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2025-08-28 14:27

マイナーキーの作曲に関する理論的な話

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マイナーキーの作曲に関する理論的な話

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耳で聴くうちやま作曲教室ということでやっていきますが、今回はですね、ちょっと
たまにやりたくなるんですけど、理論のちょっとですね、突っ込んだ細かいところの話をしてみたくて
理論会ですね、今回。これはちょっともう、そちら側にね、あんまり興味がない人からすると、ちょっと堅苦しい話になるかもしれませんが、なるべく堅苦しくなんないように話したいんですけど、
知っておくとね、結構本当に作曲が1個レベルは上に上がるっていうか、そんな話なんですけど、
マイナーの話ですね、マイナーキーの話。マイナーキー作曲の、マイナーキーの曲を作るための話、
ですね。で、曲作りはまあほとんどの人はメジャーでね、やるし、
で、メジャーキーを前提にいろいろと考えていく。で、マイナーってのは1個、ちょっとこう謎が多いっていうかね、まあそういう存在になってて、まあこんな話はね、
以前にしましたけど、で、マイナーの作曲、マイナーキーの曲っていうのは、メジャーとそもそも全然構造は違うんですよね。
で、そのマイナーの作曲をするときに、こうなんか、前のエピソードでは、そのメジャーとマイナーで平行調っていう概念があって、
Cメジャーの音遣いはAマイナーと同じになるよ、みたいなね。で、平行調のメジャーとマイナーの関係を理解して、
メジャーの音遣いを考慮しながらマイナーの作曲をやるのはおすすめですよ、みたいな、そんな話を以前にしたんですけど、
もっと突っ込んで言うと、マイナー、例えば、CメジャーとCマイナーの場合ってのは、Cメジャーのドレミファソラシっていうね、Cメジャースケールってのがあって、
そのCメジャースケールの音遣いによる曲作りが、Cメジャーキーの作曲みたいな、Cメジャーキーの曲になっていくんですけど、
そのCメジャーのドレミファソラシのスケールの3番目と6番目と7番目を半音下げると、それがCマイナーのスケールになるんですよね。
だからドレミのフラットでファソラのフラットシのフラットっていうその7音ですね。ドレミフラット、ファソラフラットシフラットの7つ。
これを使うと、同じCっていうドっていう音を中心に置いてるんだけど、マイナーのちょっと暗い響きを生み出す音の並び方に変化するっていうかね。
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で、そのマイナースケールを使ってやる作曲がマイナーキーの作曲だし、その例ではCマイナーのCマイナーキーの曲になるような作曲になってくると。
だから曲作りするときに、まずメジャーとマイナーの違いっていうところを、その3、6、7番目の音を半音下げればマイナーキーになっちゃうんだなっていうような判断がまずできるんですよね。
で、そこまではね、以前もちょっとこう話したエピソードとかで言ってるような内容に近いんですけど、さらにそっからマイナーキーってなんだろう、イレギュラー変形パターンみたいなのが2段階あって、
で、その3、6、7番目が半音下がるのはナチュラルマイナーっていうマイナーのスケールなんですよね。で、その3、6、7の半音下がってるやつをせっかくマイナーとして半音下げたのに、その半音下げるのをやめるっていうイレギュラーパターンがあるんですよね。
で、具体的には7番目の半音下がった音を7番目の音だけ半音下げないっていう。だから、メジャーキーのメジャースケールに対して3、6だけ下げるっていう。っていうのが一個また別のマイナースケールとして存在している。それはハーモニックマイナーってやつで、で、さらに3、6、7だったこと6も下げない。つまり6、7を下げない。
つまり3だけ下げる。半音下げる。っていうのが今度メロディックマイナーっていうスケールがあるんですよ。だからまとめるとマイナースケールに3種類あると。で、ナチュラルマイナーっていう一番その基本的なマイナースケールが3、6、7を半音下げたやつ。メジャースケールを前提にしてね。
