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耳で聴くうちやま作曲教室ということでやってきますが、今回はまたちょっと技術っぽい話をしてみたくて、
メロディーのね、そのメロディーラインの話なんですけど、メロディーってそのキーの音を使って、
例えばCメジャーキーであれば、そのCメジャーキーの音、この場はドレミファソラシですけど、ドレミファソラシを使って、
その音をね、繋げてメロディーライン、メロディーラインにしていくということは言えるんですけど、そのドレミファソラシを使うときに、
その音をこうなだらかにね、繋げるやり方と、あとそのなだらかさをちょっと裏切るように、途中にこうポーンってね、急にハイトーンに飛ぶように作るとか、音を急に跳躍させるやり方があって、
あと同じ音を連打するってのもあるんですけど、3種類あって、進め方って意味ではなだらかに行くか、跳躍で行くか、音をそのスケールの音を順番になだらかな階段になるようにとっていくか、階段をこう1段飛ばしとか2段飛ばしになるようにとっていくかっていう取り方、
あとはその進め方じゃないんですけど、まあ進んでないんですけど、同じ音を連打するか、その3種類しかなくて、でその歌メロとかで言うなら、なだらかな階段っていうのはみんなね、歌メロとして自然なんですんなり作れるんですよね。
あとそのなだらかな階段の中に、こう1箇所ポーンって音を急に高いとこにこう跳躍させる、いきなり高いとこが入るみたいなのも、なんとなく一般的な音楽の良いメロディーの、よくあるパターンとして耳に馴染んでる人はそういうのも作れるんですけど、その辺はね、よくある作曲の1個のメロディー作りの手法で皆さんができるんですけど、
これ1個その盲点っていうか、意外とやってないのが、そのなだらかのちょっと幅があるやつを連結させるっていうね、その手法ですね、その手法の紹介、その手法を今日紹介したいっていうね。
すごいここまで時間かかってましたけど、そんなところをね、ちょっと思ってて、で例えばそのなだらかで行くならドレミファソンみたいなララララみたいなメロディじゃないですか、でドレミファソンから例えばドソンみたいな急にこう高いとこに飛ぶみたいなドレミファでんで、タラララって行ってそこからタララララみたいなメロディになりますよね。
で、それはまあみんなできると、その2個はね、なだらかとなだらかの中に急に跳躍するやつが入る。で、その中間のそのなだらかの幅をちょっと広げる。だから隣の隣とか、隣の隣の隣ぐらい。で、跳躍ってね、結構イメージとしては隣の隣の隣の隣ぐらい。だから階段でいう4段飛ばしぐらいの跳躍をみんなイメージするんですけど、
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そうじゃなくて1段飛ばしぐらいを連携させるやり方ですね。で、これ結構まあ、あのボップスロックのヒット曲のサビの頭とかでよく使われているやつで、これは作曲家さんがどこまでそれをね、そのアーティストの方とか作家さんとかがまあ考えてやってるかっていうのはまあその方のみと知るところだと思うんで、
まあ我々はね、その音源とか楽譜とかを見てひたすら分析するしかないんですけど、でもそういうそのちょっとなだらかよりも幅が広いものを連携させているパターンが割と多くて。
で、そのなだらかは隣に行く、でそれは2度なんですけど、2度っていう音程なんですけど、まあ度から0とか0から3ですね。まあ度を1度と捉えて、度を0で2度ですね。ただ0から3も0を1度にして0、2とか、3から4も2、4とかね。2度の中はまあその長2度短2度ってさらに細分化するんですけど、まあ一応度数では2度ですね。
それがまあ隣に行くなだらかのやつ。で、上も下も両方もちろん行けるんですけど、低い方のなだらかとか高い方のなだらかとかね。で、両方行けて、でその調約がまあその間を飛ばすやつなんで、まあ2度以上、2度、3度以上か、2度よりも先の調約ですね。
だからドレミで言えば、まあドからレは順次っていうか隣に行くやつ。で、そっからドレでミに行くやつ、ドからミに行くやつ。まあもう調約っていう扱いになってきますよね。それはまあ3度、ドレミなんで、ドからスタートして、ドが1度なんで、ドレミで3度のまあ調約とか、ドレミファ、ドからファは4度ですね、ドレミファね。
そういう風に捉えるんですけど、そのドからソとか、ドレミファソ、5度とか、ドレミファソ、ドレミファソラ、ドからラとか、6度とかなっちゃうんで、まあそういうのは結構もう連結すると、なかなか音の幅が広がりすぎちゃうんですけど、3度の連結とかってよくあって、例えば米津玄師のレモンって曲があるんですけど、あの日の悲しみさえ、
あの日の悲しみっていうとこが、まさにその3度の連結になっているんですよね。その順次進行のなだらかじゃない、でもすごい音が飛んで飛んでるわけでもない、微妙なちょっと幅の広い音程が連結されている。
