はいはい。
では、始めますかお仕事、今日も。
はい、始めましょう。
毎週さよなら生じの人事戦略。
ここは、毎週のように退職者が出る架空の会社、毎週さよなら生じ。
会社側も働く側も、長く一緒に仕事をしたいと思っていたはずなのに、続かなくなってしまう理由は何なのか。
人事部ノータリエが、インターン生のレオくんと、
ああでもない、こうでもないと語り合いながら、
より良い働き方を模索していく番組です。
そういえば、あのね、私前に転職エージェントで働いてたことがあるんだけど、
言ってましたね。
うん。で、前回その冷房の話とかをしたじゃない。
しましたね。暑いよね、みたいな。
そう、それでふと思ったんだけど、
はい。
冷房、会社の冷房が寒すぎて辞めちゃうっていう。
え?
そういう子がいて、
そんな馬鹿なすぎませんか。
それ辞めなくても解決できそうじゃないって思うことがあったんだよね。
まあ一例としてってことですかね。
もちろんそれだけじゃないと思うけど、
そうそう。で、それでまあ3回、第3回の時に営業部の田中さんが辞めちゃったっていう時も、
実は職場のコミュニケーションがうまくいってなかっただけっていうのもそういえばあったなと思って。
ありましたね。
なんかこう、うまく伝えたりコミュニケーションが取れれば、
それ辞めなくていいんじゃないって思うことあるんだけど、
はい。
どう思う?
でも、そうですね。
僕、ちゃんと言うタイプがあるので、
そうそう。レオ君は自分の気持ちを伝えることがすごく上手だなと思うんだけど、
嬉しいです。ありがとうございます。
それって何?なんか意識してることあるの?
意識してることですか。
なんかいろんなフェーズはありますけど、ありますね、一応。
例えば、この今の会社がすごい寒いと思う。寒かったとするじゃない。
はい。
で、自分以外はもしかしたらちょうどいいのかもっていう時に、なんていうの?
確かめますね、周りにまず。
なるほど。
どっちかというと、自分が寒いなって思ったら、
まず一番話しやすい人に、今会社の空調ってちょうどいいですか?みたいな。
を一人一人に言いますね。
しかもちょうどいいですか?って聞き方が秀逸。
寒くないですか?じゃないんだ。
寒くないですか?って聞いちゃうと、
多分、寒いよねって言われちゃうかもしれないんで。
まあ、会社の空調が寒かったら、僕もやれることあるじゃないですか。
多分、みんながちょうどいいなら、自分が服を着るし。
で、みんながちょうどよくないなら、その空調を管理してる人にこそっと、
何に寒いって言ってるみたいなんで、ちょっと僕も今寒いんでちょっと上げてもらってもいいですか?みたいなのが言えるじゃないですか。
ちゃんとリサーチをするってことね。
そうした調べをして、人数、どのくらいの人がこう思ってるよって言われた方が、
やっぱり上の人も、じゃあ動こうって思いやすいと思うんで。
なるほどな。
じゃあ環境的なことだから、そういうふうに動くっていう感じで。
じゃあ例えば一対一の関係性とかで、
ちょっと言わなくてもいいけどぐらいのことってどんなふうに言うの?例えばなんだろうな。
そんな話ですかね、例えば。
そこは結構自信あるんですけど、どんな話なんだろうと思って。
じゃあ私が知らないうちに、レオくんの足をずっと踏んでたら?
やばくないですか?
どうやって言う?
なんかあれですかね、会社の。
例えば電車とかで一緒に乗ってて、知らない人と知ってる人だと違うかもしれないから。
じゃあまず知ってる人、私と一緒に乗ってて、私がレオくんの足をずっと踏んでたら。
まあ言いたくはないから、言わなくてもいいかなぐらいの踏み方。
なんかちょっと踏んじゃってるよとか。
僕新品の靴やったら嫌ですもんね、そういうの。
嫌だよね。
確かに。
それどうやって言う?
