函館のジャンボさんこと中村拓也さんに、現在取組んでいる課題をテーマにお話を伺いました。 #NPO
サマリー
中村拓也さんは、現状の課題として情報の伝達とITスキルについて話しています。地域のメディアとコミュニケーションの重要性を強調し、オンラインとオフラインのバランスを取る必要性に言及しています。
情報の伝達とITスキル
高見知英
SIDE BEACH CITY.の今をお伝えするSBCast. Ch2。
今回はジャンボさんにお越しいただきまして、活動についてお話を伺えればと思います。よろしくお願いします。
ジャンボ(中村拓也)
はい、よろしくお願いします。ジャンボです。
高見知英
よろしくお願いします。
それでは、現在取り組んでいる課題についてということでお話ができればと思うのですが、
どのような課題を持って活動されていらっしゃるんでしょうか。
ジャンボ(中村拓也)
そうですね。やっぱり情報をいかに必要な人に伝えるかっていう部分ですね。
これが一つ。もう一個あるんですけど、
町場の人たちの必要最低限のITスキルってどこら辺に置けばいいのかな。
この2つについて話せればいいかなと思っています。
結局今、函館市には情報系の学ぶところが4つぐらいあるのかな。
工業高校、商業高校がITやってて、
あと函館高専、あとは函館未来大学ですね。
4つがあるんですけど、情報系とはいえ、
情報の流通、コミュニケーションだったりとか情報がうまく伝達するっていう、
メディアとはまた違うわけですね。
実際にそういった学生もメディア的な感度が必ずしも高いわけではなくて、
システムなので割と口コミをすごく大事にしている部分があるんですね。
なので結局やっぱりリアルな場が必要になってくるみたいなことはありました。
ウェブ上のメディアはよりしろとしつつ、
レコメンド自体は対面でするっていうところが私の定番化してるような感じにはなってますね。
口じゃなくて一人ずつに話す。
これってこういうメディアあって好きだよ、好きかなとかって話を聞きつつ、
好み聞きつつ、こんなもんだけどどうっていうのを個別に言う。
反応をそこで得る。
来ない人もいるんだけど、来ないときって興味なくて来てないのが本当に来れない理由があるのかとかも、
やっぱり面と向かわないと分かんないこと結構あって、
アンケートで拾いきれないことも結構あるので、
そこはでもアンケートの作り方次第なところもあるんで、
最近ちょっとアンケートの書き方も少しみんなが考えてそうなこと、
なんかちょっとだるいんだよねみたいな選択肢もつけて、
なるべく解像度高く収集できるような形も今検討はしてる。
検討というか試したりもたまにしてますね。
ただ回答しやすく、その人の気持ちに一番近いものを収集できるような質問の仕方っていうのをやったりして広めてます。
やっぱり直接言って話すっていうところがまずは大事。
ただその時に、やっぱりちゃんとしたまとまったカッチリした情報が欲しいっていう時には、
すぐURLとかチラシのデータをポンと渡せるようにしておく。
情報も結構小規模なイベントって中身変わったりすること多いんで、
直前にここのサイトをちゃんとチェックしてみるみたいな感じで渡すこともありますね。
ある程度温まればもうネット上でなんとかなるなっていう気はするんですね。
例えば年に2回ぐらい会って、あとはネット上でもいいと思うんですよね。
ただやっぱり一定のこの熱を持つには、
やっぱり一旦会うっていうのが向いてる人が多いと思います。
向いてる話題と向いてる人が多いと思います。
ただネットのほうがグッと入り込むっていう人もいるので、
そこは相手によってどっちがいいのかなっていうのを見ながらやっていく。
一個一個対応できないときはどっちか楽なほうをやられますけど。
高見知英
そうですよね。
やっぱり結局オンラインのほうがいいところとオフラインのほうがいいところ。
オンラインのほうが向いてる人とオフラインのほうが向いてる人っていっぱいいるなっていうのはすごく感じていて。
でもそこをうまくいいとこ取り、ここの場面はオンラインで、
ここの場面はオフラインでってうまく使えられるようになればいいなっていうふうにはとても思いますね。
ジャンボ(中村拓也)
そうですね。
高見知英
今どっちかに偏ってしまいがちっていうところがあるので。
ジャンボ(中村拓也)
そうですね。寄せては返す波のようなものだと、
世の中のいろんなものを捉えてる僕は節あるんですけど。
ネットにちょっと多めにやった結果、ちょっとその揺り返しがきて、
またリアルに戻るけど、またネットに戻る。
このゆらゆら揺れ続けることが結構大事だと思ってて。
固定化することってまずありえないし、
メディアの役割
