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2025-09-19 10:22

作曲は「生み出していく感じ」が楽しい

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コード進行に対するメロディの当てはめ作業から一歩先に行く作曲についてご紹介しています。

 

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サマリー

作曲における自由な発想の重要性が述べられ、型にはまったコード進行を多用することのデメリットについて説明されています。独自のメロディーを生み出すために、未定の状態で試行錯誤を重ねる楽しさを体験することが望まれています。

コード進行の型の利点とデメリット
耳で聴くうちやま作曲教室ってことでやっていきますが、
最近、コード進行で、〇〇進行みたいなね、
なんか型みたいのがあるじゃないですか、なんか、4、6、
あ、違う、6451とかね、1625とか、あとはカノン進行とかね。
そういう決まりきったコード進行の型を使う利点というか、使う良さというか、
そういうのはもちろんあると思っていて、私もそういう話をよく知っているし、ぜひ慣れてない頃はね、
そういうコード進行の、そういうよくある型みたいのを上手に使いこなして、曲作りの支えにしていってほしいんですけど、
だんだん慣れてくるとですね、やっぱりその〇〇進行みたいな、ある程度決まりきった、
目安として4つから5つ以上のコードで成り立つ、〇〇進行みたいなものを前提に、
そこにメロディーを当てはめるようにってやる作曲って、ちょっとこうなんか堅苦しいっていうかね、息苦しい堅苦しい、
ちょっとこうせせこましいと言ってもいいかもしれないですけど、なんかこうやりづらさを感じるっていうかね、
まあどっちかというと面白みがないような感じがしてきちゃうんですよね。ずっとその同じパターンで、
その枠組みがあって、そこにこうなんかコードに合うメロディーは何かなって考えるっていう、そういうやり方。
どうしても当てはめるっていう作業になっちゃうんで、なんかこう自分の独自性を出しにくくなっちゃうっていうか。
だからやっぱり、なんかコード進行もだし、メロディーもそうなんですけど、未定な状態にしといて、
その未定な状態で次どうしようかなって考えていく、そういうやり方がやっぱ面白いんですよね。
作曲の面白さっていうかね。だからそういうやり方に是非、なるべく早めの段階で切り替えていってほしいなっていうね。
そんな話をね、今日してみたくて、テーマとして持ってきたんですけど。
だからなんとか進行ってのは悪いわけじゃないし、慣れてない頃はコードはスムーズにつなげていけるんであれば、
ぜひ上手に便利に活用してほしい。けど、それにあまりに頼りすぎると、
なんとか進行に当てはめるっていうところを前提とした作曲になっちゃって、
ちょっとクリエイティブな感じがあんまりしなくなって、作曲の作業としてはあんまり楽しめないのかなっていうね。
作曲の楽しさを探る
そういうなんか懸念っていうかね、あるんですよね。だからやっぱり、1から自分で考える。
そうですね、コードは1つ、2つ、3つとかそれぐらいですかね。それぐらいにしといて、メロディーも本当にそこに1から0から作って、
メロディー単体で浮かんで、そこにコードが1個か2個なんとなくついて、みたいなとこから始まるのが本当は一番いいんですよね。
で、その後に、じゃあこのメロディーがここにフレーズとしてあるから、じゃあそっから先、こっち行ったらどうかなとか、
このメロディーがあるってことはその後にこのメロディーくるよねとかって考えるとかね。
あとはそのコードも、メロディーにあったこういうコードが1個決まったんだけど、こっから先はこんな感じで行くとスタンダードな感じになるし、
ちょっと裏切るような感じでこっち行くと面白いし、みたいな風に未定にしておくからこそできる選択がそこに生まれるんですよね。
で、試行錯誤っていうか、探っている作業が作曲の楽しさだと言えるんで、
だからそういう感じの楽しさをぜひ味わってほしい。
だから裏を返すと、作曲が当てはめ作業みたいになってて楽しくないなと思っているのであればね、
ぜひそういう当てはめ作業じゃない作曲、その1から自分で探っていく作曲みたいなところにちょっと切り替えてほしいと思いますね。
