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2024-07-29 09:41

SBCast. Ch2 #045 正会員 穂志乃愛莉さん/自己紹介・活動紹介

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会員の穂志乃愛莉さんに、現在の活動やSBC.に加入しての想いについてのお話を伺いました。 #NPO

穂志乃さんが過去に出演したエピソード

サマリー

穂志乃愛莉さんは、NPO法人DV対策センターの代表理事であり、子どもの居場所ラフェリーチェを運営し、DVや虐待、貧困の連鎖を防ぐ活動をしています。穂志乃さんはSIDE BEACH CITY.のメンバーとして横浜市と連携し、子ども支援を広げることを目指しています。

穂志乃愛莉さんの自己紹介
高見知英
まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.の今をお伝えするSBCast.Ch2、今回は穂志乃さんにお越しいただいてお話ができればと思います。
穂志乃さんどうぞよろしくお願いいたします。
穂志乃愛莉
はい、よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いいたします。
それではまず簡単にではございますが、自己紹介からお願いできますでしょうか。
穂志乃愛莉
全ての女性と子どもたちが夢と希望を思い描いて生きていける社会を目指して、DV、虐待、貧困の連鎖を防ぐ活動をしております。
NPO法人DV対策センター代表理事、子どもの居場所ラフェリーチェをやっております、穂志乃愛理です。よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いいたします。
SBCast.のほうでも穂志乃さんに以前出ていただきまして、いろいろお話を伺いましたけれども、今回はSIDE BEACH CITY.のメンバーとしてお話を伺っていきたいと思います。よろしくお願いします。
穂志乃愛莉
よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いします。
まず今回SIDE BEACH CITY.に入っていただきましたけれども、メンバーとしてどういうようなものをやれてればいいなとか、そういうようなことって何かございますでしょうか。
穂志乃愛莉
そうですね。うちの団体、今年5年目になるんですけれども、立ち上げのときには志田さんとか山口さん、高見さん含め皆さんに大変お世話になりまして、非常にお手伝いいただいて立ち上げをしたんですけれども、最近はですね、DVの避難者さんとかが増えてきたりとか、ちょっと難しい案件とかもね増えてきちゃった関係で、
秘匿性がより重視されているというような状況があって、なかなか表立った行動ができていないというのがあります。そんな中なんですけれども、行政とつながるのは私たちがあまり得意ではないというところがあるので、
ぜひですね、またSIDE BEACH CITY.さんの皆さんのお力を借りて、ぜひ横浜市さんとまた連携して子ども支援を広げていったりとかですね、そういった形取れたらいいなというふうに思っております。
高見知英
ありがとうございます。なるほど。行政とのつながりですね。
確かに行政とのつながりっていうのはSIDE BEACH CITY.の内部でもありますので、そういうときにいろいろとつながっていければいいなということなんですね。
ありがとうございます。こういう子育てとか女性支援とかそういうところに関わっていない人からすると、ちょっとそういう活動ってどういうことやってるのって、ぱっと見でわからないということもあると思うんですけど、すごくざっくりとでもいいのでお話しいただきたいと思います。
穂志乃愛莉
私たちはですね、もともとDVとか虐待の被害を受けた方の相談支援、それからシェルター運営からスタートしているんですけれども、中でもですね、公的シェルターに入れないと言われてしまった方ですね、ペットと一緒に逃げたいよとか、子どもがたくさんいて公的シェルターに入れないって言われちゃったよとかね、そういった方を中心に受け入れをしています。
また最近はですね、DVを我慢してしまった末に、相手を逆に刺してしまうとか傷つけてしまって、加害者になってしまうというケースも出てきたりしております。
そういった方たちの受け入れなんかもしておりまして、より秘匿性がちょっと必要となってきている状況があります。
その他ですね、避難した後の世帯が増えた中で子どもたちが非常に多くなってきました。
DVと虐待ってね、ほぼセットで行われているということで、虐待で傷ついた子どもたちがですね、僕は暴力を受けても仕方なかったよということを言ったりするんですよね。
