたかね。
そうですね。僕はたまプラーザのほうでやってたときは、
一応アプリ入れてちょっとやってみたりしたことがあるんですよ。
でもやっぱり同じような仕組み的には、やっぱりお金だけじゃなくて、
さっき言ったゴミ拾いするとか、街に対していいことアクションするとポイントがたまるようになる。
そんな仕組みでやってましたね。
ちょっと確かに今もうなくなっちゃったんじゃないかな。
高見知英
そういうきっかけがあるっていうのは、やはり地域に関わるというものの一つの形としてすごい良いのかなというふうには思います。
やっぱりなかなか地域の活動はいろんな活動ありますけれども、
本当に手弁当で好きな人たちが回してるっていう場合がほとんどで、
コミュニティとトークンエコノミーの関連
高見知英
そういうような人たちが地域経済に関わっているかというと、そんなに関わってなかったりはありますし、
じゃあそういうような人たちの後続として誰かが一緒についてきたりする可能性あるの?っていうと、
まず全くお金にもなりません。何もなりません。
責任は生まれるけど権利は生まれませんってなると、なかなか誰もついてこないよねっていうのはあります。
Ryosuke Yamaguchi
そうなんですよ。
高見知英
だからこそ、こういうような形で、何らかの形でバックするっていうような仕組みがあるのは良いのかなというふうに思います。
Ryosuke Yamaguchi
そうなんですよね。今まさにボランタリーにやっている方々が、
単純にこのアプリを入れるだけで、自然とポイントが溜まっていって、
当然それが対応にはもちろんなるかならないか別として、
やっぱりある程度、インセンティブですよね。
ボランティアによると価値がある程度還元される仕組みの一つとしてすごく僕は有効かなというふうに思ってますね。
そうしたらですね、次ちょっとまた3文字10句あります。
NFTでの事例みたいのをいくつかまた紹介したいかなと。
まずさっきのあれから、ニセコですかね。
地方創生家系NFTっていうのがちょっと流行った時期もあってですね、その流れで出てきたんですけど、
ニセコってスキー場ですけど、そのニセコのスキー、パウダースノーですね、
いわゆる雪が降って一番滑るやつですよね。
雪が一番きれいな状態で滑る権利をNFTで売っているというのがこのニセコパウダートークってやつですね。
これもよく言われるのは、これなんで普通にただ券で売ればいいじゃん、チケットでいいんじゃないみたいなことよく言われるんですけど、
またNFTにする必要はあるの?みたいな形なんですけど、
それを言われたら結構そういうことだった。
2013年の分ですね、昔の分ですね。
これもしかしたら今はどこまで売ってるかっていうのはちょっとわからない状態なんですけど、
地方地域を盛り上げるための一つのネタという言い方ね、おかしいかもしれないですけど、
そういうものの一つっていう考え方でいいと思うんですよ。
これをただチケットで売るんじゃなくて、デジタルで売り出したよっていうところに僕ポイントがあるのかなっていうふうに思ってます。
2025年版はまだ出てないのかってことはもしかしたらもう出ないのかもしれないかな。
日本の人が思ってるように海外ではNFTってやっぱりそこそこ浸透をしていて、
2024年の2月までだから今年版が出てないってことはもしかしたらもうやってないのかもしれないですけどね。
さっき言った通り県で良くねみたいな人からするとデジタルでやる必要あんのかみたいな。
NFT関係は常に繰り返しなんですよね。
なんとかNFT出しましたって言って大きくアピールはしたもののNFTって何ですかみたいな形で、
なかなかやっぱり理解が進まないっていうところで、
挫折してしまうっていうとあれかもしれないですけど、そんなに普及しなかったよねっていうところで若干NFTマーケットって今は縮小傾向にあるんですね。
でも僕からするとまず転売ができないであるとか持ち続けることによって価値が上がるみたいなところってNFTの特徴なんですけど、
その辺はやっぱり皆さんなかなか理解できないですよね。
これ県で良くないって言ったら、これ県とかカードでじゃダメなの?みたいな感じで言われると結構なかなか説明というかしづらいというかね。
あとポイントはこれAUマーケットって出てますけど、確かAUがやってるNFTマーケットだと思うんですよね。