で、メジャースケールから3、6、7を下げると、半音下げるとナチュラルマイナーになりますよと。そっから7を戻すみたいな。メジャースケールで半音下げたのに半音下げずに戻す。半音下げない。要は3、6だけ下げるのがハーモニックマイナー。
で、6も戻すっていうか3だけ下げるのがメロディックマイナー。っていうそういうマイナースケールのイレギュラーパターンがもうさらに2つ存在している。ナチュラルマイナー、ハーモニックマイナー、メロディックマイナーみたいな3種類あるんですよね。
で、ナチュラルマイナーで曲作りをするときは3、6、7が半音下がってるんで結構コードのメンバー変わるんですよ。さっきのCメジャーとCマイナーで言えば、Cメジャースケールはドレミファソラシじゃないですか。Cマイナースケールはドレミフラット、ファソ、ラフラット、シーフラットじゃないですか。
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で、音使いは結構変わるし、そのドレミファソラシから作られるダイアトニックコードはCメジャーダイアトニックコード、さっきのドレミファソラシじゃない3、6、7を半音下げたCマイナースケールから作られるダイアトニックコードはCマイナーダイアトニックと呼ばれるんで、それまた全然コードのメンバー変わってくるんですよね。
で、そういう音使いになってくるんで、メジャーの曲作りとマイナーの曲作り、同首長の同じドっていう音を、この例で言えばドっていう音を中心にしている場合はかなり違ってくるんですよね。CメジャーとCマイナー、あとは例えばFメジャーとFマイナーとかGメジャーとGマイナーとか、同じ主音を持つスケール同士のメジャーマイナーの関係って作曲の観点がかなり変わってくるんですよね。
今マイナーのスケール自体が2つイレギュラーがあって、それがさっきのハーモニックマイナーとメロディックマイナーっていう別のスケールがあるんで、それがそのマイナーらしさを生み出している3、6、7、半音下がっている音を下げずにメジャースケールの状態に戻すみたいな、そういう変形だと言えるんで。
つまり、ハーモニックマイナーとメロディックマイナーを考慮し始めると、音使いがメジャーに近づいていくんですよね。
だから、例えばさっきの例で言えば、Cメジャーの曲作りをしていると。で、それは散々やったと。で、今回じゃあCマイナーの曲作りをしてみようってやるときに、Cマイナーの曲作りはすごいね、全然メンバーが変わってくるんで、音使いも変わるしコードもメンバーも変わるんで、すごいやりづらさを感じて難しくなるんですけど、
ハーモニックマイナーとメロディックマイナーを考慮し始めると、結局そのスケールがどんどんメジャーに近づいていくんで、だからCメジャーでやってた感覚がちょっとそこに使えるようになるんですよね。音使いがメジャーに近づいていく。で、コードのメンバーもメジャーに近づいていくんで。
だからCマイナーのダイアトニック、ナチュラルマイナーのダイアトニックが使えなかったコードが、メロディックマイナーの観点を取り入れることでメジャーに近づくんで、そのCメジャーのダイアトニックがそこに盛り込めるようになったりするっていう、そういう面白さがそこにあるんですよね。
だからマイナーの曲作りをこれからやっていくときに、マイナーってナチュラルマイナーでやると、かなり演歌みたいなね、ドロドロしたマイナーの暗い感じが出て、で、マイナーの手話音とかトニックとかすごい演歌感があって、暗い感じが出ちゃうんですけど、
そこでハーモニックマイナー、メロディックマイナーってメジャーに寄せていくような変形の、その2つのイレギュラーなスケールの存在を知ることで、ちょっとメジャーっぽさをそこに取り入れながら、マイナーの演歌的なすごい暗い感じを緩和しながら作曲ができるようになっていくっていう、そういうのをちょっと理解してほしい。
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なんかそんなようなことを言いたくて、取り上げてみたんですけど、結構内容としてはね、込み入った感じになっちゃったんですけど、だからメロディックマイナーなんかはもう本当に3番目の音しか違いがないんで、メジャースケールとマイナースケールの。
