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耳で聴くうちやま作曲教室ということでやってきますが、曲作りしている中でメロディをね、特にポップスとかロックのそのボーカル曲の場合は
歌いながらあれこれ考えていくことになるんですけど、その歌いながら考えていくときにメロディがなんとなく
頭の中に思い浮かぶとか、あとは口からなんとなく鼻歌みたいな感じで出てくるとか、
でメロディがこう繋がっていく感じがあるんですけど、その実際に曲作りやっていくとなんかメロディが
ここから先にこんな感じで行きたいみたいな、そのメロディにこうなんかなんだろうな意識があってメロディ
メロディ君がいて、メロディ君がこっちに行きたいよみたいな、そういうこう流れをね、こう示してくるような、なんかそういう感覚がね、あの持てるようになるんですよね。
メロディが行きたがる方向みたいな、でそれをこうなんか作曲者として感じ取って、であのすんなりそのメロディの流れをこう作ってあげるっていうか、行きたがってる方向にすんなり生かしてあげるっていうか、
でそういうふうにやると、割とメロディってのはですね、あんまりなんだろうな、ちょっとこう無理して作らなくてもですね、
自然と歌いながら、自然と行きたい方向に生かしてあげるっていう、そういうふうに作れるんで、
だから作曲に慣れてない頃はですね、まずそんなこう、ちょっとこう自然なメロディが行きたがっている方向っていうのを作曲者としてこう感じ取って、
でそっちにこうね、あのメロディを向けてあげるっていうのが、なんかこう曲作りの初期の頃の、まず初めにやるべきことなのかなと思いますね。
だからそのメロディが行きたがっている方向っていうのは、いろんなね、要素で変わってくるんですけど、だからその一つ目のコードは何かとか、そのメロディに当てているその流れの2番目3番目のコードはどんなコードかとかね、
そういうのでもそのメロディがどういう流れを作ろうとしているかっていうのは変わってくるし、
あとはその前後関係もあるんですよね、そのメロディの前にこういう短いフレーズがあって、でその短いフレーズを受けると次はこういうふうに行きたいなみたいなっていうのもあるし、
だからその時々でね、いろんな要因によってメロディの振る舞いっていうのが変わってくるんで、そこも作曲者としてきちんとこう察知してあげるっていうかね、
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そういう必要はあるんですけど、だからそのあたりも踏まえつつ、メロディがこっちに行ったらより自然だなとか、ここ来たら次こうだよねみたいな、
そういうこうメロディが行きたがる方向っていうのを考えてね、自然にメロディの流れを作ってあげるっていうのが無理なく魅力的な曲にしていく、
親しみやすいって言ったほうがいいかもしれませんけど、そういう曲にしていくための交通だと言えると思いますね。
だから大体そのいろんな人が聞きやすいっていうかね、親しみを感じるとかあとは口ずさみやすいとかっていうのは、
大体そういう特徴的な裏を描くような流れっていうよりも、ちょっとこうなんだろうな、癖になるような、なんか流れとしては自然だし耳に残るっていうかね、
その滑らかな流れっていうか、そういうものだったりするんで、だからやっぱ聴き手の皆さんも自然に受け入れられるっていうかね、
そういうところを考えると、無理にその流れに反するようなものを作るより、まずは自然な流れを作曲者として感じて、自然な流れを普通に再現するっていうか、
っていう風にやればいいですよね。だから上がったメロディはきっと下がるだろうし、なんかあんまり跳ねてばっかりいると、
メロディとしては忙しかったりするんで、どっかでその跳ねが落ち着いて、滑らかな流れになるとか、なんかリズミカルなフレーズが一個出たら、大体そのリズミカルなフレーズが気持ちいいんで、
そのリズミカルなフレーズをまた繰り返したくなるだろうし、なんかそんな感じで、メロディは結果的に関連づいていくんですけど、こう来たらこう来るみたいな流れがね、自然と思い浮かぶようになっていくと思うんで、