ちょっとAUマーケットのところをクリックしてもらっていいですか。
AUって多分あのAUだと思うんですよね。
こんな感じで実はAUさんなんかもこのNFTマーケットプレスみたいのを一応出してますよっていう。
NFTマーケットって結構いっぱいあるんですけど、こういう大手、大阪のDAOですね、それ長崎の。
最近立ち上がった結構有名なやつですね。
こういうマーケットにNFTを乗っけて自分たちの地域の特性とかそういった観光資源みたいのをNFT化して売るっていうのは地方創生化系NFTで非常によく言われる文脈です。
なかなか普及が、やっぱりみんなNFTって言った瞬間に何それってなって、スマホでQRコード読み込んでみたいな。
やると意外と簡単にできるんですけど、やっぱりなかなかそこまで。
だから僕はNFTって言わないほうがいいかなと思ってるんですよね。
単純にデジタルで買えますっていうのが。
高見知英
そうですね。結局技術の話ですんで、実際それで表してるものは全然別のものだったりするんですけども。
そういうようなものが全面に出てきて、実はこれNFTなんですよっていうぐらいがちょうどいいのかなっていう感じはありますね。
Ryosuke Yamaguchi
そうなんですよ。買う人はNFTから買うんじゃなくて、さっきのニセコのパウダーストーンを滑りたいんだっていう人。
そこに出てるのも全部それが欲しいんだっていう人がもちろん買うものなわけで。
それがNFTなのか、さっき言ったトレカなのか、リアルなカードだろうが、買う人からそれ欲しいから買ってるだけなので。
デジタルのこういうものですよっていうのと、さっきの特徴、原理的には転売できないっていうか、権利が保障されてるっていうことですよね。
確実に自分のものだっていうのが証明されているっていうのが、ブロックチェーンに乗っかってるかっていうのはあるんですけど、
そういうものが特徴としてあるのと、転売したときに大元に例えば利益配分が行きますよとか。
高見知英
最終的に転売をしたところでしたら、今までの技術だと転売したときに、他の大元の原作者が何の利益も得なかったり、
それがちゃんと得られるような仕組みが担保されているし、その形跡をみんなが追うことができるので、
じゃあ今は誰々が持ってるんですねっていうのがちゃんと保障されている、確認ができるっていうところが、この技術の特徴的なところでもありますので。
Ryosuke Yamaguchi
そうなんですよね。実際にはより便利になってますよっていうのと、あとはスマホでいつでもそれが証明できますよ、見せれますよみたいなところなんですよね。
だからファンからすると、逆にそういうところのほうがポイントであって、NFTって技術は言っちゃえばおまけというか、裏側ですごくなってるもんねって言うだけなんですよね。
高見知英
2段階、3段階目でも使い慣れてから、実はNFTでみんな一度に見ることができますよとか、そういうのが後になってついてくるぐらいでいいのかなっていう感覚はありますね。
Ryosuke Yamaguchi
そうですね。もう一つ見つけてきたやつが、酒ワールドってやつ。ちょっと見せていただきたいんですけど。
これですね。ウイスキーのほうが結構前からあったんですけど、最近この酒ワールドっていうのができて、お酒のNFTなんですね。
こういうのもなかなか皆さん、お酒をNFTにしてどうするの?みたいな感じになっちゃうんですけど。
いわゆるこういう、好きな人からすると、これもさっき言ったNFTじゃなくて、酒がただ飲みたいだけであって、その酒を飲む権利がNFTで与えられるっていうだけなんですよね。
日本酒みたいなものって、やっぱり蔵元であるとか、そこが作ったよっていうところとか、作った人が結構重要だったり、作った地域とか、そういったものが重要だったりするんで、
そういったものは完全にトレーサビリティで残ってますよってあるとか、流通先ですよね。不法に買い占められたものじゃないですよみたいな。
蔵元からちゃんと直接買って、NFTとして、僕は要はその権利を持ってる、デジタルで持ってるよっていうことなんですよね。
なので、いわゆるこういう地域特産とか、確実にそこから偽物じゃなくて、蔵元からそういうものを直接買うっていう仕組みは、これもNFTならではかなっていうふうに思いますよね。
