カバーの効果と実践
耳で聴くうちやま作曲教室ってことでやってきますが、このあのポッドキャストでもよく話してますけど、
曲作りの上達に弾き語りがね、効果がありますよってね、弾き語りをたくさんやると、あの曲作りうまくなりますよみたいな話をしてて、
その弾き語りも含めて、あの既存の曲のカバーをするっていうね、あの既存、もともとある何らかのヒット曲とか自分が好きな曲とか、
それらを自分でも演奏してみるっていうね。まあそれが、あの音楽におけるカバーなんですけど、そのカバーをたくさんやるのがやっぱり作曲上達に効果があるんですよね。
で、それまあ、歌作り、弾き語り形式で歌作りをしていれば、やっぱり弾き語りをやることになるし、
あとDTMとかでもし打ち込んでね、作ってるなら、そのDTMの中に自分の好きな曲と同じ音源になるように自分でそれを再現してみるっていうか、
そういう意味でのカバーっていうか、ができると思うんですよね。
で、そのカバーってだから、何だろうな、集字とかでいう、そのお手本があって、そのお手本を見ながら、同じようになるように書くじゃないですか。
左側にお手本を置いて、自分の集字は右側にね、自分の字を書くところのスペースを作って、そこにこう、見ながら同じようになるようにゆっくり書くみたいな。
で、例えば、先生がチェックしてくれた字の上をなぞるように書くとかね、それがまさにカバーと同じ行為ですね。
そのお手本を見ながら同じになるように自分でも再現をするっていう、で、それを繰り返すと、
その敷かるべき理想像っていうか、目指すべきものの形が自分でも見えてくるっていうかね。
そう、なんか、あと、なんか、模写とかもそうですね、絵を書くときにね。
中学校の図工の授業だっけな、なんかでやりましたけど、美術の授業か、で、その模写をね、自分もやりましたけど、
有名な、自分はその時は富学三十六系の、あの、葛飾北斎のね、あの、こう、波がこうドカーンってなってる絵、あるじゃないですか。
で、あれを、あの、全く同じになるように模写をするってね、やったんですけど、そういうこの、なんか、こうなんだろうな、かっこいい曲とかね、自分が理想とする曲みたいなものをその自分も全く同じになるようにやってみるっていう。
カバーによる理解の深化
で、弾きながらとかだったらその、演奏のフィーリングとか、フィールもタッチも同じになるようにやるとか、
DTMだったらその同じサウンドが出るようにイコライジングとかね、そのコンプとか、そういうエフェクト系をミックスをね、同じようにやってみるとかってやると、
あの、その、いわゆる完成された作品が、その、どういうね、要素によって成り立っているかってことが、あの、わかるんですよね。
だから、その、曲の、なんだろう、流れとかね、展開がわかってくるし、あの、メロディーラインの構造がそのカバーでわかってくるっていうか。
だから、あの、曲作りができない人、多くの人、曲作りがうまくいかないで困ってる人のほとんどは、そのカバーの経験がないんですよね。
だから、カバーをたくさんやったほうがいいと言えますね。カバーに時間を使うっていうか。だから、まあ、なんか作りたいって言って、やっぱ作るほうにいきなり行きがちなんです。
もちろん、その作る行為っていうのは、上達にね、あの、すごく、なんだろう、大事というか、上達の根幹を成しているね、あの、行為だと言えるんで。
だから作ることはやっぱ大事なんですけど、その作るところでそんなにうまくいかないっていうのがもしあるなら、まずちょっとこう時間をとって、
カバーにちょっと時間を充ててみるっていうのは大事ですね。それでいっぱいカバーをやると、やるべきことが見えてくるっていうか。
歌作りする人なら弾きながらたくさんやるとか、DTMだったらDTMの画面にカバーとしていろいろこう、再現してみるっていうかね。
のが大事ですね。だから、結局その作れない人っていうのは、肩みたいなものがあんまり体に入ってないっていうのがあって、いざ作ろうにも何をどうしていいかわかんないっていうかね。
っていうのがあるんですよね。で、自分のこう思いつきでメロディー、なんとなく浮かんだメロディーで、こんな感じでとかっていうふうに自分の世界でやろうとするんですけど、
