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2025-06-21 10:04

聴きどころをはっきりさせる曲作り

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聴きどころをはっきりさせる曲作り

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耳で聴くうちやま作曲教室ということでやってきますが、作曲の中では聴きどころっていう観点があって、
聴き手の皆さんが、ここがそのこの曲の売りの部分というかね、一番聴くべき顔になる部分なんだなとかね、
ここに注目して聴けばいいんだみたいなところが、ある意味聴きどころと言えるんです。その聴きどころがなるべく瞬時にわかるっていうかね、
目立つような状態に作り込まれているほど、曲としてはわかりやすいとか、とっつきやすいものになるっていうね、
そういうことが言えて、その辺をね、ちょっと話してみたくて、だから曲作りやるときって、
いい曲にしなきゃみたいな、いい曲にしなきゃしたいみたいな、そういう欲求から、とにかく曲に魅力的なメロディーを入れて、
自然で聴き応えのあるコードの展開を盛り込み、全部盛りみたいな感じで、その曲の頭から終わりまでね、とにかく
盛り盛りにしようとしてしまいがちなんですけど、やっぱり押し引きがないと、全体が前に出過ぎてる感じがして、
ちょっとやっぱり散漫な感じにどうしようになるんですよね。 だから、やっぱり全部をずっと盛り上げ続けるってことはなかなか難しくて、
ちょっと現実的じゃないと。だから、それよりもここに特徴があるから、ここだけ絶対聴いてほしいみたいな、
そういう聴き応えのあるこの1箇所を、きちんと設計するっていうかね、ここを目立たせるために他をどうするかみたいに考えるみたいな、
そういう作り方をするっていうのをちょっとお勧めしたいですね。 特に慣れない頃はね、そっちの方が楽だし、
より曲を作りやすく、親しみやすい曲にしやすいと言えると思うんですよね。 だから、例えばサビの一部に特に力を入れて、サビ全体でもいいと思うんですけど、
そこだけは絶対に聴いてもらうと。それ以外のところは、そのサビのところに比べるとそんなに重要じゃないんだけど、もちろん聴いてほしいんですけど、
でも、最低限そこだけ絶対聴いてもらうっていう風な意識で作り込むと、他の部分はね、ちょっとこうなんだろうな、そんなに色を濃くしなくていいっていうか、
そういう風に作り込めますよね。だからその部分を目立たせるために、例えばサビのその部分ですごい音がね、上下があって、
で、生き生き動いているようなメロディーがあるなら、例えばその前のAメロの部分とかね、そういうのはちょっと音を抜いて、
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ちょっとスカスカな感じにしてみるとかね、コード進行とかもサビは割とカラフルにバンバン変わっていくんだけど、
Aメロはあんまりコードの切り替えがないみたいな、このコードがずっと鳴ってるみたいな感じになってるとかね、
っていう風に作り込むとその対比ができて、サビのその聞かせどころの部分が盛り上がるっていうかね、よりきちんと聴いてもらえるようになりますよね。
特にポップスロック系ではABサビみたいな感じになっていくんで、だからAメロは静かにして、Bメロもそこまで盛り上げすぎず、
で、サビがすごいそこに盛り上げる部分を入れるとかね、っていう風にもできるし。
あとは今ちょっとサブスク音楽サービス時代になり、曲の本当のつかみが大事って言われるんで、
曲の頭の一発目のAメロの導入のところにサビを持ってくるとか、曲の冒頭がいけないサビみたいな、っていう風にやるとかね、
そういう風にやって、それ以外のその以降のところをそんなに作り込まないとか、っていう風にもできるし。
曲の中で全体をむやむやに盛り上げよう盛り上げようとするっていうよりは、
一箇所に力を入れて、それ以外のところはそんなにそこまで力を入れないっていう風にやって、重み分けをするっていう。
そういうやり方をぜひ取り入れてほしいですね。
昔90年代の頃の作曲家の小田哲郎さんが言ってたのは、
曲のサビを印象付けるためにBメロを、サビの直前のBメロをちょっと、
本当はもっとキャッチーでわかりやすく、耳残りのいい状態にしたいんですけど、
ちょっとあえてわかりづらい感じ、覚えにくい感じ、あんまり印象に残らない感じにするっていう風に、
