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耳で聴くうちやま作曲教室です。
この間、SNSでコードの構成音を一覧にした表を共有しました。
コードは、それぞれのCというルート音から作られるコードの構成音を例に挙げて、それぞれの音の関係を一覧にした図を作りました。
コードを初心者の人は、より柔軟に扱っていきたいという思いがあると思います。
その時に、コードの中身を構造的に理解することが大事です。
コードを自分でも生み出せるようになるとか、音を中身に変えて違うサウンドを生み出すとか、音を加えてそこに色合いをつけるとか、
そんなことをやるためには、その構造を理解しておく必要がある。
それさえわかれば、それをギターでも生み出せるし、コードのサウンドを表現できるし、ピアノでもいけるし、DTMの環境でデータで打ち込んでそれもできたり、
専用の機材でコードのサウンドを表現するとか、バンドのアンサンブルで他の人が鳴らしている音に自分が違う音を鳴らしてコードを組み立てるとか、
そういうこともできるんですよね。
弾いては作曲というか、全体のハーモニーのアレンジ力につながっていくということが言えるので、
ぜひそのコードに強くなるために、コードの中身の構造を理解するというのはやってほしいと思うんですよね。
そもそもコードっていうのはイコシステムなんで、
例えばCっていうコードがあると、そのCっていうアルファベット一文字でこういう音の関係を表しますよっていうルールをシステム化したものだと言えるんですよね。
アルファベット一文字の場合は、何らかの音がまず土台になると。
その土台になる音をルート音って言うんですけど、CD、FG、ABがドレミファソラシなんで、
Cっていうコードだったとしたら、Cのルート音はドレミファソラシのドの音になると。
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で、ドの音をルート土台にして、そこから3つの音を重ねた状態がCっていうアルファベット一文字のコードなんですよね。
で、コードは基本的に3度の音程で積み上げていくんで、
まず3度の音程にあるミの音、ドからミの音ですね。
それは3度っていうのは、これも音程に関してね、ちょっとこの音声で詳しく話すのはなかなか難しいんで、ぜひちょっと調べてほしいんですけど、
端的に言えばドレミファソラシっていうピアノの発見に相当するものとか、音名ですね、ドレミファソラシの音名の場所でスタート地点を1と数えて、
そこからドレミファソラシって音が離れるごとにドレミみたいな感じで、1,2,3っていう風に度数が増えていくと。
だから、ドからド一論にしたら、ドレミで3度がミの音ですね。
で、例えば、ドレミファソだったら1,2,3,4,5、ドレミファソが1,2,3,4,5で、ドからソが5度みたいな感じになると。
で、そのドミソのCメジャーの音で言えば、Cのコードで言えば、ドっていう音がルートになって、そこから3度の音と5度の音を重ねるっていう。
そういう音の重なり具合をアルファベットで示してますよっていうルールなんですよね。
で、その3度も、詳しく言うと、短3度と長3度っていうね。短い3度と長い3度っていう2種類の3度があって、
それによってまたそのコードネームが異様に変わってくるんですけど、そのメジャーコードの場合は長3度っていう長い方の3度が重なっている状態を指しますね。
ドからミは長い3度なんで、そのままね、それがミが入ればいいんですけど。
で、5度は完全5度っていう音程になってて、で、完全5度が重なることで、今言ったドとミとソであれば、ドがルート、ミが長3度、ソが完全5度ですね。
で、ド、ミ、ソの3つ、ルート音と、そこから長3度の音程にあるミの音、完全5度の音程にあるソの音の3つが重なってCっていうね。
メジャーコードのCっていう、アルファベット1文字のCっていうコードができているっていうルールなんですよね。
その1文字のアルファベットで表す和音のサウンドは、そういう関係にある音の和音を表していると。
で、それがわかれば、例えばFとかね、Gとか、あとは思っていればAとかEbとか、ちょっと馴染みがないものでも、ルートの音が1個定まれば、
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そこから長3度の音と完全5度の音に相当するものをそこに重ねれば、そのルート音から成り立つアルファベット1文字のコード、
Aとかね、CDのDっていうコードネームの持つコードを作りたければ、CDなんて同例なんで、例の音をルートにして、
で、レからサウンドの音なんで、で、ミ、ファじゃないですか。で、ファの音。で、この場合ファは、レからファは単サウンドになっちゃうんですよね。
だから、メジャーコードにするために長3度にする必要があるので、ファをシャープさせる必要があると。で、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、1、2、3、4、5、レ、ミ、ファ、ソ、ラですね。
レからラが完全5度。これは完全5度なんで。なんで、レがルートにあって、で、長3度のレ、ミ、ファ、ファの音。
