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耳で聴くうちやま作曲教室ってことでやってきますが、作曲始めたばっかりの頃の私は結構、自分の曲が大好きで、大好きすぎたみたいなところはあるんですけど、正直ね。
まずはその話をしてみたくて、当時の自分って、本当にその曲作りがもう自分の中の一個のアイデンティティみたいになってて、で、曲作りできる自分が誇らしくて、もうしょうがなかった。
16歳、17歳、高校3年間はもうほぼそんな感じでしたかね。で、曲作り、学校から帰ってきて曲作りをする、ギターを抱えてメロディを考え、で、曲をラジカセに録り、作詞をして、で、それを友達に聴かせて、ワイワイやるみたいなそんな日々を送ってたんですけど。
で、その自分の曲が本当に大好きだったんで、だからその人に聴かせたいっていうのはあんまりなくて、むしろ自分で聴きたいっていうかね、自分の作った、自分が作った自分の曲を自分で聴きたい。
で、自分の曲を聴いて、自分でいい曲だなーって感動して、自分が作ってるくせにね、感動するんですけど、自分で感動して、で、その世界にね、一つだけのオンリーワンな一曲を作れるこの自分はなんて素晴らしいんだみたいな風に、そこに酔うっていう、その状況に酔うっていうね、それをやってたんですけど。
で、それが今思うとね、もう結構怪しいやつなんですけど、でもその、その要は誇り?その自分の曲を自分で作れたっていう誇りとか、その自分の曲が大好きすぎる自分のね、そういうその当時の環境とか状況が、まあその作曲の上達にすごい効果があったっていう風にね、今はそう思えるんですよね。
だから自分で作った自分の曲を、まあその作ってる時は、もうなんか早く聴きたいんですよね、自分のその曲をね。作ってる最中なのに、この今作ってるこの曲の完成版を早く聴きたいみたいな気持ちで作ってるんですよね、自分はね。
で、その早く聴くためには、そのやっぱり作りきらなきゃならないんで、だから頑張って作ろうっていう気持ちにそれが転換されるっていうかね、そういうのがあったんですよね。
で、さらにその自分で作って自分でいい曲だなって感動したいんで、だから自分のその今作ってる曲をいい加減にしないっていうか、感動するためにこういう感動的な流れが考えられるんじゃないかとかね、こんな感動的なメロディーはどうだろうみたいな。
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とかメロディーに合うコードがこれじゃないこれじゃない、もっとこっちだなとか色々考えながらあれこれ探ったりとかね、そういうふうにこう作曲活動におけるあらゆる試行錯誤もその自分を喜ばせるために頑張れたっていうかね、そういうのがあったんですよね。
だから自分の曲を自分で一生懸命頑張って作ろうと思えたし、きちんと作りきりたいと思えたし、早くダラダラやらずにテキパキ作るっていうところもやれたし。
あとその曲作りも色んなバリエーションがあった方が飽きないで自分も聴けますよね。だから自分一ファンである自分が楽しく聴き続けられるように色んなパターンの曲を作りたいっていうふうに思ったし、それで色んな曲を作る、その曲を作るために色んな曲を聴いて、このパターンあるんだな自分も作ってみようかなとか、こういう新たなコードがあるんだと。
これを自分の曲に取り入れてみようかなっていうふうに、色んな曲を聴いて、その当時は曲分析っていうほど行々しいイメージは持ってなかったですけど、でもそういう色んな曲を聴いてそれを自分なりに紐解いて、それを自分の曲に取り入れるっていう、それによって作る曲の幅を広げるっていうところもできてたんですよね。
で、結局作曲としては、作曲活動として続くし、曲がきちんとできるし、作品が増えるし、作る曲の幅も広がるんで、作曲のレベルも上がるっていうところに持っていけたんですよね。
だから自分が作った、それもこれもね、自分が作った自分の曲を聴くのが大好きすぎる当時の自分の性格っていうか、作曲活動のやり方によるものっていうふうに思うんですよね。