簡単に言うと、例えば同じお酒をどっかの検索して、わからないですけど、ECサイトとかで買って、偽物でしたみたいな。
そういったことは確実に防げますし、もう買うって、ちょっとクラファン的なこともできるわけですよね。
このお酒を買うよっていうのも証明してる、それを購入してるので、確実にそのお酒が出来上がったらその人の手元に売れるっていう。
そういう先物予約というか、そういった機能もあったりするので、こういう特徴を踏まえた上で、
あ、いいねって言って、僕は日本酒好きだから、奥まで行って買わなくても直接こういうところで買う権利を持っている、みたいな。
出来上がったら確実に僕のもとに届くみたいな、こういうものってすごく。
一つNFTを利用した上手い例というか、利用すべき例。
のでちょっと紹介させていただきました。お酒好きな人はぜひ興味があったらね、やってみていただければ。
これも別にNFTって言わなくていいんですよね。酒ワールドでとにかくお酒を確実に、レアなお酒を確実に購入できますよっていうね。
これウイスキーとかワインとかジビールみたいな、そういう一定のファンがいるものには流用できる仕組みかなっていうふうに思ってますね。
高見知英
そうですね。技術の根底に、こういう仕組みを担保する根底にNFTという技術が使われてはいるものの、
そういうのっておもてなしにする必要って実はないのでっていうようなものですね。
Ryosuke Yamaguchi
そうですね。こういう地域特産とかそこでしか手に入らない、しかも小ロットでみたいなものっていうのを流通に出す手間なく直接買う。
ECサイトで良くないみたいな話もこれまで出てくるんですけど、ECサイトさっき言ったように偽物であるとか不当に買い占められたものを高額で売りつけられたりとかそういうことができちゃうんですよね。
そういったことが一応できませんよっていうのがやっぱりNFTの仕組み、所有者が確実に証明される。
要は酒が好きでもないので価値だけに目をつけて、金で買って買い占めてとかそういうことがある意味防げる。
それもNFTの特徴かなというところで紹介させていただきました。
ふるさと納税とNFT
Ryosuke Yamaguchi
ちょっとじゃあふるさと納税NFTちょこっと見て、あんまりNFTの事例をそんな紹介してもNFT検索すればいっぱい出てくるので。
ふるさと納税っていうキーワードでNFTって僕もこんなにあるんだと思ったんでちょっと紹介させていただければなと。
ふるさと納税自体がだいぶやってる人もいれば何それっていう人もいると思うんですけど、
ふるさと納税にNFT絡めた商品っていうのは意外とこういうふうにいっぱい検索で出てきたって。
こういう地方とか遠いところ、地域ですよね。
ローカルなところに対して何かしてあげたいとか、そのかどうせ寄付するだけじゃなくて何か権利を得たりとか、
デジタルアートが手に入ったりとかっていうところで、いろいろといろんな地方が工夫を凝らして商品を開発してやってるっていうのは、
ふるさと納税サイトを検索するだけでもこれだけ出てきますよみたいな。
NFTっていうものはもうちょっと理解が進んで、一般的なキーワードになって、あ、NFTね、だからそっかデジタルなんだ、
あ、その方がすぐに僕の手元に常にあるんだとか、さっき言ったトレースアビリティ、誰が持ってるとか、
そういったことがすぐにね、ぱっと思い浮かべるようになれば、こういうキーワードで検索して何か買おうかなっていう人も増えると思うんですけど、
さっきから言ってるNFTじゃなくてよくないみたいな。もしくはNFTだけど言わなくてよくないみたいな。
そういうことですか。
高見知英
そうですね。デジタルアートとかそちらのほうが主語になるものだと思いますので。
気づく人から気づけば確かにこれがNFTなんだけどっていうのがあって、あればそれでいいのかなぐらいには思いますね。
Ryosuke Yamaguchi
そうですね。地域創生×NFTキーワード、ちょっと一旦落ち着いてはいるんですけど、いろいろとやっぱり地方を取り組んでいたりとかしますし、事例としては非常に多い。
何かこれが抜きに出てものすごい大成功しましたよっていうのは正直ちょっとまだ出てきてはいないかなっていうところかなと思いますね。