インタビューで言ってるのを見て、そういう風にプロもやってるんだなっていう風に感心した記憶があって、
だからサビを盛り上げる、サビを印象付けるために他を印象付けないみたいな、結構それはもう極端な例ですけど、
そういう風な発想を持ってやるっていうのも、なんか一個できますよね。
そのやり方も90年代の、そういういわゆるABサビっていう風に順番に盛り上がっていくような、そういう曲の展開には有効だったけど、
最近は最近でまた違った聞かれ方になってるから、現代の視聴環境に合わせて曲は作り込んでいくべきだみたいな風に小田さんが言ってて、
なるほどなぁと思って、さすが現役の作曲家さんは違うなと思ったんですけど、
そういう風に、時代もあると思うんですけど、曲の一部分を盛り上げる、一部分はあえてそんなに印象に残らないようにするっていう風に、
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グラデーションとか押し引きっていうかね、そういうのを考えて作曲をするっていうのも大事だと思いますね。
よく作曲ってその足し算の方向で、加える加えるっていう風に作っていく、作っていきがちなんですけど、
引き算っていうかね、足さずに差し引くような発想、どこを無くせるかなっていう風な発想で作る、そういう発想を持つのも大事だよみたいなね、そんな話をよくしてて、
それがまさにその点につながる話かなと思いますね。だから初心者とか慣れない頃ってどうしてもこう盛り盛りで、
加える加えるで曲を作ってしまいがちなんですけど、一部分だけは結構力を入れて加える感じで作ってもいいんですけど、それ以外も加える方向で盛り盛りにしすぎちゃうと、全体が散漫な感じになっちゃうんで、
一部はあえてちょっと抑え気味にして、余分な要素を差し引くように、減らす方向で、引き算の発想で作り、
その目立たせる部分はきちんとね、充実した中身で盛り盛りで作り込むっていう風にやるのがね、一個やり方としてあるのかなと思いますね。
サビだったら、例えばサビだけメロディーの音の幅がすごい大きいとかね、コードがちょっと転調するとかそういうのもあるし、ちょっと特徴的なコードが高いな、
サウンドでいっぱいサビに盛り込まれてるとかね、そういうのもできるし、あとこう伴奏とか全体曲のサウンドまで作り込むなら、ちょっとこう耳に残るような印象に残りやすいサウンドをサビに盛り込むとか、
リズムをちょっと細かくしてみるとかね、いろんなパターンがありますよね、音数を増やすとかね、そこまではシンプルな構成で曲が展開してたんだけど、
サビで急にこういろんな楽器がね、そこにバーっといっぱい入ってくるみたいな、ってやるとこう賑やかな感じが出て、その直前までのちょっとシンプルな感じとの対比で、
そのサビの盛り上がりがよりきちんとね、印象に残るような、そんな感じで作り込めるかなというふうに思いますね。
聞きどころ全開っていうのももちろんいいんですけど、ヒット曲とかを聞いてみても一部分はすごい力が入ってて、ここは絶対聞いてほしいみたいな風になってるんだけど、
それ以外のとこはそこまでそんなに作り込まれてないっていうケースも結構あったりするんで、
だからそういうふうにやればいいんだっていうふうにね、曲分析からも勉強になると思うんで、そのあたりの確認も含めながらですね、
曲の中の要素を頭から終わりまでモリモリにしすぎないように、特に一部分だけでもいいんで、ここだけは聞いてほしいみたいなところにちょっと重みをつけてね、
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そこを重点的にきちんと作り込むと。それ以外のところはあえてその盛り上げたい部分を目立たせるために印象に残らないようにするとか、
あとその部分だけ強めに作り込んであるんで、他は弱めにするとかね、そういうふうに作曲の仕方も曲を印象付けるために効果的だと思いますし、
特に慣れない頃はそちら側の方が作業としては進めやすくなると思いますんで、ぜひそんな観点で作曲をやってみるっていうのをね、検討していただければと思います。
そんな感じでお伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。
では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。
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