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2025-04-23 10:52

作ったことのない曲調に挑戦してマンネリを回避する

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作ったことのない曲調に挑戦してマンネリを回避する

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みなさん、こんにちは。作曲の先生として活動するうちやま教室です。
曲作りをやっているとですね、それを続けるほどに、なんとなくマンネリをね、感じてくるとか、あとはそれも含めて新しい曲を作る時のモチベーションがね、いまいちわからないとかね、そういうケースもあると思うんですけど、
そういう時にですね、それまでに作ったことがないタイプの曲っていうかね、作ったことがない曲調っていうか、そういうのに挑戦してみるっていうやり方がおすすめできるんですよね。
やっぱりこう、なんとなくこう勢いでね、その時々で作りたいものを作ってると曲の雰囲気とか、作ってる曲の方向性とかね、どうしても似てくるんで、だからそういう時にその曲作りの前にちょっと方針を立てて、で、自分がこれまでにやってこなかった曲調をあえて選択するっていうか、で、その曲調に挑戦してみるっていうね、そういう感じで作曲をやると、
それが新しい作曲感覚を開拓するような感じになって、で、それが作曲の刺激になるし、面白さになりやりがいになるっていうかね、で、それ上に新たな意欲が湧くっていうかね。
で、さらにそれでこう曲がしっかり良い曲になれば、新しい作品になるんで、今までにない曲調の作品みたいな感じで違ったね、嬉しさがあるし、それでこう作曲の幅がまた広がっていくじゃないですか。
だからそんな感じで、ぜひ新たな曲調っていうのを意識しながら作曲やってみてほしいんですけど、で、その曲調っていうのはいくつか切り口があって、
一番イメージしやすいのは、その曲が持っている雰囲気ですね。簡単には明るい曲とかね、暗い曲とか、そういう情緒的な尺度による曲調ですね。
だからなんとなくいつも明るいとも暗いとも言えないみたいな、どっち使うみたいな曲をいつも作っているなら、例えば思いっきりね、暗い曲を一回作ってみるとかね、マイナーコードをたくさん使って、暗いね、ダーティーな感じの曲にしてみるとか。
あとは、例えば、反対にメジャーコードを使って、能天気なものすごい底抜けの明るさみたいなものを目指して、明るさ全開で曲を作るとかね、そういうことも言えるし、
あとサウンドも含めて曲作り、音楽制作とかしているなら、ちょっと攻撃的な尖ったようなサウンドを取り入れてみるとか、あとは空間系のエフェクトを使って浮遊感があるような曲にしてみるとかね、そういう風に曲から感じられる印象とか雰囲気とか、そういうのを新たな曲調として設定してやってみるっていう方法はありますよね。
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曲調ってリズムにつながっていることが多いんで、だから今までに作ったことがない拍子とかテンポとかね、そちら側を意識するっていうのも一個方法としてあって、だからなんとなく曲作るとほとんどの人は1,2,3,4みたいな、1,2,3,4、1,2,3,4みたいな、4拍子系の曲を作りがちなんですけど、それをあえて3拍子にしてみるとかね、
タンタンタンタンタンタンみたいなやつにするとか、あとは8分の6拍子、タタタタタタタタタタタみたいな、そういうのにしてみるとか、そういうこう新たなリズムで曲調をイメージすることもできるし、あとはなんかタンタンタンタンっていうイーブンのリズムじゃなくて、
タタタタタタタみたいな跳ねるようなシャッフルのリズムに挑戦してみるとか、あとは4つ打ちのドッツドッツドッツみたいなダンス的な曲とかね、あとはちょっと変則的なアクセントを持つ曲とか、その曲が持っているアクセントですかね、そういうのをもとに新たなリズムの解釈で新たな曲調に取り組むってこともできるし、
あと曲調は普通にジャンル的なイメージもできるんで、単純にポップスっぽい曲とかね、ロックとかR&Bとかね、そういうところからもイメージできるし、それも含めて特定の曲をサンプルみたいにして、今までに自分が作ったことがないような曲調を持っている曲を真似するように新たな曲調に取り組むっていうこともできますよね。
特に音楽ジャンルって結構人によっても捉え方変わるし、ある人はロックだといったものがある人はフォークだといったりね、そういうちょっと曖昧なところがあるんで、だから自分が思うロックとかね、自分が思うポップスとか、そういう尺度でその特定の曲をサンプルみたいにして、こんな感じの雰囲気の曲にしようみたいな、そういう感じでやっていくとね、イメージは。
