メロディー作りの基礎
耳で聴くうちやま作曲教室ということでやってきますが、最近、メロディーのことを学ぶ勉強会みたいなのをやっていて、メロディー作りに強くなるための勉強会を企画していて、
そこではテキストをみなさんに配って、そのテキストに沿っていろいろ話したり、みなさんで考えたり、そういうのをやっていくんですけど、
そのテキストにメロディーを視覚的に構造として理解しやすくするために楽譜を載せてるんですよね。楽譜というか五線譜。五線があり、音符があり、旧譜があるみたいな、音記号があるみたいな。
そういう五線譜を載せてて、その五線譜に慣れ親しむっていうか、そういうのがメロディー作りの感覚を磨くのに効果を発揮するんですよね。
なんかね、そんな話をちょっと今日したくて、曲作りするときに五線譜使えると便利。こんな話前にしたんですけど、特に自分の曲を五線譜で考えるっていうか、作った曲を楽譜にするみたいな、そういうのもいいと思いますし、
あとは五線譜を読める、読む力。そういうメロディー作りとかの感覚を磨く意味では、五線譜を読めるようになるっていうのは結構大事なんですよね。
ポップスとかロックのコード前提の曲作りとかから入ると、なんとなくコードが鳴ってて、コードの響きの上にメロディーを乗せるみたいなところが基本になってくるんで、
だからあんまり五線譜を使って曲を緻密に作るとかっていうのはやんないと思うんですよね。実際歌いながら作っていくっていうのが曲作りの基本的なスタイルになるし、五線譜の上でメロディーを考えるっていうよりは歌いながらメロディーを考える方が望ましいんで、
ある意味それは必然というか、五線譜に馴染まずに曲作りに慣れていくっていうか、そういう状況が生まれやすいとも言えるんですけど、
でもメロディー作りをするときにメロディーの構造を頭の中で思い描けるかどうかとか、そもそもメロディーがどうなってるかっていうのを理解しておくっていうのは結構柔軟にメロディーを発想する上で結構大事なんですよね。
だからそういう意味で五線譜に慣れ親しむっていうか、そういうのをメロディー勉強会で一環として慣れるような内容を用意してるっていうかね、慣れてほしいんで。
で、そういう五線譜に触れる機会にもしているっていうか、それは私も五線譜がよくわかんない側の人間として、自分の音楽活動を始め、全然わかんないながら五線譜なんていらないよみたいな風に思いながら、
ちょっとこうアンチ、アンチ楽譜みたいな感じで過ごしてきた時期もありましたけど、でその後色々勉強していく中でね、やっぱり楽譜が読めると色々視野が広がるなーってところで、楽譜を慣れないながらも読み始めるようになり、
で最近もね、そんなにその楽譜を読むのが得意かと言われると全然得意じゃないし、なかなかこうよく構造がわかんなくて止まっちゃったりとかよくあるんですけど、でもまぁ一応こういうね立場で活動していると、やっぱ楽譜に触れる機会というのは増えていくんで、
で、多少はね読めるようになってきたと。でその何にもできなかった自分が読めるようになってきたっていうその経緯で、そのやっぱ本当に楽譜が読めると色々ね、音楽を視覚的に捉えることもできるし、
構造を目で見てわかるっていうのはもちろんあるし、頭の中で思い描くときもその構造的な視点をより持ちやすくなると言えるんですよね、五線譜があるとね。だからやっぱりそういう意味でも自分の経験からも楽譜になれるっていうか。
で特に自分が作った曲とかを五線譜に書き出してみるっていうのは結構おすすめなんですよね。で特にメロディなんかはもう本当にただの音符の詰め込まれ具合とかね、音符が描く波とか、そういうある程度視覚的な図解っぽい状態として楽譜を見れるので。
で波がガタガタしてれば、その音符が上行ったり下行ったりしてるってことがわかるしね。で波がグーンって急上昇してれば音が高いところに急にポンって飛んでることもわかるし、その反対もありますよね、上から下にドーンと落ちてるとかもわかるし、逆に音符があんまりなくて2分音符とか4分音符とかスカスカしてれば音が伸びてるなぁとかね、それもわかるし。
