現代の音楽制作と編曲の重要性
耳で聴くうちやま作曲教室ってことでやってきますが、最近はPCを使った音楽制作が一般にも浸透してきて、
曲作りというと、全体の音源化をするというか、アレンジも含めた全体の音楽を作っていく作業みたいな、そういうものという前提になってきていると言えて、
曲作りって意味ではメロディーとかハーモニーとか曲構成とかを作るだけでも曲の骨格としてね、それを全体で作るんで、曲構成になってはくるんですけども、
それも含めた全体の楽器の絡み合いとかね、どこでどんなフレーズがどんなフレーズにどう絡まるかみたいな、ベースラインがどうなっててドラムがどうなっててみたいなところまで考えていく作業を全部を作曲っていうふうにね、最近は言ったりしてて、
つまりその編曲力みたいなものが求められるっていうのが最近のこの音楽制作の現場かなと思うんですよね。特に慣れてない頃ほどその編曲のところでどれぐらい緻密にきちんとやっていけばいいんだろうみたいな、
スコアアレンジとヘッドアレンジの違い
そういったことを考えてしまって、自分がやっていることが正しいんだろうかみたいな、これでいいのかなみたいなね、そんなことを考えちゃうケースは多いと思うんですけど、昔からその音楽の現場でよくスコアアレンジと、スコアアレンジというのは結構その緻密に楽譜上で細かく細かくアレンジを決めてね、
音と音のぶつかり合いとか、ここでこういうラインがこう絡み合うから気持ちいいとかね、そういったことを細かく決めて作っていく。それがスコアアレンジの方ですけど、それとその愛に対する概念でヘッドアレンジっていう発想があるんですよね。
ヘッドアレンジはスコアに対するヘッドなんで、頭の中でやるアレンジ。楽譜に緻密に書き荒らさないんだけど、演奏者の中で脳内でこんな感じで演奏してみようみたいなところをその場で決めていくっていう。
スタジオとかでよくバンドがやってるやつですね。それをヘッドアレンジって言ったり、頭を突き合わせてみんなで考えるみたいなところのニュアンスも含まれているとか言われたりもするんですけど、そんなようなニュアンスでスコアアレンジじゃない、
もう一個の全体の感じの出方を見ながらみんなで脳内で編曲をしていきましょうみたいなのが一応ヘッドアレンジと言われる。それはバンドメンバーの時もそうだし、例えばバンマス的な人がいて、バンマスっぽい人がその場で決めていくっていうかね。みんなの演奏の癖とか、弾いて出してきたフレーズを整理したりする。
ヘッドアレンジの実践方法(アウトライン作成)
それもヘッドアレンジの一個だと思うんですが、そのヘッドアレンジの方式で、まず慣れてない頃はやっていくっていうのは全然いいと思うんで、もし今DTMとかを使って音源制作をやっている、これを聴いているあなたがやっているのであれば、ぜひそのヘッドアレンジの発想っていうのは十分いろんなところでやられていることなので、
それでやっていっていただければと思います。だからその前提にまず曲をしっかり全体が見えるぐらい、メロディーと後はコード進行とそれを含めた全体の曲構成みたいな感じで、まずはアウトラインを作っておく必要がありますよね。
で、そのアウトラインにさえできちゃえば、こういう流れで、例えばAメロが始まり、でAメロがこれぐらいの長さになった後にBメロが来て、でBメロの後にサビが来ますよみたいなね。そういう流れっていうのがもうその最小限のね、メロディーとハーモニー、コード進行と曲構成の状態でわかるんで。
だから楽器で曲作りしてるんであれば、よく言ってますけど弾き語りのレベルでイントロからアウトロまでね、弾き語れちゃうぐらいのレベルで作りこんどくっていう。で、やっとけば後はもうそれをヘッドアレンジで作っていけるっていうね。
で、DTMでやるときもそのメロディーのトラックとそのもう一個そのコードのトラック、2つのトラックぐらいで曲を作っていくっていうね。
いう風にやるのがいいですね。それでその2つのトラックで一応そのイントロからアウトロまでなんとなくこんな構成でいくっていうのが見えていけばですね、そっからそのヘッドアレンジに持っていける。
それなしでいきなりヘッドアレンジ、曲作りもできたのにヘッドアレンジいきなり行こうとすると、メロディーハーモニーの流れ、その場で考えていくっていうのが求められますんで、そこはさすがに難しいと思うんですけど。
ジャズとかでもよくリードシートっていって、テーマのメロディーラインとそのテーマのメロディーに紐付くコードの流れっていうのを1枚のA音ぐらいの大きさの楽譜にまとめて、
そのリードシートの中身をヘッドアレンジで実際の音源にしていくっていう風にやることが多い。だからメンバー間にはリードシートしか配られなくて、リードシート見ながら、じゃあこっからこう始まっていくからじゃあまず誰が出ようかとか、まずドラムから行こうかとか、まずじゃあトラペットが行こうかとか、そういうようなアレンジをしていくっていうね。
