1. 耳で聴くうちやま作曲教室
  2. ヒット曲のコード進行は思いの..
2025-04-20 11:52

ヒット曲のコード進行は思いのほか標準的

spotify apple_podcasts youtube

ヒット曲のコード進行は思いのほか標準的

00:07
そういう内容を改めて話してみたくて、私はこれまで、たまに言ったりもしてますけど、そのコード譜を作る仕事っていうのを実務で6年間くらいやってきて、
で、そこで実際に音源を作ることになりました。
その音源として聴いたものをギターを使ってコードに起こして、で、そのコード譜にしていくっていうことをやってたんですけど、
で、6年間で7000曲くらいやったんですよ、コード譜を作るの。
6990何曲とかなんですよ、正確に言えばね。
で、そのコード譜を作ることになりました。
で、そのコード譜にしていくっていうことをやってたんですけど、
で、6年間で7000曲くらいやったんですよ、コード譜を作るの。
6990何曲とかなんですよ、正確に言えばね。
で、やってきたんです。だから、弾き語りとかでよく題材になりやすい曲、カラオケとかで歌われやすい曲とかね、いわゆるヒット曲とか、
それを初心者でも演奏できる簡単なコードに解釈し直して、
初心者向けのコード譜を作るみたいなこともその一環としてやってきたんですけど、
だから7000曲くらいの曲を実際に耳で聞いて、内容を自分なりに紐解いてコード進行にしていく、
コード譜にしていくみたいな、そういうことをやってきて、
で、その私の経験から言えることは、冒頭でも言った今回のテーマであるね、
ヒット曲のコード進行が結構どれも標準的だよっていう、その事実ですね。
だから耳に残る良い曲とかね、時代を越えて長く歌い継がれているような曲とかね、
いわゆる誰もが知っている、みんながなんとなく口ずさめる曲とか、
そういう曲のほとんどが定番のよくある、いわゆる標準的なコード進行で成り立っているっていうことですね。
だから印象的で耳に残る曲だからね、すごく斬新で独創的なコードの展開がそこにあるのかなと思いきや、
コードの展開って結構本当にシンプルだったりありがちだったりするんですよね、標準的っていうかね。
これは本当に実際にいろんなヒット曲を含むいろんな曲を7000曲ぐらい自分の耳で聞いて、
それをギターでコードに起こしてデータで確認してきた、自分の経験から言える紛れもない事実、真実みたいな感じなんですよね。
だからそれを踏まえると、やっぱり作曲する時に特にコードについては、標準的で定番なコード進行をいかに理解して、
03:05
それをいかに完璧に使いこなすかってところがすごく大事だと言えるんですよね。
だから多くの人は良い曲を作るために、聞き応えのあるハーモニーにするために、
コード進行をすごく特別なことをやらなきゃいけないとか、込み入ったことを覚えなきゃいけないみたいなところを考えて、
その処方的なところとか基礎的なところをそこそこに、
その突飛な方法とか特別なテクとか、そういうところに意識を向けてしまいがちなんですけど、
私から言えるのはですね、やっぱりそれよりもこのもっと根本的な基礎のところをしっかり固めるべきだということですね。
だからコード進行の成り立ちとか基本的な仕組みとか、それがいわゆる定番のコード進行にどう反映されているかみたいなところ、
そういうのを実際の曲とかも通して、実例とかも通してきちんと自分の中に根付かせるべきっていうかね。
でもその部分をしっかりやってきちんとやって、人に説明できるぐらい理解していれば、
そのコード進行を組み立てる局面、あとは部分的にいまいちなコードを修正するみたいなところとか、
そういう局面の7割とか8割ぐらいはもうカバーできるようになるんですよね。
それぐらい一般的な皆さんが普通に聞いて口ずさめる親しみやすい曲のほとんどは標準的なコードの展開で成り立っているところですね。
むしろ奇抜なコードとか、とっぴなコードの展開が必要になる局面って限られているんで、
それが曲の中のアクセントになることもあるんですけどね。
それを使うとより曲が輝いたりするんですけど、でもそれもこれも標準的な展開がきちんとできてこそ、
組み立てられていてこそ使えるものだと言えるんで。
だからやっぱり標準をしっかり抑えるっていうのは大事ですよね。
だから具体的に言えばこのpodcastでもよく話してますけど、
やっぱり曲作りの大前提、そのルールでほとんどの曲がキーの概念で成り立っているっていう、
特定の音を主体として組み立てられてますよっていうところをまず理解すべきだし、
そのキーの概念を理解すべきっていうかね。
それを基にコード進行はそのキーの音を活用したダイアトニックコードっていうコードのグループが主に活用されてますよと。
06:01
そのキーのダイアトニックコード主体としてほとんどの曲のコード進行、
つまりハーモニーが成り立ってますよっていうことを知るべきですよね。
それがわかると、一般的なヒット曲でダイアトニックコードを主体として、
