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耳で聴くうちやま作曲教室。ってことでやっていきますが、作曲のよくある都市伝説みたいなやつで、メロディがね、なんかメロディが降ってくるとかね、降りてくるとかよく言うじゃないですか、なんか何もない、何もないところで急にメロディが思いつき、それがすごい良いメロディで、
そこから名曲ができちゃったとかね、あとはもうひどい人になると、夢の中でメロディが浮かんでくるとかね、ポールがね、イエスタデイのメロディを夢の中で考えたとかね、そういう話、よくそういうメロディ降ってくる系の作曲のアイディアが降ってくる系の話っていうのは聞くんですけど、
私の実際の経験上、メロディ降ってくることってね、あんまりない、ほぼないと言っていいかなと思いますね。降ってくるっていうことがすごい特別なことなんで、その話だけが一人歩きしちゃってね、なんかそういうことができないといけないんじゃないかっていう気がしてくるんですけど、
作曲を長らくやってきて、ものすごく良いメロディが急に何の前触れもなく思いつくみたいなのって、あんまりないんですね。降ってこない、メロディは降ってこない。だから、メロディが降ってくるという都市伝説に私が一言言うなら、「いや、そんな降ってこないですよ。」っていうことは言いたいですかね。
だからその作曲を始めたばっかりの頃にね、自分はメロディが降ってこないからダメなんじゃないかみたいなふうに思うんですけど、降ってこないんで普通。だからそんなにそれを大事だと思わなくて、もちろん降ってくる人もいるんですけどね。でも降ってこないことのほうがある意味普通だと言えますね。
だから降ってこないことをそこまで後ろめたく思わなくていいというか、後ろめたいっていう表現はちょっと違いますけど、そこまでそれを自分のコンプレックスというか、劣等感を抱かなくていいと。ある意味普通ですよと言いたいですね。
降ってくる…だから正確に言うと、慣れてない頃ほど何でもオッケーっていうふうになるんで、なるというか、なる人、何でもオッケーというか、自分すごいじゃんって慣れる人は思いついたメロディに対して自分がメロディを思いつけるんだっていうことが自分ですごいと思えるんで、それを降ってくるというかね、そらそら思いつくっていうふうに表現している。
こともあるし。で、逆にそれが経験積んでメロディの良し悪しがきちんと自分で判断できるようになると、降ってくるというか、何となくメロディは思い浮かぶんだけど、それが降ってくるっていういわゆる名曲が空から落っこってくるみたいな感じではなくて、何となくこれぐらいならすぐ思いつくよねっていうレベル感では思いつく。
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でもそれは降ってくるには入らないというか、いう感じだと思うんで、慣れてない頃にそう慣れないっていうのはある意味きちんとそれを判断できている証拠だとも言えるので、そこはまずそんなに大事だと思わなくていいっていうのは私の見解ですね。
メロディはやっぱり本当に腰を据えてメロディ作るぞって考えて作るものだと言えるんですよね。
これはプロのミュージシャンの皆さんもよく言ってますね。きちんと叱るべき楽器の前に、ピアノの前に座るとか、ギターを抱えるとか、作るぞっていうモードになって初めて浮かべようとして思い浮かぶものっていうか、何もないとこで急にメロディがボーンと落ちてくるとかっていうのはもうほぼない。
それが超名曲で、メロディが起こってくるっていうのは本当にないっていうふうに言ってますよね。
だからやっぱその、さあ作るぞと。で、腰を据えてやるぞってなってから考えるもの。
で、そこでそのメロディの構造を理解しておくっていうのが一個ポイントになるんですよね。
だからメロディの中で、例えばリズムがね、メロディにはリズムがある。リズムがあって、そのリズムに音階がくっつくことでメロディラインになると。
で、なんかこのリズムがタンタンタンみたいな、その拍に合うと縦割りな感じになるし、タタタタみたいな拍からずれるとちょっと横のりのグルービーな感じが出るよとかね。
そういうリズムが与えるメロディの印象の効果みたいなものを考えて。
で、そのメロディを考えるときに、こういうリズムで歌ったらどんな感じになるかなとかっていうふうに考えたりができるようになってくるんですよね。
あとそのメロディにはその音の音階があるんで、だから音の階段がどういうね、なだらかな階段なのか、すごい2,3段飛ばしの階段なのかみたいなところも考えられるじゃないですか。
で、階段はその上にも下にも行けるし、同じところをね、同じ音を踏み続けるっていう、そういう音の進み方もあるんで。
音の進み方って意味で、またそれが理解が深まってくると、じゃあちょっとなだらかなラインのメロディを歌ってみようかなとか、ちょっと2,3段飛ばしのメロディを歌ってみようかなとかね。