そういった子どもたちに、暴力はいかなる場面でもダメだよということとか、暴力でないことでいけないということを伝えることができるよということで、エンパワーメント講座なんかもしております。
そしてそういった子どもたちに学習支援などもしていまして、中には高校受験、それから大学とか専門学校の進路のアテンドなんかもしている場合もあります。
SIDE BEACH CITY.との連携
穂志乃愛莉
そしてシングルマザーの方がですね、避難した後増えていくわけなんですけれども、シングルマザーの方ですね、やっぱり貧困の方が非常に多いということで、生活に困っている方も多いです。
なので、うちの方は食支援も力を入れております。食品配布を定期的に行っているのと同時にですね、エンパワーメント講座を聞いてくれた方に、親子さんそれぞれにですね、夕食のお弁当配布というものなどもしています。
ざっくりとこんな感じの活動をしております。
高見知英
ありがとうございます。本当にいろいろと相談の受け付けですとか、知りたいお話ですとか、DVとかの場にいる子どもの支援ですね、本当にいろいろされているなという話は常々伺っております。
子どもたちが見える世界って、結構親の活動とかそこに視野が限定されてしまうので、そこの視野をどんどん広げていくような、そういうような活動になるんですね。
穂志乃愛莉
子どもの視野を広げるということに関しては、結構助成金とかもここのところいただいてまして、昨年は子どもたち10人連れて沖縄に行ってきまして、今年は夏にですね、鹿児島ですね、鹿児島と屋久島にお連れする予定でおります。
非常に子どもたち楽しみで視野を広げるという意味では、社会活動大事だなというふうに思っております。
高見知英
そうですね。やっぱり他の子どももそうなんですけれども、やっぱり子どもが本当に学校と家の2つの空間の行き来だけで過ごしていると、それだけでも自ずと視野って狭まってしまいがちなところはあるのかなというふうに思います。
穂志乃愛莉
そうですね。
高見知英
やっぱりそこをどうにかしてね。
穂志乃愛莉
確かに、やっぱりものすごく親の影響を受けている子が多いなという印象なんですけれども、中にはちょっと本当にひどい親もいたりして、スーパーに行ったときにお肉の袋に穴を開けてこいとかね、納豆のパックをバラバラにしてこいとか、そういうことを命じるような親がいたりとか、困ったときには嘘ついていいんだとか、
そういうことを仕込むような親がいたりするんですね。
そういったことの環境でいた子どもっていうのは、嘘をつくのも平気になってしまいますし、人に迷惑をかけることがダメという感覚が持てなかったりするので、そこを一から教育し直すというか、伝え直すっていうのは非常に時間がかかるんですけれども、子どもたち柔軟性が高いので、やりながらどんどんどんどん吸収して、半年後、1年後と、
どんどん社会にあった感性のある子どもに育っていくっていうのが、私の喜びでもありますね。
高見知英
そうですね。本当にそこは、自分も今本当に子どもに関わる活動が増えている中、すごく同じように感じるところはありますね。
穂志乃愛莉
ありがとうございます。
さっきSBC.さんにお願いしたいというので、もう一個あるんですけど、やっぱり活動の運営資金が非常に大変苦しいというのがありますので、まだ私たちは秘匿性を高めなきゃいけないということもあって、クラウドファンディングなどもやったことがなかったりとかしているんですけれども、
昨年、神奈川県の指定NPOになりましたので、なんとか認定を目指したいなということで、寄付者集めをどうしたらいいかとか、企業寄付なんかも今後ちょっと広げていけたらいいなと思っていますので、そういったところのお知恵をお借りしたりとか、一緒にちょっとそういった場所を探してもらったり、活動してもらえると嬉しいなというのがあります。
高見知英
ありがとうございます。活動資金という面については、SIDE BEACH CITY.自体も必要に考えていかなければいけないところだなと思いますので、ぜひお互いにも一緒にやっていければと思います。
穂志乃愛莉
日本全体でちょっとNPOに対しての寄付意識というのが薄いという感じだと思うんですけど、アメリカとかはもうすごく寄付文化が進んでいるので、そういったのを全体的に増やしていけるといいなと思います。
高見知英
ありがとうございます。それでは今回はこのような形で、穂志乃さんに今の活動についてお伺いしました。どうもありがとうございました。
穂志乃愛莉
はい、ありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
09:41

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