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2025-06-02 10:48

思いついたメロディから曲を作ろうとして行き詰まる原因

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思いついたメロディから曲を作ろうとして行き詰まる原因

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耳で聴くうちやま作曲教室ってことでやってきますが、
音楽をたくさん聴いてたりとか、歌が好きだったり、音感が良かったりするとですね、メロディーが先に思いついてね、
そのメロディーをきっかけとして曲作りを始めるっていうことは考えられて、
その反面で、慣れてないときはメロディー先行の曲作りがうまくいかないっていうケースが多いと思うんですよね。
思いついたメロディーから曲作りをしようとして行き詰まっちゃうパターンっていうか、
その原因がどこにあるかみたいな話をしてみたくて、その一つ目の原因はメロディーのキーが定まってないっていうところにあるんですよね。
だからキーが明らかになってないとその後に使う音は定められないんで、
それはメロディーに関してもそうです。思いついたメロディーの先のメロディーを考えるっていうことにおいても言えるし、
そのメロディーにどんなコードをつけるかっていうところにも言える話なんですよね。
だからやっぱそのキーを定めるっていうのは大事。メロディーに含まれている音がはっきりできてないと、
はっきりできてたとしてもそれがキーとして何かっていうのが判別できないと、それをきちんとその後の作曲につなげていけなくなっちゃうんですよね。
だから例えばドとレとミがあると、メロディーにね。
ドとレとミはCメジャーでもありFメジャーでもあるみたいな、いろんなキーだと言えちゃうんですよね。
だからそれを自分の中できちんとこのキーだなっていうふうに判別できないと先に進めないっていうかね。
だからそれはキーを判別する技術もそうだし、そのメロディーのキーとかメロディーが持っている調整と言ったりしますけど、
音の組織が生み出すキーとしてのまとまりを自分の中で何となく体感できてないとかイメージできてないとこのキーだなっていうふうに特定できないんで、
そういう難しさが。あとキーそのものが12種類とかね、メジャーマイナーで言えば24種類あるんで、
だからその中から選ぶっていうキーを自分なりにイメージするっていう難しさもあるし、物理的な難しさもあるし、
あとはメロディーって流れで歌ってるとキーがだんだん変わってっちゃうとかっていう難しさもあって、
だからキーを1本に定めて歌い続けられてるかどうかっていうね、そういうキーを自分の中で感じられているかっていう難しさもあったりするんですよね。
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だからそこが1個、いまいちメロディーから先に進めないっていうか、どっかかりとしてメロディーは思いついたけどそれを一曲にできないっていう1つの原因になってると言えるんですよね。
で、もう1つの原因がそのメロディーをきっかけにその曲としてそれを展開できないっていう、その曲作りの展開の方の話。
そういう原因もあるんですよね。曲を1曲にまとめられないっていうその技術とか感覚が備わってないみたいな、そういう話。
曲作りの根本的な技術の話もありますね、その原因としてね。
だから短いフレーズが作れたんだけど、それをその先にどう進めていけるかがいまいち見えてないっていうかね。
だからその似たような感じで行くのか、ちょっと場面転換させるのか、そういう感覚が持ててなかったりとか、
あとはそもそもメロディーを展開させるだけの引き出しがないっていうかね、次なるメロディーをどういう一手で進めていけばいいかのパターンとかサンプルが自分の中にないんで、
その先に行けないとかね。あとはその曲の構成でABサビみたいな形式のイメージができてなくて、そのABサビの役割もイメージできてないんで、
そこで何やればいいかもわかんないとか、そういうところとかね。
あとはそのサビを目立たせたいんだけどサビを目立たせるための、そこにどういう気遣いをすればいいかとかね、
そういう展開構成をどう作り込めばいいかみたいなところも理解できてなくて、先に進めないみたいなね。
そういう曲作りの根本的な技術とか感覚が備わってないっていう原因もあるんですよね。
その先を進めていけないっていうか、フレーズから曲作りができないっていう原因としてね。
それを打開するためには、まずやっぱりキーの概念をしっかり理解するっていうのが大事ですよね。
