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2025-04-06 10:16

コードから作ったメロディはコードに引っ張られる

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コードから作ったメロディはコードに引っ張られる

サマリー

ポピュラー音楽では、コード進行とメロディの関係性が重要です。初心者向けの作曲法としては、コード進行を先に決めることが推奨されています。しかし、これはメロディがコードに引っ張られて制約を生むことがあります。そのため、柔軟性を持たせながらメロディとコードを共に発展させるアプローチが重要とされています。

ポピュラー音楽の定義
みなさん、こんにちは。作曲の先生として活動する、うちやま圧です。
ポップスとかロックとか、そのポピュラー音楽は、ハーモニーの部分っていうのはね、コード進行っていう概念があってね、
そのメロディがあって、その背景にコード進行があるよっていう、そういう状態で音楽が組み立てられることが多くて、
その点は厳密に言えば、メロディとコードは表裏一体で、メロディがそこに存在するときね、
そのメロディはコードを感じさせるような性質が含まれているんで、
いわゆるクラシック音楽とかだと、メロディの絡み合いで結果としてハーモニーが生まれるみたいな、
そういう状態になっているんで、その部分は本来は分けて考えるべきではない部分だと言えるんですけど、
それでもポピュラー音楽は、今言ったようにメロディとハーモニーをコード進行っていう概念で分けて考えられる良さもあるんで、
だから、それをメロディに違うコード進行を割り当てるみたいな、メロディの可能性を探るっていうところにつなげていけたりするんですけど、
その上で、そのメロディとコードを分けて考えられるっていうポピュラー音楽ならではの概念を前提として、
特に初心者向けの作曲のやり方で、コード進行を先に定めて、
そのコード進行の背景にメロディを付けましょうみたいな、そういうやり方がお勧めされることがあるんですよね。
作曲初心者のアプローチ
その辺の利点というか、良い点と弊害というか、あんまり良くない点を話してみたくて、
そのコード進行を先に決めて後からメロディを付けるっていうのはね、作曲に慣れてない人からすると、
そのコードの伴奏というか背景が定まっていることで、そのメロディを連奏しやすいっていうね、そういう良さがあったりするんですよね。
だからこそ作曲初心者向けのやり方としてそれがお勧めされてるんですけど、
だからメロディ作りに慣れてない人からすると、何にもないところでメロディを考えてって言われても結構難しいものがあって、
だからそのコードの伴奏が背景としてあればね、それを取っ掛かりにしてメロディを連奏しやすくなるんで、
だからそういう良さがあったりする。メロディを思い浮かべやすくなるっていうか、良さがあって、
あとその曲の展開もコード進行によって定まっていれば枠組みが定まるんで、
だから曲が破綻しづらくなるっていう良さもあるんですよね。
だから作曲に慣れてない時ってそのメロディを考えることに苦労するんだけど、
どっちかというとそのメロディを展開させることに苦労して、
その1曲のストーリーを作るっていうか、起伏を作るっていうかね、まとめあげること。
その辺が大変なんですよね、苦労するっていうかね。
だからコード進行でその曲の展開が定まっていれば、枠組みがあるんで、
もうそこに沿ってメロディを当てはめていけば、
その曲としては自ずとまとまりやすくなっていくっていう、そういう良さもあるんですよね。
だからそのコード進行を先に決めて定めておいて、
その定めておいたコードにメロディをつけるっていうやり方はある意味で理にかなってるとも言えるんですけど、
ただその一方で、コード進行が先にあると、
メロディがコード進行を前提としたメロディになっちゃうっていう、
そういう弊害っていうかね、デメリットというかがあるんですよね。
メロディを連想しやすいんですけど、
メロディ作りが必然的にコードを前提としたメロディ作りになっちゃうっていうか、
コード進行の枠に収めなきゃっていう意識が働きすぎちゃうっていうかね。
自由な作曲の重要性
だから言い方があるんですけど、コード進行の枠組みがあるんで、
メロディ作りの自由度が下がるみたいな、そういう感じなんですよね。
で、そのメロディはやっぱりコード進行の枠組みの中でしか動けなくなるんで、
だから型にはまったものになりやすくなるっていうかね。
それでなんとなく人工的な無機質な感じになっちゃうと。
で、初心者の人は作ったメロディが、
なんかこう人工的で、
コードの枠に収まったような、無理矢理収めたような無機質なもので、
なんとなく愛着が湧かなくて、
そのメロディを自由に発想できない感じもなんとなく面白くなくて、
それで作曲が自由にできない感じがそんなに楽しくないと。