こういった事例を紹介した、また話はちょっと戻るんですけど、まずトークエコノミーみたいな話であったり、ダオとかネクロの話にちょっと戻ると、
一つはまずトークエコノミーっていうのはさっき言った一番わかりそうな地域通貨とかなんとかコインとか、なんとかポイント、なんとかペインがまず一つあるかなと。
それにNFTみたいなのを組み合わせると持続性が出てくるというか、さっき言った通り、人から転売されたときにちゃんと元に利益が還元される。
ずっと持ち続けることによって価値が上がっていくかもしれない。それは逆に言うと発行側が努力するべきなんですけどね。
自分の街の価値が上がればその地域特産の価値もある。つまりNFTの価値もある。こういうのが僕の中ではトークエコノミーかなというふうに思っていて、
それを組織とか街とかでやったときに、今の時点だとどういうメリット・デメリットみたいなのがあるのかなというのをご紹介しておこうかなと思いまして。
デジタルアレルギーとその対策
Ryosuke Yamaguchi
デメリットから言うと、さっきから高見さんと僕も話したように、やっぱり技術的な知識であるとかハードルとか言葉がまず一つ大きなところかなと思うんですね。
先ほどのDAOやろうよとかNFTやろうよとか言ったところで、それチケットじゃダメなのとかね。ECサイトと何が違うのとか。まずそういうところを一つ。それを下げるべく私たちはイベントやったりとか勉強会やったりとかをしている状況がある。
あとはこういったものに対して、確かにすごい高いNFTとかって監禁性を持ったりするんですよね。海外とかだとそれこそ何千万とかいうNFTがあったりとかするので、それに対する法律的な問題ってどうなの?みたいなの。結構あるんですよ。
1000万のNFT持ってます。それ売りましたって1000万のお金になっちゃうんですよね。それって何の収入?みたいな。ダイヤとか売ったら同じこと?みたいな。そういう法的なハードルですよね。今までなかったもんな。
だってデジタルアートに1000万の値段がつくなんて昔の人誰も思いつかないし、今はブロックチェーンが出てきてこういうものが生まれてきたんで。ただ日本は確かNFTに対して課税の、確か整備されたような気がしますね。すごくレアケースですけどね。そんなものすごい価値が出るNFTなんて。
むしろそれで盛り上がってほしいくらいの感じなんですけど、そういう一応法的な整備とか、そういう目に見えないもののせいなんてそんなお金が発生してるって話。
あとは、目に見えないがゆえに、デジタルアレルギーの人たちって触れられないとか、実際に目の前にないじゃんみたいな。すごく拒否反応というか、そういったものの抱き方も結構いらっしゃって。
スマホでこれで入ってるんだよって、アプリ内で証明されてるよみたいな。こんなのすぐ誰でも偽造できるじゃんみたいな。それがブロックチェーンで偽造できないようになってるんですけど、そういうハードルですよね。
なので、実際のものと紐付けるようなNFTっていいと思うんですよ。お酒みたいに。ちゃんとお酒になってるよみたいな。例えば金とかを持ってるよって人って、タンスに金があるんじゃなくて、金を持ってるっていうことを証券会社とか銀行とか証明してる状態だと思うんですよね。
実際にタンスに金がある人はいるかと思いますけど。それと同じことですね。僕の銀行用金はほとんど同じですよね。別にキャッシュじゃなくても銀行にお金があるって思い込んでるのは、数字がただあそこに書いてあるだけなんで。そういったちょっと知識的なこと。これでメリットかなと思ってます。
高見知英
確かにそう思うんですよね。
特に自分のところのような、本当にインターネットに軸足があるような人からすると、そういうのってデジタルなものであっても実体のないものであっても、そこにデータが存在するんだったら存在するのと同じっていうふうに認識をするんですけども。
そうじゃない方が地域にはまだまだ多いので、そういうような人にインターネット上の事象をどうやって見てもらうか、知覚してもらうかっていうところは結構大きいのかなっていうふうには思います。
Ryosuke Yamaguchi
そうですね。そういうハードルをちょっと乗り越えたとして、実際に使ってみるとメリットとしては、やっぱりさっき言ったトークンエコノミー的な経済圏みたいなのが一つ基盤としてできますよと。