音楽がそのキーっていうルールでできてるっていう。そのキーに紐づくスケールの概念も理解すべきだし、
理解した上でその思いついたメロディーのキーをまずはっきりさせる必要があるんで、
メロディーの音をしっかり実音にして、実音を基にそのキーを明らかにするっていうかね。
キーが明らかになればそのキーを基にその後のメロディーの音使いとかね、
そのキーを基にしたメロディーに対するコード付けができるようになるんで。
その先に関して音使いがはっきりしてメロディーもコードも展開させていけるようになる。
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音使いという意味でのその原因がそこで1個解消されますよね。
2つ目のその曲作りの技術の方はやっぱり根本的に曲作りを繰り返して経験積むっていう以外に方法がないんで、
だからやっぱり最初からねすごい立派な壮大な曲を目指すと曲は作りきれなくなっちゃうんで、
やっぱ基本的にシンプルなものから始めるべきだし、
ハードル下げる意味でも最初に思いついたメロディーを繰り返すように作っていくっていうのもありますよね。
そのメロディーの展開を繰り返しで作っていくっていうか、
そのモチーフみたいな話、よくメロディー作りの話で例に挙がってきますけど、
1つのきっかけになる短いフレーズをまず作って、そのフレーズを関連付けながら繰り返しながら展開させていくみたいな、
そういうモチーフの概念ですね。それを曲作り、メロディーの展開に取り入れると。
だから森のクマさんみたいなね、ある日森の中ってね、タラララっていう1個のフレーズがあり、
それがタラララ、タラララ、タラララ、タラララみたいな風に展開していきますよね。
それは1個のモチーフの展開の例ですけど、その形を流用しながら、その先のメロディーにそれを繋げていくとかね。
あとは、クラシックのトルコ交信曲とかね、モーツァルトのタカタカタン、タカタカタン、タカタカタカタカタカタンって、
タカタラタンっていうモチーフがあり、それを2回繰り返して、3回目はタラララ、タラララ、タラララランってモチーフが伸びてたりするっていう。
だから繰り返しながら3回目でそのモチーフ自体を伸ばすとかっていう、そういう応用の仕方もあったりとか。
そんな風にしてモチーフの概念でやっていけば、その1個の最初のフレーズを先に展開させていくこともできるし。
コードも特定のコード進行を繰り返して、それもよく言ってますけどループみたいな感じでやっていけばその負荷は減るんで。
だからなるべく作りきる方に持っていくために負荷を減らすっていう作曲のシンプルさとか、
簡単な方向の曲作りっていうのを重視して、曲作りの経験を作りきることで積んでいくっていうか。
っていう風にやるのが根本的な作曲の技術を高めていく、センスを、感覚を身につけていくっていう意味で大事だと言いますかね。
そんな感じ。メロディーから作って、メロディーが思いつくだけでも素晴らしいんですけど、
それをなかなか1曲にしていけないっていう、そういう問題を抱えてる人が多いんで、
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そこの原因がキーの概念。音をどういう、どんな音を使っていくかは明らかにできないっていう。
そこに原因があるの。ただ曲作りの根本的な技術が身についてないっていうかね。
根本的にそういう経験が足りてないんで、そこに踏み込んでいけないっていうのがあるんで、
やっぱそのキーの概念をまずはっきり自分の中で定着させて、
それを曲作りの経験を通して技術に変えて、繰り返しやっていくと段々曲を作れるようになってきますんで、
そんな風に長い目で見ながら、そのメロディーから始めてなかなか1曲にしていけないっていうところをなんとか乗り越えていってほしい。
根本的にコード進行とか、どんなメロディーが聞き応えがあるか、そういうところは曲作りを繰り返していくと、
その辺が見えてきてやれることの幅が広がってきますんで、曲作りを繰り返すことでそのあたりは乗り越えていってほしいと思います。
そんな感じで、思いついたメロディーから曲作りを始めてうまくいかないパターンは、
そのキーのところと曲作りの経験が詰めていないというところに理由があると。
そのキーをはっきりさせて、曲作りをなるべく簡単なものから作り切ることを通して経験を積むというところを目指してやってくださいというお話でした。
お伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。
では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。
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