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  2. 地方行政の話
2025-04-26 16:49

地方行政の話

少しマジメな内容

サマリー

地方自治体の行政に関する議論が展開され、市役所や町役場での業務の効率性や遅延について触れられています。また、観光地の自治体が抱える課題や、住民サービスと観光予算のバランスについても考察されています。

地方自治体の業務と課題
この間ですね、ちょっと友達の話をしてて、地方自治体の行政の話。
市役所、町役場、村役場みたいなところですね。基礎自治体の行政の話なんですけど。
いわゆる役所仕事とか、あんまイメージはよくない、よくもたれないっていう感じじゃないですか。
僕も市の自治体の仕事とかしてて、すごい優秀な人ももちろんいて、モチベーション高い人もいるし、
すごく一緒になって頑張って事業を進めていくっていうこともたくさんあるので、
事業を進めていく上でのネガティブなところはなくはないですよ。
なくはないけど、いわゆる民間と比べて、そういう意味でのネガティブさはない。
ただあるとすれば、やっぱりシミド感みたいなところはあって。
なんか、僕も公務員時代があったので、分かる部分はあるんですけど、
公務員って仕事として何かを進めるときに、どうしても根拠が必要なんですよね。
法律であったり、条例であったり、規則、計画という根拠となるものが必要であって、
それがないと仕事として動けないという状況なんですよ。
例えば、スポーツを使って街を盛り上げていきましょうみたいな仕事であれば、
スポーツ推進計画という計画があって、それに基づいてみたいな話ですね。
そういうのがないと動けないから、まずそれを作らなきゃいけない。
それを作るのに1年、2年かかる。
下手したら3年とかかかるっていうスパンなので、やっぱり、
かなり民間に比べるとスピード感が遅くなるのは当然ですよね。
ただ、その計画があれば、民間と同様のスピードで動けるのかもしれないですけど、
既にあるものに対して。
っていうのが一つ。
話を戻ると、友達との話の中で、行政進めていくの遅いと。
その人が住んでる自治体の行政と仕事なのかなという話をしてて、
とにかく遅くて進まないみたいな話をして、
分かるんだけど、そういう事情もあるみたいな話をさせてもらいました。
あとは、それってどうやって変わるんだろうって話をしてて、
僕もどうやって変わるんだろうと思ってたんですけど、
首長ですね、首長。
いわゆる市だったら市長、市長だったり町長、村長っていう人たちが、
強烈な権限でトップダウンで動かしていくっていうのが早い。
早くなる。
だいたい条例とかにも、条例を行使する上での文言の中に、
市長が特別と認めるものとか、そういうのが入ってたんですよ。
それって裏技的な雰囲気もあるかもしれない。
とにかくトップダウンでやるのは早いんですよね。
強烈なリーダーシップを発揮するためには、
日本は選挙制度がある国なので、
選挙で圧倒的な実力を示さないといけない。
同時に議会もあるので、議会に対しても圧倒的に。
そうやってバランスの話、権力の分立っていう意味ではわかんないけど、
議会が強すぎて進まないっていうイメージはありますね。
議会っていうのは住民の意見を代表して持ってるわけじゃないですか。
質問したり、市だったり自治体の経営を目指して質問したり、
いろいろ提案をしたりっていうのが議員の仕事。
それは実行するのは行政ですよね。
というところで、難しいですよね。難しいんだけど、
なんで遅く感じかっていうのは、
この仕組みって多分何十年も変わってない状態でやってるわけですよね。
仕事の進め方のスピードは速くなってるかもしれないけど、
大元のやり方、
根拠となる法律があってどうのとか、
勉強を通じてどうのとかっていうのは何十年も変わってない状態ですね。
そこが現代のスピードに追いついていけないんじゃないかと。
ものすごい加速してるじゃないですか、今って世の中が。
技術的な意味でも。
インターネットからソフトウェアの技術から、
生成AIの技術からね。
どんどん加速度的に技術が進歩してて、
それと同時に世の中の動きがどんどん加速して速くなってるんですよね。
その世の中に対してついていくための行政のシステムが
できてない、追いついてない。
なぜなら変わってないから。
だから多分ものすごい苦労してると思いますよ、行政職員って。
民間に比べてすごい重りをつけながらマラソンをしてるみたいな。
みんな民間企業はマラソンのしっかりした装備の中とか、