はっきりしますね。さっき言ったその明るい曲、暗い曲とかね、攻撃的な曲とか、その曲が持っている雰囲気から曲調をイメージするときも、あとその3拍子とかシャッフルとかね、リズム的なところから曲のイメージをするときも、サンプル曲みたいなものがあると、よりその曲調に寄せやすくなると言えますね。
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で、新たな曲調に挑戦するときは、もちろんその曲調が持っている要素っていうのをある程度理解してないと、作曲者としては表現できなくなるんで、だからその曲調を実現するために、今言ったそのサンプルとなるような曲を見つけて、で、ある程度紐解いて、例えば、なんかちょっと都会的な雰囲気が感じられる曲にしたいとか、
あるいはその都会的な雰囲気が何によって生み出されているかってところを分析したりとか、例えばリズムに特徴があるって感じるので、その曲のリズムとかアクセントが具体的にどういう構造になっているかとかね、そういうところを分析しながら曲作りを進められると望ましいですかね。
それも含めて、自分が作ったことのない曲の曲調を分析するっていうより、それを真似するっていうふうにやると、つまり曲分析と曲作りの両方に取り組むってことなんですけど、そういうふうにやると、より新しい曲調に踏み込んでいきやすくなると言えますね。
だから、もうちょっと能動的に積極的に未知のジャンルに踏み込んでみて、その未知のジャンルの音楽を聞いて、その内容を、楽譜を入手したりとか楽器で演奏したりして、そのジャンルに対して理解を深めてから、それを自分の作曲に取り入れるっていうふうにもできるんですけど、
私自身がまさに同じような経験をしてて、20代の後半ぐらいですかね。ある程度曲作り経験して、もう10年以上やってきて、なんかちょっとこう新たなジャンルに意識がだんだん向いていって、そこで私の場合はブラジル音楽に出会ったんですけど、
具体的に当時、ちょっと作曲のサークルっぽいところに関わってて、そこに同じく面倒を見てもらってたようなプロミュージシャンでありプロデューサーだったような人がいるんですけど、その人にオリジナル曲を聞いてもらってたら、ブラジル音楽が多分内山くんが好きだと思うよみたいな、そういうアドバイスをもらったんですよね、当時。
で、まあそうかな、ブラジル音楽って何だろうみたいな、そういうちょっとぼんやりとしたイメージしかなかったんですけど、意外と聞いてみたら、すごいやっぱいいなって思っちゃって、まさにその人が言う通りの状態になっちゃって、そこから本当にブラジルのボサノバとかサンバとかにハマっちゃって、そういうCDを聴き漁り、
で、自分でも演奏するようになって、ブラジルボサノバ、サンバとかの楽譜を入手して、実際に演奏するようになって、で、そのブラジル音楽のギターでたくさんカバーしたりとか、実際その歌い手の人の伴奏者みたいな感じでライブに出たりとかね、
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で、そのブラジル音楽のエッセンスを自分の曲に取り入れるっていうか、作曲にも入れ始めたっていうかね、それで自分が経験したことがない曲調に取り組むことになって、それがその作曲のマンネリを乗り越えるっていうかね、幅を広げることになったっていう、そういう経験を私も知ってるんですよね。
だからそういう自分自身の経験からも、自分がそれまでにやったことがない曲調とか、まだ踏み込んでないジャンルとかね、そういうところに取り組んでみるって、やり方がもうすごい作曲のマンネリとか、マンネリを含めたモチベーションがわからないみたいなね、時にそれを打開するのに効果を発揮すると言えるんで。
私がブラジル音楽の例みたいに大々的に踏み込む必要はないですけど、いろんな曲調を作ってきた、本人がいろいろやってきたって思ってても、まだやってない曲調っていうのは結構あるし、特にリズム面とかは、1,2,3,4っていう4拍子の曲ばっかり作ったりするんで、
だから是非、今までやったことがない曲調を積極的に挑戦してみてですね、そこからいろんな刺激を受けてほしいし、それを曲作りの幅を広げる、あとは根本的な作曲レベルの向上につなげてほしいと思います。
はい、というわけで、今回は作曲のマンネリとかモチベーションの問題があるときの打開策として、それまでに作ったことがない曲調に挑戦してみるっていうやり方をご紹介してみました。
はい、また今回の内容について感想や質問等があれば、概要欄のリンクより是非メッセージをください。
はい、では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。
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