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耳で聴くうちやま作曲教室。ってことでやってきますが、芸術のテクニックで、絵とかが多いんですけど、なんかその光と影みたいなね。
明暗みたいな、そういう感じで、なんか明るいところがあって、暗いところが目立つとか。
暗いところがあるから、明るいところが前に受けて見えるとかね。
そういう、相対する別のものを配置することで、片っぽが際立ち、片っぽは影を潜めるみたいな。
そういう手法ってね、よく、絵とかは一番わかりやすく、明暗手法みたいな、光と影手法みたいなのがあって。
あと、映画とかね、そういうストーリー系もそういうのもあるんですけど、作曲もそれがあって。
だから、違う性質のものをあえて置くことで、片っぽを浮き上がらせるみたいなやり方ですね。光と影手法。
そこに正しい、そういうこれぞっていう名称はないんですけど、そういう全然性質が違う、性質が相対するものを置くっていう手法をぜひ取り入れてほしくて、そんな話をしてみたいんですけど。
だから、曲で言えば、例えば、メロディーラインとかで言えばね、すごく動きが激しいメロディーをサビに持ってきたいと。
サビでインパクトを出したいから、音の上下がすごい激しい、ちょっとこうギクシャクした感じを持ってきて、そのアクティブな感じを出したいと。メロディーが生き生き動いてる感じを出したいと。
ってなったら、その直前のBメロで、BメロなのかAメロなのかわかんないですけど、サビの前のセクションで、同じようにそういう動きが大きいメロディーを入れちゃうと、
さっきの光と影手法で言うなら、ちょっと効果薄いですよね。で、光と影で言うなら、サビがすごく動きが大きいなら、その直前には動きが少ないメロディーをやっぱり入れるべきなんですよね。
で、サビの前がすごく静かな平坦なメロディーになってると。そっからサビで急に動き出すんで、そのサビの動き出しがすごくくっきり前に出て聞こえるっていうかね。
そういう感じですよね。メロディーラインの上下で言えばね。
あとそれはリズムとかで言えば、リズムも、例えばサビの前は結構単調な4分音符の連続みたいな8分音符の連続みたいなメロディーだったけど、
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サビに入ってすごくリズミカルにいろんな16分音符とか9分音符とかが絡み合うようなリズミカルなフレージングに変わっていくとか。
それもリズムって意味で明暗がついてるというか、サビはすごい激しい、でもサビ直前は激しくないみたいな感じで、光と影で。
光側の方を目指してるみたいな、そんな感じなんですよね。
それはコードとかも同じなんですけど、コードチェンジが激しいところとそんな激しくないところとか、コードチェンジが割とスタンダードなダイアトニック主体の標準的な展開だったところに対して、
今度目立たせるところではそうじゃない、ダイアトニックじゃないものがいっぱい盛り込まれるとか、あえてその直前をダイアトニックじゃないものを全くなくして、
全く標準な感じにして、そのダイアトニックがめちゃくちゃ入ってくるその後の展開を際立たせるみたいな、そういうふうに考えるっていうね。
そんな感じもあるんですけど、それが今度フレーズの中身っていうかね、大きいセクションの話を今してましたけど、
フレーズ単位で言うと、例えば動きが大きい展開と動きがあんまりない展開をミックスするっていうか、足すような、前後半に分かれるようなフレーズを作るとかね。
前半、2小節フレーズなんだけど、前半の1小節はちょっと平坦であんまり動きがない。で、後半のもう1小節ですごいリズミカルに上下があって動きがあるみたいな感じに作ると。
で、2小節フレーズなんだけど、その2小節の間でもう光と影の感じになってるみたいなね。
とかってやると、そこにまたメリハリが生まれますね。だから単純に言えば光と影は本当にメリハリの話で、対比というかメリハリというか。
そういうのを構成で見せるっていう感じかな。
だから慣れてない頃ってね、あんまりそういう全体を見れないっていうか、曲作りってこう1箇所に集中しちゃうんですけど、
さっきの絵で言うところの、髪のところに顔を近づけすぎてる状態。髪にずっとね、1箇所だけを色を塗り込んでいる状態。
だと言えるでしょうね。で、慣れてくると引きで見れるようになると、その絵をね、引いてちょっと髪から顔を離して、
絵をね、ウームって感じで見れるようになると、それ見れるようになると、その1箇所塗り込んでたところだけじゃなくて、ここに色塗り込んでるから、じゃあ周りはあえて塗り込まないようにしようみたいな、そういう発想が持てるようになるんですよね。
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だから曲作りってなんかこう、全部こう、インパクトのあるものをね、頭から俺もね、出し続けなきゃいけないみたいに考えられるんですけど、
実際いろんな曲を聞いて分析してみると、決してそうなってはいなくて、1箇所を目立たせるためにあえて1箇所はちょっと引き引きで、そんなに目立たせないみたいなことをやってたり、
たまに全部がサビみたいな曲もあるんですけど、でも大体基本的な、作曲を成功させやすい基本的な形としては、目立たせたいところを目立たせるために、
そうじゃないところは目立たないような、あえて動きが少ないような、目立たないような構成を入れるっていうね。そういう考え方でやるのがやっぱりいいんですよね。
だから、前編通してフルスイングみたいな感じになってないかっていうのをちょっとチェックして、目立たせたいところがあるなら直前はあえて目立たせないようにするとかね。
そういうふうに、テレビの企画とかでもよくそういうの言われますよね。コントを作るときとか、コント番組とか、すごい大勢登場するガチャガチャしたコントの前に、ちょっとあえてクールな、ちょっとクスッと笑えるようなコントをあえて1回挟むとか、
昔の、最近コント番組はあんまないですけど、そういうコントがたくさん寄せ集められたような番組だと、そういう構成をすごい考えて作るらしいですね、1時間2時間の番組を。
作曲も同じで、構成の方に意識を向ける。1箇所のメロディーを派手にするとか、1箇所のメロディーを穏やかなものにするとか、コード進行とかリズムもそうですけど。
ってやるのは簡単なんですが、それを全体で構成で見て、ここはこうだからこっちはこうみたいなのに考える。その先の光と影みたいな手法で。
ってやると、曲全体が立体感がある感じになっていくっていうことが言えますね。
だからそういう意味で、音がなるっていう意味で、音が鳴らないっていうところも光と影になると思うんで、動きが少ないとか多いとかの話じゃなくて、そもそも音がないみたいな。
メロディーも詰め込みまくるんじゃなくて、どっかをあえて抜くとか、休符を入れるとか、大きめに歌わない、休む部分をあえて盛り込むとかね。
そういうふうにやると、本当にそこが光と影の手法で、音がなくなった後に急に音がバーって入ってきて、
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メロディーが激しく歌い始めると、そこがすごく印象に残ったりっていうこともありますんで。
だからその光と影の手法をちょっと頭の片隅に置きつつ、それは動きとか音階とかでやってもいいし、
根本的に音がないっていうふうにして、音があるところとないところみたいな感じで差をつけてもいいし。
そんな感じでやってもらうと、曲は全体通して聞き応えがあるものになっていくんじゃないかなと思いますね。
そんな感じで、やっぱりどうしてもね、一箇所に意識が向いちゃうんですけど、
弾きで見るっていうのは一つあるのかな、その光と影を考えるときに。
で、全体のバランスとして、こっちはこうだからこっちはこうみたいなふうに考えて曲を作っていくっていうね。
光と影の手法でメリハリをつけましょうみたいな。そんなことをお話ししてみました。
お伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。
では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。