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耳で聴くうちやま作曲教室ってことでやってきますが、作曲の初心者にお勧めしたい心構えっていうかね、そういうのでやっぱり
曲の量を増やすっていうか、作曲量を増やすっていうかね、
やっぱりそういう、結構ベタベタなんですけど、やっぱり大事だなっていうふうに思うんですよね、作曲の上達を考える上でね。
純粋に作曲に慣れることができるっていう、経験を積むっていう、そういう意味でその量を増やすっていうことが大事だと言えるんですけど、
それと合わせてですね、曲をたくさん作ると、自分の作風っていうか得意なものっていうか、そういうのが見えやすいっていうね、
そういう良さがあって、そういう意味でもたくさん曲を作った方がいいっていう、そういう結論に行き着くんですよね。
だから例えば、曲作りして1曲2曲やっても、特に初期の頃ほどね、その1,2曲っていうのはある意味その体験っていう感じになってきて、
で、例えばそれが5曲6曲までいって、でもまだちょっとこう、まだね、作曲の本当にスタート地点でちょっと足を一歩踏み出したくらいの状態じゃないですか。
それが例えば10曲。10曲とかになってくると結構曲数が増えてくるんで、結構自分の作りがちなメロディーとか、こんな曲調が何となく自分の中に眠ってるっていうかね、
掘り起こすとこういうのがよく出てくるみたいな、自分が作りがちな曲みたいなのが見えてきて、
で、さらにそれが20曲とか30曲とかって曲数が増えてくと、だんだん本当に自分の作風っていうのがそれで結構見えてくるんですよね。
で、中でも自分の中でこういう曲が手応えを感じるとか、この曲のこんな感じが自分は結構得意だし、こういう方向性でやっていくとね、
より満足感高い、自分ならではの個性っていうのを出せそうな感じがするとか、そういうふうに考えていけるようになるっていうか。
それもこれもやっぱりたくさん作ってこそ行き着くことができる領域だと言えるんですよね。
だからやっぱり1曲2曲で自分の可能性を何となく測ろうとすること自体はそもそも無理があって、
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で、個人的な感覚では10曲とかでもまだ少ない。
で、やっぱり30曲ぐらい行くと本当に自分の何かやるべきことっていうか、方向性っていうか強みっていうか、伸ばすべきところっていうかね、それが見えてくるんですよね。
30曲作るのはなかなかね、時間がかかると思うんですけど、特に慣れてない頃はね。だからまあやっぱり2年3年、1年2年3年っていうね、そういう期間になってくるんですけど、必然的に。
でも例えば1ヶ月1曲で調子良ければ2曲とかね、3ヶ月で4曲とか、2ヶ月で3、4曲みたいな、3曲半とかっていうそれぐらいの間隔でいけば、例えば1年で1ヶ月1曲だったら1年で12曲じゃないですか。
で、12曲からもうちょっと踏み込めて15曲とかって考えると、2年やったらそれをね、30曲ですよね。だから1年2年ぐらいで20曲台中盤から後半ぐらい、それから30曲ぐらいってなんとなく作れるようになっていくんですよね。
で、例えばそれをね、ネットに、例えば10曲作ったぐらいの段階でなんとなくYouTubeにアカウントを作って、そのYouTubeのアカウントにポツポツね、自分の曲をアップしていって、それが30曲ぐらい溜まっていくと、だんだん本当に自分の作風が見えてきて、そこに、例えば自分の身内でもちょっとしたネット上の薄い繋がりでもいいんで、
そこにコメントとか、いいねとか反応がもらえるようになっていくと、その30曲の中で明らかにこの曲だけすごいみんなから評判がいいとか、この曲はすごいみんなからいいねがたくさんつくとかね、あとはこの曲は自分の中でそれなりに手応えがあったけど、なんか思ったほどみんなに反応してもらえなかったとか、
なんかこの曲のこの歌詞についてやけにみんながいいって言ってくれるとかね、なんかその作った曲それぞれの中で、みんなからの反応の差が出てくるんですよね。