メロディ同士がちょっと同じような音符の構造を持ってるとか、その特定のフレーズが関連づいてるってところもその楽譜を通してね、わかったりしますよね。
だから自分はなんとなく歌ってたメロディー、なんとなく歌いながら作ったメロディーを5線譜に書き出すことで、ここのメロディーとここのメロディーが同じ形だったんだって自分で気づいたりとか、そういうのはね結構わかるでしょ。でAメロもBメロもCメロも全部同じような始め方してるなとかね、ここで1個9符が入ってメロディーが始まってる、全部同じ形で始まってるとか、同じ音を使ってるとかね。
いろいろ歌ってるだけだとあんまり気づかなかったような細かいメロディーの構造がその5線譜に書き出すことで結構見えてきたりするんですよね。
で、メロディーがこう長々繋がって、例えば2小節とか3とか4小節ぐらいの長さのメロディーが2回繰り返すようなね、そういう構造になっているとか、そのセクションごとの全体的なざっくりした構造とかもよくわかるし、
なんかAメロとBメロが同じ長さになってるとかね、4小節かける2の長さになってるとか、そういうのに気づいたり、なんかサビがなんとなく普通に歌ってたけど、奇数のね、例えば9小節になってるとかね、15小節になってるとかね、そういうちょっとこう、
まあ偶数であるほどに多少気持ちいいとされている中で、1個小節がワンパランスになってるぞとかね、そういうのに気づけたりとか、なんかそういうのもよくわかる。メロディーラインの構成もそうなんですけど、自分の作りがちな癖っていうか、こういうフレージングがよく出てくるなとかね。
それはいろんな曲をさらに2曲3曲って書き出していくとなおたらわかるんですけど、この曲でもこの形があったけど、こっちの曲でもこういうフレージングがあったぞみたいなね、自分はこのフレージングがよく何気なく歌うと歌いやすいとかね、そういうのがわかったりとかして、だからいずれにしろ自分が作ったものを視覚的にちょっと引きで見ると、
自分のやりがちなものとかね、あとは無意識に生み出したものの構造とかがわかって、とにかくその客観的に自分の曲とか自分が作ったメロディーとか、そういうのを見れるんですよね。
五線譜の活用方法
だからぜひですね、5線譜、なかなかなじみないと思います。DTMとかだとさらにピアノロールにもデータ打っていくんで、だからなおさらきちんと1個の音がこんだけの長さでとかね、8分音符何個分でとかってやるっていうよりは、わりとピアノロールの中で微妙に長さをマニュアルで変えたりとか、
4分音符とも8分音符ともとれない微妙な長さにしたりとかね、なんかそういうような感じで、音符って表しづらいようなものとして作ると思うんですけど、その辺柔軟に向き合いつつですね、自分の作った曲を楽譜にしていく、5線譜にしていくっていうのは結構おすすめなんで、
ぜひちょっとその辺も視野に入れながらやっていってほしいですね。特に作った曲がなんかこうイマイチでとかね、なんか激尺しててとか、作り終えたワンコーラスの状態を振り返るとかって時に効果を発揮すると思うんで、だからそういう感じで5線譜を活用していくっていうのはね、おすすめですね。
本当にそのメロディーが思いついた時にそのメロディーを書き留めるとかね、そういうのでも本当に使えるんで、やっぱり5線譜書けるようになるとね、楽譜書けるといろんなところで音楽を柔軟に扱っていけるようになるっていうのは確か、私の経験として確かな事実なので、
ぜひ楽譜、5線譜ね、慣れるようにしていただいて、それはメロディー分析とかにももちろん使えるし、自分の作曲にも使えると思いますんで、そんな形でぜひ作曲活動にその楽譜、5線譜を取り入れていくっていうのをやっていただければというふうに思います。
はい、そんなわけで、今回は5線譜を使って自分の作った曲を書き出してみるのをおすすめですみたいな、5線譜に慣れ親しんでくださいみたいな、そんな話をしてみました。
はい、お伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。
はい、では今回はこれで終わりになります。
ありがとうございました。