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耳で聴くうちやま作曲教室ってことでやってきますが、今回ちょっと作曲の感覚的な話をちょっとしてみたくて、感覚的でありながら結構本質みたいな話なんですけど、
曲作りする時って、曲を作ろう作ろうみたいな感じで、何かないものをゼロから自分の力によって組み立てていくみたいな、力で物を組み立て上げるみたいな、
そういう意識を持ってやりたくなるんですよね。それやるとうまくいくんで、やると曲作りが進むので確実に、でもその力でねじ伏せるように作曲をすると結構なんか人工的で不自然な感じになっちゃうんですよね。
だからメロディーラインをちょっとこう無理やりラインを自分で作ったりとかね、後はコード進行の枠を決めてそこにメロディーを当てはめようとするとか、後はもっと中身でいけばそのこのコードのこのサウンドを使いたいから、そこに合うメロディーを無理やり作るみたいなのとか、
なんかそういうふうにやると、やっぱり曲がちょっとこう無理やり感が出るっていうかね、聞いた感じは普通の曲みたいな感じに聞こえるんですけどね、でもなんかよくよくしっかりそれを聞くとなんとなくそこに面白みがない感じがあるとかね、
ちょっとこう人工的で、なんかそんなに説得力がないっていうか、ちょっとこう取ってつけたような感じがあるとかね、そういう感じがやっぱするんですよね、で、その反対になんか自然に自分の中から湧き上がってくるものとか、
そういう自然なもの、既にあるものを見つけるみたいな感じのやり方の方が、より自然な曲になるっていうかね、説得力がある曲になりやすいっていうふうに私は思うんですよね、自分の経験から。
だから作るっていう、組み立て上げるみたいなものより探すみたいな、そういう感じで作曲をやったほうが曲が結構うまくいくと、いい感じの曲になりやすい作曲がうまくいくとっていうふうに思うんですよね。
だから曲作りするときのマインドとして、ないものを一から組み立て上げるみたいな感じよりも、もともとあるものを探すみたいな、作るっていうより探すみたいな、そういう感覚でやるのをお勧めしたいですね。
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だから、何か作らなきゃみたいな感じってより、何かないかなみたいな、何かいいのないかなっていうふうに、糸を手繰り寄せるみたいな、そういう感じでやるのがお勧めですね。
で、よく何か降りてくるとかね、降ってくるとか言うじゃないですか、アイデアが降ってくるとかね、メロディーがね、曲が降りてきたとかね、そういう表現がまたそれに近いと思うんですよね。
だから降ってくるのを、降ってきやすくするっていうか、降ってこさせるみたいな、そういう作業だから、本当に何にもないところで待ってても何も降ってこないんで、だから自分から降らすような、降ろすような働きかけが必要になるっていうかね。
で、それがその曲作りで、うーんって悩むみたいな、何かないかなって悩む試行錯誤に繋がるかなと思いますね。
だから本当に、それが見つかった時の、これやってる人ならわかると思うんですけど、見つかった時のあの感じ、このメロディーだみたいな、これみたいな、ありますよね、これしかないみたいな、
見つけられた感じ、降りてきたものを受け取った感じ、それが曲の説得力になるし、良いコード進行とかもそうだし、良い曲展開とかもそうだし、
いろいろ考えて、ここはもうこれしかないみたいなふうに思えた時が、一番その曲の説得力が高まる瞬間っていうか、だからやっぱそれを探す作業、降ろす作業っていうかに近いんですよね、作曲作りってね。
だからなんとなく鼻歌を口ずさむとかね、何もないところで、あとはギターをポロポロ弾くとか、ピアノとかでもいいですけど、そういう音楽の機材を触りながら、何かないかなってやる作業。
なんかまさにその降ろすとか、降って来させるみたいな意味で、効果があると思うんですよね。そういう状況を作って、その中に自分の身を置くというか、静かな環境に身を置いて、そこで発想を膨らませるみたいな、そういう感じ。
だからやっぱパソコンの画面に向かってDTMとかで、画面上でデータを手で触ってね、マウスでいろいろいじろうとする作業って、やっぱりゼロから何かを組み立て上げるみたいな作業に近いと思うんですよね。