キャッシュのやり取りというよりは、さっき言った目に見えないものを価値として数字化するっていう意味で使えますよっていうのが大きなところかなと思います。
で、もう一つはやっぱりデジタル時代の新しいコミュニケーションツールっていうふうに考えたほうがいいと思うんですよ。
こういう考え、ポイントとかペイとかっていうのは一般の人の分かりやすいからいいんですけど、何か何か価値のあるものを自分たちは作っていて、それが数字化としてちゃんと、しかも透明性が保たれた上で自分の積み重なっていって、それがポイントになっている。
それが可視化されるっていう意味なんですけど、そういうものを可視化するツールとかもあるんですけど、なかなかね、そこまでやってるっていう組織もなかなかまだ少ないと思うので、そういったものが一般化していくことによって、多分、もしかしたら今の若い人たちなんかそういうのにもう慣れていて、
そういうデジタルのコミュニティ内で何かをすると自分のトップが上がっていって、自分の価値も上がるし、コミュニティの価値も上がるみたいな概念がしっかり頭に入っていれば、次世代コミュニティとしてそういったものが活用できるっていうふうには僕は思っていますね。
高見知英
それが結局、これからのNPOとかのあり方だったり、コミュニティのあり方ですね。それがDAOっていう呼び方になるのかもしれないですけど。そういうことが言えるかなと。
とはいえ、やっぱりデジタルなものにもうちょっと感度を上げていってほしいなっていうのが正直ありますので。そういうような方向に持っていくような活動もしていければいいですよね。
特にこの辺はお金に関することなんかだと結構よく言われますけども、やっぱり現金のほうが持ってる感じがして、お金の管理がしやすくて楽だよねっていう。
管理っていうところだけ言うと、普通にぺいぺいみたいに数字で表れてるほうがまだ残額はいくらかわかりやすい分わかると思うんですけども、そういうのってないっていう方もいらっしゃいますし。
いざ使えないときのために自分は現金しか使わないんだじゃなくて、いろんな手段を持っておいて、その時々において適切な手段を使うっていう使い方のほうが良いのではないのかなというふうに思いますので。
そういう感覚を持ってもらうっていうのも自分たちとして大切なことなのかなというふうには思います。
それの一つの形が今回のNFTとか、そういうものを扱う上での考え方とか、そういうものにもつながってくるのかなというふうには思いますね。
Ryosuke Yamaguchi
そうですね。なので、ここで何かものすごいSBC.どうするのって言われたときに、流れ的に目指すものはそういうものなのかなぐらいの感じだと思ってます。
完全に何か例えば来年から急にSBC..のデジタルで全部やるよみたいなことにはもちろんならないですし、最終的にそこになっていくべきかなぐらいの感覚でやっていければいいかなと思います。
DAOの未来
Ryosuke Yamaguchi
SBC.も簡単に言うとSBC.トークンとかSBC.SIDE BEACH CITY.コインっていうのもありましたけど、そういう何かを内部でやって、アクティビティによってそれが上がったり下がったりするとか。
結構NFTとかそういったトークンエコノミーってデカくないとダメみたいなことも結構皆さん考えちゃうかもしれないんですよね。
みんなが使っても結構1億円分ぐらいの流通額がありますとかそういうんじゃなくて別に何か数百万円とか数十万円ぐらいの価値しかないですけど回ってますみたいな。
そういうものに皆さんが身近にそういうコミュニティみたいなのがいっぱい生まれてくるとだいぶ変わってくるかなというふうに思ってますね。
SIDE BEACH CITY.コインが今100万円分ありますって言ったらそこで皆さんは100万しかないと思ったらSIDE BEACH CITY.コイン今のうちに買っとこうかなって思うかとかそういう感覚ですよね。
1年、2年後に2000万ぐらいになったかもよみたいな。
なんとなくそんなイメージです。
トークンエコノミーとは。
トークンエコノミーがもたらすコミュニティみたいな。
っていう感じで今日のテーマに落とし込んでみました。
高見知英
直近で自分たちSIDE BEACH CITY.として、そういうデジタルなものにどうしても拒否感を持っている方とか、