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で、その感じがレモンのサビの頭の気持ちよさになってたりとか、あとまあよく私が勉強会とかで例にあげるのは、ロビンソン、スピッツのロビンソンって曲ですね。で、あれは、誰も触れないじゃないですか。
で、あのサビがね、あのメロディーがあって、その誰も触れないの、誰もさがまさにその跳躍の連結で、で、誰って下がっているのが6度で、確か下がってるんですよね。
誰でレモが4度で上がってる。4度でレモさで、誰レモさが3度かな。で、全部その順次進行ではない、隣に行っているわけじゃなくて全部跳躍が2回3回ぐらい連結されているんですよね。
それがロビンソンの頭のちょっとかっこいい感じっていうか、インパクトがある感じにつながっているっていうふうに分析できますね。
だからそんな感じで、結構なだらかよりは明らかにインパクトのある進行にできるし、なだらかの中に急に跳躍が入るっていうより、より作為的なメロディーな感じになるんですけど、かっこいい感じが新しい感じが出せるんで。
ぜひその跳躍を連結するメロディーっていうのを考えて作ってみてほしいと思いますね。
メロディー作り、歌物のメロディーってやっぱり歌いながら考えていくのが基本になるんで、寝がわくば歌いながらやれるといいんですけど、
跳躍メロディーってなかなか音程が取りづらかったりするんで、なかなか歌メロで出てこなかったりするんですよね、急にね。
なだらかメロは歌いながらすぐ出てくるんですけど、跳躍メロって、特にその跳躍の連結メロはなかなか出てこないんで、
だからある程度その楽器を使って、間を一音飛ばすとかね、ドからミに行くとか、ミからソに行くとか、そういう3度の跳躍を自分で歌ってみるとか、
ドからファに行く4度のね、跳躍を歌ってみるとか。
ドファラっていうだけでも、ドからファなんて4度で、ファソラが3度なんで、4度3度の連結になりますよね。
そういう風に自分で楽器で跳躍連結メロを作って、それを歌って、無理がない歌メロとして歌い心地を確認しながらそれを採用していくっていう風にやる。
そんな感じになる気がしますね。その跳躍連結メロをもし本当に導入していく場合ね。
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特にサビの頭とかはインパクトを出すのにすごい使えると思うんで、サビ作るぞってタイミングでちょっとそういうのを意識してみる。
もちろん頭から連結で行くのもいいし、頭はなだらかに行って途中から連結がポンポンってね、3つぐらい連結が入るとかでもいいし。
でも連結があまりにも広すぎると、上に上がり続ける感じになるんで、だからやっぱ3度とか4度ぐらいの連結であればなんとかね、下から上がっていく感じでつなげていけますし、
あとはロビンソンみたいに上から6度で一気に下がって、下がった真下から4度3度ってね、上にググって上がっていくみたいな風にも作れるんで、
だから下がり方向の跳躍と上がり方向の跳躍を連結するっていうこともできるし。
そんな感じで歌うのに無理がない、音域も意識しながらやっていく必要がある。
あとその連結もただ単に普通のリズムの中で跳躍連結するだけでやっぱつまんないんで、リズムでちょっとそれを料理するっていうのも大事で、レモンなんかまさにね。
あの日のかな、タタンタタン、タタンっていうリズムが気持ちいいんですよね、そこに跳躍の3度がポンポンって入ってる。
3度跳躍をリズムでうまく料理してる感じがその気持ちいい、メロディーの気持ちよさにもつながってるんで、
だからその辺も意識したほうがいいですね。
その辺がうまく全部がっちりはまると、すごく音程も跳躍の連結でちょっと特徴的だし、リズムもちょっとインパクトあるし、みたいな風に独特なメロディーを作っていけますんで、
ぜひそのあたりも考えながら、今回言ったパターンのメロディーっていうのを取り入れていってほしいと思います。
はい、そんなわけで、今回そのメロディーの構造の提案ですね、またね、提案系の今回の話になりましたけど、
その跳躍の幅が狭めの3度とか4度ぐらいの、そこまで跳躍しすぎてない軽い跳躍を連結するメロディ、
跳躍連結メロのその内容の紹介と、それを作る時のコツっていうかね、こんなことを考えながらやっていくといいですよみたいなね、そんな話をしてみました。
ぜひその跳躍連結メロでね、インパクトが残る、インパクトのあるサビメロとかね、いいメロディーをね、ぜひ生み出していっていただければと思います。
はい、そんなわけで、お話した内容ね、ぜひ参考にしてみてください。
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はい、では今回これで終わりになります。ありがとうございました。