めっちゃキャラクターに頼っちゃうとこあるんですけど、
レイさん痛い痛い痛い痛い痛い、今切れてるよみたいな。
確かにな、レオくん。
どっちかというと、俺今踏まれて悲しいんですけど、これわざとですか?みたいな感情を伝えますかね。
それすごいなんかテクニックな気がするけど、それはなんかどっかで学んだとかじゃなくて、自然とそういう昔から?
いや、なんか昔すごい苦手だったんですよ。気遣いな性格はあって。
昔とは?
本当にサッカーの話に戻って、アルバイトの話にもなるんですけど、なんか真面目だって話したじゃないですか。
任せられることも多くて。
その時にYouTubeでどう伝えればいいのかなって、本を見る機会が結構あって。
そこに一つあったのは、相手も気づいてないことがある。
だから、まず自分の感情と相手がどう思ってるかをしっかり聞きましょうってところ。
自分の感情と相手。
を伝える話ですね。
私は悲しいんですけど、あなたこの現状って今どうですか?みたいな。聞くようにしてますね。
すごい。
イメージはきます?
あえて、その得意、なんかナチュラルにやってるわけじゃなくて、それを身につけるためにやっぱりいろいろ勉強して、それを習得したってイメージですか?
そうですね。ほんまにこれでいけるんかなって思いながら実験はしてたんですけど、結構みんな動いてくれますね。
なんかあるじゃないですか、家族間で4人でご飯食べてて、ドレッシングがめっちゃ遠い席にある。
僕は届かないけど、たとえばお父さんが届くみたいな。
よくある風景ね。
で、その時に無言で取っちゃうと、俺取ってあげたのにみたいな思う瞬間ってあると思うんですよ。
だから、ちょっと取ってくれたら嬉しいんだけど、取ってくれないですか?みたいな感じでお父さんに頼むようにしてて。
お父さんいいよって、めちゃくちゃ機能いいお父さんなんで、普通に取ってくれるんですけど。
その時は、いいよってスッと動いてくれるんで、どれが刺さったのかわかんないけど、言ってみるって大事なんだなって思ったりはしましたね。
なるほど、なんかドレッシングだと、自分でも取れるけどってことだよね。
ギリ届くんですけど、なんか多分取ってもらった方が危なくなかったりするじゃないですか。
お皿があったりとか、食事の邪魔をしたりとかがあるんで、その辺はほんまに取ってくれたら嬉しいんやけど、取ってくれへんみたいなのは。
なんか仕事とかでも、これ人に頼めたらすごい楽だけど、頼むの相手に迷惑かもしれないし、言うのも大変だからもう大変だけど自分でやっちゃおうみたいに抱えちゃう人多い気がするんですけど、
そういうのって頼んだ方がいいのかな、そしたら。
そういうのは頼むの前に、ちゃんと確かめないといけないんじゃないかなって僕常々思うんですけど、りえさんそういう時って、その人に忙しいから確かめます?
確かめますね、確かに。
たぶん仕事抱えちゃう人って優しいから、いろんなこと考えちゃうんですよ。この人忙しくないかなとか、今言われたら失礼じゃないかなとか。
でも発言をしたことによってどう受け取るかって相手じゃないですか。
そう、そうなんですよ。
じゃあ、たぶん相手がどう思うのかなって思うのも大事にしながら、それが仮説が合ってるのかを、今私こう忙しいのかなって思ってるんだけど、今どのくらい忙しい?このスケールなら頼めたりする?みたいな。
確かめる作業が、みんなもっとやったらいいのになーって思ったりしますね。
確かにそう、勝手にもうこの人忙しいだろうなって想像して、確かめずに引っ込めるが多いよね。
多いですね。なんか、これはなんでみんなしないんだろうって思うのと、みんなに言ったら、確かにやってなかったって言われるポイントなんで、僕が早めに気づけてよかったなってコミュニケーションで思えたポイントですかね。
そうですね、確かに。それでもなんか、これからレオくんが社会に出て会社の中とかでも、どんどんそういうふうに確かめて人に頼れるようにしていくと、周りも頼っていいんだっていう空気感が生まれるかもね。
りえさんは苦手ですかこれ。