NFTの価値というか形をどうしても認識しづらいなとか、考えづらいなと思ってらっしゃる方に向けて、
どういうものを出していこうとか。
今年はこういうことをやっていこうとか。
そういうものがあればぜひ伺えればと思うんですけど。
Ryosuke Yamaguchi
そうですね。
最近はずっとシリーズでやっているイベントがやっぱり一番いいかなというふうに思います。
仮に今日の話を聞いて興味があったら、ちょっとまずイベントで話を運んでもらって、
イベントじゃなくて勉強会みたいなちょっともうちょっとちっちゃいものを、
例えば頻度を高めてやっていくとかっていうことも考えてはいます。
高見知英
どうしても本当にわからないっていう人って、直接話をしてみるとピンとこないってところも多いと思いますので、
どうしてもSIDE BEACH CITY.の活動、他の活動とは違っても本当に対面でのお話、
すごいわりと狭い範囲でのお話になってきてしまうところありますけども、
Ryosuke Yamaguchi
そういうところからどんどん広めていくっていうような活動もSIDE BEACH CITY.では行っていきたいというところでございます。
高見知英
そんな感じですかね。
こういうようなDAOに関する活動とかNFTに関する活動とか、
そういうところもSIDE BEACH CITY.では今年も行っていきたいと思います。
Ryosuke Yamaguchi
はい、ぜひ。
高見知英
そのようなところで、そのほか何かこれはぜひ言っておきたいなとか、
そういうようなことってございますか、大丈夫ですか。
Ryosuke Yamaguchi
そうですね。逆に今シリーズイベントで一応やってはいますけど、逆になんか、
このシリーズの流れを組んでコラボとか他の団体さんで、
地域コミュニティの活動
Ryosuke Yamaguchi
もう例えばうちもそういうこと考えてたんだよねみたいな団体さんとかがあったら、
コラボで勉強会をやるとか講座をやるとか、
お互いやっぱりこういうのって情報が本当にものすごい速さで変わっていくので、
やっぱり共有するっていうのは大事かなと思うんで、
そんな団体さんであるとか興味あったりとか、
例えばうちの団体で逆にこういう話をしてほしいとか、
そういう話もあったらぜひ参加させていただきたいなというのと、
さっき言ったコラボの要請は本当に受け付けておりますというか、
ぜひ大歓迎ですのでよろしくお願いします。
高見知英
はい、そうですね。
やはり特に地域のコミュニティって、地域のコミュニティのほうで固まってしまうところが大きいので、
やっぱり本当にSIDE BEACH CITY.っていうんですよ、
いろんな団体とのつながりっていうのを重視していければいいなというふうに思っています。
なので、もしこういうような地域のコミュニティの活動、
こういうようなことをやってますよっていうことをSBC.オープンマイク等で見て、
なんか違うよとか、こういうこと言いたいなとか、
そういうような団体いらっしゃいましたら、
ぜひ私どもSIDE BEACH CITY.まで声をかけていただければと思います。
Ryosuke Yamaguchi
はい、ぜひよろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いします。
それではよろしいですかね。
Ryosuke Yamaguchi
はい、どうもありがとうございました。
高見知英
はい、では今回のSBC.オープンマイクナンバー103、
これにて終了としていければと思います。
ご視聴いただいた皆様、アーカイブ等ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
またチャンネル登録、評価などお待ち申し上げております。
それでは今回のSBC.オープンマイク、これにて終了としていければと思います。
ありがとうございました。
Ryosuke Yamaguchi
はい、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
58:48
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