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2025-04-12 10:10

ループ作曲のすすめ

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ループ作曲のすすめ

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みなさん、こんにちは。作曲の先生として活動するうちやま教室です。
今回はですね、たまに関連する話をして、YouTubeとかでも動画出してたりするのかな。
ループを使った作曲っていうね、その話をしてみたくて、ループ作曲のすすめみたいなテーマで話すんですけど、
ここで言って、ループっていうのは基本的には一つのハーモニーの展開、つまりコード進行を指して、
私がここで言うループの話ですけど、例えばCメジャーのキーだったら、一番初めのコードがCで、
二つ目がAmで、三つ目がDm、四つ目がGみたいな、C、Am、Dm、Gみたいな、
そういう決まりきったコード進行がそのループの素材ですね。
その作曲をする上で、そのループの素材、つまり一個のコード進行を使って、
それをループダウンで循環させるように何回も繰り返すことで、
それを曲のハーモニーにしていくことができるんですけど、
それをループを活用した作曲と、ここでは言うことにしますけど、
実際そういう風に作曲をやれば、ハーモニーの部分を一個のコード進行を繰り返しながら、
それによって踏み立てていくことができて、
洋楽とかだと、本当に三つか四つのコードの展開をひたすら繰り返して、
一曲にしていくような曲って結構あって、
完全にその一個のコード進行だけをひたすら繰り返すっていうのは、
そこまであんまりないかもしれないんですけど、
例えばバブマーリーのNo Woman No Cryとか、
ポリスのEvery Breath You Take、見つめていたいとか、
スティーヴィアンダーのスーパーステーション、迷信とか、
ああいうのはコード進行をひたすら繰り返すような感じでできている。
スーパーステーションはコード進行というよりリフですけど、
一個の決まりきったものを繰り返しながら、それをバックに伴奏にして、
そこにメロディを乗せていくみたいな、そういうような展開を持った曲ですよね。
作曲の一個の手法として、
ループを活用するやり方が確立されているってことですね。
曲作りするときにコードの展開を、
あれこれ複雑なものを考えることをやらなくても、
何らかの3つから4つのコード進行、コードから鳴るコード進行を用意して、
そのコード進行をひたすら繰り返すというところで、
ハーモニーの部分を作り上げるという、
そういう方法をちょっとやってみてほしいんですけど、
以前にコード進行を先にあまりにも決めすぎちゃうと、
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メロディがコードに引っ張られちゃうみたいな、そういう話をしてて、
ある意味ループの作曲もそれに近いところがあって、
ループとしてそのコード進行をひたすら繰り返すことになるんで、
だからまさにそのメロディ作りがコード進行を前提としたものになるっていうかね、
だからコードの展開にメロディが引っ張られやすくはなるんですけど、
ただその曲の1個の形式というか様式というかね、
作曲のスタイルとして、ループを主体とした曲ってものが存在してるんで、
だからそれを作るっていう前提でやるなら、その方法も許容できますよね。
特にそのメロディを考えるのが得意な人は、
その1個のコード進行でいろんなメロディを思い浮かべたりできるんで、
曲作りとしてはやりやすくなると思うんですよね、ループの活用によってね。
その局面によって、何らかのそのいわゆる新規のメロディをその都度考えて、
そこにその新規のメロディを際立たせる、その新規のコード進行、
そういうのを考えるっていうようにやると、ある意味きちんとした展開が作られていく。
それがある意味曲の展開を作るときの基本的なやり方になってくるんですけど、
作曲に慣れてない人はそこが難しかったりするんですよね。
メロディをあれこれ考えて展開させることも難しいし、
聞き応えのあるコードのストーリーっていうか、そういうのを作るのも難しいし。
だからループの曲作りだとその特定のコード進行を繰り返すっていうところが前提になってくるんで、
だからコードの展開は考えなくて良くなるっていうかね、考える必要がなくなりますよね。
メロディもその特定のコード進行を前提として考えればいいんで、
ある程度発想を膨らませやすくなるっていうかね、