で、それによって自分の中で、こっちが自分は得意なのかなとか、こっちにみんなの需要があるのかなとか、この作曲の中のパターンっていうか自分の法則っていうか、それがこう見えてきて、伸ばしていくべきところとかね。
ここはみんなにそんなに受け入れられないから、自分がやりたいことではあるけどちょっとこっちじゃない、ちょっとずらしてみんなに受け入れられるものを伸ばしていこうかなとかね、そういうような考えができたりとか、たくさん作ると、そういう周りからの反応もそこに照らし合わせて、
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で、より自分が進んでいくべき方向っていうのがね、よりはっきりわかったりするっていう、そういう差があったりするんですよね。で、それは自分が完全に趣味でやってる場合は、そこまで考えてやることでもないし、自分が楽しければそれでOKなんですけど、
例えばそれを自分がアーティスト活動をしていきたいとか、外側に向かって発信していきたい、それでみんなから評価を得たいとかってなってくると、やっぱりその本当に10曲とか、もう本当に10曲いかないぐらいの段階でそれを測るっていうのはちょっと無理があって、やっぱ30曲、40曲たくさん作って、たくさん作っていく中でその自分の中でも手応えを持つ、持てる曲っていうのが出てくるし、
その手応えが実際に公開した周囲の皆さんの反応って意味でどうか、その手応えがきっちり皆さんの反応と比例してるかっていう判断もできるし、意外と手応えはあるけど意外とみんなからの反応はそうでもなかったとかね、そういうのもあったりとかね、そういうこういろんなことが考えられるようになってくるんですよね。
だからやっぱり始めたばっかりの頃は、なるべくたくさんいっぱい作るようにした方が良くて、で、冒頭言ったように作るほどに慣れていくんで、だから曲作りの、1曲を完成させるっていうハードルもどんどん下がっていくし、心理的な壁みたいなものもね。
で、その作ること、作りきることっていうのはもう完全に習慣になるんで、だからそういわゆるアーティストマインドみたいなものも育っていくし、とにかくいい曲を作るため、その手応えを感じる、本当に皆さんから共感してもらえる、いい曲を作るためにはやっぱりたくさん作るっていうのが欠かせないっていうかね、そこは下げて通れないと私は思ってますね。
私の作曲のレッスンの生徒さんとかでも、作ってる人はね、本当に常にしっかり作って、で、やっぱ10曲、20曲って曲数溜まっていってるんで、で、たくさん溜まっていくとその中で本当に自分がね、ここの辺は力入れてやっていける、自分の強みだなって思えるものが見えてきたりとか、逆にこういうところは自分は向いてないっていうかね、そんなに得意じゃないっていうのが分かったりするっていう。
そういう面白さがあって、で、やっぱりこう旗から見ていても、たくさん作曲を重ねるほどにそこから本当に、これはいいなって思える曲がね、本当に生まれてきてるんで、だからそういう実際の、実在する皆さんのデータからもたくさん曲を作るっていう、それによってその自分の進むべき方向が見えたり、周囲の聴き手の皆さんが自分に求めるものっていうのが見えたりする。
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そういうところは言えますんで、ぜひ作曲を始めてね、特に1年、2年、3年、数年間はやっぱりたくさん作る。量をたくさん作る。その中で、たくさん作った曲の中からいろんなことが考えられるし、いろんな経験が得られるんで、たくさん作るっていうところを通してね、
より自分の作曲活動を研ぎ上げていってほしいというふうにね、はい、思います。はい、そんなわけで、今回はね、たくさん作るほどに、自分の音楽性も進むべき方向性も見えてくる。
だから特に初期の数年間は、もうあれこれ考えずにとにかくたくさん作るっていうので、やってみてくださいっていう。はい、そんなようなお話をしてみました。はい、お伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。はい、では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。