そう、メロディックマイナースケールって言ってながら、メジャースケールの3番目の音を半音下げてるだけっていう、そこしか違いがないんで。
だから音使いなんかもほぼ同じだし、メジャーとね。あとはダイアトニックのメンバーも結構似てくる。
3番目の音を含むコードっていうのは結構あるんですけど、それなりにやっぱコードはメジャーに似てくる。
マイナーダイアトニックと言いながらもね。だからそういうメジャーっぽさを合わせ持つマイナーみたいな、そういう感じで位置づけられる。
位置づけをすることができるし。で、やっぱりそのメジャーとマイナーの違いっていうのを、3、6、7が半音下がったやつなんだっていうふうに理解できるか否か。
が、その結構マイナーの曲作りを、ある程度こう意図的に、暗さを自分の中でマイナーの
曇ったサウンドを自分の中でコントロールできるか否かにかかってるっていうか、言えるんで。
そんなふうにちょっとマイナーの作曲を位置づけをしてほしいし、あとさっき言いましたよ、以前のエピソードで話しましたけど、マイナーはやっぱり平行調っていう存在があるんで。
今言ったのはそのCメジャー、Cマイナーっていうのは同種調っていう存在ですね。主音が同じなんで。
だからドっていう音を主音に持つ。それをメジャースケールで並べるかマイナースケールで並べるかでCメジャースケールになるし、マイナースケールで言えばCマイナースケールになる。
それとまた別で、Cマイナーの今度平行調っていうね、まったく同じ音遣いをするメジャースケールが存在してるんですよね。
それがCマイナーで言えばEフラットメジャーっていうスケールと同じなんですけど。
だからマイナーと同種調と平行調を理解するっていうのは、マイナーの作曲をうまく乗りこなす時の一個のコツというか力の入れどころになってくるのかなと思いますね。
まあちょっとね、マイナーって本当にその以前も言いましたけど謎が多いんで、なかなか手が出せなかったりね。実際やってみてもなんとなくさっき言ったようにちょっと演歌みたいな感じになって、
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なんか思ってた感じにならないなって終わっちゃうケースが多いんですけどね。
始めたそのやっぱ同種調として、同種調に対する2つのイレギュラースケールとしてのハーモニックマイナーとメロディックマイナーという存在。
さらにそのマイナー、キーに対する平行調のメジャーのスケールというかキーに対して理解を深めることが一個そのマイナーの作曲をね、よりちょっとレベルを上げるポイントになってきますんで。
この辺は音声で話す限界がちょっとあるんですけど、またちょっと機会があればね、その辺も話してみたくて。
マイナーの作曲はあとセブンスとかを使うと高声音が増えるんで、ちょっと暗さが緩和されるっていうね、そういう話もあったりするんで。
マイナーに特化した、そういう話もね、また機会があればぜひしてみたいと思っています。
はい、そんな感じでちょっとね、今回はもうかなり理論に寄せたね話になってしまいましたけども、
マイナーのスケールはメジャースケールに比べて367を半音下げたやつですよと。
その67を下げない、イレギュラーのマイナースケールがあって、それによってメジャースケールに音遣いが近づいていくと。
だからメジャーとマイナーをこう両方考慮しながら作曲をやっていくことができますよみたいな。
それでマイナーキーならではのちょっと暗い雰囲気をうまく緩和したりとか、マイナーの作曲の曲作りの質を高めていけますよみたいな。
そんなような話をね、ちょっとこうたまには話したいというところで、理論全開の話をしてみましたけども、
ちょっとまたね気になるところがあればぜひ調べていただきたいですし、またこちらのエピソードでもいろいろ話してみたいと思いますので、
お最初の内容をぜひ参考にしてみていただければと思います。
はい、では今回はこれで終わりになります。
ありがとうございました。
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