ジャンボ(中村拓也)
これがいいんだと思ったらけど、本人が飽きるとかもあると思うので、
やっぱり常に変化し続けるっていう流れを見つつやっていくのが大事なんだろうなって気がちょっとしましたね。
高見知英
そうですね。本当にやっぱりどちらでも選べるようになっているっていうとき。
本人の気持ちによってどっちがいいっていうのも変わるときがありますので。
ジャンボ(中村拓也)
そうです。
高見知英
だからこそ選べるようになっててほしい。
やっぱり両方の利点を最大限活かせるようになってほしいっていうのはありますよね。
ジャンボ(中村拓也)
うん。あとは、常にみんなあんまり……
絶対的な余裕はあるかもしれないけど、相対的にというか、
主観的な余裕がない人はごまんといるので、
そういう人たちでもちょい足しぐらいの、ちょっとなら聞いてもいいかなみたいな余白に込めるようなやり方を模索していきたいなと思いますね。
高見知英
そうですね。
ジャンボ(中村拓也)
これって地域のIT課にも同じことが言えて、さっそく2つ目のテーマですけど、
やっぱりICT支援員とかでやってると、
やっぱり先生たちって、もともとあれやれこれやれとか、
小学校だったら急に英語やれとか言われたとか、プログラミングやれとか言われても、
インプットがすごく多くすることを強いられてる部分も正直あって大変で、
さらにでも先生たちって児童生徒、子どもたちとちゃんとコミュニケーション、
時間とってやりたい部分がすごいあるっていうのが今回わかったんですよね、やってみて。
だからそういう意味では、1時間、2時間とかまとめてただ研修だとしんどいけれど、
ちょっと小出しの5分とか10分とか、雑談程度に一つ覚えるぐらいのやれる立ち位置が必要とされてるんだなってことで、
自分行ってよかったなっていうのはありますね。そういうレベルなんですよね。
高見知英
そうなんですよね。特段スキルがいるっていうわけではないんだけども、
でもある程度主体的に話せる人っていうのは、今こそ本当にいろんなところで必要とされてるんだろうなっていうのはすごく思います。
ジャンボ(中村拓也)
そうですね。主体的にっていうのもそうだし。
でもやっぱり大事なのって、安心して話せる状況を作るってとこかもしれないですね。
ちょっと気軽に聞ける?この人気軽に聞けないなみたいな。
たとえば、1聞いたら100回されて、「お、おぅ」ってなっちゃうこともあるから、
そこも分量は言いたいけど抑えてみたいなところも含めた、主体的な言葉を聞き出せるようなとこは、
もうちょっと俺もやっていかなきゃいけないなって思います。
高見知英
そうですね。
この辺のバランスってすごく個々人に話してる相手によっても変わることがあると思うので、難しいところはあると思うんですけども、
やっぱりそういうことができる人っていうのは、身近にいろんなところにいるといいなっていうふうに思いますし、
自分もそうなりたいなっていうふうに思いますね。
ジャンボ(中村拓也)
そうですね。これはもう一生ついて回る。
コミュニケーションってナマモノだから変わりますよね、状況も。
高見知英
それではぜひ、ここの活動について、
ご自身の活動のキーワードとか何かあればお伺いできればと思うんですが。
ジャンボ(中村拓也)
まあ、必要な人に必要な情報が届くかってとこじゃないですかね。
キーワードなんかわかんないけど。
高見知英
そうですね。そこ大事ですよね。
ジャンボ(中村拓也)
あとはあれですね。俺がメディアだってことですね。
高見知英
それはすごく大事な考え方だろうなと思います。
やっぱりメディアだって言うならざるを得ないところもあると思いますし、
ならざるを得ないんだったらメディアだって言おうよっていう感じはありますね。
ジャンボ(中村拓也)
結局何かと何かを伝えるものがメディアっていうものの語源だったと思うんですけど、
例えば高見さん通じてとか、僕通じて、
だんだん情報が流通されてって、
地域が面白いなとか楽しいなとか楽になったなみたいな感じになるところが目指すところな気がするので。
それはちょっと続けていきたいですね。
高見知英
それでは今後もお互いにいろいろとやっていければいいなというふうに思いますので、
今回はこのぐらいで終わりにしていきたいと思います。
また何か機会がありましたらお話ができればと思います。
ジャンボ(中村拓也)
はい、わかりました。
高見知英
というところで、今回はジャンボさんにお話を伺いました。
ジャンボさんどうもありがとうございました。
ジャンボ(中村拓也)
ありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
10:31
コメント
スクロール