だから、もちろんそれでぐちゃぐちゃな感じになっちゃうこともあるんですけど、収集がつかなくなっちゃうっていうかね、コード進行の流れが破綻しちゃうみたいな。
でもそれも含めて1個経験っていうかね、全体の流れとして作ったけどなんかギクシャクしてるぞ、みたいな風に。
なんか盛り上がりに欠けるぞ、全体が平坦だぞ、みたいな。
よくあるんですけど、それが上達していくときの、そういう経験をしてじゃあ次はこうしてみようっていう風に考えられたりして、
それが次のより良い作曲につながっていくんで。
だからそれも受け入れるつもりで、ぜひそういう未定にして自分で探っていく、自分でつなげていく作曲っていうのに踏み込んでほしい。
特に慣れてない頃ほどね、あんまりそういう潜入感っていうか、理論の知識とかね、そういうコード進行に関する自分の中に蓄えられてるパターンみたいなものもあんまりないと思うんで。
ゼロからの創造
だからより自由にやれると思う。好き勝手にね。
私はその16で作曲始めた頃はもう本当に何の知識もない、ゼロだったんで、だから完全に自分の中で自由に何にも縛られず、何のルールもなかった、何にも縛られずにやってましたよね。
で、もちろんさっき言ったように変な感じになって、ぐちゃぐちゃな感じになって失敗したこともあったんですけど、でもそれも含めて本当に自由にやってる感じがね、すごい初期作曲時期の自分で生み出してる感っていうか、乗りこなしてる感っていうかね、楽しさにつながってたんで。
だから初心者の頃こそゼロから生み出していくような自由度の高い作曲っていうのはできると思うんですよね。
だからそういう感じで、定番の進行みたいなのがあるとね、どうしてもそれにのっとってやっていけばある程度形になりやすいんで、それを使いたくなっちゃうし。
作曲としてはコードのところは考えなくていいんで、カタがあれば、カノン進行とかあればそこにメロディを温めていけばいいっていう風になるんですけど、
だから慣れてない頃ほど、それが作曲を前に進める一個のアイデアになり、便利に使えていい、だからぜひ使ってほしいっていうね、そういう気持ちもあるし、たまにそういうカノン進行便利ですよみたいなね、ぜひ使ってくださいみたいなそういうポストをSNSでしたりしてますけど、私も。
でもやっぱりそれができたら、今度はそこから自分で1から生み出していく、ゼロから生み出していくっていう作曲にぜひ行ってほしいですね。
スマホのボイスメモみたいなのを用意して、そのボイスメモの前でコード一つぐらい鳴らして、その一つのコードから連想できるメロディを歌ってみるとかね、そのメロディに合う次の2個目のコードをまた新たにそこに割り当てをね、自分なりにしてみるとか。
やってみるのもいいし、もちろんそこで定番の進行みたいな、よくある型みたいなものが多少イメージにあって、そのイメージの中からそれを使うっていう、そういう方法ももちろんできますけど、基本的には自分の判断で、このメロディならこのコードかなみたいな感じでコードを考えるとかね。
っていう風にやっていくと、それも楽器の弾き語りとかで本当はやるのがいいんですけどね、ボイスメモに順次記録していくっていうか、っていう風にやると本当に自分で完全に開拓している感じが出るし、当てはめ作業みたいな感じは全くしなくなってきて、
何もないところにね、粘土で粘土の造形作品をね、一から粘土を重ね合わせながら作っていってるみたいな感じがしてくる。
ぜひそういう風に、当てはめ作業に行き過ぎることなくですね、どっかのタイミングで自分で生み出すっていう作曲の方に行ってほしい。もちろん最初の頃からね、自分で生み出す型の作曲でやれてる人は、それを思いっきり頑張ってやっていけばいいし、
当てはめ作業になりつつある人は、どっかで自分で生み出すスタイルの作曲の方も気にしつつ、そちら側に踏み込んでいくっていうのをね、ぜひやってみていただければと思います。
はい、そんな感じで今回は、なんとか進行みたいな、型みたいなものを使って当てはめる作曲になっちゃうと作曲がつまんなくなっちゃうんで、一から自分で生み出す方をね、ぜひそちら側も検討してみていただければと思いますみたいな、そんな話をしてみました。
お話した内容にぜひ参考にしてみてください。
はい、では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。
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