条件違う中ですごい発揮しながらやってるとは思うんですけど、
やっぱり世の中のスピードにはついていかないですね、今。
観光地の課題
1年でどんどん変わってきますからね、状況が。
技術とかが変わると、それに伴って普通にするものがいろいろ変わってくるじゃないですか。
鉄道が超遡って鉄道ができれば駅ができて、駅の前に町ができて、商店ができて、
駅と駅のやりとりで人が運ばれることでどんどん加速していく。
今度道路ができるようになったら、道路ができたのか車が、自動車ができたのか
どっちが先だったかわからないけど、自動車よりは鉄道が先なんだよね。
道路を作るよりレールの方が簡単だから。
で、車ができて自動車ができて道路ができたら、
道路脇に今度付随する設備がいろいろできるわけですよ。
ガソリンスタンド、ドライブスルー、ドライブインみたいな。
そこまではたぶんついていってたのかわからないけど、そんな古い時代のことはまあまあ。
で、今それこそインターネットもちろんそうですし、
生成AIによってあらゆるものが早くなっていくわけじゃないですか。
文章生成、コーディングなどなど、仕事の処理がどんどん早くなっていく中でやっぱりきついですよね。
それに伴っていろんな生活も加速していく。
そこのシステムから変えていかないとダメですよね。
アメリカのトランプ大統領が必ずしもいいわけじゃないんですけど、
あの人トップダウンでも大統領令をパンパンと出してて、
やっぱ変えていってるっていうのは、そのスピードはすごいですよね。
スピード感というか、そこの決定力なんだろうな、必ずしもいいかっていうとわからないですけどね。
あれが時代についていくっていう、むしろ時代を引っ張っていくっていう能力というか、
関税の問題とかも大々的に保存されてて何とも言えないですけどね。
せっかく10分以上経ったんですけど行政の話みたいなので、
もう一個は、観光地と言われる自治体ですね。
海でも山でも文化的なところでも。
という街ではやっぱり、もともと観光で思ってたという意識があるわけですよ。
だからやっぱ観光事業者っていうのは自分たちが街を盛り上げてきた意識もあるし、
宿泊事業者、飲食店、みんなそうだと思うんですね。
自分たちが盛り上げてきて、観光客を呼び込む。
観光客の受け皿として、機能を果たしてきたという自由があるし。
その次世代でももちろん力を持っている。
国内旅行全盛期はやっぱりそれで良かったんですよ。
一回それが落ち込んで、今海外から旅行に行く、いわゆるインバウンド全盛期という中で、
そういう人たちが盛り返しているというか、発言力が大きい部分もあると思うんですよね。
そういう分野の人たちが。
自治体の予算、どこもお金がなくてない中で、やっぱり基本的な住民サービスとかインフラっていうのは、
割合を減らしちゃいけない部分だと思うんですよね。割合なのかな、総額なのかな。
物価とかを考えると、同じペースよりもどんどんそこが上がっているはずなんですよね。
っていうのを大事にしていかないで、観光とかに予算をものすごいつけるようなやり方をしていると、
定住とかにはつながらないんじゃないかなと思いますね。
観光地の土地がどんどん上がっていると、やっぱり住まなくなっちゃいますよね。
普通にお金持ってる人が買って、一番儲かる季節だけやって出てくるみたいなのはあり得ますよね。
そうすると本当に住みづらい町になっていく。寒散としちゃってね。
普通に住めないわけじゃないですか。家賃、土地が高くて。
例えば公営住宅を用意するとかわかんないけど、そういう政策に関してはちょっとアイディアが今ないですけど、
ただしやっぱり選挙になると、そういう方針を打ち出している議員や首長が観光地で今まで持ってきた町だったら、やってくれる気がするんですよね。
やってくれる気がするし、入れちゃいますよね。超わかる。その気持ちは。
だからそっちにしか行けない。
っていうのは結構、今の日本の観光で持っている町はちょっと考えていった方がいいかなと思ってますね。
そういう住民サービスってやっぱ大事だなっていう。
日本の現状と可能性
いろんな町の状況を見ていると、観光要素がない町ほど地道にというか、
観光観点で本当に少しずつ基盤を作っている感じがしますね。
観光っていいんだけど、やっぱりちょっとみずものですよね。どうなるかわからないことがあるし。
っていうのがどこかで真面目な話をしていて考えていた内容ですね。
なんかその辺、機会があればノートにまとめたいなと思いますね。
ではでは。ありがとうございました。
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