そんな感じでメロディを繋げていってほしいね、慣れてない頃はね。それをだんだん慣れてない頃を抜けて、自分なりにいろいろね、いろんなパターンが考えられるようになったら、
その次のステップとして、メロディが行きたがっている方向じゃない方向を作曲者自身が見つけるっていう、そういう曲作りにやっと入っていけると思うんですよね。
だから、さっき言った裏を描くっていうか、通常こう来たらこう行くんだけど、でもあえてちょっと裏を描いて、そっちじゃない、こっち側もあるよみたいな感じで、そっちの道を提示してあげるっていうかね、別ルートっていうか。
他の別ルートを探せる感覚、それがある意味メロディ作りの魅力的な、独特な、個性的なメロディ作りの感覚だと言えるかな。
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また自然な流れをいろんなパターンで考えられるみたいな方がニュアンスとしては近いんですけど、だから決して不自然ではない。
で、だいたいメロディ作りにそんなに慣れてない人は、ちょっとしたフレーズがあって、そのフレーズの先の次なるフレーズは、だいたい1パターンか2パターンくらい、なんとなく思い浮かぶのがほとんどなんですよね。
で、それを慣れてくると、それが3パターン、4パターン、5パターンとか、もう10パターンとか、メロディが行きたがる方向を、こっちもあるしこっちもあるしみたいな風に、独特な不自然じゃない、不自然なものではないものとして、自然なものとして提示できるっていうかね、ようになるんですよね。
だからそのいろんな自然でありながらも多彩なメロディの流れを作れるか、パターンを考えられるかっていうのがある意味でそのメロディ作りが上手いかどうかっていうところにつながってくるのかなと思います。
で、それはもう明らかに、曲を聴いてる人からするとね、こう来たかみたいな意外性になるし、その意外性でありながらも、ちょっと気持ちいいっていうか、あくまでも自然なんで、耳に残るっていうかね、そういう風に思っていけるんで。
だからその予想を裏切るっていうかね、聴き手がある程度メロディの流れを予想しながら聴いてるもんなんで、その予想を裏切るような流れも作ってあげながら、それでいて無理がなく自然みたいなものを作るっていうのはある意味その次のステップとして狙うところですね。
その時はメロディーが自然に行きたがる方向っていうのを作曲者として感じて、でその自然な流れを普通に流れを作ってあげるっていうか、てのがまずやるべきことですよね。
で、そっからそれに慣れてきたら、その自然な流れなんだけど、こっちもあるしこっちもあるしみたいな風にいろんなパターンを考えられるようになる。で、その中で一番最適なものを選ぶみたいな、でやるのが中級以降の曲作りっていうかね、メロディ作りの一個のコツなのかなと思いますね。
で、それもやっぱりかけらばっかりを作ってるとなかなかその感覚っていうのは磨かれなくて、よく言ってますけど、曲作りをやっぱりきちんとやり切るっていうかね、曲作りで完成させるっていうか、それで経験がしっかり積み上がって、で、そういういろんなメロディ作りのパターンを考えられるようになっていくんで、
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だから、曲作りをきちんと継続的に作り切る前提でね、こなしていくっていう、でやっぱり求められますよね。で、そんな風にやっていくと、そのメロディ作りのいろんな行きたがる方向っていうか、こっちもあるしこっちもあるしみたいなのを考えられるようになっていくんで、
ぜひそんなステップでメロディ作りを進めていただければと思います。
はい、そんな感じで、今回はね、そのメロディに行きたがってる方向があると。
だからメロディが行きたがる方向を作曲者としてすんなり感じ取って、そちら側に向けた流れを作ってあげるっていうのが、作曲活動初期のメロディ作りのあるべき姿みたいなね。
で、そっからよりいろんなパターンを考えられるようになっていけることを目指すっていうか、そんなやり方を目指してくださいっていうね、はい、そんなお話をしていました。
はい、話した内容ね、ぜひ参考にしていただければと思います。
はい、では今回これで終わりになります。ありがとうございました。