1. 耳で聴くうちやま作曲教室
  2. 曲にこれを盛り込むと聴いても..
2025-12-12 10:15

曲にこれを盛り込むと聴いてもらえます

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曲をきちんと聴いてもらうために盛り込むべきものをご紹介しています。

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サマリー

音楽制作において、曲の冒頭に特徴的なフレーズやリズムを取り入れることが、リスナーの興味を引きつける上で重要であると述べられています。特に、メロディやハーモニー、リズムのつかみが曲全体の聴かれ方に与える影響について考察されています。

音楽の時間芸術
耳で聴くうちやま作曲教室、ということでやってきますが、
音楽って、時間芸術というかね、時間とともに流れていくものを楽しんでもらう、
そういうね、コンテンツだと言えるんで、映像とかそういうのもそうですよね。
あと、絵とか美術とかね、そういうものって、見た瞬間にそれが目にボーンと入ってくるっていう、そういうものだったり、
あとは小説とかは、ページをめくっていくことがストーリーを進めていくことになって、
時間とはちょっと違うんですけど、順番に見ていってもらうみたいなもの。
音楽は本当に流れてくるものを時間とともに味わっていくみたいなね、そういうもので、
だから流れていくんですよね、要はね、そのストーリーがね、始めから先に向かってね、
その流れていくんで、だからその流れの始めの方に、
ここから先の流れを聞いてみたいって思ってもらえるような、
特徴的なそういうフレーズとかコードとかリズムのアクセントとかサウンドとか、
そういうものを始めの方に盛り込んどく必要があるんですよね。
曲のつかみ方
これはいわゆるつかみって言われるやつなんですけど、前にもちょっと話しましたけど、
つかみが曲にあるかどうかっていうのが結構その後をしっかり聞いてもらえるかどうかの分かれ目だったりすると。
そういう芸人さんのネタとかね、頭の方につかみを盛り込むとかね、
よく映像作品とか言われたりしますけど、音楽も同じで、
やっぱり曲の頭の方につかみを盛り込むっていうのは結構大事なんですよね。
曲作りのつかみっていうと、メロディ、ハーモニー、リズム、曲展開っていうその骨格部分のつかみっていうのもあるし、
あとサウンド面とかのつかみっていうのもありますよね。ミックス面っていうかね。
骨格部分、そのメロディ、ハーモニー、リズムで言えば、
例えばなだらかな波が標準だとしたら、その跳躍するようなメロディの音の運びがね、そこにあるよとか、
なんか印象的なフレーズをちょっと繰り返すような部分があるとか、
そういう音の動きとかリズムとか、そういうものでメロディに関してはつかみを作ったり、
例えばコード進行だったら、そのコードの特徴的なサウンドが使われているコードをそこで置くとか、
あとはコードの中身がちょっと微妙に揺らいで、揺らぎを感じるとかね、
あとはちょっと特徴的な音がそこに加わっているとか、
だから普通にCじゃなくてC6とかCadd9とかCsus4とか、
ちょっと一般的なコードに何か変化が加わっているとかっていう風にやるとか、
あとは変なコードから変なコードに動く、そのコードの動きで聞かせるとか、
あとはコードの切り替わりのタイミングを特徴的なタイミングにして、
コード切り替えのリズムでつかみを作るとか、ハーモニックリズムでつかみにするとかね、
ってことがあったり、あとはリズム的なつかみで言えば、
今言ったコードの切り替えをリズムに置き換えるとか、
メロディの中に特徴的なリズムを盛り込むとか、
あとはそもそも根本的にノリを特徴的なノリにしちゃうとか、
リズム的なそういうちょっと突飛なやり方はなかなか変な感じになりやすいんですけど、
そのメロディコードに絡めるリズムのアクセントっていうのは考えられるかなと思いますね。
曲構成で言えばよくあるサビから始まるとか、
聴かれる曲の特徴
Aメロから行ってBメロに行くけどAに戻ってくるとか、
いわゆるA、Bサビみたいな典型的な展開じゃない展開を盛り込むとかね、
ってことは一個つかみになりますよね。
サウンド面で言えば頭にドカーンって強いアクセントがある音を聞かせるとか、
あとは歌から始まってそこにバッキングが加わってくるとか、
あとはすごい特徴的な耳慣れないサウンドが一個そこで聞けるとか、
あとはボーカルが右から左からかぶってくるとか、
すごい綺麗なコーラスが一発目から急に聞けるとか、