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そんなふうにして、音の進み方も念頭に置きながらメロディを考えられるじゃないですか。
あとはそのメロディが、例えば1,2,3,4の1にちょうど当たるように歌い始めるのか、1より前からちょっとクッて始まる感じでやるのか、
あとはその1からちょっと一拍置いて後から始まるとかね、そういうふうに始め方っていうところにも意識が持てたり、
メロディがすごい長いフレージングで切れ目がない感じでいくのか、ちょっとコンパクトなフレージングを繰り返すような感じでいくのかみたいな、そういうフレーズが持ってる大きさとか。
あとはもうちょっと専門的なことを言うと、そのモチーフっていうメロディの中身を形作るフレーズの最小単位みたいな、
タララ、タララ、タララっていうフレーズがあって、それをタララ、タララ、タララ、タララみたいなふうにして繰り返していくとか、
そのモチーフをどう繰り返して、どこにどういう変化を入れて、どこでどう崩すかみたいなところも考えていくと、モチーフを念頭に置いたフレーズ作りができたりするみたいな感じで、
メロディが持ってる構造がある程度頭に入ってると、それっぽくするにはどういう感じかなみたいな感じでメロディを作っていけるんですよね。
だから本当に何にもないところから急にメロディが降ってくるってことはあんまりないって考えると、自分でそれを生み出していかなくちゃならないんですけど、
その時に全くそういう手がかりがない状態でやると、やっぱり何にも浮かばなくて、自分はダメなんじゃないかって気がしてくるんですけど、
そういう構造が分かっていると、ちょっとそれが手がかりというか足がかりというかになってくるんですよね、そのメロディを作る時のガイドラインっていうかね。
だからそういう構造をまずいろんなメロディを分析して理解するっていうね、それが大事ですよね。
あと本当に純粋にメロディを思い浮かべるっていう作業は口からメロディを出す作業なんで、頭の中で音をつなげて、音のつながりを声としてね、口から発声するという作業が必要になるんで、
その発声の作業を抵抗なく行えるようにするために、よく言ってますけど一人メロディってね、一人ごとにメロディをつけるっていう作業がおすすめなんですよね。
なんとなく日常的に軽くつぶやいてしまうような一人ごとにメロディを付けて、節を付けて、その一人ごとをちょっとしたフレージングとして歌うようにすると。
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ってやると、そのフレーズを歌う作業が日常生活の中にあるもの、日常の中でやれるトレーニングになっていく、一人メロディによってなっていくので、だからそういうふうにやるのがおすすめですね。
もちろん弾き語りをやるとかね、本当に自分の曲作りを毎日やるとかってやるのもいいんですけど、楽器がないところでもその鼻歌を歌ってメロディを考える。それも何にもないところでメロディだけを考えようとするとすごい難しくなるんですけど、
一人ごとがあると、一人ごとの言葉のイントネーションとか語感とか、そこで自分が言いたいことがもうその一人ごとで定まってるんで、そこにメロディを付けるっていうふうに持っていける分、多少メロディ作りの抵抗が下がるんですよね。
だからその一人メロディを通して歌うことそのものにも慣れていくと。やると本当にメロディの構造がわかり、手がかりがあり、歌う感覚も養われてるんで、そのメロディが降ってこないけど自分で座ってさあやるぞってなったときにいろんなメロディが自分なりに考えられるようになってくるんだね。
だからその、もしね、今降ってこない、メロディが全く思い浮かばない、降ってこないってどうしようってなってる人は、そのメロディのまず構造を理解する、で構造を元にしてなるべくメロディを日常的に口ずさむようにしてたくさんメロディを作る経験を積むと。
トレーニングというかね、ゲーム感覚でいいんですよね、一人メロディなんてね。そのゲーム感覚でやったものを元に、じゃあ本気でメロディ作るぞってなったときに出てくるようになるんで、そんな風にして乗り越えてほしいですかね。
そんなわけで、一人メロディはなかなか抵抗があるっていう人もいるんですけど、やっぱり歌わないと、メロディ作るのをたくさんやらないとメロディは作れないんで、そこはぜひね、ちょっとずつでもいいんでやってほしいですかね。
で、メロディは降ってくるものっていう風にね、まだ思っているなら降ってこないので、そんなに簡単には。だからそこができていないことはまずはそんなに大変なことじゃないと。むしろ自分なりにメロディをそうやって生み出していけるようになることの方が持続可能性的にはね、サステナブル的にはいいことなので、そっちを目指してほしいと思いますね。
そんなわけで、今回はメロディは降ってきません。だから自分で生み出せるようになりましょうっていう、そんな話をしてみました。お伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。