その制約があることでメロディをより考えやすくなると言えるんですよね。
だからループで成り立っている曲っていうスタイルの、
そういう曲があるんで、それに取り組む。
それを作るんだっていう風にやることで、
より曲を完成させやすくなる。人によっては完成させやすくなると言えますね。
これに向いているのは、メロディを作るのが得意な人ですね。
メロディを考えるのが好きな人とか。
ループさせるその特定のコード進行を前提にしていろんなメロディを考えることになってくるんで、
その辺が得意な人ほどループの作曲を進めやすいと言えますよね。
で、かたや1個のコード進行を前提としてメロディを考えることが難しいっていう風に感じる人は、
必然的にループの作曲にも苦労することになりますかね。
その場合は無理にループの作曲をやらなくて、
よく定段メロディをすんなり思い浮かべればいいし、
伴奏がないところで鼻歌で思い浮かべるとかね。
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むしろそっちの方が向いていると言えそうですかね。
そのメロディに合うコードをその都度考えていけばいいと言えますかね。
あとループの作曲に向いているもう1個のパターンとして、
今言ったのと反対で、コードの展開をその都度考えるのが難しいと感じる人もおすすめですね。
ループをやればもう1個のコード進行を繰り返すことになるんで、
だからメロディに合うコードを見つけるのはいつも苦労するとか、
自然なコードの流れを生み出すことに難しさを感じるとかね。
そういう人はループの作曲をやればそこは回避できるというか、やらなくて良くなるんで、
それのその辺に難しさを感じている人、苦手意識がある人もそのループの作曲がおすすめですかね。
そんな感じですね。
そのコード進行の部分だけに着目するとですね、
1個のコード進行を何回も繰り返すようにして大きなハーモニーにするっていうパターンと、
あともう1個はその繰り返しを少なくしていろんなコードの展開をその都度作るっていう、
ある意味その繰り返すか繰り返さないかって2軸で考えれば、
ループにするかしないかっていう2個のパターンが考えられるんですけど、
両方でそれぞれ全然やることが違うんですよね。それぞれが違う感覚が求められるっていうか、
だから今言ったループの作曲はその1個のコード進行をもとにいろんなメロディを考える感覚が必要になるし、
ループがない作曲はその時々でスムーズなハーモニーを考える技術がいるっていうかね。
両方それぞれが作曲のスタイルとして確立されているので、どちらが合ってるかっていうのは人それぞれなんですけど、
実際にループの作曲やってみて、自分がそのコード進行を繰り返しながらそこにメロディを考えていく、
当てていく感じが自分に向いてるなってわかれば、そっちの方を重点的にやっていくこともできるし、
あともうそのループさせる部分っていうのはもうその曲の全体をね、大部分でループっていうのももちろんできるし、
あとはその例えばAメロだけはループで作るよとかね、サビのコード進行はループにするとか、
そういうセクション単位のループの展開っていうのも盛り込めるんで、
この辺はさっき言ったその両楽のそのヒット曲とかね、ループの構成が多い曲が結構あるんで、
だからそういうのを見てみると、コード進行の分析とかしてみるとループの入れどころは結構見えてきますね。
ループを入れながらも部分的にどうアレンジするかとかね、それも見えてくるんで、
だからその辺りをうまく活用しながらですね、
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特に作曲に慣れてない時はそのコード進行の組み立てで結構苦労を感じるケースって多いと思うんで、
だから今現状ね、そのコードのところで壁にいつもぶつかるような場合はですね、
それを抜け出すという意味で、そのループの作曲っていうのを1回やってみて、
ひたすら1個のコードの展開、コード進行を繰り返す。
その繰り返しながらそれを1曲にする。
それをやることで意外と自分がそっちに向いてるなっていうのは分かったりするかもしれませんので、
そんな感じでなんとかハーモニーのところをうまく対処してほしいと思います。
そんなわけで今回はループを活用した作曲、ループ作曲の説明みたいなテーマで話をしてみました。
また今回の内容について感想や質問等があれば概要欄のリンクよりぜひメッセージをください。
では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。
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