お客様への真摯な向き合い
おはようございます。札幌でグルメ情報誌、ポロコの統括編集長をやっております、福崎里美です。
今日は、まごころとプロ意識で広がる食の仕事術ということで、人気店と引っ張りだこ講師の共通点についてお話したいと思います。
今回は、先日、ココノス・スキノのミッドアルファスタジオで行った、福崎里美の美酒・美食でお迎えした素敵なお二人のゲストのトークの中から、
飲食業界で働く方、そしてこれから食の業界を目指す方にとって役立つんじゃないかなというお話を、3つに絞ってお届けしたいと思います。
ぜひ最後まで聞いてください。
このチャンネルは、飲食店を知りたいという方だけではなく、グルメ情報誌の立場から媒体を作っている人や飲食店経営に少しでも役立つ話をしております。
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それでは、今日の本題です。
まごころとプロ意識で広がる食の仕事術
食の仕事術
飲食店もそうですが、食の仕事に就きたいなと思っている方にも役立つんじゃないかなと思っています。
まず一つ目、お客様への本気の向き合い方
まずご紹介するのが、先日のゲストに出ていただいたオステリア大和亭などを展開する大和さんのお話なんですけれども、
こちらオステリア大和亭は、ススキノでなんと11年、一度も広告を出さずに来たそうなんですけれども、
私も好きで何回か行っているんですが、常にお客様で賑わっている人気店です。
その秘密は、という中で、トークの中で出てきた中では、
自分の大事な人と接するように、本気でお客様に向き合うという、とてもシンプルですよね、でも深い姿勢だと思いました。
本気で向き合うということは、とても大事だと思います。
例えば、前に来た時に、この人これが食べたいって言ってたなとか、このワインが好きだって言ってたなということを、ちゃんと真剣に覚えていて、そして向き合うということですね。
その料理を用意しておいたり、そのワインを用意しておくということもそうなんですけれども、
よく来る方のお財布事情、こういう価格のワインが合うんじゃないかなということも、とても真摯に考えたりとか、
あとメニュー構成も本当に真剣に向き合うという話をしていました。
これ本当に簡単にできそうだけれども、真摯に向き合うということは、自分の大切な人と接するということですね。
例えば、親と同じように、恋人と同じように、本当にこれが喜んでもらえることなのか、お店に来てもらうためには心地よく過ごしてもらえるのか、
そういうことを真剣に考えるということが本当に大事なんだな、そしてこれはマーケティングということだけではなくて、人としての真心の積み重ねということなんじゃないかなというふうに感じました。
キャリアと人間力の重要性
そして2つ目、キャリアの広げ方ですね。
資格プラス人との縁だと思うんですけれども、2人目のゲストの方が、今チーズサランを主催しているイベントなどで引っ張りだこの石川直美さんなんですけれども、
実はこの方、元航空会社の客室上メイン、いわゆるCAですね。
そのCAを辞めて、職のプロとして独立するきっかけは、知人の方から頼まれた講師の仕事だったそうです。
もともとCAの時に、職に興味がすごくあって、仕事にも活かせるということで、
ソムリエとかキキ酒師とかビールマイスターなどなど幅広い資格を取得していたそうです。
それによって色々な人脈も、職に関する人脈も広がっていったということなんですけれども、
それをきっかけに、講師の仕事を手伝ってくれというふうに頼まれたそうです。
やっぱり一つの資格を持っている方はよくいると思うんですけれども、
ソムリエ、キキ酒師、ビールマイスターと焼酎の、もちろん本業のチーズの資格もそうなんですが、
それを持っていることによって人と差別化になりますよね。
今、札幌、北海道に留まらず、道外でも何か職のイベントというときに、
一つの資格ではなくて、チーズプラスワイン、チーズプラス日本酒、その両方も話ができるということで、
プラスアルファの職に関する資格を次々取っていったということが、
自分のプラスの差別化に広がっているというお話をされていました。
それだけではなく、その後も大学、大学院で学んで、常にインプットをしていらっしゃる方です。
重要なのは、人と違う強みがあって、それに伴って引っ張られる人材になるという努力を積み重ねるということです。
資格もそうなんですけれども、この人にお願いしたいと思わせる人間力、実はそれが一番の武器なのかもしれません。
最後3番目、自分がされてうれしいことを相手にも。
最後なんですけれども、お二人に共通していたのが、やはり人への接し方ですね。
石川奈美さんも、自分がされてうれしいことを仕事相手にもするとお話していました。
これはお客様だけではなく、一緒に働く仲間、取引先にも通じる大事な視点です。
もちろんお客様への自分がされてうれしいことをしているから、引っ張りだこなんだと思うんですけれども、
相手を大切に思う気持ちがそのまま信頼となり、結果として自然に仕事が返ってくるという土壌を作っているんじゃないかなと思います。
今回は、大和さん、石川奈美さんのお話から、お客様の向き合い方、キャリアの広げ方、人との接し方という視点でお届けしました。
これから飲食店で頑張っていこう、食の業界で頑張っていこうという方の少しでもヒントになれば嬉しいです。
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次回も、食を愛するすべての方、飲食店業界の方に役立つトークをお届けしたいと思います。
福崎さとみの美酒美食、お相手は福崎さとみでした。
それではまた。