私苦手です。
アサーティブが苦手っていうよりも、
人が何かやってくれることをすごく申し訳ないなって思っちゃうんです。
それもちょっと最近ね、自分で直さなきゃと思ってるとこなんですけど。
よく仕事してる時にごめんねって言ってくれますもんね。
そう、なんか自分がするのは全然、するほうが楽なんですよだから。
はい、確かに。りえさん動いてくれますもんね。
そう、なんか、するよっていうほうが楽なんだけど、
お願いしてやってもらうっていうのがすごく負担をかけちゃうような気がして、
その人はもう全然やるよって言ってくれたとしても、
ありがとうじゃなくてまずごめんねって言っちゃうのが、
いや良くないなと最近はね、ちょっと反省しているとこですね。
どうしたら直せるんですかね。ありがとうに持っていけるんだろう。
楽しくないですかありがとうの方が。楽だし気持ちいいし。
素敵。そうね、そうだね、どうしたらいいですか。
あー、こっちに返ってくれた。
そうだよね、でも言われた方もきっとありがとうの方が嬉しいもんね。
りえさんの中の認識が分かんないんですけど、
その子に仕事を頼むことによって敵対しちゃうんですか。
全然。
ですよね多分。私たちで頑張ろうの仕事にしたらいいんじゃないですか。
私たち頑張れるよありがとうみたいな。
なんかお願いすることによって、相手の負担を上げちゃうから申し訳ないみたいな。
あると思うんですけど、りえさんそれで自分の負担を頼まなかったら上がっちゃうじゃないですか。
多分それって相手から見たりえさんも、今忙しいからお願いしない方がいいんかなって次から思われちゃうことになりません。
そうね、なるね。
だったら多分お互いお願いできる環境、ありがとうっていう方が気持ちいいのかなって思ったんで。
いいコミュニケーションで生きてますね本当に。
中心であれれば嬉しいなと思うんですけど。
本当そうだねでもね、今日きっかけにでもそうしてみようと思いました。
ありがとうっていう言葉を渡せるのと、すいませんっていう言葉を渡せるんだとしたら、
例えばありがとうを渡せる数を増やした方が気持ちいいよね。もらった方も。
そうですね、絶対そうで。実験してみたらいいんじゃないですか。
そのごめんねって言ってる時と、ありがとうって言ってる時の相手のリアクションって重ねれば重ねるほど変わると思うんで。
同じ人に試したらいいと思います。僕はそれでありがとうの方が嬉しいんだって思ったから、実践してるだけで、
ごめんねって言われる方が動く人がいるならそっちの方がいいと思うんで。
いないよね。いるのかな、どうなの。でも、さよなら障子ではさ、ありがとうを増やしたいよね。
そうですね。
ありがとうボックスみたいなのがあるとしたら、ありがとうボックスの方を増やしたいもんね。
そうです。いいとこ気づけますからね。僕はめっちゃ賛成です。めっちゃ書けますみんなに。
すごい、なんだか今日はあれですね、伝え方っていう話から、ありがとう、自分がお願いする時もそうだし、自分が受け取った時もしっかり受け取る、その両方が大事なんですかね。
大事ですよね。
なるほど。ちょっとまとめに入りますか。
まとめですね。
今日はどっちがいきましょうか。
お願いしたらいいですか。
そうですよね。
人に言いづらいことを伝えるときには、一つは相手がどう感じるのかを考えて、それを確かめること。答え合わせをして、しっかり感謝を伝えること。
感謝を伝えること。
そうすれば、相手も気持ちいいし、自分もお願いしてありがとうって言えたから、やっぱり次も自分頑張らないとなって思えると思うんですよ。
そうですね。
私今日、でもレオくんの中ですごく心に残ったのが、まず試してみるっておっしゃってたのが、本当にそうだなと思って、試してみるとか確かめてみる。
答え合わせですね。
その前に、さっきのファンソコンの話じゃないけど、自分の中でぐるぐる考えてやめておこうっていうんじゃなくて、まずちょっとお願いする前に試してみるっていうのは、すごく気軽に一歩踏み出せるヒントだったなと思いました。