だから曲作りしてるとね、こんなに自分の曲をね、自分で好きって言っていいんだろうかみたいなふうに自分の曲を認めている側の人は思ったりすると思うんですよね。
で、前にね、話したこともありましたけど、やっぱり曲作りやる以上、やっぱり一番のファンは自分であるべきだし、作曲者である自分が自分の一番のファンであるべきだし、特にその作曲に慣れてない頃はもう本当に自画自賛、自画自賛なら自曲自賛とかたまに言ってますけど、自分の曲を自分で称えるっていうね。
まあそういうやり方で全然いいと思うんですよね。で、自分の自画自賛によってそういった良い効果が生み出せるんで。
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で、もちろんそれをね、人にどうだ、良い曲だろうっていうふうに自慢しちゃうとちょっと話が変わってくるんですけど、自分の閉じた環境でね、自分の曲を自分で聴いて、自分で良い曲だなっていう分にはもう誰にも迷惑かかんないんで、だからもうひたすらそのモードに入り込んでいけばいいし。
で、それを自分の中でもっときちんと作るなら、きちんと音源にするのもいいし、弾き語り状態で感動できるなら、それでも全然いいし。
で、あとその当時自分も作詞もやってたんで、作詞の方の同じような効果もあったんですね。きちんと歌詞を書かなきゃみたいなっていうふうにも思えたし、だらだらやらずに歌詞をしっかり書き切るっていうかね、そういうとこにも持ってけたし。
だから本当にいい効果がありましたね。それでよく言ってますけど、曲作りして作品ができれば作品がたくさんたまっていくその満足感っていうかね、それがライブラリーになっていく。
当時自分はノートに手書きで、PCもない、スマホもないじゃん、手書きでノートに歌詞を全部書いて、書き込んだ歌詞の上にコードをポンポンって振って自分の自作曲のオリジナルのコード譜を作り、ノートに手書きで。
で、そこに上の方にタイトルを書いて、曲のタイトルを。で、右側の方に作詞作曲って言って自分の名前を書いて、で、そのコード譜のノートを専用ノートみたいなのを作ったんですね。で、そこに自分の曲が一曲一曲たまっていくんですよね、作るたびに。
で、そのノートを作曲じゃないタイミングでペラペラってめくると、自分の曲がずらずらずらーってとこにあって、そこに全部コードが振ってあって、で、それをたまに引っ張り出し、自分でギター抱えて自分の曲を自分で弾きながら楽しむみたいな、そういうね、ちょっと怪しい暮らしをしてたんですけど。
そういうことも、見た目的にバラバラでめくって曲がいっぱいたまってきてる感じとかも、やっぱり作曲できる自分をより誇らしく思うっていうかね、達成感満足感につながったしね。で、それはもっと作曲したいっていう気持ちになってたし。
だからやっぱり自分の曲を自分で好きになるっていう効果って本当にあると思うし、自分の曲大好きで全く問題ないんで、そういう気持ちを持ってる人、自分の曲を結構何回も自分で聴いちゃう。
で、こんな手放しで褒めたたえていいんだろうかみたいな風に思ってたら、もう全然それでいいんで、そういう風にやってほしいですね。で、自分の中でいい曲だなって感動するみたいな自分の曲を聴いて、それをもうひたすらやって、存分にそれを楽しんでほしい。
高校生当時の私のようにそんな感じでやってほしいですね。やっていけば必ずそれが作曲の上達に良い効果を発揮しますんで、そんな感じで自分の曲を大好きになる作曲活動っていうのをお勧めしていきたいと思います。
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はい、というわけで、今回は作曲の初期の私が自分の曲が大好きすぎたみたいな、大好きすぎたんですけど大好きすぎたことで、作曲活動の活性化にすごくそれが良い効果をもたらしたよって、だから自分の曲大好きでいいんですよっていうそんなような話をしてみました。
はい、お伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。はい、では今回はこれで終わりになります。ありがとうございました。