シャープさせるんで、レ、ミ、ファ、シャープですね。レとファのシャープ。で、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、1、2、3、4、5、ラですね。
レとファのシャープとラの3つで、Dっていうコードが作れますよみたいな風に。それで理解するんですよね。
それがわかってると、いろんなコードをそういう風に作っていけるんですよね。マイナー7とか、さっき言ったディミニッシュとか、
フラットファイブとかね、その中身の音程が全部理解できていれば、あらゆるコードを自分で作れるようになる。
そういう素晴らしい未来がそこに待ってるんですよね。そのシステムがわかってるとね。
それはコードが、コードネームイコール1個のコードの響きみたいな風にぼんやり覚えちゃうと、
それを毎回毎回、コードネームなんだっけって言って、フォームを自分でね、演奏フォームを確認して演奏するとか、
打ち込むなら、コードの音程の関係なんだっけって言って、自分で調べて、自分で打つみたいな風になっちゃうんですけど、
仕組みがわかっていれば、自分で見なくてもすぐパッて作れるようになったりとか、そういうものに頼れないような局面で、
コードを自分で生み出していけるようになるんで。だからやっぱりそのコードの対応力というか、コードを柔軟に扱っていけるようになるために、
まずそのコードっていうものそのものがシステムだという音の音程の関係、音の重なりっぷりの音程具合をアルファベットと数字、アラビア数字とかで表した
システムであると。誰かが発明した暗号、コードイコール暗号みたいなもんですけど、暗号の中身のシステムをまず理解すると。
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システムが理解できていれば、そのコードを自分で生み出せるようになるんですけど、そのコードのシステムを理解するために音程を理解する必要があるんで、音程の知識も入れる必要があるんですよね。
音程の知識をもとにそのコードのシステムを理解すると、自分でもそのコードをいろんな場所で柔軟に作っていけるようになると。
そんな感じですね。その構造はもうどんな場合でもその普遍というかね、変わらないので。だからルート音を変えて、その今言った超3度、完全5度みたいなことを重ねるとか。
ディミニッシュコードとかだったら単3度、減5度、減7度っていう音程の4つの音ができているのがディミニッシュコードなんですよね。
その単3度ってなんだっけとか、減5度ってなんだっけとか、完全5度を半音下げると減5度になるんですけど、あとは減7度とかね。減7度は単7度のさらに低いやつ、さらに一個半音下がったやつが減7度なんですけど。
減7度はあまり出てこないんですけど、ディミニッシュぐらいしか出てこないんですけど、そういうやつとか。あとはシャープ5とかね、5度を半音上げる、増5度にするやつとか、サス4とかね、3度がなくなって4度になるとか、そういうやつとか。
それを全部音程で理解すると、音程とシステムか、コードネームが意味するシステム。理解することで自分でもコードを作っていけるようになるんで。だからそういう理解をね、ぜひ深めてほしいと思いますね。
どうもそのコードって、なんかね、ちょっと雲をつかむような存在っていうかね。クラシックピアノの演奏してきた人でさえ、やっぱそのコードって言われると急にね、わかんなくなっちゃう人結構多くて。
クラシックピアノを演奏してきたからこそわかんないとも言えるらしいんですけど、コードって結構そのポピュラー音楽のジャズとかそっち側のほう、つまり昔の古典じゃないものとして、現代的なものとして発明されたシステムなんで、よりわかんないっていうことらしいんですけど。
私はね、すごいそれが意外だったんですけどね。クラシックピアノをあんだけバンバン弾けてる人が、コードね、CM7弾いてくださいって言ったら、なんですかってなっちゃうっていう。言われるとわかるらしいんですけどね、中身をね。あの和音ね、みたいな感じでわかるらしいんですけど。
だからやっぱその中身を、特に作曲の初心者とか慣れてない状態でコードについて理解を深めたい場合には、コードはシステムであるというところを理解して、そのシステムを読み解くために音程の知識を理解して、それぞれのコードがそれぞれに応じた音程で成り立ってますよってところをね、
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把握することで自分でもいろんなコードを瞬時に作っていけるようになるんで、ぜひそういう視点でね、いろんな情報を身につけていってほしいというふうにね、はい、思います。
はい、そんな感じで、今回はそのコードがコードネームというものによるシステムであると、そのシステムを理解することでいろんなコードをね、柔軟に扱っていけるようになりますよっていう、はい、そんな話をしてみました。
はい、お伝えした内容ね、ぜひ参考にしてみてください。はい、では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。