そういうアレンジメンサウンドのつかみっていうのは考えられますよね。
実際本当にそれがあると、曲の頭からね、
例えばなんとなくイントロが始まり、なんとなくAメロのメロディが始まり、
なんとなくBメロに行ってサビに行くみたいな、
そういうつかみがない、ある意味ちょっと標準的な展開だと、
ちょっとだれちゃったりするんですけど、
例えば一番初めに本当にドカーンってなんかね、ちょっと耳に残るようなフレージングとかサウンドの特徴的な音とかが聞こえると、
これなんだろうって思えて、先聞いてみようって思えて、
だれずにサビまで聞いてもらえるとかね、そういうのがあるんですよね。
実際それはアレンジとかやってるとよく感じることで、
なんか適当になんとなくイントロ作ってなんとなく曲を始めてね、曲作りとしてやるのと、
その曲の頭の方になんか一個アイディア入れて、
例えばボーカルから始まって、なんかドカーンって一個ね、音がそこに乗っかってくるとか、
さっき言ったようなコーラスから始まって、コーラスで聞かせてから入っていくとかね、
サビから始めるとか、短いサビ、サビのコンパクトバージョンを作ってそこから始まるとか、
なんか一個そのアイディアが頭の方に入っていると、
曲が一個ぐってしまって、そっから先にずっと聞いていけるっていう、そういう風に持っていけるんですよね。
だから曲作りを今やっててね、例えばなんかちょっとこう、なんとなくいいんだけど、
もっと緊張感を持ってサビまで聞いてほしいとか、なんか頭の方がだれてる感じがするとかね。
もし思うなら、そのつかみがあるかっていうのをね、ぜひチェックしてほしい。
それはさっき言ったメロディ、半音にリズム、曲構成っていう骨格部分のつかみもそうだし、
そのサウンド面のつかみっていうのもありますよね。
特にDTMとかで音源をきちんと作っている場合には、
サウンド面とかアレンジ面のつかみですね。
曲構成っていうのもあるんですけど、アレンジ構成イコール曲構成みたいな感じなんですけど、
そんな風にところに意識を向けてみて、その辺でちょっと改善できないかなっていう風にやってみるのがいいですね。
本当にその曲そのもののつかみって考えるのはやっぱりメロディ、半音にリズム、曲構成の、
曲の骨格でつかみを作るっていうかね、のが大事かなと思いますね。
で本当にヒット曲の名曲、よくできている曲っていうのはやっぱり曲の前半に
なんか聞いてて気持ちいいなって思えるような、そういうメロディ、半音にリズム、曲構成の特徴があるんですよね。
同じ気持ちいいコードが2回繰り返されるとこがあったりとかね、メロディラインでちょっとこう、
フレーズが気持ちいいリズム感でポンポンポで下がってくるようなフレーズがね、ちょっとそこにAメロの頭の方にあるとか、
何かしら必ずそういうちょっとこう弾き語りあって歌ってるだけなんだけどなんか気持ちいいみたいな、
それはサウンドアレンジじゃないギター1本でもピアノ1本でも感じられる気持ち良さっていうかね、つかみとしての印象的なフレーズであり、
コードであり、リズムでありみたいな、そういうものは感じられるんですよね。
だから弾き語りをやってみると結構その辺がまたリアルに分かって、
特にそのヒット曲とかもう時代を越えて愛されている曲とかね、
あとその各アーティストさんの代表曲と言われるような曲とか、
そういうのをこう弾き語りやってみると、つかみとは何ぞやみたいなものが自分なりに見えてくるっていうかね、
それは答えないんで、だから自分で探して自分でこうなんとなくこんな感じかなっていうふうにつかむしかないんですけど、
でも本当にそういうヒット曲、レジェンドアーティストの皆さんの有名な曲とかから学べるところが多いんで、
ぜひそのあたりを研究しつつ、曲のその先を熱意を持って聴いてもらうために、
曲につかみを、曲の頭か、曲の頭につかみを設けるっていうところをちょっと意識してやっていただければと思います。
そんなわけで、今回はその曲作りをやるために、その先を聴いてもらうために曲の頭につかみを入れましょうみたいな、
つかみを入れることで曲がその先まで熱意を持って聴いてもらえますよって、そんなお話をしてみました。
お伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。
はい、では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。
10:15

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