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耳で聴くうちやま作曲教室ってことでやっていきますが、
ポップスとかロックの作曲におけるコード進行はですね、その曲のキーのダイアトニックコードっていうね、
キーの音をコードに置き換えたようなコードのグループを使うっていうのが基本になると。
その話をよくね、このポッドキャストでもしてまして、そのダイアトニックの中でも、
手話音って言われるダイアトニックの一番目のコード、Cメジャーで言うならCのコード、Dメジャー、ダイアトニックで言うならDのコードですね。
手話音のコードがめちゃくちゃ安定感があるんですよね。
そのキーのハーモニーを象徴するような、紛れもないそのキーですよっていうようなね、
そういう説得力のある安定感のある響きを持ってるんで、
前にね、このポッドキャストのエピソードでも話しましたけど、
手話音のトニックと言われるコードをあんまりにも出しすぎると安定しすぎちゃうんで、
それを避けるようなね、トニックを意識的に出さないようなコード進行っていうのも面白いですよみたいな、
そんな話を前にエピソードでしたんですけど、
その手話音のトニックの安定感でもほんとすごいんで、
だからそこからですね、いろんなコードに行けるっていうかね、
その手話音のコードの先でいろんなコードが想定できちゃうっていう、
そういう特性を持ってるんですよね。
で、例えば曲で言うならAメロとかねサビとかって、
その特定のセクションの一番頭に手話音を持ってくる、
トニックを持ってくるCメジャーキーの曲であればCのコードからサビが始まるとかね、
Aメロの頭がCになるとか、そういうケースは多いと思うんで、
その2個目のコードをCからいったらC以外のいろんなコードが想定できるっていうか、
何を置いても結構合うっていうね、安定してるんで、Cが。
そういう特性があるんで、だから2個目のコード、いろいろ行けますよっていうね、
いろいろ行ける説みたいなものがあって、
それを元にすると、いろんなコード進行のパターンがそこから想定できると言えるんですよね。
そこをちょっと話してみたくて、
トニックのコードから、作曲をしている皆さん、ダイアトニックでコードを選んでいくと思うんで、
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例えば今言ったCメジャーのキーであればCのコードがまずあると、
Cのコードの次なら行って、次、Cから先どうするかっていうとき、
だいたいダイアトニックのAmとかFとかGとか、
ダイアトニックのメンバーっていうのは皆さん想像つくっていうかね、
1個目のコードとしての選択肢として普通に入ってくると思うんですよね。
で、その辺はCの2個目のコードとしては初級編っていうか、
想像の範囲内って感じじゃないですか。
で、あとはそのダイアトニックも3音音盤とセブンス盤があるんで、
だから同じようにそのキーの音を使ったダイアトニックっていう観点で、
それを3音でシンプルに行くか、セブンスでちょっと装飾していくかっていう選択肢を持ってって、
だから今言ったC、先にAmで行くならAm7になったりとか、
FがFM7になったりとか、GがG7になったりとかね、Dm7とか、
Cメジャーの例言ってますけど、今の例は1番目のコードから6番目、ダイアトニックの6番目に行くとか、
ダイアトニックの4番目に行くとかっていうようなダイアトニックの中で、
それをしかもセブンスで表す、3音で表すって選択肢が持てるんですけど、
その辺まではある意味初級って感じ、セブンスも含めて初級って感じなんですよね。
で、その先に今度、セカンダリードミナントっていうダイアトニックの1番目、あと2番目、
それから3番目と6番目とかが多いんですけど、それをセブンスにしたDmじゃなくてD7とかね、
AmだったもののA7とか今のCメジャーの例で言えば、
Cの次に今までだったらAmって言ってたけど、ダイアトニックで言ってたけどAmじゃなくてA7にしちゃうとかね、
Emって言ってたのをE7にしちゃうとか、っていう風に何とかセブンっていうコードに行くっていう、
そういう進行も今のCメジャーの例で言えばCの一個先として連想できるとか、
あとはダイアトニックの名前も話しましたけど、動詞調っていうね、今のCメジャーの先に今度Cmっていう、
同じCっていう音を中心に持つ、けど今度音のその並びがスケールがマイナースケールで、
ちょっと暗い音の並びを持っているCmスケールを使うCmのキーがあると。
Cmのキーにあるコードもその一個目の今の例で言えばCメジャーのCのコードの先にこのマイナー柄のコードをそこに持ってくることができる。
