志田さんに東京都知事杯オープンデータハッカソンの開催報告の内容を伺いました #NPO
- SDGs-API-TOKYO ANIMALs | 2024年度 提出作品集 | 都知事杯オープンデータ・ハッカソン https://odhackathon.metro.tokyo.lg.jp/collection/16/
- Linked Open Data Challenge https://www.lodc.jp/
- チャレンジ!!オープンガバナンス 2024 https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/padit/cog2024/
サマリー
東京都知事杯オープンデータハッカソンにおけるアイデアコンテストの内容や、参加者の取り組んだテーマについて語られています。志田さんは、SDGsをテーマにした独自の作品を披露し、今後のハッカソン参加への意気込みを示しています。
東京都知事杯オープンデータハッカソンの概要
高見知英
SIDE BEACH CITY.の内部をお伝えするSBCast. Ch2始まりました。
今回は東京都知事杯オープンデータハッカソンの参加報告ということでお話をしていきたいと思います。
志田さんどうぞよろしくお願いいたします。
しだ
はい、よろしくお願いいたします。
高見知英
よろしくお願いいたします。
それではまずこの東京都知事杯オープンデータハッカソンとは何なのかというところからお話いただけますでしょうか。
しだ
はい、東京都知事杯オープンデータハッカソンなんですけども、
名前の通り、東京都知事プレゼンツでやっているアイデアコンテストとなります。
毎年こちらのコンテストはやっておりまして、今回初めての参加だったんですけども、
お誘いいただきまして初めて参加させていただきました。
高見知英
このアイデアコンテストということで主題はどんなものだったんでしょうか。
しだ
そうですね、アイデアコンテストではあるんですけども、
実際は東京都のいろいろな局が抱えている課題が出てきまして、
その課題をICTの力で解決しようと、そういったような取り組みになります。
それに対するアイデアを参加者の方々が出す、そういった流れのアイデアコンテストです。
高見知英
なるほど、局に対するアイデアというと、例えば具体的に何かいくつか出すことってできますか。
しだ
はい、例えば東京都がやっている交通機関いくつかあると思うんですけども、
モノレールで言いますと東京舎人ライナーというのがあります。
今回東京舎人ライナーを管理している局の方から出た課題としては、非常に混雑具合がひどいと、
この混雑を可視化するあるいは解決するようなアイデアがないかと、そういったような課題がありまして、
また他の局からは、例えばトイレをどのように可視化するかとか、
そういったようないろいろな課題が局が持っているものを出していただいて、
それを参加者が取り組む、そういったようなものになっています。
高見知英
トイレ可視化っていうと、例えばこのトイレに利用されているとか、
今空いているトイレはこの辺だとどこにありますとか、そんな感じなんでしょうか。
しだ
そうですね。課題としてはちょっと漠然とした課題が出たりしまして、
トイレの可視化となると入っている空き状況ですとか、あるいは場所とか、
そういったのを参加者が考えて出す、そういったようなことになりますので、
実際に課題としては両方だったりしますので、ちょっと曖昧な課題なんかも出てきます。
そういった感じで、さまざまな東京都が抱える課題というのがありまして、
そういったものが毎年出されている、そういったものになります。
高見知英
そうですね。そういう漠然とした課題を、じゃあどういうふうにしていけばいいのだろう、
どういう形で解決していこうという形にしていくというのも、
立派なハッカソンとして参加する人の考えるべきことでもありますもんね。
しだ
そうですね。一方でもう少し高度な課題になりますと、
VRを使って鉄道のシミュレーションを、災害時のシミュレーションを、
運転士の教育をしてほしいとか、そういったような具体的な課題、
特に高度な課題、そういったのも出たりしています。
高見知英
これらについてのオープンデータというのは常にいろいろなものが提供されていると思うんですけれども、
そういうものをあらかじめこちらで見た上で、じゃあこれはどこに使えるかなとか、
そういうふうに考えていく、そんなハッカソンだったんですね。
しだ
そうですね。実際に東京都はオープンデータを公開しておりまして、
そのオープンデータ等を利用してくださいといったのが、
このハッカソンのやる条件になっております。
志田さんの取り組み
しだ
ただオープンデータといっても、完全にいろんなものがデータとしてあるわけではないので、