その曲のコード進行が組み立てられているってことがわかる。
だから曲のキーを明らかにして、そのキーに紐づくダイアトニックコードを明らかにすると、
そのコードのメンバーを明らかにすると、その上でその曲のコード風とそれを照らし合わせると、
その曲で使われているほとんどのコードがダイアトニックコードから使われていることがわかるんですよね。
それぐらいダイアトニックコードって、そのコード進行においてまとまった雰囲気を出すとか、
一般的な聴き手の皆さんが感じる親しみやすさとか心地良さみたいなものを生み出すために重要な存在だと言えるんですよね。
それがわかったらダイアトニックコードのそれぞれのコードの響きの違いとか役割の違いとかを理解して、
それをどう繋げるとどんなスムーズなサウンドになるかみたいなところを理解するのがおすすめですね。
だからダイアトニックコードで7つのコードが含まれていて、それぞれが3和音のバージョンとセブンスのバージョンっていうのもあるんですけど、
みたいなものがあるんで、だからそれを役割それぞれでね、繋げ方が変わってくるし、そこから生まれるハーモニーが変わってくるんで、
それがいわゆる3コードとか大理コードとか、あとは1度2度3度みたいなダイアトニックコード内にあるそれぞれのコードの度数による解釈とかね、
それを繋げた1度4度5度とかね、1度6度2度5度みたいな、1、6、2、5とか、そういう数字によるコードの繋がりに相当するんですけど、
それが理解できるとそのダイアトニックコードを活用した標準的なコードの展開っていうのをまず短くでも作れるようになると。
さらにその実際にはそのキーの種類がね、メジャーキーで12個、マイナーキーで12個、それを合わせてポピュラーの音楽では基本的に24種類のキーを使って成り立っているんですけど、
だからそれぞれのキーの音使いを理解して、そのキーに紐づくそれぞれのダイアトニックコードが割り出されると。
それぞれのキーにおけるスリーコードとかダイリーコードとか、それぞれのコードの度数の解釈と数字によるコードの繋がりとかね、
そういうのをそれぞれのキーで表現できるようにすると。そうするとその全部のキーで標準的なコードの展開を生み出せるようになっていくんですよね。
だから実際の作曲だと今度その短いコードの展開がそれなりに繋がってね、さらにはそのAメロBメロとかそれぞれのグロックとかセクションでコードの展開がどう使われるべきかとか、
どんなコードの展開が最適かっていうのを、それがまあその曲によってもその求められるものは変わってくるんで、だから適材適所でそれを割り当てていくっていうね、
09:08
その曲の構成力みたいなものは今度必要になってくるんですけど、その辺が備わってくるとその今言った標準的なコードの展開を理解してるだけで、
ほとんどの局面でコード進行に対処できるようになってくるんですよね。だからむしろ私としては作曲に慣れてない初期の時期とかね、
滑り出しの段階とかで、難しい特別なコードの展開を頑張って覚える必要はないと思ってて、それよりもむしろそのコードを組み立てる基礎的な概念と、
それを基にした標準的なコードの展開、それをあらゆるキーできちんと表現できるようになるってことをお勧めしたいですね。
そこが本当に理解できてて、さっき言ったように人に説明できるぐらい自分の中に根付いていれば、
そのヒット曲を含む色んな曲のコードの展開っていうのをね、すんなりこう理論的な裏付けを元に読み解けるし、
で、その曲作りをしていく中でもそのコードの展開を組み立てていけるしね、
その時々でその自分が何やってるかわかんなくなっちゃうみたいなことがほぼなくなると言えるんですよね。
で、それをちょっと複雑なものに応用していくときも、そのハイレベルなところにも自信を持って踏み込んでいけるし、
だからそのハイレベルなものとかちょっと複雑な難解なものとかね、
そういうコードの展開もつまりはその標準的なコード進行の応用だと言えるんで、
だからやっぱり標準的なコード進行をいかに使いこなせるかってところが試されてくるんですよね。
そういう意味でもやっぱり標準的進行を完璧に理解するっていうか、
基礎的な概念をまず完璧に理解するってところを目指してみてほしいと思いますね。
はい、そんな感じですね。
だからヒット曲のコード進行って私の経験からもほとんどが標準的な進行で成り立ってるんで、
だからまずそのコード進行の基礎的な概念と標準的なコード進行、
その辺に重きを置いてですね、作曲を進めていってほしいと思います。
はい、そんなわけで今回はヒット曲のコード進行はどれも標準的ですよみたいなね、
そういうテーマでお話をしてみました。
また今回の内容について感想や質問等があればですね、概要欄のリンクより是非メッセージをください。
はい、では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。
11:52

コメント

スクロール