でも結局肩がないんで、なかなかそれが出てこないっていうか、崩そうにも、元の肩の状態がないんで崩しようがないっていうかね。
っていうのがあるんですよね。だからそういうカバーをたくさんやると、肩ができてくるっていうか、基礎練習みたいな感じで近いんですけど、
もうちょっと実体を知るみたいな、音楽ってこうだよみたいなことを知るっていうかね。
理想の音楽はこんな感じで成り立っているみたいなのを知る作業がカバーだと言えますかね。
で、なんかそのカバーって、簡単に言えばモノマネっていうかね。自分でクリエイトしてないんで、何もあるものをそのまま再現しているだけなんで。
だから、それが本当に作曲の上達に効果があるのかっていうふうに、ちょっと疑問に思ってしまうっていうかね。あんまそこに熱が入んないっていうことも、
その気持ちもね、わかるんですけど、でも効果ありますね、完全に。
だから、それを信じてカバーをやってほしい。で、やっぱりそこは、そういう作曲上達のためにカバーをやるとかっていうより、
やっぱその自分が好きな曲というかね、自分の興味が持てるものを題材にして、その中身を自分でこう紐解くっていうか、
中身がどうなってるんだろうっていう、その興味からカバーをやるっていうのがやっぱ大事ですよね。
で、やるとその中身が自分の中でもしっかり腹落ちするし、で、やっぱりカバーをたくさんやりたいっていうね、そういうモチベーションになっていくんで。
だから、なんかまあそうですね、カバーと言いながらも、まあまあ曲分析にちょっと近いんですけど、やっぱり中身を紐解くっていうかね、曲の中身を紐解く作業。
で、コード進行もわかればメロディーラインもわかるし、あとはそのDTMとかでアレンジやってる人であればアレンジをそのまま再現するんで、
だからアレンジの中身もこう見えてきますよね、どういう楽器の編成で何が何を担当しているかみたいな、何でもわかってくるんですよね。
音楽、ただなんとなく聴いてるだけだとわかんないんですけど、カバーすると必然的に中をこう自分でも作っていくんで、だからその中身がまあ嫌顔でもわかってくるっていうか、
という感じなんですよね。まあ弾き語りも、なんだろうな、まあ楽しく歌ってる、弾いて歌ってるだけなんですけど、やっぱ曲のその展開を自分でも理解して、
で、メロディーラインのこの伏し回しとかね、そのそういうのを歌う歌い心地っていうかね、あとそのコードを背景にして歌った時の混ざり具合とか、
そういうのを弾き語りやっていると、歌いながらやっていると、感覚的にわかってくるんですよ、なんだね、こういうふうにやると気持ちいいのかみたいな。
で、やっぱその、そういう実体験で得られたものが結構作曲のその自分が作るという時に生きてくるんで、
だからやっぱり、作り出してない、生み出してない、ただコピーしてるだけみたいなふうに思って、あんまりそこにね、重要性を感じないと思うんですけど、
避けて通るものではなく、むしろその積極的にやるべきもので、やると本当に作曲がうまくなるんで、
そんな感じでやってみてほしいですね。
カバーを通じた成長
はい、というわけで、今回はその作曲の上達にカバー効果がありますみたいな、
そんな感じで、そのカバーはお手本をなぞって終辞の字を書くような行為というか、
だから結局終辞もそのお手本をなぞるとこから入るじゃないですか。
何もないとこでね、うまい綺麗な字を書いてって言われても難しいと思うんで、お手本見ながら書いて、だんだんそれが自分のオリジナリティになっていくみたいな、
そういう感じなんで、だからやっぱりお手本を自分でも再現してみる、カバーしてみるっていう行為は、
曲上達にすごく効果があるし、ある意味スタンダードな上達の道筋だと言えるんで、
だから曲作りね、何かこうもっともっと柔軟にやっていきたいとかね、ちょっと今なんか詰まってるとか、
もしあればカバーをですね、ぜひ積極的にやってほしいんで、カバーやると本当に先が見えてきますんで、
そんな感じで状況をね、いい方向に向けていっていただければと思います。
はい、そんなわけで、お話ししたいようにぜひ参考にしてみてください。
はい、では今回これで終わりになります。ありがとうございました。