そういう話ができるようになってきますんで。だからまずはやっぱりリードシートレベルのメロディーとコード進行の曲のアウトラインっていうのを作っておくと。
で、それができたらあとはもうご自由にって感じなんですよ。だからヘッドアレンジの前に一応その1個のトラックとかに、DTMでやってるんであればその別トラックにね、ボーカルトラックとメロディートラックとバックのコードのトラックっていうのはできてるんで、それをガイドラインにしてそこからアレンジを肉付けしていけるんですけど。
で、弾き語りとかで作る場合はその弾き語り状態のものを1個別トラックに入れてテンポを合わせてね。テンポ110とかにして、それに110のテンポで弾き語りをして、でそれをガイドラインにしながらそこに肉付けをしていくっていう風にやっていけば、無理なくアレンジはしていけると思う。
ヘッドアレンジでのパート作成と進め方
変にスコアアレンジで細かく緻密に交渉を合わせようって決めてから打ち込もうとすると難しくなっちゃうんで。バンドもそうですよね。バンドとかもあらかじめ決めてからそれをみんなで再現しようとするとすごく難しくなってくるんで、その場でそういう流れを作っていくっていう。
で、そのバンドとかであれば一線を出て音を出すんで、だからドラム、ベース、ギター、ボーカル、ギターというかバッキングがもう1つぐらいあってバッキングとリードみたいな感じ。ドラム、ベース、バッキング、リード、ボーカルみたいな。
やるならその場で一気に作っていく感じになるんですけど。DTMだったら基本はドラムって言われてますよね、ドラムからいって。次はベース。
個人的にはそのバッキングが決まっている方がドラムもベースも打ちやすいんで、やっぱりリード・ギターじゃないバッキングの伴奏になり得るギター、ギターとかベースとかがなってる方がいいと思うんですよね。
だからその弾き語りのトラックとか、あとはDTMで作るならボーカルと伴奏。伴奏のトラックが一応それなりのリズムパターンを生み出していって、そのリズムパターンに沿ってドラムを演奏するし、ベースもそこに合わせていくみたいな感じでやるといいですよね。
で、あとそこからバッキングとって、リードとって、で、歌を本ちゃんのやつを入れるみたいな。っていう風にしてやっていくと、あまりなく4つ5つぐらいのパートであれば重ねていくことができると思うんですよね。
で、それがその出たとこ勝負で、その場で決めていく感じがね、こんなんでいいんだろうかみたいな、こんなその時のノリで決めちゃっていいんだろうかみたいな風には思うと思うんですけど、実際にそういうことがいろんなところで行われて、ヘッドアレンジとして行われているので、それも一つのアレンジの手法だと言えますよね。
で、もちろんそのDTMで打ち込んでいけばもうそれがその確定版としてね、きちんとそのPC上にデータで記録されていくし、オーディオで録音しても記録されていくんで、それはそれでいいと思うし。
で、バンドとかでやるんなら、その演奏内容をきちんとその演奏者がね、覚えておくようにするっていう。で、その状況に応じてきちんとメモ書きをするとかね。
そんなやり方が必要ですよね。ライブでバンドの演奏を再現するとかであればもちろんそうなっていくし、レコーディング目的に入るならもうそれがレコーディングされちゃうんで、もうそれが本ちゃんバージョンって感じになっちゃうと思うんですけど。
ヘッドアレンジの柔軟性とプロの活用
そんな感じでやっていくとアレンジは無理なくできるかなと思いますね。だからアレンジの一つの方法論としてそのヘッドアレンジがあるので、その時々の自分の思いつきというか、全体の流れを見ながらその時々で決めていくっていうやり方で問題ないので、そんな感じでやっていただけるといいかなと思いますね。
サザンの桑田さんもね、「うちはヘッドアレンジなのか?」ってさらっとインタビューで言ってたりとか。いわゆるそういうプロの一流のミュージシャンの皆さんもスタジオでヘッドアレンジで曲を作ってるっていうね。それはかなりまたね、高いレベルでのヘッドアレンジだと思うんですけど。
そういうその時のノリで、じゃあ君がこう来るなら僕はこう行くよみたいな感じでやっていく面白さみたいなのもあって。それが価格反応になったりとか、自分で一人で作ってる時もね、意外とこういうフレーズができちゃったから、そこに意外とこんな別のフレーズを当てたらいい感じになったよとかね。
そういうのもいいと思うんで、ぜひそういう音楽の、特にポピュラーミュージックのスタンダードなアレンジ手法としてそういうやり方もあるんだなっていうところを理解して、編曲と音源制作とかね、バンドのアレンジとかやっていっていただければと思います。
はい、そんなわけでお伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。
はい、では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。