で、あんまり面白くない作曲は面白くないみたいな、そういう感覚になっちゃうんですよね。
だからそれって初心者向けの作曲で良かれと思ってお勧めされた、
コード進行を先に定めましょうみたいな、
そのやり方がむしろ初心者を楽しめなくさせてるっていうかね、
作曲楽しくないってところにそれがむしろつながってるっていう、
ちょっと切ないケースだと言えるんですけど。
だから私はやっぱりコード進行だけを先にあんまり定めすぎないっていうのをお勧めしてるんですよね。
もちろんさっき言ったようにコード進行の枠組みがあるとメロディより思い浮かべやすくなるっていう良さはあって、
だから先の先まであまりにコード進行を定めすぎるんじゃなくて、
この4つぐらいのコードでね、なんとなくコードの展開を4つぐらいの展開として定めて、
そのコード進行のループの中でメロディを考える練習するとか、
あとは例えばヒット曲のコード進行だけ残して、そこに新たなメロディを付けるとか、
そういうトレーニング的なものとしては、
そのコード進行を定めてメロディを付けるっていう方がお勧めできるんですよね。
それもあくまでもトレーニングの息を出ないっていうか、トレーニングに過ぎないような状態。
やっぱりコードの展開を定めすぎちゃうと、
そこにメロディを付ける作業はやっぱりどこかぎこちないものになっちゃうというかね。
ハーモニーの展開がきちんとある曲を作りたい場合は、
やっぱりそれがメインの作曲のやり方にはなり得ないと私は思っています。
意外としては4つぐらいのコードのコード進行を延々と繰り返して、
それを1曲にしちゃうみたいなループの作曲とかはあり得るんですけど、
その場合は4つからなるコードの展開にどうメロディを付けるかが
ある意味作曲の中心的作業になっていくんで、
だからコードの展開を作るのが本当に大変とかね、
そういう場合はそっちのループの曲作りもその選択肢に入ってくるんですけど、
それは人それぞれですね。
だから特にコードの枠組みがあってメロディ作りがのみのみ自由にできないとか、
コードの枠組みに引っ張られるメロディ作りで作曲の面白さがあまり感じられないとかね、
そういう場合はメロディとコードはちょっとずつ伸ばしていくっていう方がやっぱりおすすめですね。
そのコードの展開も決めすぎずに、
その時々でそこに最適なコードをその都度考えていくっていうのがやっぱりおすすめですね。
もう先の先までコードの流れを定めすぎないと。
コードの流れは未定にしておいて、
その時々で次なる一手を自分なりに考えていくっていう。
それでそのメロディをより自由に考えられるようになるし、
そこに割り当てられるコードもその都度考えるんで、
だからメロディとコードの組み合わせでスリリングなサウンドを生み出されることも多くなるんですよね。
だから具体的に曲のキーを定めて、そのキーの中でメロディを思い浮かべると。
そのメロディに合うコードはその曲のキーのダイアトニックコードを主体として探して、
で時々そのダイアトニックコードから外れるコードも候補に入れながら、
その時々メロディに合うコードを探りながらメロディとコードをちょっとずつ伸ばしていくように膨らましていくと。
でそれが一番曲を柔軟に展開させやすくて、
かつそのキーの枠組みとダイアトニックの枠組みがあるんで、曲が破綻することなくまとまりやすくなるっていうね。
そういう感じですね。
だから今そのもしね、そのコード進行の枠組みを定めすぎてて、
いまいちのびのびメロディを作れないとかね、いまいちやりづらさがあるみたいな、
いまいち作曲が楽しくないみたいな、そういう状態にある時は、
コードの枠組みをぜひ取っ払ってほしいですね。
メロディとコードはちょっとずつ伸ばしていくっていうやり方をやってみてほしいと思いますね。
それで、自分も思いもしなかったようなメロディの展開を自分で作れたりとかするし、
そこでなんとなくその割り当てたコードがすごい良いサウンドを生み出してて、
メロディとそれが混ざり合って、すごい刺激的なサウンドがね、生み出されることもあるかもしれないんで。
そういう風にして自由な発想で作曲を進めて、
その作曲の本来の未定な感じっていうか、定まってないところを自分で生み出していく感じ。
そういう本来の作曲の楽しさっていうのを定めすぎない、コードを定めすぎないやり方で体感してほしいと思いますね。
はい、そんな感じで。
今回はね、コード進行の枠組みをあまりにも定めすぎてしまうと、そのメロディがコードに引っ張られた感じになっちゃう。
だからメロディとコードはちょっとずつ展開させていくやり方がお勧めですよっていうね。
そういうテーマでお話をしてみました。
はい、また今回の内容について感想や質問等があれば、概要欄のリンクより是非メッセージをください。
はい、では今回これで終わりになります。ありがとうございました。
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