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2025-07-11 10:14

なぜ定番のコード進行を使いこなせるようになるべきなのか

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なぜ定番のコード進行を使いこなせるようになるべきなのか

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耳で聴くうちやま作曲教室ということでやってきますが、
曲作りしてて、コード進行を考えるときに、よくある定番の流れとかね、
カタカタみたいなものを使って、ハーモニーとしては安定するんですけど、
ある程度予定調和っていうかね、何かどっかで聴いたことあるような、なんとなく標準的なハーモニーの流れになってしまってね、
もうちょっとそこを個性的な流れにしたいなみたいな、そういうふうに考えてしまう初心者の人とかね、結構多いと思うんですよね。
私のその個人的な考えとしては、もちろんそういうちょっとひねりのあるというか、奇抜なサウンドを持つね、
コード進行とかハーモニーの展開っていうのを直接考えるっていうのももちろんいいんですけど、
やっぱりそういう個性的な進行って、そういう定番の進行をいかに応用できるかみたいなところにかかってると思ってて、
標準的な展開を使いこなせてこそ、そこからはみ出るようなアレンジができるっていうかね、
定番を構造的に理解をして、それを構造的に応用するみたいな、そういうことができると思うんですよね。
だから直接的にそういうちょっと難しい個性的な響きを探って、そちら側のアプローチを作っていくっていうのはもちろんできるけど、
それって結局バー当たり的っていうか、その時のその曲にはそれが使えるけど、でもその構造が自分でわかってないんで、
だから別の曲でキーが変わったりすると、もう途端にそれが再現できなくなっちゃったりとかね、そういうことがあるんですよね。
それを自分の中でのきちんとした裏付けを持ってきちんと扱えるようになるためには、やっぱり定番といわれる標準的な進行がどうなってるかっていうね、
そこを理解して、それを理論的構造的にアレンジしていくっていうね、そういう形ができるとやっぱり一番強いなっていうふうに思うんですよね。
だから定番の標準的な進行は割と嫌いされがちなんですけど、嫌いっていうかなんだろうな、
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ありきたりすぎてね、こんなのはもう誰でも作れるみたいなふうに割と軽くあしらわれがちなんですけど、
そこをちょっとこう、そういうね、未来を定番を応用して個性的なものにしていけるっていう未来を前提にですね、
定番のそういう進行もぜひ大事に扱うっていうか、定番を完璧に使いこなせるようになるっていうかね、そういうふうにやるのがいいと思うんですね。
やっぱりその定番がわかった上で、それを崩すようにその個性的な展開を作るやり方と、
定番のそういういわゆる一般的な流れを全然理解せずにね、いきなり頭から個性を出そうとしすぎてね、なんか変な感じになっちゃうっていう。
なんかそちらが一番切ないんで。 だからやっぱりその定番っていうかね、標準を理解しとく。
標準を理解した上で、それをアレンジする方が、なんとなくアレンジしているように聞こえるんですけど、潜在的なそのハーモニーのきちんとした質の高さっていうかね、
安定感みたいなものはやっぱり生み出せるんで。 だから定番進行はね、大事にしてほしい。
本当に標準的な進行っていっぱいあるんで、どの辺をね、特にきちんと理解すべきかっていうのがあるんですけど、
POPSで言われるカノン進行とか、あとはブルース進行とかね、そういうのはもちろん理解しておいた方がいいし、カノン進行だけでも結構いろいろ作れると思うんですよね、いろんなパターンをね。
いろんな曲がカノン進行を使っているんで、ダイアトニックの1番目のコードから始まり、それが3マイナーとか、5でもいいですけど、1、5っていって、
で、6にいって、で、3マイナーにいって、で、4にいって、1にいって、4、5で終わるみたいな、そんな流れですね。
で、これがハーモニーとしては結構展開があって、それでいて、安定しているというかね、それなりにいろんなメロディが乗りやすいというか、いろんな多彩なサウンドが聞けるんだけどメロディも乗せやすいみたいな、
そういうポップスでは定番と言われている進行ですね。1、5、6、3、4、1、4、5みたいな。そのアレンジ方もあって、1、3、6、3、2、4、1、2、5とか、ちょっとところどころマイナーの代理コードでアレンジするっていうのもあるんですけど、
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カノン進行をね、理解するとか、あとは何ですかね、コムロ進行とかって言われるやつとかね、6番目から始まって、4、5、1っていうやつ、6、4、5、1っていうやつですね。Cメジャーで言えば、Aマイナー、F、G、Cですね。
さっきのカノン進行はCメジャーで言えば、C、G、Aマイナー、Eマイナー、F、C、F、Gですね。1、5、6、3、4、1、4、5の進行ですね。
で、その今言った、そういったコムロ進行みたいな、6、4、5、1みたいなものとか、あとはいろいろありますけど、そういう定番の進行も、あんまりたくさん使うとね、あまりにも多すぎて、そこにあまりにも寄りかかりすぎてる感じがして面白みがなくなってくるんですけど、たくさん使って、その構造もきちんと理解して、
で、その今言ったように、そういう進行をもういろんなキーで瞬時にパッと作れるぐらい、その構造的に理解をすると。理解をしていると、じゃあ今度そのさっき言ったカノン進行の一部をちょっと変なコードを入れてみようかなとか、そういうところに発想が向いていきますよね。
それもこれも定番がきちんと理解できていてこそ、その応用を柔軟にできるっていうね。そういうことだと言えるんで。だから、そうですね。定番を応用して個性を出すというのは、いろんなね、芸術、その他の芸術とかね、スポーツとかにも言えますよね。
なんか、なんだろう、柔道の技とかね。ちょっとよくわかんないですけど、そういうのありそうですよね。野球とかね、ストレートとカーブとか変化球。ストレートが投げられて、投げられるからこそ変化球も投げられるみたいなやつとか。サッカーとかもね、ありそうですよね。真っ直ぐ蹴れるから、ちょっとこうアレンジもできるみたいなやつとか。
あとは絵を描くとか、そういうのもきちんと描けてこそ、ちょっと変な絵も描けるみたいな。やっぱりその辺は繋がっていると思うんで。だから個性を出すために標準をまず知るっていうね。そこを理解するっていうのが大事ですかね。
既存の曲でも定番の進行みたいなものをきちんと使いながら、そこにちょっと個性を加えるような感じで、そういう聞き応えのあるハーモニーの展開っていうのを生み出している曲は多くて。
桑田さんとかね、結構そんな感じですよね。サダンの曲とかね。桑田さんはおそらく意図してやってるんだと思うんですけど、みんながすんなり聴ける、親しみやすい曲っていうのを理解してやってると思うんですけど。
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そういう既存の曲のコード進行を分析してみても、そういうところが見えてくる。定番が骨格になっていると。定番の骨格の一部をこうやってアレンジして、こういうね、刺激的なサウンドをそこに盛り込んでるんだなみたいな風に読み解けるので、そういう風に既存の曲から学ぶっていうのもね、一つあると思います。
はい、そんなわけで、今回はね、定番の進行を理解していてこそ、それを崩して個性的なハーモニー、コード進行をね、筋道を立てて生み出していくことができるんで、定番の進行を完璧に使いこなせるようになるのがおすすめですよみたいなね、はい、そんなお話をしてみました。
はい、お伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。
はい、では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。
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