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もちろんそれで上手くいくパターンもあるんですけど、それよりも何にもないところで、ちょっと降りて来させることをやって、降りてきたものをデータで打ち込むっていう、実体化させるっていう方が、やっぱり曲としては自然な感じになりますかね。
作っているんだけど、作っているようで作ってないみたいな、もともとあるものを見つけに行くような感じでやると、曲は説得力のあるものになっていくと、私は思いますね。
ヒット曲とかね、あと良い曲、これめっちゃ良い曲だなって思う曲って、ゼロから作り手が本当に緻密に作り上げたものっていうより、元からそこにあったものをその人が見つけてきたみたいな、そういう感じに近いなっていつも思うんですよね。
だから、いろんなね、鬼神級、洋法、いろんな名曲がありますけど、昔の曲とかも、さらに大昔からその曲があったみたいな、そういうヘッドグラフがあるし、最近の曲とかでもね、良いメロディとか良い展開とかを聞くと、前からその曲がそこにあって、その人がたまたまそれを見つけて、
こんなのありましたみたいな風に披露してるだけみたいな、そういう必然性みたいなものを感じるんですよね。力でねじ伏せて作ったっていうより、あるものを見つけたみたいな、そういう感じですね。
だからやっぱり、その感覚を養うほどに曲作りが上手くなっていくって私は思ってて、だから作るっていう感覚より見つけるっていう感覚を養うっていうかね。それはなんか、表面的には作ってる作業なんですけど、作ってるというより見つけてるっていうか、作り上げる感覚ってより見つける感覚が上手い、養われてて、見つけるのが上手いみたいな。
なんかそういう感じですね。その見つける感覚っていうかね、これだっていうものを探し当てる、突き止める感覚を磨くためにはやっぱり音楽をたくさん聞くのが効果が高いと思うし、あとやっぱ曲分析とかですよね、いろんな曲を分析して、いろんなパターンを知るっていうか、
やっぱそれが見つける、記憶の糸を手繰り寄せることを上手にするのに効果があるっていうかね、そんな感じですね。だから曲作りもやっぱりやる必要があって、その見つける作業そのもの上手くなる必要があるんで、曲作りもやって、で、曲分析もやって、いろんな曲を聞いて、で、いろんなパターンを知って、
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で、知れば知るほどにその、見つけやすくなる、気づけやすくなるみたいな感じ。このメロディーいいなって、発見しやすくなるみたいな、そういう感じに近いですかね、分析をやる良さっていうかね、その効果。だから、なんかそういう意識で曲分析をやるっていう。それやると、見つけるのが上手にもなるし、で、曲作りもやると、その見つけることそのものにも慣れていくっていうか。
そんな感じでやっていくと、曲作りが上手になっていく。つまり、その説得力のある曲を作っていくことができる。ゼロから無理に何か組み立て上げるんじゃなくて、すでにあるものを見つけるみたいなね、それが上手くなるっていうか、そういうところに持っていけると思うんで。
だから、曲作りやるときはね、初心者のうちは特にその、何かそのね、一から組み立てなきゃみたいな風に考えがちなんですけど、もっと自然に、なんかないかなみたいな風に、こんなメロディーとかどうかなみたいな、そういうちょっとリラックスした雰囲気っていうかね。
そこで自分の中に溜まっているメロディーを見つけに行くみたいな、曲のハーモニーの、コード進行の感じを見つけに行くとかね、そういう風にしてやると、曲がね、いい感じになりやすいんで。そんな、あの、知性というかね、意識で、ぜひ曲作りに向き合って、それでこういい曲をね、無理なく自然に生み出していってほしいと思います。
はい、そういう思いを込めてね、今日この話を、ちょっと感覚的な話なんですけど、してみました。はい、話した内容ね、ぜひ参考にしてみてください。はい、では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。