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これは具体的には7番目の音のフラット、だからこの例で言えばBフラットとか、
あとは6番目のフラット、今の場合6番目AmなんでAのフラット、だからAmのルートのAをフラットさせる。
Aフラットっていうコードとか、あとは3番目のフラットですね。3番目はEmなんでEフラット。
Cメジャーで言うところのBフラット、Aフラット、Eフラットの3つが使えたりとか。
そういう動詞調のマイナーからコードが使えたりとか。
あとは4番目のFがこの場合FがFマイナーになったりとか。
これサブドミナントマイナーってやつですけどね。そういうのが使えたりとか。
あとはディミニッシュコードとかもCの先に結構柔軟に入ってくるんで、
今このCメジャーの例で言うならCシャープディミニッシュとか、あとはなんだろうな、
Gシャープとかも入りますかね。そういうディミニッシュ系が柔軟に入ってきたりとか。
あとはさっきのセカンダリドミナントを2-5っていうコード進行で分割して、
マイナー7と7で繋げたりとか。
ちょっとこのPodcastの音声で伝えるのが難しいんですけど、とにかくいろんなコードに行くことができる。
だからその可能性を探ってほしいっていうのが、ある意味ここでお伝えしたい話の趣旨ですね。
だからCっていう、Cメジャーの例で言うなら、Cっていうコードが頭に来て、
2個目のコードダイアトニックの中からなんとなく探すっていうのはみんな基本になってくると思うんですけど、
ダイアトニック以外もめちゃくちゃいろいろいけるんですよね。
Cが安定しまくってるんで、この例で言うCがね。
その曲のキーで言えば、その1番目のダイアトニックの主和音のコードが安定してるんで、
いろんなコードをその先に想定できるっていう。
だからダイアトニックに限らず、そこからちょっと外れるようなコード進行っていうのをいろいろ探ってみてほしいと思いますね。
結構自分の中で理論的に裏付けがあんまり取れてないけど、あれこれコードを当てているうちに、
これかっこいいなっていう響きが意外と見つかったりするんですよね。
それが意外とね、実は理論的にこういう裏付けがあったっていうのは後々気づいたりするんですけど、
でもあんまりその辺は深く考えずに、
ギターの弾き語りとかで作ってる場合は、あれこれ弾きながらですね、
いろんなコードをその主和音のトニックの一個先に置いてみるっていうのをやってほしいですね。
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そうするとコード進行の流れとしては、
1番初めに安定しているトニックの音がバーンとハーモニーで入ってくるじゃないですか。
2個目のコード、なんとなくリスナーは定番のハーモニーが来るかなっていう感覚で聴いてるんですよね。
そこに全然定番を裏切るような特徴的なサウンドがグーンと入ってくると、
ちょっとハーモニーとしてはすごいインパクトが出るっていうか、裏切られるような感じっていうかね。
そういうような効果をそこにもたらすことができるんで、
だからハーモニーの意外性っていうのを探る意味でも、
そういうCの、今の例で言うCですね、トニックの安定感とその安定感を利用した、
そこから遠く離れたような意外性のあるコードっていうのを活用できると思います。
これはメロディに関しても同じですね。
だからダイアトニックにないコードがそこに入ってくると、
ダイアトニック外の音、つまりキーから外れる音がそのコードに含まれることになるんで、
そのキーから外れる音を意識的にメロディに使うことができるようになると。
メロディのラインもちょっと独特なものにできるっていう、
そういう面白さを生み出せるんで、
ぜひですね、そんな感じでそのトニックの安定感と、
その安定感によるそこからの発想の飛躍というか、
コードの意外性のあるコードっていうのをうまく使ってですね、
ぜひ特徴的なハーモニーっていうかコード進行の展開っていうのを生み出してみてほしいと思います。
はい、そんな感じですね。
いろんな曲もね、そういう風に作られてるケース結構あるんで、
だから2個目のコードでちょっと特徴的な、
あんまり耳慣れないようなコードを入れるっていう、
そういう風に作られてるケースよくあるんで、
それは曲分析とかをしてもいろいろ学べると思いますんで、
そういう既存の曲も参考にしつつですね、
トニックの安定感を活用した意外なコードの展開っていうのをね、
ぜひ作り上げてみていただければと思います。
はい、そんなわけでお話した内容ね、ぜひ参考にしてみてください。
はい、では今回これで終わりになります。ありがとうございました。