曲作りの初期段階
耳で聴くうちやま作曲教室ってことでやってきますが、曲作りに興味を持って、何らかの志を持って、いい曲作りたいみたいな感じで曲作りすると、
初期の、本当に初心者の頃とか未経験の頃とかで、いきなり1曲目2曲目とか、本当に少ない曲数の段階でめちゃくちゃいい曲を作ってやろうみたいな風に、そういう思考になってしまいがちなんですけど、
私がこれまで見てきた、いろんな人のパターンとか、私自身の経験もそうですけど、やり始めて、すぐ1曲目とか2曲目とかで、いきなり超名曲ができるってことは、まあまあないですよね。
だから、そこは、そういうもんだと思ってもらえば、そこが気が楽になるのかなと思いますよね。
だから、どんだけセンスがあってね、そういう恵まれた才能、リズム感、音感がある人でも、でもやっぱりね、1曲目2曲目ってほぼなくて、だいたい5曲とかは、なんだかんだかかるっていうかね、
それでやっと初期の、本当にちょっとこう、なんていうんですか、ちょっとこれはお気に入りかなみたいな感じの曲ができると。
で、だんだんだかんだ10曲ぐらい作ると、やっとこうちょっとこう、これはちょっと本当にいいかもなみたいなものが、本当にできてくるっていうかね。
そんな感じだと言えるんですよね。
だから荒削りなんだけど、まあちょっと、中でも結構いいかなみたいな。
だから、まあ初めの初期の本当1,2曲はもう本当にお試しみたいな感じで、で、5曲ぐらいでやっとそのちょっとはいいかなができて、で10曲ぐらいで本当に結構これはいいぞって思えるものができてくるみたいな。
そんな感じ。
で、よく言うんですけど、代表曲みたいなね、これ本当に自分の名刺代わりみたいな、そういう曲ができるのはもっとさらにそっから先で、だいたいもうさらに10曲とか20曲とか、それぐらい経つんですよね、かかるんですよね、時間がね。
進化する曲作りの過程
そう、だから、なんかその初期の頃にいきなり代表作みたいなものをね、作ろうとして、で、頑張って、で、それができない、いまいちな曲しかできないことに落ち込んだりするんですけど、
それはある意味当然っていうかみんなそうなんで、だからなんかそこはもうそれに変に落ち込まなくていいっていうか、むしろもう標準、それが普通なんで、だからその標準的なことをやれてる自分のことをむしろ誇らしく思って、で、さらにその先に踏み込んでいってほしいですね。
で、その今言った10曲ぐらいで本当に手応えがある曲ができるんですけど、さらにもう10曲とかね、さらにもう20曲とか30曲とか作ると、本当に自分でこれは本当いぞっていうふうに思える、誇らしくね、本当に自分のセンスをね、自分でこうなんかすごく肯定できるような、そういう本当にいい曲っていうのができるんですよね。
で、それはいろんな人見てても思います、私自身の経験からもそうですけど、自分でこれが自分が作れるようになるんだなっていうような曲が作れるんですよね、10曲、今言った20曲とか30曲とかたくさん作るほどに。
だから50曲ぐらい作るとこんなメロディー絶対その1,2曲の段階だったら思い浮かばなかったみたいなものが思い浮かんだりするんですよね。
で、それでこのコードの流れとかね、よくこれ自分見つけたなとか、よくこれをここに当てはめたなとかって自分で思えるぐらいそのいい感じの流れとか、そのいい聴き応えがあるような曲ができる。
本当に自分で自分のセンスにワクワクできるみたいな、そういうふうに未体験像みたいなところに入っていけるんですよね、その30曲40曲たくさん作っていくと。
だからそこにいきなり行こうとするんですけど、いきなりやっぱ無理で、やっぱりその1,2曲でこんなもんかみたいなのがあり、10曲ぐらいでまあまあまあ結構いいんじゃないみたいなのができて、
30曲40曲でだんだん本当にこれ本当いいぞって思えるものができていくみたいな、そういう段階、ステップがやっぱどうしても必要になるんですよね。
だからそのステップを楽しむみたいな、そういう心構えが必要なんじゃないかなと思いますね、そのいい曲を作っていくためにね。
だから初期の頃にいい曲ができないって言って落ち込むのはもう本当にナンセンスで、全然落ち込まなくていいし、当たり前だし。
で、さらにその10曲20曲の段階でもまだそこまでね、そんなにすごく胸を張れる曲ができてないぞっていうのもある意味で普通だと。
で、だいたい30曲40曲50曲で作っていくと、本当に自分のそのセンスとか自分の作曲技術が送れるようになっていくっていうね、そういうとこに入っていくんで。
だからまずその数をきちんと重ねる。で、もちろんそれは適当にね、その30曲を作ればいいわけではなくて、やっぱりきちんとね、品質を意識して作るべきですよね。
継続的な作曲の重要性
1曲1曲しっかり向き合って、前回よりもより良い曲を作るとかね。とはいえあんまりこだわりすぎると曲数が溜まっていかないんで、ある程度のところでこんなもんかっていう風に線を引くっていうか蹴りをつけることも大事だし。
で、作り終わったら作り終わった自分の曲を振り返って、またさらに次に行くみたいなっていう風にやるっていうね。
だから、そんな風にしてきちんと作るし、ある程度はキリのいいとこで蹴りもつけるし。で、曲数もきちんと溜めていくっていう風にやると、本当に30、40、50、100曲とか作ると本当にいいぞっていうのができてくるんで。
そんなことを楽しみにしながら作曲をやってほしいと思いますね。私が見てきた人でも、やっぱり1,2曲目ってのはどうしても硬さがあったり、ちょっと曲としてきちんと仕上がってるんですけど、もっといけるだろうなっていう余白が感じるようなね。
なんかそういう状態なんですよね。で、そっからやっぱり曲作り10曲、20曲って続いていくと、本当に初期には思いもよらなかったような、こんな曲が作れるようになるんだみたいなものができていったりするんですよね。
で、それが本当に成長を見てて、見てる側としてもワクワクする部分だし、たぶんその本人、ご本人はきっとね、すごいそこに驚きがあると思うんですよ。本人、自分として。で、これ自分が作れるんだっていう風に、そういう意識があると思うんですよね。
だから、今これを聴いているあなたもね、そういうところに入っていけるし、曲作り重ねるほどに、これは自分で作れるんだっていうようなものが本当に作れるようになっていくんで、ぜひそんな風にしてですね、作曲を重ねていってほしい。
で、その名曲というか自分が本当に誇れる曲は、今言ったようにたくさん作った後にできてくるものなので、それをワクワクしながらね、楽しみにしながら作曲活動に取り組んでいってほしいなと思います。
はい、そんなわけで、今回はその未経験の人が曲作りをやって、1曲目とかでいきなりいい曲ができるってのはほぼないと。だから最低でも10曲とか、で、30曲とか50曲とか作ると、本当に自分の中で手応えがある、自分でもワクワクできる曲がね、できていきますよって。
だからそこまで楽しみに作曲を続けてみてくださいっていう、そんなようなお話をしてみました。お話した内容はぜひ参考にしてみてください。はい、では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。