完全にオープンデータを使えるというところ以外の部分が、
やはりアイデアの部分が非常に有効になっている、そういったものになりますね。
高見知英
なるほど。そういうようなこんなデータがあればいいねとか、
こういうようなデータがあればこんなことができそうとか、
そういうような話もここの場で交わされたということですね。
しだ
そうですね。こういったデータが欲しいというのもありますし、
まだまだオープンデータ化されていないような情報もありますので、
そういったのをオープンデータとして改めて情報を整理してほしい、
といったようなアイデアもあるいは要望なんかもあります。
あるいはオープンデータに限らず、いろいろな情報をどう整理するか、
例えば東京都のサイトのここの部分がわかりづらいのでどういうふうに見えるようにするか、
そういったようなアイデアなんかも出されたりします。
高見知英
なるほど。そうですね。やっぱりそういうようないろいろな意見、
本当に参加者、市民からの意見とかから、どんどん東京都自体も変わっていく。
そういう取り組みがこちら行われているのはとても良いことだなと思います。
SIDE BEACH CITY.としてはどのような形でこの東京都知事杯に関わっていたんでしょうか。
しだ
はい。参加者の方々は興味あるテーマをもとにチームビルディングが行われます。
私は今回一人で参加させていただいて、特にチームビルディングしなかったので、
一人で参加することになりました。
今回どのようなものを作るかということで、オープンデータの中をいろいろ見てたんですけども、
テーマ型でいいこともなくて、いろいろな課題の解決というのが、
いわゆるソリューションというふうになるんですけど、
私はテーマを持って取り組もうと思います。
今回一人でチャレンジすることにしました。
高見知英
そうですね。そういうのも、実際どのような形でどんなものを作ったとか、
どんなものを提案したとか、そういう事例であればお伺いできますか。
しだ
はい。今回私が作りましたテーマとしてはSDGsにしました。
そのSDGsの内容としましては、SDGsの目標が17個あるんですけども、
その17の目標を東京都のいろいろな動物園にいる動物に例えて表現すると、
といったようなSDGsのテーマを新しく作りました。
アイコンですとか、目標ですとか、あるいは内容ですとか、
またはこのSDGsに基づいたチャレンジ、といったような内容を入れられております。
実際の作品名は、SDGs-API-TOKYO ANIMALs、といった名前です。
高見知英
こちら、例えば審査をしている人たちはどういうような感想を抱かれたとか、
そういうのって伺ってますか。
しだ
実際に部門がいくつかありまして、データビジュアライゼーションの部門ですとか、
テーマ型、提案型の部門ですとかあるんですけども、今回はアイディア部門ということで出させていただきました。
アイディアはテーマ型なので、実際には東京都の局が出しているような課題解決とはまた違うんですけども、
テーマ型として実際には提出させていただいて、その後の評価がどういうふうになったかという具体的なところまでは降りてこなかったんですけども、
個人的にはなかなか新しい視点だったんじゃないかなと思ってます。
他の提出されている作品と比べて、SDGsに取り組んでいる作品なんかはなかったので、
そういったところが非常にユニークだったと思います。
高見知英
そうですね。今後、SIDE BEACH CITY.として、こういう東京のハッカソンにどうやって取り組んでいこうとか、
今後の展望
高見知英
どう関わっていこうとか、そういう意気込み等、予定は何かございますか?
しだ
そうですね。東京では主にオープンデータ系のハッカソンがありますので、
LODチャレンジですとか、COGですとか、そういったようなハッカソンに前にも参加したことがありますので、
SIDE BEACH CITY.としても今後参加していきたいなと思っております。
高見知英
そうですね。やっぱりこういうようなオープンデータを活用した取り組み、
横浜だけでなく本当にいろいろなところのものに関わっていければいいなというふうに、
私たちSIDE BEACH CITY.も活動をしています。
もしご興味ありの方はぜひこちらのSIDE BEACH CITY.の方に関わっていただければいいなと思います。
それでは今回、東京都知事杯オープンデータハッカソンについて、
ということで、志田さんにお話を伺いました。
志田さんどうもありがとうございました。
しだ
ありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
09:12
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